EUフィルムデーズ2014のラインナップ、エストニアの映画『ケルトゥ/愛は盲目』を観てきました。監督は『クロワッサンで朝食を』のイルマル・ラーグ。この作品が長編第2作目。制作されたのはで2013年で、この上映が日本での初公開となりました。 エストニアの小さな村が舞台。極端に口数が少なく、内向的な性格のケルトゥ。彼女は人とうまくコミュニケーションを取ることができず、家族は「知恵遅れ」とみなしていて、村人たちも心に病を抱えた娘だと思っている。そんなケルトゥが、「女ったらしでアル中のダメ男」のヴィッルに、何故か心を寄せてしまう...。誰にも知られないまま密かな恋心を抱き続けるが、あるときその想いを託した絵ハガキをヴィッルに送る。ヴィッルは突然のことに驚きながらも、そのハガキを大事にポケットにしまうのだった。。 そんなある日。夏至祭の夜、ケルトゥは突然姿を消してしまう。家族は慌てふためき警察沙汰に