JPH11158383A - 熱伝導性シリコーンゴム組成物および定着ロール - Google Patents
熱伝導性シリコーンゴム組成物および定着ロールInfo
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- JPH11158383A JPH11158383A JP34203597A JP34203597A JPH11158383A JP H11158383 A JPH11158383 A JP H11158383A JP 34203597 A JP34203597 A JP 34203597A JP 34203597 A JP34203597 A JP 34203597A JP H11158383 A JPH11158383 A JP H11158383A
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Abstract
ーンゴムを形成できる熱伝導性シリコーンゴム組成物、
及び該組成物を用いて形成された、複写耐久性に優れる
定着ロールを提供する。 【解決手段】 (A)一分子鎖側鎖に平均3個以上のケイ
素原子結合アルケニル基を有するジオルガノポリシロキ
サン100重量部、(B)平均粒子径が0.1〜50μm
であるアルミナ微粉末50〜500重量部、(C)一分子
中に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有する
オルガノポリシロキサン[(A)成分中のアルケニル基1
モルに対して、本成分中のケイ素原子結合水素原子が
0.3〜1.2モルとなる量]、及び(D)触媒量の白金系
触媒からなる熱伝導性シリコーンゴム組成物、並びにロ
ール軸の外周面に、該熱伝導性シリコーンゴム組成物の
硬化物からなるシリコーンゴム層を介してフッ素樹脂層
もしくはフッ素ゴム層が形成された定着ロール。
Description
ンゴム組成物、およびこの組成物を用いて形成された定
着ロールに関し、詳しくは、高熱伝導性を有するにも拘
わらず、高反ぱつ弾性を有するシリコーンゴムを形成す
ることができる熱伝導性シリコーンゴム組成物、および
この組成物を用いて形成された、複写耐久性に優れる定
着ロールに関する。
ために、シリコーンゴム組成物に多量のシリカ微粉末や
アルミナ微粉末を配合してなる熱伝導性シリコーンゴム
組成物はすでに公知である。しかし、このような熱伝導
性シリコーンゴム組成物を硬化して得られるシリコーン
ゴムは反ぱつ弾性が低く、電子写真複写機やプリンター
などに使用される定着ロールの外被覆材として用いた場
合に、複写耐久性が乏しいという問題があった。
課題について鋭意検討した結果、本発明に到達した。す
なわち、本発明の目的は、高熱伝導性を有するにも拘わ
らず、高反ぱつ弾性を有するシリコーンゴムを形成する
ことができる熱伝導性シリコーンゴム組成物、およびこ
の組成物を用いて形成された、複写耐久性に優れる定着
ロールを提供することにある。
ーンゴム組成物は、(A)一分子鎖側鎖に平均3個以上の
ケイ素原子結合アルケニル基を有するジオルガノポリシ
ロキサン 10
0重量部、(B)平均粒子径が0.1〜50μmであるア
ルミナ微粉末50〜500重量部、(C)一分子中に少な
くとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノ
ポリシロキサン{(A)成分中のアルケニル基1モルに対
して、本成分中のケイ素原子結合水素原子が0.3〜1.
2モルとなる量}、および(D)触媒量の白金系触媒から
なることを特徴とする。
外周面にシリコーンゴム層を介してフッ素樹脂層もしく
はフッ素ゴム層が形成されてなる定着ロールであって、
該シリコーンゴム層を形成するシリコーンゴムが請求項
1記載の熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬化させてな
るものであることを特徴とする。
組成物を詳細に説明する。(A)成分のジオルガノポリシ
ロキサンは本組成物の主剤であり、一分子鎖側鎖に平均
3個以上のケイ素原子結合アルケニル基を有することを
特徴とする。これは、一分子鎖中の側鎖のケイ素原子に
結合するアルケニル基の数が平均3個未満であると、得
られるシリコーンゴムの反ぱつ弾性率が低くなるからで
ある。(A)成分の分子構造は実質的に直鎖状であるが、
分子鎖の一部が分枝していてもよい。また、(A)成分中
のアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、ブテニ
ル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、ヘプテニル基が例
示され、特に、ビニル基であることが好ましい。また、
(A)成分中のアルケニル基以外のケイ素原子に結合する
基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基等のアルキル基;フェニル
基、トリル基、キシリル基等のアリール基;ベンジル
基、フェネチル基等のアラルキル基;3−クロロプロピ
ル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基等のハロゲ
ン化アルキル基;メトキシ基、エトキシ基等のアルコキ
シ基、水酸基が例示され、特に、メチル基であることが
好ましい。また、(A)成分の粘度は限定されないが、得
られるシリコーンゴムの機械的特性が良好であることか
ら、25℃における粘度が1,000センチポイズ以上
であることが好ましく、さらに、25℃における粘度が
1,000〜1,000,000センチポイズの範囲内で
あることが好ましく、特に、25℃における粘度が1
0,000〜500,000センチポイズの範囲内である
ことが好ましい。
キサンとしては、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封
鎖メチルビニルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合
体、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルビニ
ルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキ
シ基封鎖メチルビニルシロキサン・ジメチルシロキサン
共重合体、分子鎖両末端ジメチルビニルシロキシ基封鎖
メチルビニルポリシロキサン、分子鎖両末端シラノール
基封鎖メチルビニルシロキサン・ジメチルシロキサン共
重合体、分子鎖両末端シラノール基封鎖メチルビニルポ
リシロキサン、これらのジオルガノポリシロキサン中の
メチル基の一部をフェニル基、3,3,3−トリフルオ
ロプロピル基等に置換したジオルガノポリシロキサン、
およびこれらのジオルガノポリシロキサンの二種以上の
混合物が例示される。また、一分子鎖中の側鎖のケイ素
原子に結合するアルケニル基の数が平均3個以上となる
のであれば、一分子鎖中の側鎖のケイ素原子に結合する
アルケニル基の数が3個未満である、分子鎖両末端ジメ
チルビニルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分
子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルポリシロ
キサン、分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチルポリシ
ロキサン、およびこのジオルガノポリシロキサン中のメ
チル基の一部をフェニル基、3,3,3−トリフルオロ
プロピル基等に置換したジオルガノポリシロキサンを含
有していてもよい。
化して得られるシリコーンゴムの熱伝導率および機械的
特性を向上させるための成分である。熱伝導性充填剤と
しての(B)成分はアルミナ微粉末と限定されているの
は、熱伝導性充填剤として、シリカ微粉末等の充填剤を
用いた場合には、たとえ(A)成分のようなジオルガノポ
リシロキサンを用いたとしても、高熱伝導性であって、
さらに高反ぱつ弾性を有するようなシリコーンゴムを形
成することが困難であるからである。(B)成分の形状は
限定されず、球状、不定形状のいずれでもよい。また、
(B)成分の平均粒子径は0.1〜50μmの範囲内であ
るが、本組成物を硬化して得られるシリコーンゴムの機
械的特性をさらに向上させることができることから、
0.1〜10μmの範囲内であることが好ましい。(B)
成分のアルミナ微粉末として、その表面をオルガノアル
コキシシラン、オルガノハロシラン、オルガノシラザン
等の有機ケイ素化合物により処理したものを用いてもよ
い。このアルミナ微粉末としては、予め上記の有機ケイ
素化合物により表面処理したものを用いてもよく、ま
た、これを(A)成分に配合する際に、この系に上記の有
機ケイ素化合物を配合することにより、この表面を処理
してもよい。
部に対して50〜500重量部の範囲内であり、本組成
物を硬化して得られるシリコーンゴムの反ぱつ弾性率を
より向上させるためには、(A)成分100重量部に対し
て50〜300重量部の範囲内であることが好ましい。
成物を硬化させるための成分であり、一分子中に少なく
とも2個のケイ素原子結合水素原子を有することを特徴
とする。(C)成分の分子構造は限定されず、直鎖状、一
部分枝を有する直鎖状、分枝鎖状、環状が例示され、特
に、直鎖状、一部分枝を有する直鎖状であることが好ま
しい。また、(C)成分中のケイ素原子結合水素原子の結
合位置は限定されず、分子鎖末端および/または分子鎖
側鎖が例示される。(C)成分中のケイ素原子に結合す
る水素原子以外の基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基等のアルキル基;フェニル基、トリル基、キシ
リル基等のアリール基;ベンジル基、フェネチル基等の
アラルキル基;3−クロロプロピル基、3,3,3−ト
リフルオロプロピル基等のハロゲン化アルキル基が例示
され、特に、メチル基であることが好ましい。
サンとしては、分子鎖両末端ジメチルハイドロジェンシ
ロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジ
メチルハイドロジェンシロキシ基封鎖メチルハイドロジ
ェンポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジ
ェンシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイド
ロジェンシロキサン共重合体、分子鎖両末端トリメチル
シロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、
分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキ
サン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、分子
鎖両末端シラノール基封鎖メチルハイドロジェンポリシ
ロキサン、分子鎖両末端シラノール基封鎖ジメチルシロ
キサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合体、
式:(CH3)3SiO1/2で示されるシロキサン単位と
式:(CH3)2HSiO1/2で示されるシロキサン単位と
式:SiO4/2で示されるシロキサン単位からなるオル
ガノポリシロキサン、式:(CH3)2HSiO1/2で示さ
れるシロキサン単位と式:SiO4 /2で示されるシロキ
サン単位からなるオルガノポリシロキサン、式:(C
H3)HSiO2/2で示されるシロキサン単位と式:CH3
SiO3/2で示されるシロキサン単位または式:HSi
O3/2で示されるシロキサン単位からなるオルガノポリ
シロキサン、これらのオルガノポリシロキサンのメチル
基の一部をフェニル基、3,3,3−トリフルオロプロ
ピル基等で置換したオルガノポリシロキサン、およびこ
れらのオルガノポリシロキサンの二種以上の混合物が例
示される。
ニル基1モルに対して、本成分中のケイ素原子結合水素
原子が0.3〜1.2モルの範囲内となる量であり、好ま
しくは、(A)成分中のアルケニル基1モルに対して、本
成分中のケイ素原子結合水素原子が0.5〜1.0モルの
範囲内となる量である。
促進するための触媒である。このような(D)成分の白金
系触媒としては、白金微粉末、白金担持のアルミナ粉
末、白金担持のシリカ粉末、白金担持のカーボン粉末、
塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール溶液、白金のオレ
フィン錯体、白金のアルケニルシロキサン錯体、白金の
カルボニル錯体、これらの白金系触媒をアクリル樹脂、
ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、シリコーン
樹脂等の熱可塑性樹脂中に分散してなる樹脂粉末が例示
される。
物の硬化を促進することができる量であれば限定されな
いが、実用的には、(A)成分に対して重量単位で(D)成
分中の白金金属が0.01〜500ppmの範囲内となる量
であることが好ましく、特に、(A)成分に対して重量単
位で(D)成分中の白金金属が0.1〜100ppmの範囲内
となる量であることが好ましい。
少なくともなるが、その他任意の成分として、3−メチ
ル−1−ブチン−3−オール、3,5−ジメチル−1−
ヘキシン−3−オール、3−フェニル−1−ブチン−3
−オール等のアセチレン系化合物;3−メチル−3−ペ
ンテン−1−イン、3,5−ジメチル−3−ヘキセン−
1−イン等のエンイン化合物;1,3,5,7−テトラ
メチル−1,3,5,7−テトラビニルシクロテトラシ
ロキサン、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,
5,7−テトラヘキセニルシクロテトラシロキサン等の
アルケニルシロキサン化合物;ベンゾトリアゾール等の
トリアゾール系化合物;その他、ホスフィン系化合物、
メルカプタン系化合物、ヒドラジン系化合物等の本組成
物の貯蔵安定性や硬化性を調整するための硬化抑制剤を
配合することができる。このような硬化抑制剤の配合量
は限定されないが、実用的には、(A)成分100重量部
に対して0.001〜5重量部の範囲内の量であること
が好ましい。
わない範囲において、得られるシリコーンゴムの機械的
特性を向上させたり、導電性を付与するために、ヒュー
ムドシリカ、沈降性シリカ、焼成シリカ、粉砕石英、ケ
イ藻土、カーボンブラック、銀粉末、ニッケル粉末等の
充填剤を配合してもよい。また、本組成物には、得られ
るシリコーンゴムの圧縮永久歪み率を小さくするため
に、ピリジン、ピリミジン、1,3,5−トリアジン等
の環内に炭素−窒素不飽和結合を有する六員環化合物、
またはその誘導体を微量配合しても良い。さらに、本組
成物には、その他必要に応じて、公知の顔料、染料、耐
熱性付与剤、難燃性付与剤、ロール作業性向上剤等を配
合することができる。
およびその他の成分を混合することにより調製される。
本組成物を調製する方法としては、上記の(A)成分〜
(D)成分、およびその他の成分をニーダミキサー、ロス
ミキサー、ヘンシェルミキサー等の混練装置により調製
することができる。
詳細に説明する。本発明の定着ロールは図1に示される
ように、ロール軸1の外周面にシリコーンゴム層2を介
してフッ素樹脂層もしくはフッ素ゴム層3が形成されて
なることを特徴とする。このロール軸1の材質としは、
例えば、鉄、ステンレススチール、銅、アルミニウムが
挙げられる。また、このシリコーンゴム層2を形成する
シリコーンゴムは上記のシリコーンゴム組成物を硬化さ
せて得られたものである。また、このフッ素樹脂層を形
成するフッ素樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレ
ン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン・パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)、フ
ッ化エチレン・ポリプロピレン共重合体樹脂(FEP)、
テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体樹脂(ET
FE)、ポリクロロトリフルオロエチレン共重合体樹脂
(PCTFE)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、
ポリフッ化ビニル樹脂(PVF)、三フッ化塩化エチレン
・エチレン共重合体樹脂(ECTFE)、テトラフルオロ
エチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体樹脂(F
EP)が例示され、このフッ素ゴム層3を形成するフッ
素ゴムとしては、ビニリデンフルオライド・ヘキサフル
オロプロピレン共重合体ゴム(VDF−HFP)、ビニリ
デンフルオライド・ヘキサフルオロプロピレン・テトラ
フルオロエチレン共重合体ゴム(VDF−HFP−TF
E)、テトラフルオロエチレン・プロピレン共重合体ゴ
ム(TFE−Pr)が例示される。このフッ素樹脂層もし
くはフッ素ゴム層3の厚さとしては、0.1mm以下で
あることが好ましく、特に、0.1〜50μmであるこ
とが好ましい。
いて本発明の定着ロールを作成する方法としては、例え
ば、ロール形成用金型の内部に金属製ロール軸を載置
し、次いで、このロール成形用金型の内壁にフッ素樹脂
もしくはフッ素ゴム製のチューブを載置した後、このロ
ール軸とチューブとのキャビティに熱伝導性シリコーン
ゴム組成物を圧入して、このシリコーンゴム組成物を硬
化させる方法、ロール形成用金型の内部に金属製ロール
軸を載置した後、熱伝導性シリコーンゴム組成物を圧入
して、このシリコーンゴム組成物を硬化させ、次いで、
このシリコーンゴムロールの外周面にフッ素樹脂もしく
はフッ素ゴムを塗布して加熱処理する方法が挙げられ、
特に、前者の方法が好ましい。この際、ロール軸とシリ
コーンゴム層との接着性およびシリコーンゴム層とフッ
素樹脂もしくはフッ素ゴム層との接着性を向上させるた
めに、このロール軸の外周面およびフッ素樹脂もしくは
フッ素ゴム製のチューブの内周面を予めプライマー処理
しておくことが好ましい。ロール軸とフッ素樹脂もしく
はフッ素ゴム製のチューブとのキャビティに熱伝導性シ
リコーンゴム組成物を圧入する方法としては、例えば、
圧縮成形機、トランスファー成形機、射出成形機を用い
ることができる。また、熱伝導性シリコーンゴム組成物
の硬化温度が著しく低いと、この硬化速度が遅くなり、
この定着ロールの生産性が著しく低下してしまい、ま
た、この硬化温度が著しく高いと、この定着ロール表面
にしわが生じるため、この硬化温度としては30〜20
0℃の範囲内であることが好ましく、特に、50〜15
0℃の範囲内であることが好ましい。また、比較的低温
で硬化させて得られたシリコーンゴムの圧縮永久ひずみ
を小さくするために、さらに、これを150〜250℃
に熱処理することが好ましい。
に、上記の熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬化して得
られるシリコーンゴム層を介してフッ素樹脂もしくはフ
ッ素ゴム層が形成されているため、熱伝導性が優れるに
も拘わらず、反ぱつ弾性率が大きく、複写耐久性が優れ
ているので、電子写真複写機、プリンター、ファクシミ
リ等の機器の定着ロールとして好適である。
び定着ロールを実施例により詳細に説明する。なお、実
施例中の粘度は25℃において測定した値である。ま
た、シリコーンゴムの特性は次のようにして評価した。 [シリコーンゴムの硬度]熱伝導性シリコーンゴム組成
物を120℃の加熱プレス機により20分間加熱してシ
リコーンゴムを形成した後、200℃のオーブン中で4
時間加熱処理した。このようにして作成した、厚さ6m
mのシリコーンゴムの硬度をJIS K6301[加硫
ゴム物理試験方法]に規定されるスプリング式硬さ試験
(A形)により測定した。 [シリコーンゴムの熱電導率]上記の方法で作成した、
厚さ12mmのシリコーンゴムを昭和電工社製のSho
rtherm QTM(非定常熱線法)により測定した。 [シリコーンゴムの反ぱつ弾性]上記の方法で作成し
た、厚さ12mmのシリコーンゴムJIS K 630
1に規定されるを反ぱつ弾性試験方法に従って測定し
た。 [シリコーンゴムの圧縮永久ひずみ]上記の方法で作成
した、厚さ12mmのシリコーンゴムの圧縮永久ひずみ
をJIS K 6301に規定された圧縮永久ひずみ試
験方法に従って測定した。なお、熱処理の温度と時間は
180℃、22時間とした。 [シリコーンゴムの体積抵抗率]上記の方法で作成し
た、厚さ2mmのシリコーンゴムの体積抵抗率をJIS
C 2123[電気用シリコーンゴムコンパウンド試験
方法]に規定された体積抵抗率試験方法に従って測定し
た。
た。 [定着ロールの作成方法]直径10mmの円筒状鉄製ロ
ール軸の外周面に市販のプライマーを均一に塗布した
後、150℃のオーブン中で30分間放置してプライマ
ーを十分に乾燥させた。また、内面がアルカリ処理され
た、膜厚が50μmであるテトラフロロエチレン・パー
フロロアルキルパーフロロビニルエーテル共重合体製チ
ューブの内面に市販のプライマーを均一に塗布した後、
室温で1時間放置してプライマーを十分に乾燥させた。
次いで、ロール成形用金型の内部にこのロール軸を載置
して、また、この金型の内壁にこのチューブを載置し
て、このロール軸とチューブとのキャビティーに熱伝導
性シリコーンゴム組成物を圧入した後、これを100℃
において30分間で硬化させて、肉厚が10mmである
フッ素樹脂被覆定着ロールを作成した。次いで、この定
着ロールを200℃のオーブン中で4時間加熱処理し
た。
40,000センチポイズであり、式:
チルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(ビ
ニル基の含有量=0.5重量%)100重量部、および
平均粒子径が3μmであるアルミナ微粉末180重量部
を均一に混合した後、これに粘度が10センチポイズで
あり、式:
シ基封鎖ジメチルポリシロキサン(ケイ素原子結合水素
原子の含有量=0.16重量%)9重量部(上記のジメ
チルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体中の
ビニル基1モルに対して、このジメチルポリシロキサン
中のケイ素原子結合水素原子が0.8モルとなる量)、
および塩化白金酸のイソプロピルアルコール溶液(白金
金属の含有量=1重量%)0.5重量部を均一に混合し
て熱伝導性シリコーンゴム組成物を調製した。この熱伝
導性シリコーンゴム組成物を硬化させて得られたシリコ
ーンゴムの硬度(JIS A)は35であり、熱伝導率は
1.6×10-3cal/cm・sec・℃、反ぱつ弾性は75%であ
り、また、圧縮永久ひずみは8%であった。この熱伝導
性シリコーンゴム組成物を用いてフッ素樹脂被覆定着ロ
ールを作成した。この定着ロールを電子写真複写機に装
着してA4サイズの複写紙を15万枚連続複写したが、
紙しわや紙づまりなどはなく、また、複写された画像は
すべて鮮明であった。
40,000センチポイズであり、式:
チルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(ビ
ニル基の含有量=0.5重量%)100重量部、および
平均粒子径が5μmである粉砕石英微粉末140重量部
を均一に混合した後、これに粘度が10センチポイズで
あり、式:
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(ケイ素原子結合水素原子の含有量=0.16重量
%)7重量部(上記のジメチルシロキサン・メチルビニ
ルシロキサン共重合体中のビニル基1モルに対して、こ
のジメチルシロキサン・メチルハイドロエジェンシロキ
サン共重合体中のケイ素原子結合水素原子が0.65モ
ルとなる量)、および塩化白金酸のイソプロピルアルコ
ール溶液(白金金属の含有量=1重量%)0.5重量部
を均一に混合して熱伝導性シリコーンゴム組成物を調製
した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬化させて
得られたシリコーンゴムの硬度(JIS A)は35であ
り、熱伝導率は1.6×10-3cal/cm・sec・℃、反ぱつ弾
性は60%であり、また、圧縮永久ひずみは8%であっ
た。この熱伝導性シリコーンゴム組成物を用いてフッ素
樹脂被覆定着ロールを作成した。この定着ロールを電子
写真複写機に装着してA4サイズの複写紙を15万枚連
続複写したところ、10万枚目以降、紙しわや紙づまり
が発生した。
40,000センチポイズであり、式:
ジメチルポリシロキサン(ビニル基の含有量=0.09
重量%)100重量部、および平均粒子径が3μmであ
るアルミナ微粉末180重量部を均一に混合した後、こ
れに粘度が5センチポイズであり、式:
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(ケイ素原子結合水素原子の含有量=0.45重量
%)1重量部(上記のジメチルポリシロキサン中のビニ
ル基1モルに対して、このジメチルシロキサン・メチル
ハイドロエジェンシロキサン共重合体中のケイ素原子結
合水素原子が1.5モルとなる量)、および塩化白金酸
のイソプロピルアルコール溶液(白金金属の含有量=1
重量%)0.5重量部を均一に混合して熱伝導性シリコ
ーンゴム組成物を調製した。この熱伝導性シリコーンゴ
ム組成物を硬化させて得られたシリコーンゴムの硬度
(JIS A)は35であり、熱伝導率は1.6×10-3c
al/cm・sec・℃、反ぱつ弾性は58%であり、また、圧縮
永久ひずみは15%であった。この熱伝導性シリコーン
ゴム組成物を用いてフッ素樹脂被覆定着ロールを作成し
た。この定着ロールを電子写真複写機に装着してA4サ
イズの複写紙を15万枚連続複写したところ、9万枚目
以降、紙しわや紙づまりが発生した。
40,000センチポイズであり、式:
ジメチルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体
(ビニル基の含有量=0.12重量%)100重量部、
および平均粒子径が3μmであるアルミナ微粉末180
重量部を均一に混合した後、これに粘度が6センチポイ
ズであり、式:
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(ケイ素原子結合水素原子の含有量=0.32重量
%)2.2重量部(上記のジメチルシロキサン・メチル
ビニルシロキサン共重合体中のビニル基1モルに対し
て、このジメチルシロキサン・メチルハイドロエジェン
シロキサン共重合体中のケイ素原子結合水素原子が1.
5モルとなる量)、および塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液(白金金属の含有量=1重量%)0.5重
量部を均一に混合して熱伝導性シリコーンゴム組成物を
調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬化さ
せて得られたシリコーンゴムの硬度(JIS A)は35
であり、熱伝導率は1.6×10-3cal/cm・sec・℃、反ぱ
つ弾性は62%であり、また、圧縮永久ひずみは12%
であった。この熱伝導性シリコーンゴム組成物を用いて
フッ素樹脂被覆定着ロールを作成した。この定着ロール
を電子写真複写機に装着してA4サイズの複写紙を15
万枚連続複写したところ、10万枚目以降、紙しわや紙
づまりが発生した。
8,000センチポイズであり、式:
チルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(ビ
ニル基の含有量=0.3重量%)100重量部、平均粒
子径が3μmであるアルミナ微粉末60重量部、および
カーボンブラック(電気化学社製のデンカアセチレンブ
ラック)8重量部を均一に混合した後、これに粘度が5
センチポイズであり、式:
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(ケイ素原子結合水素原子の含有量=0.75重量
%)0.65重量部(上記のジメチルシロキサン・メチ
ルビニルシロキサン共重合体中のビニル基1モルに対し
て、このジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシ
ロキサン共重合体中のケイ素原子結合水素原子が0.5
モルとなる量)、および塩化白金酸のイソプロピルアル
コール溶液(白金金属の含有量=1重量%)1.0重量
部を均一に混合して熱伝導性シリコーンゴム組成物を調
製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬化させ
て得られたシリコーンゴムの硬度(JIS A)は2であ
り、熱伝導率は1.0×10-3cal/cm・sec・℃、反ぱつ弾
性は35%であり、体積抵抗率は1.0×105Ω・cmで
あり、また、圧縮永久ひずみは8%であった。この熱伝
導性シリコーンゴム組成物を用いてフッ素樹脂被覆定着
ロールを作成した。この定着ロールをレーザービームプ
リンターに装着してA4サイズの複写紙に印刷したとこ
ろ、印刷された画像は鮮明であった。
8,000センチポイズであり、式:
チルシロキサン・メチルビニルシロキサン共重合体(ビ
ニル基の含有量=0.3重量%)100重量部、平均粒
子径が5μmである粉砕石英微粉末60重量部、および
カーボンブラック(電気化学社製のデンカアセチレンブ
ラック)8重量部を均一に混合した後、これに粘度が5
センチポイズであり、式:
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体(ケイ素原子結合水素原子の含有量=0.75重量
%)0.6重量部(上記のジメチルシロキサン・メチル
ビニルシロキサン共重合体中のビニル基1モルに対し
て、このジメチルシロキサン・メチルハイドロジェンシ
ロキサン共重合体中のケイ素原子結合水素原子が0.4
5モルとなる量)、および塩化白金酸のイソプロピルア
ルコール溶液(白金金属の含有量=1重量%)1.0重
量部を均一に混合して熱伝導性シリコーンゴム組成物を
調製した。この熱伝導性シリコーンゴム組成物を硬化さ
せて得られたシリコーンゴムの硬度(JIS A)は2で
あり、熱伝導率は1.0×10-3cal/cm・sec・℃、反ぱつ
弾性は20%であり、体積抵抗率は1.0×105Ω・cm
であり、また、圧縮永久ひずみは8%であった。この熱
伝導性シリコーンゴム組成物を用いてフッ素樹脂被覆定
着ロールを作成した。この定着ロールをレーザービーム
プリンターに装着してA4サイズの複写紙に印刷した
が、初期画像は不鮮明であった。
は、(A)成分〜(D)成分からなり、特に、(A)成分とし
て、分子鎖側鎖に平均3個以上のケイ素原子結合アルケ
ニル基を有するジオルガノポリシロキサンを用いている
ので、高熱伝導性を有するにも拘わらず、高反ぱつ弾性
を有するシリコーンゴムを形成することができるという
特徴がある。また、本発明の定着ロールは、このような
シリコーンゴムを部材に用いているので、複写耐久性が
優れるという特徴がある。
Claims (2)
- 【請求項1】 (A)一分子鎖側鎖に平均3個以上のケイ
素原子結合アルケニル基を有するジオルガノポリシロキ
サン 100重量部、(B)平均粒子
径が0.1〜50μmであるアルミナ微粉末50〜50
0重量部、(C)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子
結合水素原子を有するオルガノポリシロキサン{(A)成
分中のアルケニル基1モルに対して、本成分中のケイ素
原子結合水素原子が0.3〜1.2モルとなる量}、およ
び(D)触媒量の白金系触媒からなる熱伝導性シリコーン
ゴム組成物。 - 【請求項2】 ロール軸の外周面にシリコーンゴム層を
介してフッ素樹脂層もしくはフッ素ゴム層が形成されて
なる定着ロールであって、該シリコーンゴム層を形成す
るシリコーンゴムが請求項1記載の熱伝導性シリコーン
ゴム組成物を硬化させてなるものであることを特徴とす
る定着ロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34203597A JPH11158383A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 熱伝導性シリコーンゴム組成物および定着ロール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34203597A JPH11158383A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 熱伝導性シリコーンゴム組成物および定着ロール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11158383A true JPH11158383A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18350669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34203597A Pending JPH11158383A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 熱伝導性シリコーンゴム組成物および定着ロール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11158383A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-11-27 JP JP34203597A patent/JPH11158383A/ja active Pending
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