レイトレ対応GPU「Navi 2X」は2020年後半,「Zen 3」ベースのEPYCは同年末に登場。AMDが投資家向けイベントでロードマップを明らかに ライター:西川善司 北米時間2020年3月5日,AMDは,投資家向けの戦略説明イベント「AMD Financial Analyst Day 2020」を開催した。 投資家向けのイベントであるため,当然のことながら新技術や新製品の発表を行うようなものではない。しかし,2019年における業績説明だけでなく,2020年に向けた事業計画の説明もあり,その中には,今後,同社から登場する新プロセッサのロードマップ紹介も含まれていた。本稿では,そうしたロードマップ情報を抜粋してレポートしたい。 2019年のAMDは,CPUにおいては「Zen 2」アーキテクチャ,GPUにおいては「RDNA」と,新世代の製品を投入して大きな成功を収めた リアルタイムレイトレ
西川善司の3DGE:次世代GPU「Navi」の詳細とRadeon Softwareの新機能をレポート。操作遅延を低減する「Anti-Lag」は本当に効くのか? ライター:西川善司 既報のとおり,AMDは,「Navi」(開発コードネーム)アーキテクチャを採用する新型GPU「Radeon RX 5700」シリーズを発表した。アーキテクチャ面の概要は,Naviの詳報記事でレポートしたとおりだが,AMDはNaviをリリースするタイミングで,“Naviを含むRadeon GPUで利用できる新機能”を提供すると予告していた。 そこで本稿では,詳報では説明できなかったNaviの新要素や,Radeon向けの新機能を紹介しよう。 関連記事 西川善司の3DGE:次世代GPU「Radeon RX 5700」シリーズの秘密に迫る。レイトレーシング対応は第2世代Naviに持ち越し? 北米時間6月10日,AMDは,E
次世代PlayStationではAMDのZenマイクロアーキテクチャをCPUコアに採用か ライター:米田 聡 Linuxなどオープンソース関連のニュースサイトとして著名なPhoronixが,「次世代PlayStationはCPUコアにAMDのZenマイクロアーキテクチャを採用するのではないか」と報じている。 Phoronixがそう推測する根拠は,Sony Interactive Entertainment(以下,SIE) Europeでメインプログラマー(Principal Programmer)を務めるSimon Pilgrim氏(LinkedInにあるプロフィールページ)が,コンパイラ基盤「LLVM」のZen向けスケジューラに手を加えてある点とのことだ。 Zen向けスケジューラのソース(GitHub) ……と言われても何のことやらという読者はいると思うので,ざっと解説しておくと,まずL
[CES 2018]西川善司の3DGE:CES 2018でAMDは何を発表したのか ライター:西川善司 CES 2018の開催に合わせてAMDは,2018年にリリース予定の新製品を予告した。その概要はすでにお伝え済みだが,本稿ではより詳しく,「AMDは具体的に何を発表し,どんな製品を出すと言ったのか」をまとめてみたいと思う。 Radeon Vega Mobileを掲げる,AMDのLisa Su(リサ・スー)社長兼CEO というわけで,速報記事も踏まえつつ最初に結論めいたものをお伝えしておくと,今回,AMDが予告したこととしなかったことは以下のとおりだ。 ●デスクトップPC向け第2世代Ryzen 12nmプロセス技術と「Zen+」マイクロアーキテクチャを採用して2018年4月リリース シリーズ名は「Ryzen Desktop 2000」に。「Ryzen 2」にはならない 具体的な製品ラインナ
Intel,Radeon搭載の第8世代Coreプロセッサを開発中と発表。2018年第1四半期に市場投入 編集部:小西利明 北米時間2017年11月6日,Intelは,AMDのセミカスタム版Radeon GPUと広帯域メモリ「HBM2」をMCM(Multi Chip Module)でCPUパッケージ上に搭載するタイプの第8世代Coreプロセッサを開発中と明らかにした。プレミアムノートPC向けとなる「H-Processor Line」(Hシリーズ)の新作として,2018年第1四半期には市場投入予定という。 次世代Hシリーズプロセッサのパッケージ画像。パッケージの左に見える長方形のダイがHBM2で,その隣の大きなダイがセミカスタム版Radeonと思われる 「従来のHシリーズプロセッサとGPU,グラフィックスメモリはノートPCのマザーボード上でかなりのスペースを占めていたが,セミカスタム版Rade
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