筑波大学(茨城県つくば市)は19日、学内のハードディスクに記録された学生や教職員ら計443人の個人情報が、インターネットで誰でも閲覧できる状態になっていたと発表した。 情報が悪用されるなどの被害は確認されていないという。 同大によると、閲覧可能だったのは、同大生命環境系の学生や卒業生計248人の氏名、入学年度、学生番号のほか、現職と退職した教職員ら計195人の氏名、電話番号など。昨年9月から検索サイト「グーグル」などで閲覧可能だった。 ハードディスクはインターネットに接続されているが、パスワードを設定するなどのアクセス制限をしていなかったのが原因という。先月16日、担当者が検索サイトで情報の流出に気づき、サイトに削除依頼を出した。