近年、除菌を標榜する商品をよく目にするようになりました。除菌という言葉は消費者に広く浸透しているように思われます。除菌の対象となる菌や効果については、国の意見を参考にした業界団体の自主基準が定められていますが、公的に定められたものはありません。また、除菌効果は目に見えないため、消費者は商品に対して過大な期待をするなど、効果を正しく理解していない可能性が考えられます。 そこで、除菌に関する消費者意識アンケートを実施するとともに、除菌ウエットティッシュの商品比較テストを実施しました。
2012年冬版,ゲーマーのためのSSD購入ガイド。技術解説を交えつつ,全9モデルを横並びで比較する ライター:米田 聡 カメラマン:田井中純平 今回,SSDの確保にあたっては,パソコンショップ アークの協力を得た 入手した9台のSSD(※詳細は後段で)。9台中6台がパソコンショップ アークから借りたもの,3台が4Gamerで独自に用意したもので,いずれも,店頭販売されていた新品である SSDはいま,PCゲーマーにとって,グラフィックスカードと並んで「欲しい」PCパーツの1つだろう。Windowsの起動時間が目に見えて短縮されるだけでなく,ゲームデータなど,ファイルの読み出し時間も短くなるという,“投資効果”の非常に高い,数少ないパーツの1つだからだ。 数年前に第1世代が登場してからしばらくは,容量あたりの単価が高く,大容量モデルを購入するにはかなりの覚悟が必要だったが,2012年は240〜
笹子トンネルの謎 完全版~読者様より反響のお手紙を頂きました(2003-03-01) 笹子トンネルの休日の車線規制に憤った経験のある全ての方に捧げる 笹子トンネルの謎 当サイト管理人 中央自動車道に笹子トンネルというドライバー泣かせのトンネルがある。いや、ドライバーだけではない。その家族だってうんざりだ。 ただでさえ、週末の中央自動車道の混雑は目に余るものがあるというのに、あろうことかこの笹子トンネルというやつは、「トンネル内の渋滞をなくすため」と称して休日はトンネルの手前で車線規制を行うのだ。トンネルの手前で車線を一つに絞り、トンネル内では2車線に戻すため、トンネル手前は大渋滞だが、トンネル内はカールルイスも全力疾走が可能なくらいにすいている。 私はこれをやられる度に、いつも思うことがある。「なぜ、トンネル内で渋滞すると困るのだろうか」ということである。理由がさっぱり
この画像を大きなサイズで見る 米ディスカバリーチャンネルが、2012年、ちょっとした好奇心から壮大なる実験を行った。飛行機に乗った時、どの席が一番生存確率が高いかというものだ。 ボーイング727の中古機を買い取り、ニューメキシコ州の砂漠地帯に実際に墜落させるプロジェクトが開始された。 飛行機代が50万ドル(約4020万円)、その他、32カ所のセンサーが付きの1体約120万円のダミー人形が大量に用意され、飛行機には38台のカメラとモニターを設置(その総額は億単位となる)、操縦スタッフは墜落前にパラシュートで脱出してもらう。 さあ実験のはじまりだ。 後部座席の方が安全な確率が高い パイロットやスタッフたちも無事脱出することに成功し、あとは解析結果を待つのみとなった。 結論から言うと、やはり後部座席の方が安全であり、特に一番良いのが直ぐに脱出しやすい、後部にある非常口の付近であることが判明。 ま
少し時間が経ってしまったのですが、今年の夏頃に書いた検証レポートを公開します。 最新の機種と書きつつ、昨年のモデルのSSDが1つ混じっていたりなど、突っ込みどころはあるのですが、何かの参考になれば幸いです。 はじめに 昨今、記憶媒体装置の1つであるSSD(Solid State Drive)は、コンシューマー/エンタープライズを問わず、かなり普及してきている。 価格対容量のコストパフォーマンスや容量そのものに関しては、ハードディスクにかなわないものの、SSDの高いI/O性能(特にランダムアクセス)は非常に魅力的であることと、特に、低容量のもの(120GB以下等)であれば1万円以下で購入できる時代となってきており、コスト面に関しても手を出しやすくなってきている。 ところで、弊社のサービスで利用されているディスクの多くは、SATA/SASのハードディスクを利用しているケースが多い。 中には、F
■ 『ちはやふる』のロゴの謎 「謎」なんていうとちょっと大げさですが、今日は『ちはやふる』のロゴに使われているフォントについて少し書きたいと思います。 末次 由紀さんの『ちはやふる』はTVアニメで知った作品なんですが、実はTVで放送されていたときからこのロゴがずっと気になっていました。 というのも、ぱっとみるかぎり何のフォントを使っているのかよく分からないからです。 (もちろん、既製のフォントでないという可能性もありますが) そこで、来年1月からアニメ第2期の放送も決まったことですし、ちょっと調べてみることにしました。 ■ 明朝体の仮名 ロゴに使われているのは、上の画像の通り明朝体の仮名のようです。 (「明朝体の仮名」っていう言い方は変なんですが、他に良い表現もないので……) (画像をクリックで拡大) もちろん、明朝体と一口に言ってもかなりの種類があります。 上に挙げたのはその一例です。
賛否両論様々で,その性能もよく分かんなくて,どれ程に役に立つのか未知数なんだけど,業界人の間では興味の的であったコピペルナーV2を購入してみた. 買ってみた 大学生協経由で購入しました.45k円弱でした.ちょっとばかり研究費が余っていたもので.アカデミックライセンスなので,アカデミックさを証明する申込書を作成し,注文してから1週間以内には手元に届きました.というのも,入試期間中だったので,届いていたけど受け取れなかったという件. 使ってみた 例外に漏れることなく,入試対応だったり,卒論対応だったり,修論対応だったりで遊ぶ時間がなかったのですが,あれがあれであれのあれで,想定外に時間を持て余したので,試してみました.どのくらいの時間がかかるのかを測るために使ったターゲットデータは以下のようなもの. 担当している3年次生必修科目であるところの工学実験のレポート1年分=108件 概ね10ページ程
他人のパソコンを遠隔操作して犯罪予告が送られた事件で、東京都内の幼稚園などに脅迫メールを送ったとして警視庁に逮捕され、その後釈放された福岡市の男性(28)が「同居の女性がやったと思い、かばうために容疑を認めた」と供述していたことが捜査関係者への取材で分かった。 真犯人を名乗る犯行声明メールには男性のパソコンを遠隔操作したと記載され、男性は事件と無関係だった可能性が浮上。警視庁は男性からあらためて事情を聴き、自供の誘導がなかったかなど捜査の経緯を検証する。 捜査関係者によると、男性は秋篠宮家の長男悠仁(ひさひと)さまが通う都内の幼稚園への脅迫メール事件で、逮捕直前は容疑を否認。だが、自宅のパソコンに脅迫メールが残っていることを指摘され、「私がやりました」と認めた。
iPS細胞の世界初の臨床応用例だとして読売新聞等が報じた件(元記事は既に削除されているようだ)は、その後一転して誤報騒ぎとなった。件の人物は、今やスキャンダルの主としてマスメディアの注目を一身に集める存在となっている。 「iPS移植、5件「ウソ」…森口氏が記者会見」(読売新聞2012年10月12日) 京都大学山中教授がノーベル賞を受賞してなんだかおめでたい気分だったのに、一気に水をさされたような状況だが、あちこちのメディアの取り上げ方がどうも気になる。 マスメディアは、件の人物の記者会見に詰めかけて、発言の矛盾点やら虚偽やらを突き止めようと躍起になっているようにみえる。特にテレビは、ここぞと記者会見の模様を何度も何度も何度も何度も(しつこいが本当に何度も流していてうんざりするのだ)流していて、ああこういうのはよほどメディア的においしいネタなんだなあということがよくわかる。 「検証「iPS移
映画とは、カメラが撮影している過程で結果として被写体が画面上を左右に動くというものではありません。 その点では素人のホーム・ムービーとは違います。 映画は、あらかじめ画面の右なり左の先に、ゴールがあると設定して、そこに到達するまでの葛藤を被写体の左右への動きで表現するというものです。 『月世界旅行』"Le Voyage dans la Lune / A Trip to the Moon/Viaje a la Luna"(1902) 映画ができたばかりの頃のこの短編映画は、画面向かって⇨右側に月世界があると設定されています。 そして、そこまでの行程は⇨向きの移動で表されており、月からの帰還は逆の⇦向きの移動で表されています。 つまり画面の動きのイニシアチブを握っているのは、被写体ではなくカメラであり、画面に映るものは基本的に撮影する側によって管理されたもの、もしくは編集の過程で管理されたもの
日本は長らく平和を謳歌してきました。そんな中で防衛体制の整備には「戦争なんか起こるわけがないのに…」という懐疑論が常にともないました。どころか、「危機がもし起ったら」と考えること自体が危険思想である、戦争が好きな軍国主義者だ、という風に非難された時代もありました。 ところが歴史的に見て「戦争なんか起こるわけがない」という見通しが外れたことは多くあります。 「アルゼンチンが戦争なんかするわけない」 いまから30年前の1983年4月、「フォークランド紛争」という戦いが起こりました。アルゼンチンとイギリスとの紛争です。きっかけは、イギリス領フォークランドに対し、アルゼンチンが突然侵攻を開始したことでした。 ですが紛争勃発の直前まで、戦争なんか起こるわけがない、意見が強くありました。それはかなり論理的なものでした。例えば83年4月5日に発売された雑誌ビジネスウィークは、戦争にいたる可能性は低い、と
イオン機能付きドライヤーの実証試験について メーカーに改善要請しました 平成24年7月11日 生活文化局 東京都では、イオン機能付きドライヤーの「うるおい・保湿」等の効能効果をうたう根拠として、実証試験が適切に行われているか、家電メーカー4社を対象に調査を行いました。 調査の結果、消費者の一般的な使用方法とは乖離した試験条件等による実証試験に基づいて効能効果を表示していたことが判明したため、本日、4社に対し、より適切な実証試験を行うよう改善を要請しました。 ※本調査は、あくまで事業者の標榜する効能効果が試験等において適切に実証されているかについて、検証したものです。イオン機能そのものの効能効果について検証したものではありません。 1 調査の概要 対象 国内家電メーカー4社のイオン機能付きドライヤー4商品の広告表示 (製品カタログ、取扱説明書及びメーカーの自社ウェブサイト) 調査内容
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2012年07月06日 (金)産みたいのに産めない~取材を通じて3 日本の社会に広がる卵子老化による不妊の問題を取材し先月23日にNHKスペシャル「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃」でお伝えしました。生活情報部ではおとといから連続して、記者が取材した海外の事情についてブログにまとめ、お伝えしています。最終日のきょうはイギリスのウェールズにあるカーディフ大学のジャッキー・ボイバン教授からのメッセージをお伝えしたいと思います。 調査を行った背景は? 記者:各国を比較する調査を行ったということですが、その理由は? 教授:妊娠をめぐる人々の行動が、大きく変化していることに気付いたからです。子どもを産む時期は遅くなり家族の規模はどんどん小さくなっています。いつ、何人の子どもを産むかなど、家族を作るにあたって人々がどのように意思決定するかは、そ
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