ここ数日、アスペルガーの娘さんが家で激しく暴れるというママの話を聞いていました。発達障害・アスペルガーの子どもは小学校高学年から思春期にかけて荒れることが多いと聞きます。アスペルガーの子は自分自身、どこに怒りのツボがあるのかもわかりません。何が苦しいのかもうまく表現できません。とにかく苦しい。そして、怒りの感情の制御もうまくできません。一度暴れ始めると、暴れる自分がイヤでイヤでたまらず、また暴れます。 「なんとか受け止めてあげたい」「何が苦しいのか理解してあげたい」というのがご両親の大抵の反応です。しかし悲しいかな、受け止めてあげたい、理解してあげたい、と思えば思うほど、お子さんの暴力はひどくなっていくばかり。 私も例に漏れず小学校高学年から激しく荒れ始めたわけですが、私は母に対してその怒りや苦しみをぶつけることはできず、専ら学校でその攻撃性を表出していました。当然、小学校史上なかなかみな