本書は、大学・高専の学生、関連の初級技術者を主たる対象として、主要なアーキテクチャの一つであるMIPSを題材にとり、アーキテクチャの実際的な設計を通してコンピュータアーキテクチャを理解できる参考書。 第1章 コンピュータアーキテクチャとMIPSの構成,命令の動作 1節 マイクロプロセッサの歴史と身近な組込みプロセッサ 2節 MIPSプロセッサのレジスタ構成と命令セット 3節 MIPSの構成部品と代表的な命令の動作 4節 サブルーチンコールの原理とMIPS命令による実現 5節 パイプライン処理の特徴と割込み処理の活用 第2章 MIPSシミュレータSPIMによるアセンブリ言語の活用 1節 SPIMシミュレータとアセンブリ言語の基礎 2節 アセンブリ言語によるアルゴリズム記述 3節 メモリの利用とサブルーチンの動作 4節 再帰呼出しと浮動小数点演算 5節 システムコールと例外処理,割込み処理 第