M-x eval-buffer または M-x load-file RET ~/.emacs.d/init.el
はじめに 不良といっても、タバコふかしてパラリラパラリラではない。emacsを使うようになってから10年近く立つのに、最近M-sの使い方を知った。これまでメタキーを使う機会といえばM-x、M-%、M-<、M->のみ。あまりにも情けない。これを不良と言わずなんと言おうか(不可とは言わないのが自分への甘えである)。 キーバインドの表示 現在のモードでのキーバインディングを表示するには、describe-bindingsが使える。キーバインドは<f1> bもしくはC-h bだ。helmを導入しているのであればhelm-descbindsを使った方が便利だろう。 キーバインドの調査 今回は、M-○とメタキー+何かで使えるものを調べてみた。 なお、scratchバッファで調べた。結構メジャーモードで違う気がするので、本当はよく使うモード(僕の場合はorg-mode)で調べた方が良いかも。そもそもこう
この記事では、emacsから標準で付いている、動的略語展開モードと拡張の仕方を説明します。 動的略語展開とはなんぞや? 例えば、pと書いて、コマンドを押せば、printと展開してくれるように、略語を書くだけで長い単語を一気に打ち出してくれる便利な機能のことです。 emacsで動的略語展開する デフォルトで動的略語展開用のコマンド M-x dabbrev-expandが入っています。 使い方 global-set-keyの文字が含まれている.elファイルを扱っているとしましょう。このファイル内で、gとタイプして、その後M-x dabbrev-expandと打ち込むと、gの部分がglobal-set-keyに展開されます。 さらに、もう一度そのままM-x dabbrev-expandを打つと、頭文字にgを持つ別の展開候補に切り替わります(もし候補があれば)。何度もコマンドを打つことで、所望の展
emacsのテーマを変えようとするとcolor-themeを使うのが標準っぽい感じだったのだけど、Emacs 24からはthemeフレームワークというのが導入されたみたいで、そちらを使ってテーマを作ったり使ったりするのが楽みたいという話を聞いた。Emacs 24以上を使うなら color-themeではなく、Emacsの themeフレームワークを使おう - syohex’s diary参照。 まあ確かにテーマを導入するためにcolor-themeという拡張入れてるのも微妙だし、color-themeの中身結構カオスな感じだし使いたくないなーと思ってたら、emacs-jpにthemeフレームワークを使ってcolor-themeにあるテーマを置き換えたものを見つけたので使ってみた。 https://github.com/emacs-jp/replace-colorthemes インストール
Scalaを書くにはIntelliJを使うのが良さそうだったのだけど、使ってみたらいつもの感覚で使うのがけっこう難しかった。そこでEmacsでの環境構築を行ってみた。今回はscala-mode2とensimeを利用した。特にensimeに関してけっこうはまってしまったので、そのあたりを多めに書く。 scala-mode2 最近はscalaをemacsで書くならscala-mode2を使うみたい。セットアップは簡単でM-x package-list-packagesしてscala-mode2をインストールした後、以下をどこかに書いておけば良いだけ。 ;;; scala mode (require 'scala-mode2) これでひとまずハイライトなどを行うことが出来た。 ensime(セットアップ編) 続いてensimeのセットアップを行う。ensimeを利用することで、型を利用した補完、
その昔、自宅PCにLinuxをインストールして頑張っていた頃はEmacsを使っていたり、その延長で職場でもMeadowやxyzzyなどを活用していたものですが、Eclipseを使い始めてからめっきりEmacsから離れてしまっていました。 ところがここ最近、MacBookを使い始めたり、仕事柄サーバのメンテナンス等でターミナルを使う機会が圧倒的に増えたり、周囲の影響もあったりして久しぶりにEmacsに復帰してみることにしました。Emacsをちゃんと使うのは10年ぶりくらいですが、同僚のEmacserに教えてもらいながら環境を整備してみました。 パッケージをインストールするための準備 最近のEmacsはmeplaというリポジトリからパッケージをインストールできるようです。~/.emacs.d/init.elに以下を書いておきます。 (require 'package) (add-to-list
そろそろ年末ということで、この記事ではわたしが今年お世話になったelispの中から「これが無いと生きていけない!」というものをランキング形式で紹介していきたいと思います。 10位 Auto Complete Mode Auto Complete Mode - GNU Emacsのための最も賢い自動補完機能 Emacsで思い通りの補完を実現してくれる拡張機能です。 わたしは補完候補を選択するポップアップをあまり使わないので、(setq ac-auto-show-menu nil)として自動表示しないようにしています。 auto-complete-etagsを使って事前に生成したタグファイルを補完候補に入れておくと、独自に定義したクラスやメソッド名もうまいこと補完してくれるのでおすすめです。 9位 git-gutter syohex/emacs-git-gutter 編集中のファイルのどの行が
Emacsで即座にメモを取る方法はいろいろある。日本ならばHowmとかChangeLogメモが人気なのかな。俺はorg-mode + remember-modeを使っている。 org-rememberをインストールする remember-modeは頭の中で思い付いたものを即座にメモをするためのシンプルで便利なツールだ。M-x rememberでメモ用バッファがポップアップするから、メモを書いてC-c C-cを押せば記録される、それだけ。https://gna.org/p/remember-el なり「apt-get install remember-el」なりでインストールしてみよう。 org-modeはoutline-modeの超超拡張版だ。もともと構造化テキストを扱うものだったのが、本格的なアウトラインプロセッサになっていたり、TODO管理や予定表やスプレッドシート(まじで表計算できる
設定を見直し中 - すぎゃーんメモ シリーズ。 SKK(ddskk)を入れてみた - すぎゃーんメモ のときに導入していたけど、改めて入れてみようと思ってみてみたら、DDSKK 14.2以降からはAPELなどを入れる必要がなくなったそうで。 http://openlab.ring.gr.jp/skk/skk/main/READMEs/README.MacOSX.ja $ curl -O http://openlab.ring.gr.jp/skk/maintrunk/ddskk-14.4.tar.gz $ tar zxvf ddskk-14.4.tar.gz $ cd ddskk-14.4 $ sudo make install EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacsとするだけで使えるようになるっぽい。 起動時の設定には (req
これでmagit4というディレクトリが作られてgitリポジトリが初期化される 最初のコミット C-x C-fでindex.htmlを作成します。ファイルの中身 <html> <head> <title>Shizugit</title> </head> <body> <h1>Shizugit</h1> <p>Shizugitでは、参加者を募集しています。 最新の版管理システムgitについて熱く語り合いましょう。 </p> <address> <a href="mailto:magit@test.com">kzfm</a> </address> </body> </html> C-x C-sで保存します。 さて、ここでおもむろにM-x magit-statusと打つとmagit-modeのバッファーが開きます(下段)。 カーソルをindex.htmlにあわせてs キーを打つとステージングされま
Emacsにはorg-modeという機能があって、簡単なメモとか取るのに便利です。 最近自分の中で設定が充実してきたのでご紹介します。 この記事はorg-modeのバージョン8以降の設定方法について書いています。 org-modeのバージョンは M-x org-version で調べられます。 最近のEmacsではpackage-list-packageから最新版が入れられるはずです。 作業中に瞬時にメモ取る設定 プログラムとか論文とか書いてるときに、ふと新しいアイデアとかTODOリストとか思い付いたりするでしょう? そんなときにいちいち他のアプリに切り替えずに、Emacs上でその場で書くための設定がこちら。 (require 'org-install) (setq org-startup-truncated nil) (setq org-return-follows-link t) (a
Emacsのような昔ながらのテキストエディタは、IDEのように定義されているクラスや関数にジャンプすることができないと思っている人はいませんか? 世界中のスーパーハッカーが愛用しているEmacsがそんなこともできないわけがありません。 今回はExuberant Ctagsを利用して、ソースコードで定義されているクラスや関数に一瞬でジャンプする設定方法をご紹介します。 タグジャンプ 「この関数の処理を確認したいんだけど、どこに定義してあったっけ?」をソースコードをうろうろと探し回って、挙げ句の果てはgrepして抽出して探し出すという荒技をしたことがある人はいませんか?grepコマンドは利用しなかったとして、定義されているコード部分に一瞬でジャンプできたら便利ですね。Eclipseなどの統合開発環境(IDE)では、もはや標準機能です。 この動作の仕組みは、定義されているクラス名や関数名をタグと
そろそろ年末ということで、この記事ではわたしが今年お世話になったelispの中から「これが無いと生きていけない!」というものをランキング形式で紹介していきたいと思います。 10位 Auto Complete Mode Auto Complete Mode - GNU Emacsのための最も賢い自動補完機能 Emacsで思い通りの補完を実現してくれる拡張機能です。 わたしは補完候補を選択するポップアップをあまり使わないので、(setq ac-auto-show-menu nil)として自動表示しないようにしています。 auto-complete-etagsを使って事前に生成したタグファイルを補完候補に入れておくと、独自に定義したクラスやメソッド名もうまいこと補完してくれるのでおすすめです。 9位 git-gutter syohex/emacs-git-gutter 編集中のファイルのどの行が
今まで(恥ずかしながら)適当だった Emacs の設定を改革したらとても快適だったので紹介します 今回紹介したいのは init-loader.el package.el です 今まで .emacs に適当に設定を書いていたので以下の様な問題で悩んでいました 環境依存(具体的には Mac と Ubuntu)な設定を分離出来ないので環境構築に手作業が発生する 設定を追加しても上の事情で各々の環境に手作業で導入する必要がある ということで init-loader.el の出番です ~/.emacs.d/site-lisp/ 以下に init-loader.el を置いて ~/.emacs.d/init.el に ;; ~/.emacs.d/site-lisp 以下全部読み込み (let ((default-directory (expand-file-name "~/.emacs.d/site-
(Emacs24.1, MacOSX10.7) 問題 Emacs に Speedbar があるけど、別ウインドウにツリーを表示してしまう。 http://www.emacswiki.org/emacs/SpeedBar Google先生に訊いたら sr-speedbar.el つうのが出てきたが、自分の環境だと動かない http://www.emacswiki.org/SrSpeedbar 解決 direx.el を発見 LOAD-TIME-VALUE: popwin.elと相性が良いシンプルなディレクトリ・エクスプローラ、direx.elを作りました m2ym/direx-el · GitHub m2ym/popwin-el · GitHub popwin-el は開発版を使う。(popwin-0.4 で動かなかった) (require 'popwin) (setq display-bu
エディタの設定はいつも悩みが付きまとうものですよね。私自身もいろいろなエディタを使ってきました。 その中で、最終的に落ち着いたエディタはemacsです。そんな私がemacsを使う際、絶対に手放せないツールのうちのひとつにspeedbarがあります。 speedbarがすごく便利 speedbarを使うとこのように左側にファイルやディレクトリを操作するメニューをだしてくれます。また、関数リストなどもだしてくれるためファイル内の移動がすごく楽になります。 -nw 環境でも使いたい しかし、そもそもemacsをつかようになった最終的な理由はサーバサイドで開発をしたいからでした。どこでも同じ環境で開発ができることや、携帯の実機テストが多くなったのが原因です。 しかし、サーバサイドでspeedbarを使うとメニューを使う際画面が切り替わります。これが結構不便でした。 el-speedbar.elを入
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