1. 使いづらいプロジェクト管理システムを3カ月かけて再構築 2. 6種類の実装技術からリッチ・クライアント開発ソフト「Flex」を選定 3. Flexの機能不足などに悩みながらも,スパイラル型の開発を完遂 注:記事内容は2005年時点の情報に基づいています。 業務の生産性に直結するユーザー・インタフェース(UI)の使い勝手を軽視すると,足をすくわれかねない。コンサルティングやシステム設計/開発などを手がけるサイエント ジャパンは2005年4月,あと数年は使うはずだったプロジェクト管理システムをあえて再構築した(図1)。「使いづらい」「視認性が低い」など社員から不評を買い,そっぽを向かれ始めたからだ。 図1●使いづらい「プロジェクト管理システム」を再構築 旧システムは,フォーカス移動時にIMEを制御できないなどの使いづらさが利用者の不評を買っていた。そこで,マクロメディアのリッチ・クライア