【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は5日、生命が存在する可能性がある地球に似た太陽系外惑星をケプラー宇宙望遠鏡で初めて確認したと発表した。 この惑星は地球から600光年のケプラー22b。地球の2.4倍の大きさで、表面温度は22度と生命の存在に適し、液体の水が存在する可能性があるとしている。 生命の存在には、太陽に相当する恒星と惑星との距離が、液体の水を維持できるよう適度に離れている「ハビタブルゾーン」にあることが必要とされる。NASAによると、ケプラー22bは理想的な位置にあるという。 またNASAは、新たに1094個の惑星候補を発見。ケプラー宇宙望遠鏡でこれまでに発見された惑星候補は2326個となった。 【関連記事】 【動画】古川さん、宇宙に旅立つ=ロシアの宇宙船「ソユーズ」、打ち上げ成功 【旅】親子でアメリカ横断ドライブ第2弾〜NASAやセドナへ 〔写真特集〕金