2017年1月19日、BuzzFeed Japanの1周年を記念したパーティが都内の某ホテルで行われ、幸いにも参加者からご招待をいただきました。 当日は「えらい人からのご挨拶」だけでなく、さまざまな講演コンテンツが用意され、メディア業界の人なら思わず聞き入る内容。 「これは聞きたい人も多いだろうなぁ」と思っていたら、その模様がFacebook Liveで中継され、アーカイブも残っていました。 そこで、個人的にコンテンツやメディア作りのヒントがいっぱいだなぁ、と感じた、古田編集長の『創刊1周年と今後の展望』と題した講演を聞き書きして、まとめました。 省略した部分もありますので、全貌は上記の動画をどうぞ。 BuzzFeed Japan、急成長を叶えた3つの要因 BuzzFeed Japanは2016年1月19日に創刊し、8月には月間UV1000万、12月には月間UV1,600万人を突破。また、
ルイーズ・リドリー氏は最近、デジタルメディアパブリッシャーBuzzFeedの英国チームに着任した。彼女の職務は、特別プロジェクトとロングフォームコンテンツのニュース編集者という、同社にとって初のポストだ。今回の記事では、そんなリドリー氏の視点で、最近の1日を紹介していこう。 ルイーズ・リドリー氏は最近、デジタルメディアパブリッシャーBuzzFeedの英国チームに着任した。彼女の職務は、特別プロジェクトとロングフォームコンテンツのニュース編集者という、同社にとって初のポストだ。 BuzzFeedは、これまで成長のよりどころとしてきた楽しいリスティクル(リスト記事)やクイズコンテンツと同様に、質の高い調査報道を提供するメディアとしても名声を確立すべく尽力している。そのミッションの手綱を握り、BuzzFeedがロングフォーム(長文記事)の取り組みで何にどう力を入れるべきかを把握するのが、リドリー
なぜ日本の大手メディアは、性的マイノリティーの問題にこうも鈍感なのか 一橋大学院生自殺を深く報じたのが、ネットメディアだったことの意味 読売は遺族の記者会見を無視 昨年8月、ゲイ(同性愛者)であることを暴露され、心身に支障を来たした25歳の大学院生が自殺した――。 ゲイなど性的マイノリティー(LGBT)に対する差別意識が根強く残る日本で起きた悲劇である。単なる自殺として捉えるのではなく、このような自殺を引き起こした社会的背景を考えれば、大きなニュースとして報じる意義はあるはずだ。 事件の概要は8月5日に司法記者クラブで発表されている。記者クラブに所属するメディアであれば、一から取材をしなくても記者クラブにいるだけでそれなりの記事を書けてしまうのだ。結果はどうだったか。 結論から言えば、大手新聞・テレビなど記者クラブメディアは事件に大きなニュース価値を見いだしているようには見えなかった。例え
古田大輔 氏(BuzzFeed Japan 創刊編集長) 1977年生まれ。福岡県出身。早稲田大学政治経済学部卒業。朝日新聞社に入社し、京都総局、豊岡支局、社会部、アジア総局(バンコク)、シンガポール支局長、デジタル版の編集などを経て、2015年10月にBuzzFeed Japanによる新メディアの創刊編集長に就任。 古田:BuzzFeed Japan(バズフィード)はニュースからエンターテインメントまで、あらゆる分野を扱います。バズフィードの理念は、「ポジティブなインパクトを世の中に与える」こと。エンタメであれば、面白いものや人を感動させるストーリーならポジティブなインパクトを与えられます。また、世の中に知られていないことを知らしめることや、他のメディアがすでに報じている情報は書かないことも意識しています。 竹下:ハフィントンポストは特に国際的なニュースを意識して、迅速な報道を心がけてい
buzzfeedの石戸諭さんが興味深い論考を挙げていたんですが、ここでいう「平和と脱原発」は確かに今回の都知事選の政治的イシューからは遠いというのも大きいんですよね。 「平和と脱原発」ではダメ 惨敗の鳥越さん、そしてリベラルは負け続ける https://www.buzzfeed.com/satoruishido/tochijisen-torigoe-haiboku で、リベラル全体が駄目になったのか? と言われると、これがまた一定の票は取れたりする。おそらく、今回は野党統一候補として鳥越俊太郎さんだったから、担いだ神輿が悪かったという側面もあるかもしれません。 JX通信社の米重克洋さんの記事でもありますが、各社告示時点での調査では鳥越さんが人気を集めていたわけで、ここが例えば別の人物だったら、宇都宮健児さんが野党統一候補だったら、となると、違った意味合いになってくるわけです。 <終盤情勢>
キュレーションメディア、オウンドメディア、バイラルメディア、など、あらゆる形態のWebメディアが濫立している今、改めてメディアの在り方を考える必要がありそうです。 他媒体との差別化が難しい今、どうすればユーザーに選んでもらえるメディアになるのか、良いメディアには何が必要なのか。明確な答えを出せる方はほとんどいないのではないでしょうか。 今回は、D2Cソリューションズ主催のメディアイベントに登壇したBuzzFeed Japan 創刊編集長の古田大輔氏とライターのヨッピー氏による「良いメディアと悪いメディア」をテーマにしたディスカッションの様子をお届けします。 登壇者紹介 古田大輔氏 BuzzFeed Japan 創刊編集長。早稲田大政経学部卒業後、2002年朝日新聞入社。京都総局を振り出しに、社会部記者、東南アジア特派員、デジタル版編集などを担当。 2015年10月にBuzzFeed Jap
FacebookやTwitterなど人が集まるプラットフォーム上にコンテンツを配信し、グローバルで月間2億人超のオーディエンスを誇るBuzzFeed(バズフィード)。2006年に米・ニューヨークにて設立、2015年8月には米国バズフィードとヤフー株式会社の合弁によるバズフィード ジャパンが立ち上がった。2016年1月には世界で12番目となる「バズフィード」の日本版を公開。4月に代表取締役社長に就任した上野正博氏に日本市場での戦略、また広告事業の展開について話を聞く。 —「バズフィード」日本版が公開されて約半年が経過した。コンテンツの閲覧のされ方などに米国と違いはあるか。 1月から2月中旬の読者数の伸びと、2月中旬から5月までの読者数の伸びを比べるとその差は2倍以上。他国での創刊後のスピードと比べても日本でのユーザー獲得のスピードは圧倒的に早く、手ごたえを感じている。 また米国ではスマートフ
ネコから調査報道まで“なんでもあり”のBuzzFeedを支える最新テクノロジーと理念 バズは「サイエンス」である:バズとジャーナリズムが共存するメディアの未来 #1/4 PV至上主義からの脱却、分散型メディアの登場、テクノロジーの進化、動画メディアの台頭……、さまざまなワードが連日メディア界を賑わせています。これからのメディアはどこへ向かうのか? アドバタイジングウィーク・アジアのラストを飾ったセッション「バズは『サイエンス』である:バズとジャーナリズムが共存するメディアの未来」。2016年1月に正式ローンチを果たした「BuzzFeed Japan」の古田大輔氏、月間PV1.6 億突破とその勢いが止まらない「東洋経済オンライン」の山田俊浩氏、モデレーターにブルーカレントの本田哲也氏を迎え、バズとジャーナリズムが融合するメディアの未来につ
◯◯しなければいけない、という編集ルールはなし!BuzzFeed のBUZZエディター・鳴海さんと嘉島さんに学ぶ、バズる記事の作り方 こんにちは、BAKEの平野です。普段、お菓子のWebメディア「cake.tokyo」の運営をしているのですが、メディアを成長させていく上で、記事を一定数の方に読んでもらうことはできても、次に「多くの人にシェアされるコンテンツ(=バズコンテンツ)」を作ることの難しさを実感しています。 そんなことを考えながら、編集長の塩谷さんに相談したところ、「BuzzFeedの記事、ここ最近ですごくSNSでのシェアが増えてる気がしない?他のメディアにはない記事編集の方法が面白いよね…」という話になり、さっそくアポを取り、BuzzFeed Japan株式会社にお邪魔してきました。今回は、「BUZZエディター」の鳴海さんと「BUZZライター」の嘉島さんのお二人にお話を聞いてきまし
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