毎日新聞社は「人間ひとりひとりの尊厳とふれあいを重んじます。生命をはぐくむ地球を大切にします。生き生きした活動を通じて時代の創造に貢献します」という企業理念のもと、社会課題をともに考え、解決の道を探すことで持続可能な社会の実現を目指してきました。
2015年の国連サミットで採択された「SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)」の精神は、毎日新聞社の理念に通じています。
創刊150年を迎えた2022年2月に策定した「2030年ビジョン」では、「個を見つめ、世の中に伝え、社会をつなぐコミュニケーター・カンパニー」を目指すと宣言し、誰ひとり取り残されない多様性のある社会の実現に寄与していく意志を示しました。さらに4月には、SDGsに関する企画、事業、報道などを総括する「サステナビリティー委員会」を設置しました。創刊150年を機にこれらの活動に一元的に取り組むとともに、環境、社会、経済の持続可能性に配慮した経営にもさらに注力し、社会の課題解決に貢献していきます。
2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(行動計画)」に盛り込まれた2016年から2030年の15年間で達成する国際社会共通のゴール(目標)です。17の大きなゴールに代表され、さらにそれぞれのゴールを達成するための計169のターゲットを盛り込んでいます。
17の目標を貫いているのは、地球上の「誰一人取り残さない」という精神。これを踏まえ、多様性・包摂性のある社会の実現という普遍的なゴールを設定しています。
「SDG メディア・コンパクト」は世界中の報道機関とエンターテインメント企業に対し、その資源と創造的才能をSDGs達成のために活用するよう促すことを目的として国連が2018年9月に設立しました。毎日新聞は2020年3月3日に加盟が承認されました。
「あらゆる事業活動において、ひとりひとりの人権とプライバシーを尊重し、性別、年齢、国籍、人種、⺠族、出身、思想、信条、宗教、疾病、障がいの有無、性的指向、性自認等による差別を行わない」と企業理念の指針として掲げています。
皆様に信頼されるメディアとして、寛容で公正な社会の実現に貢献するため、私たちはDEI(Diversity, Equity& Inclusion)を実践します。毎日新聞社は2024年2月に、2030年までに達成すべき行動目標を「毎日新聞DEI宣言」として定めました。
Read Moreすべての人が働きがいのある社会を目指し、次世代育成支援対策推進法に基づく仕事と子育ての両立支援に積極的に取り組んでいる企業に厚生労働省が認定する「くるみん」を毎日新聞も2007年、12年、15年、20年に受けました。
2020年4月〜2025年3月末までは第5期の行動計画期間として更に環境を整えています。
毎日新聞社は1991年に策定した企業理念に「生命をはぐくむ地球を大切にします」と明記し、環境問題に取り組んできました。2008年策定の環境理念、環境方針に基づき、これからも地球環境保全、地球温暖化防止に取り組み、より良い地球環境を将来に引き継いでいくため、自ら積極的に行動していきます。
Read More毎日新聞社は、先進的に取り組んできた地球環境保護やSDGs(持続可能な開発目標)に関する企画、事業、報道などを更に進めるため、2022年4月、社長を委員長とする「サステナビリティー委員会」を発足させました。創刊150年を機にこれらの活動に一元的に取り組むことで社会の課題解決を図るとともに、サステナビリティーを起点にした外部との協業にも取り組んでいきます。