ファイルメーカーの日本法人社長に、3月30日付けで石井元氏が就任した。「日本法人には日本人の社長が必要。最適な人材が見つかった」と、米FileMaker社長のドミニク・グピール氏が語れば、石井新社長も、「日本には、ファイルメーカーの製品の素晴らしさを知らない人がまだ多い。市場拡大のチャンスは大きい」として、事業拡大に意欲をみせる。今後、日本において、ファイルメーカーの存在感を高める施策が相次ぐことになりそうだ。 一方、同社は、4月7日からFileMaker Pro 11日本語版を発売。新製品では、グラフ機能の強化やコラボレーション機能の強化、新たに搭載したクイックレポート機能などの特徴を訴求する。「やりたいと思ったことをすべて詰め込んだ製品。満足してもらえる製品に仕上がった」とグピール社長も自信をみせる。グピール社長、石井社長に話を聞いた。 ■ファイルメーカーの存在感をさらに高めていく―3