スイングバイのために地球に接近している「はやぶさ2」が、2015年11月26日の12時46分(日本時間)に、搭載されている光学航法望遠カメラ(ONC-T)により地球と月を同時に撮影しました。右に地球が、左に月が見えます。 ONC-Tは、小惑星「Ryugu」観測用に複数のフィルターを持っていますが、そのうち3つのフィルターを使って撮像したデータをR(赤)、 G(緑)、B(青)とみなして、疑似カラー画像を作成しました。 撮影を行ったとき、「はやぶさ2」と地球の距離は約300万kmでした。地球の画像において、右側にオーストラリア大陸、左側に雲に覆われたユーラシア大陸があり、その間に縦に白く見えるのが赤道付近の雲です。 ONC-Tは、JAXA、東京大学、千葉工業大学、立教大学、明治大学、名古屋大学、会津大学、高知大学の協力のもと開発された機器です。 「はやぶさ2」の光学航法望遠カメラ(ONC-T)
55年前からの謎、月の裏側高地問題を解決 月の表側と裏側では、月の形成および進化の過程で地殻の厚みに差ができたため、裏側には「海」が存在していないのだという研究成果が発表された。 旧ソビエト連邦が打ち上げた探査機「ルナ3号」によって月の裏側の画像が史上初めてとらえられた1959年から、「月の裏側高地問題(Lunar Farside Highlands Problem)」と呼ばれてきた。それまで誰も見ることができなかった月の裏側に、海が存在しないことが初めてわかったのである。 月の起源については、地球が形成されて間もないころ、火星サイズの天体が地球に衝突して破壊され、その破片から月が生まれたという考え(巨大衝突説)が広く受け入れられている。地球と衝突した天体は、ただ高温となって溶けたのではなく、その一部が蒸発した。そして、地球の周りを取り囲むように、岩石やマグマや蒸発した物質からなる円盤状の
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は19日までに、月面に流星が衝突し、地上から肉眼で見えるほどの強い閃光が観測されたと発表した。 NASAの研究者によると、閃光(せんこう)が走ったのはわずか1秒間ほどだが、「これまでに記録された例の10倍近い」明るさに達した。NASAは8年前から、月面に衝突する流星を監視している。毎年数百件の衝突が観測されるという。 NASAの推定によれば、今回の閃光が観測されたのは3月17日で、流星は重さ約40キロ、直径1メートル以内。時速約9万キロで月面に衝突し、TNT火薬5トン分の規模の爆発が起きた。閃光は4等星に相当する明るさだったという。 同じ時間帯に地球にも複数の流星が飛来したが、大気中で燃え尽きたとみられる。NASAは、来年また地球と月がこの領域を通過するタイミングで同様の現象がみられる可能性もあるとみて、観測を続ける構えだ。
高速自転する地球から形成された月 Forming a Moon From a Fast-Spinning Earth 2 つの新しい研究報告によると、地球上の大衝突(ジャイアント・インパクト)によって 形成された月の化学組成は、地球に類似している可能性があるという。 長年の通説では、約45 億年前に火星サイズの惑星が地球に大衝突し、 その惑星の物質を主な材料として月ができたとされてきたが、今回の研究結果は その通説を覆すものである。 1970 年代に初めて提唱された大衝突モデルは、1980 年代になると有力視されるようになった。 というのも、衝突のコンピュータ・シミュレーションにより、 月は主に地球以外の物質から形成されたことが示唆されたためである。 しかし、より良質の月のサンプルが利用できるようになり、実は月の化学組成が 地球のそれと非常に類似していることが判明したため、この説は問題視さ
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これが月の裏側だ!NASAが探査機「エブ」による映像を公開(動画) 月は常に地球に同じ側を向けているため、地上から裏側を見ることはできません。 これは月の公転周期と自転周期が一致しているためですが、アメリカの無人探査機「エブ」が撮影した鮮明な月の裏側の様子を、NASAが公開しました。 映像をご覧ください。 Grail Mission Snaps Far Side of the Moon - First Look - YouTube NASAは昨年9月に双子の探査機「エブ」と「フロー」を打ち上げ、年末から年始にかけて両機を月軌道に乗せることに成功しました。 この映像は「エブ」が1月19日に試験的に撮影したもので、「東の海」と呼ばれる幅約900kmの盆地も含まれています。 今後はさらに月に近づき、2機が連携して月の重力分布、そこから内部構造を明らかにするなどの, 本格的な探査が行われるとのこと
印刷 NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた米国旗=NASA提供NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた月探査車=NASA提供NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた宇宙飛行士の靴跡=NASA提供 人類が初めて月に降り立った米アポロ計画での着陸地点を「歴史的遺産」として立ち入り禁止にする指針を米航空宇宙局(NASA)が検討していることがわかった。国連の宇宙条約はどの国も自由に宇宙空間に立ち入りできるとしている。月面での活動や土地利用の国際ルールはなく、議論を呼ぶ動きだ。 米国は月の有人探査計画を中止したものの中国やインドが進めているほか、民間の探査計画も出ていることが背景にある。NASAは着陸地点や月面に残した機器類が近い将来、壊される恐れがあるとして「米国の財産」保護のためだという。朝日新聞に対し「指針に法的な拘束力はない」と説明する
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