本当に危ないのは素人が中国で食品加工すること スーパーマーケットは中国冷凍食品の返品の山となり、横浜の中華街も閑古鳥が鳴いているという。その一方で手作りギョーザの皮が売れまくっている。自己防衛するよりほかない消費者の行動は理解できる。 だが「中国製品排除」の動きは一般市民にとどまらない。中国冷凍食品を製造、輸入しているメーカーには、スーパーマーケットなどの流通業者から既に納品済みの商品の返品依頼や、返品前の商品の契約破棄が相次いだ。 返品を拒否し続けるミホウジャパン 2月上旬、ミホウジャパン社長の高島順は対応に忙殺された。現場の社員は動揺し、社内も混乱したが、高島は頑として返品を拒否し続けた。 流通業者も気色ばむ。 「本当に安全だと言うなら、具体的な根拠を示してみろ」 早朝から深夜まで、流通業者から問い詰めるような要求が突きつけられた。ミホウジャパン社内は大混乱したが、高島は