本, Python | 16:23 | 前回から間が空いてしまったが、結城浩さんの「暗号技術入門」を読みながら Python で RSA の実装をしてみた。そういや結城さんが前回のエントリにスターをつけているのを見てちょっとうれしかったり。呼び捨てにしてスミマセン。RSA は前述のシーザー暗号や使い捨てパッドの様に古典的な暗号とは異なり、現在非常に良く利用されている暗号である。公開鍵と秘密鍵により鍵の事前共有による鍵の配送問題を解決している。公開鍵秘密鍵ペアの生成は次の通り。 素数 p, q を元に N = p * q を求める p-1 と q-1 の最小公倍数を求める 1 1 これにより、公開鍵の E, N と秘密鍵の D, N が求められる。暗号化は平文**E mod Nその複合化は暗号文**D mod Nとして求められる。次の様に実装した。 #!/usr/bin/env python