クラウドファンディングサービス「Anipipo」で、VOCALOID制作資金500万円を集めることに成功した、東北地方応援キャラクター「東北ずん子」。萌えキャラやご当地キャラは多々あれど、彼女には他のキャラにはないユニークな仕掛けがある。それは、青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の東北6県の企業であれば、無料でイラストを商用利用できるキャラクターであるということ。クリエイターも、非商用であれば自由にイラストを使うことができる。すでに、東北企業が商品のパッケージにイラストを使ったり、ステッカーにして商品に付けるといった事例も出てきている。 また、東北ずん子はVOCALOIDのみならず、今までにスマートフォンアプリ、3Dモデル、入力文字読み上げソフト「VOICEROID」の制作もクラウドファンディングですべて成功させている。ユーザーの手によって、VOICEROIDで「しゃべる」、3Dモデルで「