VirtualHost ずっと使ってたのに最近まで知らなかったのでメモ。 ApacheのVirtualHost機能を使って、1つのマシンで www.example.com blog.example.com bbs.example.com みたいに複数のWebサイトを建ててるとする。 さて、すると上記のサイトにももちろんアクセスはあるが、一方 test.example.com とか nonexistent.example.com などの、 自分では設定してないホスト名へのアクセスも来たとしよう。 こういうリクエストに対しては 404 を返したいな、と考えたとする。 どうすればよいか。 適当にggったバーチャルホストの説明ページによれば、自分では設定してないホスト名へのアクセスの処理は (...) つまり、リクエストが どの ServerName ディレクティブにもマッチしない場合、 一番最初
今回は、.mdファイルにMarkdown形式で文章を書いておき、それをApache httpdやnginxでホストし、ブラウザからアクセスするとHTMLに変換されて表示されるMarkdownコンバータモジュールをmrubyで書く方法を紹介したいと思います。 Markdownのテキスト形式で保存しているファイルを適当にApache上で配信すれば、ブラウザ上でHTMLで綺麗に閲覧できるといったよくあるアレをWebサーバを拡張して実装してみようという話です。自分の開発環境やローカル環境のメモ置き場にも良いかもしれません。 Apacheモジュールやnginxモジュールで幾つかそういった機能を提供するモジュールはあると思うのですが、もう少し独自で改良したかったり、C言語で実装せずにもっと簡単に自分で書いてみたい、といった要求に本エントリを読むと答えられると思います。 もちろんそれらの機能の実装は、僕
かなり今更感の漂う内容ではありますが、意外と情報が分散していたり、Apache2.4系を考慮した場合に足りていない内容があったのでこのエントリで一度まとめてみようと思います。 CGIを使うようなシステムでそれなりにアクセスが集中するサーバ、例えば日々のピーク時のApacheのbusyワーカー数が1000になるようなサーバで、かつ、それを処理可能なマシンスペックのサーバであることを前提にしています。 ApacheのMPMとCGI実行アーキテクチャの復習 ApacheでCGIを使う場合には、MPMとCGI実行アーキテクチャの組み合わせは大きく分けて以下の2つに分ける事ができます。 worker(event) + mod_cgid prefork + mod_cgi Apacheの2.4系から特にworker(event) + mod_cgidのモデルが推奨されているようです。また、2.4系では
Apache でリバースプロキシを使い,フロントサーバからアプリケーションサーバにアクセスするようにすることも多いかとおもいます。このとき,アプリケーションサーバを落とすと,フロント(プロキシサーバ)がブラウザに 503 Service Temporary Unavailable を返します。そこで,メンテナンスのときはアプリケーションサーバを落としておき,フロントの 503 ページに「メンテナンス中です」と出すようにしています。 ところが,メンテナンス終了時にアプリケーションサーバを立ち上げても,しばらくは「メンテナンス中」と表示されてしまい困っていました。[http://httpd.apache.org/docs/2.2/en/mod/core.html#errordocument:title=ErrorDocument] 時のヘッダを見てみると,Cache-Control 等が設定さ
Linuxにjenkinsを入れてみたが、jenkinsコンソールにapacheからリバースプロキシでつなごうとして、ちょっとハマったのでメモ。 jenkins: 1.410 apache : 2.2 jenkinsをrpmでインストールしてデーモン起動すると、コンソールのデフォルトのアドレスは、 http://myserver:8080 となる。 このアドレスの後ろのポートがカッコ悪いので、apacheとつなげたくなり、ここのドキュメントを参考に設定を試みた。しかし、ドキュメントには、 ProxyPass /jenkins http://localhost:8081/jenkins ProxyPassReverse /jenkins http://localhost:8081/jenkins とある。 ・・・ポートの後ろの「/jenkins」はどこから来たんじゃい! さらにドキュメントを
SSLで保護されているページの場合、FirefoxやSafariなどでは静的コンテンツもキャッシュをしないようだ。 毎回、画像とかをリクエストされると描画も遅いので、下記のようにすればSSLの場合でもキャッシュされるようになるみたい。 <IfModule expires_module> ExpiresActive On <FilesMatch ".(jpeg|jpg|gif|png|gz|css|js)$"> ExpiresDefault "access plus 10 days" Header onsuccess append Cache-Control public </FilesMatch> </IfModule> 重要なのは下記の1行。 Header onsuccess append Cache-Control public これでちゃんとキャッシュされるようになりました、めでたし
人間とウェブの未来(旧) 「ウェブの歴史は人類の歴史の繰り返し」という観点から色々勉強しています。2014年までの人間とウェブの未来の旧ブログです。 「Apacheおもしれー!!」とか言いながら、一時期毎日のようにApacheモジュールを書いたりしていましたが、その度に他のモジュールが淘汰されていきました。 今日はそのような流れの中で生き残った、割と使えそうな自分の作ったモジュールを紹介したいと思います。どこにこだわったかを簡単に説明できれば良いなと思います。今回紹介するモジュールは、新しいApache Module RegistryでGruno氏(Apache httpd コミッタ兼mod_luaの中の人)のチェックを通っています。 mod_mruby コード: https://github.com/matsumoto-r/mod_mruby 最近作っているApacheモジュールです。こ
某所の"munin"がびっくりするくらい画面表示が重くなっていて、ひょんなことから改善することになった話。 前提条件として、このmuninが動いているサーバは数百台のノード(サーバ)を管理している状態で、muninのバージョンは2.0系でした。 本当は、後学のためにも作ってくれた人に直してもらうべきと思いつつ、あまり悠長なことも言ってられない感じだったので、一人チューニンガソンを敢行。・・・要望があったのでログを残しておきます。(遅くなってごめんなさい) 最初の状態(before) まず、muninのトップページですが、開いてみると、、、 うほっ、19.61秒かかっておりました。これはなかなかのストレスです。 特にHTML部分の出力に19.4秒かかっている。ここをなんとかせねばなるまい。 次に4台分のサーバの各リソースの負荷状況が確認できるページを表示してみると ズラズラと出ております。各
What is it? GoAccess is an open source real-time web log analyzer and interactive viewer that runs in a terminal in *nix systems or through your browser. It provides fast and valuable HTTP statistics for system administrators that require a visual server report on the fly. Why GoAccess? GoAccess was designed to be a fast, terminal-based log analyzer. Its core idea is to quickly analyze and view we
Labeled Tab-separated Values (LTSV) がブームのようです。 LTSV については、ラベルをつけることで柔軟に拡張できるという点が、その特徴として取り上げられますが、もう一点、タブをセパレータに使うことでログのパースが簡単になった、という点を忘れるべきではないでしょう。 特に httpd のログは NCSA httpd という HTTP/0.9 時代のWebサーバのログフォーマットがベースに拡張されてきたため、以下のようにセパレータとして空白、[]、ダブルクォート ("")*1が混在するという、とても処理しづらいものになっていました。どれほど複雑かは「404 Blog Not Found:perl - Apache Combined Log を LTSV に」の実装を見れば明らかでしょう。 127.0.0.1 - - [08/Feb/2012:23:52:4
追記(2/8 11:30) id:naoyaによる一連のまとめが【今北産業】3分で分かるLTSV業界のまとめ【LTSV】 - naoyaのはてなダイアリーにあります。 また、仕様などをまとめるために http://ltsv.org/ を立ち上げました。 追記ここまで Labeled Tab Separated Values (LTSV) というのは、はてなで使っているログフォーマットのことで、広く使われているTSV(Tab Separated Value)フォーマットにラベルを付けて扱い易くしたものです。はてなでは、もう3年以上、このフォーマットでログを残していて、one-linerからfluentd、Apache Hiveまで幅広く便利に使えています。 ログフォーマットに期待されることは、 フォーマットが統一されている → 共通のツールで集計し易い 新しいフィールドの追加が容易 → サー
こんにちは、combinedログ撲滅委員会のひろせです。 ApacheのcombinedやNginxのデフォルトのlog_formatは、機械処理(日付でのソートやパース)がしづらい上に、人の目にもあまり見やすいフォーマットとはいえないと思っています。 なので自宅のサーバーでは、 日付は ISO8601 にする sortコマンドとかで簡単にそぉーっとソートできるようになる 日付、レスポンスコード、所要時間とか固定長的なフィールドは左に寄せる URLとかUAとか可変長で長いのは右に寄せる リクエスト(%r)も右に寄せた方ががいいような気がしてきた。。。 数値だけだとわかりづらいのでなんとなくわかるようにフィールド名も添える フィールド名を長くするとわかりやすくなる反面、ログサイズが大きくなるので注意 という観点で次のようなログフォーマットにしています、 # Apache LogFormat
はい、これは僕がいつも良く見るApacheとNginxの性能差に見えます。大体、ApacheはNginxの75%程度の性能に落ち着きます。数十バイトの静的コンテンツに対するリクエスト処理はNginxの得意分野だと思っていたので、大体こんなものです。 そこで、真面目にevent_mpmのチューニングを行ってみました。で、幾度となくベンチを試した結果導き出した、静的コンテンツに対する同時接続数100程度に対して最高のパフォーマンスを示すevent_mpmの設定は以下のようになりました。 [program lang=’apache’ escaped=’true’] StartServers 4 MinSpareThreads 4 MaxSpareThreads 4 ThreadsPerChild 2 MaxRequestWorkers 2 MaxConnectionsPerChild 0 [/p
The document describes TOFU (Tofu on the Fly), a system for dynamically generating and caching image thumbnails on Amazon S3. It works by installing an Apache module that generates thumbnails using ImageMagick when images are requested, then caches them on S3 for future requests. This avoids hitting application servers for every image and provides scalability. The document discusses the TOFU archi
small lightシリーズ [1] ライブドアのsmalllightを使って動的に画像をリサイズしてみる [2] いろいろsmalllightを使って動的に画像をリサイズしてみる [3] smalllightでのエンジンの選択の仕方 [4] smalllightでのエンジンの選択の仕方 (ヒントオプション追加) 最近、動的に画像をリサイズするのが流行っているようです。 ゆめみラボのmod_ktaiやクックパッドのmod_tofu、livedoorラボEDGEのsmall_lightなどいろいろありますが 今回small_lightを使ってみたので記事を書いてみます。 ついでに速いと噂のlibjpeg-turboも入れてみます。 smalllightとは 公式を見るのが一番早いとは思うので一度見てみてください。(→smalllight) 僕がsmalllightで特にいいなぁと思ったのが
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