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去年の日本沿岸の平均の海面水位は、平年と比べて8センチ余り高く、統計を取り始めてから最も高くなりました。気象庁は、地球温暖化の影響で海面上昇が進展していることに加え、特に去年は、周囲より暖かい黒潮が日本の沿岸付近を通ったことが背景にあると指摘しています。 気象庁は、北海道から九州の沿岸にある16の地点で観測された潮位のデータをもとに、年ごとに平均の海面水位を算出しています。 去年の日本沿岸の平均海面水位はこの30年間の平均と比べて8.7センチ(87ミリ)高く、統計を取り始めた1906年(明治39年)以降、最も高くなったということです。 気象庁によりますと、海面水位は10年や20年の単位で変動しているということですが、1980年以降は上昇傾向が続いていて、背景には地球温暖化の進展があるとしています。さらに去年は、黒潮が蛇行して関東や東海に接近したことから周囲より暖かく、体積の大きな海水が、沿
2015年3月に日本航空(JAL)の協力のもと、エアラインの運航管理者や運航乗務員が、羽田空港の運航現場で空港低層風情報「ALWIN(Airport Low-level Wind INformation)」をどのように使用しているか調査する評価試験を実施しました。 ALWINは、空港周辺や着陸経路上の風の状態を運航者に知らせる情報で、JAXAと気象庁が共同で開発しました。空港にいる運航管理者へはパソコンで、機内にいる運航乗務員へは操縦席に設置されているACARSというテキストベースのデータリンク装置で情報が提供されます。この評価試験結果は、ALWINの実運用時の仕様に反映される予定です。 運航乗務員の評価試験の様子 羽田空港にあるJALのオフィス。 運航乗務員は、このオフィスで運航に必要な天気の状況などを確認します。 今回は、評価試験のため、飛行前のブリーフィングから実際の運航まで乗務員の
気象庁は、大雨災害の危険度が高まったときにプッシュ型で通知するサービスを開始すると発表しました。Yahoo! JAPANアプリ、お天気ナビゲーターWEBがすでに対応しています。 大雨災害の危険度の高まりをプッシュ通知(気象庁より) 気象庁は、土砂災害や洪水・浸水といった大雨災害の危険度を地図で示した「危険度分布」を発表しています。しかしながら、今までの方式では、危険度が高まっていても気付きにくいとの指摘があり、プッシュ型通知サービスを開始することにしました。 気象庁が発表している危険度分布 黄→赤→うす紫→濃紫の順で危険度が増す プッシュ通知は民間事業者5社と協力して実施。ユーザーが登録した地域の危険度が高まったときに、スマートフォンのアプリやメールなどで通知します。 気象庁が民間事業者にデータを提供 アプリで通知します 危険度分布が示す危険度は5段階。【1】今後の情報等に留意、【2】注意
台風の進路予報について、気象庁は新しいスーパーコンピューターの導入や計算プログラムの改善により精度が向上したとして、次の台風から予報円の半径を従来よりおよそ20%小さくして発表することになりました。 気象庁によりますと、新しいスーパーコンピューターの導入に伴う計算能力の向上や計算プログラムの改善により、進路予報の精度が上がったことで「予報円」の半径を従来と比べ、平均でおよそ20%小さくすることが可能になったということです。 去年9月、近畿地方を中心に大きな被害をもたらした台風21号を例に比較すると、予報円の半径は24時間後で110キロから60キロに、48時間後で200キロから110キロに、5日先で650キロから520キロに縮小できるということです。 風速25メートル以上の暴風に警戒が必要な範囲についても絞り込んで発表できるということで、気象庁は次の台風から新たな手法に基づく発表を始めること
台風の進路予報において、予報円及び暴風警戒域をより絞り込むとともに、予報の信頼度をより的確に表現する形で発表します。 気象庁は、台風の進路予報において、予報そのものに加えて、予報の信頼度に関する情報もお伝えしています。予報の信頼度に関しては、台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を「予報円」として表現しています。また、台風の中心が予報円内に進んだ場合に風速25m/s以上の暴風となるおそれのある範囲を「暴風警戒域」として示しています。 気象庁は、予報円の大きさと予報の信頼度の表現について、以下のとおり改善を行います。 【改善1】予報円及び暴風警戒域を絞り込んで発表できるようになります 平成30年に運用を開始した新しいスーパーコンピュータの利用や数値予報モデルの改良及びその利用手法の改善によって、近年、台風進路予報の精度は向上しています。これを踏まえ、最新の進路予報の検証結果を用いるこ
東京都23区全域を網羅リアルタイム浸水予測システム開発 本年6月末までに試行運用開始を目指す 発表のポイント 地球規模での気候変動の影響が顕著化してきており、未曾有の豪雨が発生すれば東京でも深刻な浸水の発生は避けられない状況となってきている そこで、本研究では東京都23区で発生する都市浸水をリアルタイムで予測するシステムを開発し、社会実装を可能とした 東京都23区を対象に、本年6月末までに文部科学省のDIAS(データ統合・解析システム)※1上で試行運用を開始する予定 概要 早稲田大学理工学術院の関根正人(せきねまさと)教授、東京大学地球観測データ統融合連携研究機構の喜連川優(きつれがわまさる)教授・生駒栄司(いこまえいじ)特任准教授と山本昭夫(やまもとあきお)特任助教、および一般財団法人 リモート・センシング技術センターの研究グループは、東京都23区で発生する都市浸水をリアルタイムで予測す
防災学術連携体 速報会「2024年夏(秋)の気象災害・要因と対策」 ★速報会は終了しました。多くの方のご参加に感謝します。この度は、能登半島の大雨災害の未確定情報を発表に加えましたため、発表資料のHP掲載を見送らせて頂きます。YouTubeのアーカイブはご視聴いただけます。 主催:一社)防災学術連携体(防災に関する63学協会のネットワーク) 開催日時:2024年9月23日(月)14:30〜16:30 YouTube:https://youtu.be/FocRCo_Sxu4 概要欄にタイムスタンプあり 趣旨説明:橋田俊彦 防災学術連携体幹事、横浜国立大学客員教授 「2024年夏(秋)の気象とその要因と対策」中村尚 防災学術連携体幹事、東京大学教授、日本気象学会 「猛暑による熱中症の状況と対策」横堀將司 ⽇本医科⼤学教授、日本救急医学会 「台風・豪雨による災害の状況と対策」池内幸司 防災学術連
おしらせ 2024.09.28 令和6年度学会賞について 2024.09.28 第43回学術講演会 学術発表優秀賞受賞者について 2024.09.06 OPEN!!第15回ホンネで語ろう「ぼうさい」イブニングカフェ [2024年10月24日] 2024.06.24 OPEN!!第14回ホンネで語ろう「ぼうさい」イブニングカフェ [2024年8月19日] 2024.06.01 第43回学術講演会発表申込開始 [2024年6月1日~6月20日まで] 2024.05.14 令和6年度 第1回災害調査補助募集 [2024年8月2日締] 2024.04.18 OPEN!!第13回ホンネで語ろう「ぼうさい」ナイトバー [2024年6月21日] 2024.04.04 自然災害科学『能登半島地震特集』の原稿募集について [2024年4月4日] 新規学会員の募集
図1は2018年8月1日の10:40頃に観測された熱赤外バンド(波長10.8µm, 12.0µm)から推定した地表面温度の画像です※。図の白色の領域は雲域を示しています(図1~図5共通)。「しきさい」の観測時刻(10:40頃)は昼前にも関わらず、すでに地表面の温度がかなり上昇していることがわかります。地表面温度の分布を植生分布(図2)と比較すると、東京や名古屋、京都大阪などの大都市では日中は非常に温度が高くなっているのに対し、森林域では日中も比較的温度が高くなっていません。「しきさい」の観測によるとこの日は特に大都市域で地表面温度が50度以上と非常に高温となりました。図3~図5はそれぞれ東京周辺、名古屋周辺、京都大阪周辺の拡大図です。「しきさい」の高空間分解能と高頻度の観測により、都市の中の大きな公園や緑地では周囲に比べて少し温度が低い様子やその昼夜の変化も見ることもできるようになりました
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、気候変動観測衛星「しきさい」がとらえた8月1日午前10時40分ごろの地表面温度の画像を公開した。東京や名古屋、大阪などの大都市では非常に温度が高く、熊谷や京都では50度以上の高温になっている様子が分かる。一方で、森林域ではあまり温度が上がらず、都市部でも大きな公園や緑地は周囲より少し温度が低いことも見てとれる。
西日本から東日本の猛烈な暑さについて、気象庁は臨時で記者会見し、来月上旬にかけて気温の高い状態が続き、35度以上の猛暑日が続くところがあるという見通しを示したうえで「命に危険があるような暑さで災害と認識している」と述べて、熱中症などに十分な対策をとるよう呼びかけました。 この中で、「7月中旬以降、東日本と西日本では気温がかなり高い日が続き、記録的な高温になっている。太平洋高気圧に加えてチベット高気圧と呼ばれる高層の高気圧が日本付近に張り出していて、今後も同じような気圧配置が続くと予想される。気温の高い状態は8月上旬にかけて続き、最高気温が35度以上の猛暑日が続くところがある見込みだ」と述べました。 そして「40度前後の暑さは、これまで経験したことのない、命に危険があるような暑さだ。1つの災害と認識している」と述べたうえで、今後の注意点として、「健康管理に十分注意し、水分や適切な塩分補給を心
厳しい暑さが続いている。比較的過ごしやすい日の多かった昨年とは異なり、今年は最高気温が35度を超える「猛暑日」が7月に入ってから各地で相次ぐ。気温は下がる気配を見せず、18日には岐阜県多治見市で気温が40.0度まで上がった。 全国的に見ても40度以上を記録するのは2013年以来。7月の記録となると実に14年ぶりだ。気象庁は7月下旬まで気温の高い状態が続くとして、熱中症などに注意を呼びかけている。 昔と比べて暑くなっているのか さて、夏になるとしばしば話題に上るのが「昔と比べて夏は暑くなっているのか」という疑問だ。気象庁が今年6月に公表した「ヒートアイランド監視報告2017」によると、過去100年間で日本の気温は着実に上がってきた。その中でも特に温暖化の傾向が強いのが東京をはじめとする都市部だ。100年前と比べると、東京の年間平均気温は3.2度上昇した。天候に関するニュースでは夏の最高気温が
Project OasisJune 2018 | By Harpreet Sareen A plant ecosystem you can talk to Project Oasis is a self-sustaining plant ecosystem that reflects outside weather patterns by creating clouds, rain, and light inside a box. You can talk to it using the Google Assistant and ask it to create certain conditions or show you the weather in a specific place. This experiment expands our conversation with techn
日本周辺だけが網掛けになっている地図。そして「NO FORECAST(予報なし)」の文字。実はこれ、日本の研究機関が発表している雨の予測です。何か機密が隠されているのか?それともハッカーによるものか?取材を進めると、気象の予報技術が急速に進む一方で、昔からの規制が残っているため、その成果が一般に共有されにくいという皮肉な現実が見えてきました。(社会部記者・災害担当 島川英介) さきほどの画面は、理化学研究所計算科学研究センターの研究グループが運営する「理研天気予報研究」のホームページです。 現在、「世界の降水予報」と「関西の降水予報」の2つが一般に公開されています。 このうち「世界の降水予報」は、複数の人工衛星のデータから、世界全体で降っている雨の強さを確認。そのデータをもとに12時間先までの世界の雨雲の動きを予測します。 一方、「関西の降水予報」は、予測が困難で、突如激しく降り始める局地
Nintendo Switch 2: Everything we know about the coming release
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