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生食感で「チェルシー」復活 函館・道南食品 ブランド継承 道産素材使いキャラメル風に /北海道

 2024年春に販売終了となった明治のキャンディー「チェルシー」が、北海道限定品の「生食感チェルシー」として再登場した。ブランドを継承したのは、子会社でキャラメルの製造を得意とする道南食品(函館市)。開発担当者は「北海道を代表する菓子に育てたい」と意気込む。

 元祖チェルシーは英北部スコットランドのキャンディーを参考にして1971年に発売。外国人の少女が「あなたにも、チェルシー、あげたい」と話すCMで話題を集めた。だが、近年は販売が低迷し、今年3月に終売が決定。公表時に悲しむファンの声が相次いだ。

 「実はそのころ、新チェルシーの開発が始まっていた」と語るのは、道南食品開発グループの木村幸乃さん(25)。明治は何とかブランドを残そうと、年明けに道南にリニューアルを打診。同社は「国民的商品なのでぜひとも協力したい」と快諾し、継承が決まった。

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