「虚構で作ったコンテンツは見向きもされない」:80万人の女の子が集まる「iQON」のデジタルマガジン編集長、澄川恭子さん【後編】 「「女の子を可愛くしてあげたい」という原点に戻り、ELLEgirl編集長からITスタートアップ「iQON」に参加した澄川恭子さん」の後編をお届けします。前編はこちら。 7年前、「やらせられた」ELLEgirlオンラインの立ち上げで得たもの 三橋:iQONへの参加は、これまでのキャリアで一番のターニングポイントになるんでしょうか。それとも、今の自分がいることに影響している体験って他にありますか。 澄川:それは、ELLEgirlの編集長代理となった7年前ですね。自分が携わった初の号を出すか出さないかという時に、現ハーストの社長からオンラインの立ち上げを命じられて。当時は「サイトマップって何ですか?」というくらいデジタルを理解していませんでしたから、正直「は?」って感