JP2002148990A - 熱定着ロール用シリコーンゴム組成物及び熱定着ロール - Google Patents
熱定着ロール用シリコーンゴム組成物及び熱定着ロールInfo
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Abstract
リシロキサンを主成分とする熱硬化型オルガノポリシロ
キサン組成物100重量部に、平均粒子径が200μm
以下の中空フィラーを0.1〜100重量部配合したこ
とを特徴とする熱定着ロール用シリコーンゴム組成物。 【効果】 本発明の熱定着ロール用シリコーンゴム組成
物によれば、熱定着ロールのシリコーンゴム層として好
適な高強度で低熱伝導性という特性を与えるものであ
る。
Description
プリンター、ファクシミリ等の静電記録装置における加
熱定着装置の熱定着ロール用シリコーンゴム組成物及び
このシリコーンゴム組成物の硬化物層を有する熱定着ロ
ールに関する。
化型シリコーンゴムは成形性に優れ、成形後は耐熱性、
電気絶縁性に優れることから種々の分野で使用されてい
る。その中で、耐熱性や離型性に優れることからPPC
やLBPやFAX等の定着ロールに使用されている。こ
れら電子写真プロセスを利用した機器においては、感光
体表面から複写紙に転写されたトナー像を複写紙に固定
する必要がある。このトナー像を固定する方法として、
互いに圧接回転している加熱されたヒーターロールと加
圧ロールとの間に複写紙を通過させ、複写紙上のトナー
像を熱融着し、固定する方法が広く採用されている。こ
の熱融着方法においては、一般にロール材料の熱伝導率
を高くすることで、応答の速い複写機、プリンターなど
とすることができるが、一方で熱伝導性の高いものは放
熱も早く、小型化、低価格化の流れの中で、逆に熱伝導
性の低い、すなわち蓄熱性のよい材料が必要とされてい
た。かかる材料として気体の低熱伝導性を利用したシリ
コーンゴム発泡体があり、熱分解型発泡剤を添加する方
法や硬化時に副生する水素ガスを利用する方法などがあ
る。ところが、熱分解型発泡剤を添加する方法は、その
分解ガスの毒性や臭いが問題点とされており、また硬化
触媒に白金触媒を使用するものでは発泡剤による硬化阻
害が問題とされていた。また、硬化時に副生する水素ガ
スを利用する方法においては、水素ガスの爆発性、未硬
化物の保存時の取り扱いに注意を要するなどの問題があ
った。更に圧縮成形や射出成形のように金型内で発泡さ
せる成形においては、微小かつ均一なセルを有するシリ
コーンゴム発泡体を得ることが難しいという問題があっ
た。更に、特開2000−143986号公報におい
て、中空フィラーを含有した液状の組成物を硬化させて
なるシリコーンゴムが定着ロール用として例示されてい
るが、成形物のゴム強度が不十分でロール耐久性に劣
る、成形時の作業性が低下するなどの問題があった。
で、高強度で熱伝導性の小さいポーラス状の硬化物(シ
リコーンゴム)を与える熱定着ロール用シリコーンゴム
組成物及び熱定着ロールを提供することを目的とする。
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、平均重合度が2000以上の、通常生ゴム状のオ
ルガノポリシロキサンを主成分とするいわゆるミラブル
型の熱硬化型シリコーンゴム組成物に、平均粒子径が2
00μm以下の微小な中空フィラーを配合することによ
り、高強度でかつ熱伝導性の小さいポーラス状のシリコ
ーンゴムを得ることができ、熱定着ロールのシリコーン
ゴム層として好適に用いられることを知見し、本発明を
なすに至ったものである。
と、本発明の熱定着ロール用シリコーンゴム組成物は、
平均重合度(通常、数平均重合度)が2000以上のオ
ルガノポリシロキサンを主成分とする熱硬化型オルガノ
ポリシロキサン組成物100重量部に、平均粒子径が2
00μm以下の中空フィラーを0.1〜100重量部配
合したものである。この場合、上記熱硬化型オルガノポ
リシロキサン組成物としては、 (1)平均重合度が2000以上で、かつ一分子中に少なくとも2個のケイ素原 子と結合するアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン 100重量 部 (2)一分子中に少なくともケイ素原子と結合する水素原子を2個以上含有する オルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量 部 (3)付加反応触媒 触媒量 を主成分とするもの、又は、 (1)平均重合度が2000以上で、かつ一分子中に少なくとも2個のケイ素原 子と結合するアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン 100重量 部 (4)有機過酸化物 触媒量 を主成分とするものが好ましい。
シロキサンとしては、下記平均組成式(1)で示され
る、通常生ゴム状(25℃の粘度106cs以上、特に
107cs以上)のものを用いることができる。 R1 aSiO(4-a)/2 (1)
数1〜10、好ましくは1〜8の非置換又は置換一価炭
化水素基であり、aは1.8〜2.2、好ましくは1.
95〜2.05、より好ましくは1.98〜2.01の
範囲の正数である。ここで上記R1で示されるケイ素原
子に結合した非置換または置換の一価炭化水素基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペ
ンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシ
ル基、オクチル基、ノニル基、デシル基等のアルキル
基、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基等
のアリール基、ベンジル基、フェニルエチル基、フェニ
ルプロピル基等のアラルキル基、ビニル基、アリル基、
プロペニル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセ
ニル基、シクロヘキセニル基、オクテニル基等のアルケ
ニル基や、これらの基の水素原子の一部または全部をフ
ッ素、臭素、塩素等のハロゲン原子、シアノ基等で置換
したもの、例えばクロロメチル基、クロロプロピル基、
ブロモエチル基、トリフロロプロピル基、シアノエチル
基等が挙げられる。この場合、R1のうち少なくとも2
個はアルケニル基(炭素数2〜8のものが好ましく、更
に好ましくは2〜6である)であることが必要である。
なお、アルケニル基の含有量は、R1中0.0001〜
20モル%、特に0.001〜10モル%とすることが
好ましい。このアルケニル基は、分子鎖末端のケイ素原
子に結合していても、分子鎖途中のケイ素原子に結合し
ていても、両者に結合していてもよい。このオルガノポ
リシロキサンの構造は基本的には直鎖状構造を有する
が、部分的には分岐状の構造、環状構造などであっても
よい。重合度(数平均重合度)については、2000以
上、好ましくは2500以上、特に3000以上で、重
合度が2000未満では中空フィラー配合後も高強度の
物性を得ることが難しい。なお、分子量については10
万以上、特に20万以上(同じく粘度(25℃)につい
ては1×106cs以上、特に1×107cs以上)の生
ゴム状、いわゆるミラブルタイプのものが、ゴム物性だ
けでなく、中空フィラーを配合した後の取り扱いの面か
らも好ましい。
シロキサンは、下記平均組成式(2) RbHcSiO(4-b-c)/2 (2) で示され、1分子中に少なくとも2個、好ましくは2〜
200個、より好ましくは3〜100個のケイ素原子結
合水素原子(即ち、SiH基)を有することが必要であ
る。
換又は非置換の一価炭化水素基であり、このRとして
は、上記式(2)中のR1と同様の基を挙げることがで
きる。また、bは0.7〜2.1、cは0.001〜
1.0で、かつb+cは0.8〜3.0を満足する正数
であり、好ましくはbは1.0〜2.0、cは0.01
〜1.0、b+cは1.5〜2.5である。
個以上含有されるSiH基は、分子鎖末端、分子鎖途中
のいずれに位置していてもよく、またこの両方に位置す
るものであってもよい。また、このオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサンの分子構造は、直鎖状、環状、分岐
状、三次元網状構造のいずれであってもよいが、1分子
中のケイ素原子の数(又は重合度)は通常2〜300
個、好ましくは4〜150個程度の室温(25℃)で液
状のものが望ましい。
ロキサンとして具体的には、例えば、1,1,3,3−
テトラメチルジシロキサン、メチルハイドロジェンシク
ロポリシロキサン、メチルハイドロジェンシロキサン・
ジメチルシロキサン環状共重合体、両末端トリメチルシ
ロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロキサン、両
末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチルシロキサン・メ
チルハイドロジェンシロキサン共重合体、両末端ジメチ
ルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメチルポリシロキサ
ン、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封鎖ジメ
チルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重
合体、両末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロ
ジェンシロキサン・ジフェニルシロキサン共重合体、両
末端トリメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンシ
ロキサン・ジフェニルシロキサン・ジメチルシロキサン
共重合体、両末端ジメチルハイドロジェンシロキシ基封
鎖メチルハイドロジェンシロキサン・ジメチルシロキサ
ン・ジフェニルシロキサン共重合体、(CH3)2HSi
O1/2単位と(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/2単位
とからなる共重合体、(CH3)2HSiO1/2単位とS
iO4/2単位とからなる共重合体、(CH3)2HSiO
1/2単位とSiO4/2単位と(C6H5)3SiO1 /2単位と
からなる共重合体などが挙げられる。
ンの配合量は、(1)成分のオルガノポリシロキサン1
00部(重量部、以下同じ)に対して0.1〜50部、
特に0.3〜20部とすることが好ましい。また、
(2)成分のオルガノハイドロジェンポリシロキサン
は、(1)成分のオルガノポリシロキサン中のケイ素原
子に結合したアルケニル基1モルに対して、第2成分中
のケイ素原子に結合した水素原子(SiH基)の量が
0.5〜5モル、特に0.8〜2.5モル程度となる量
で配合することもできる。
黒、塩化第2白金、塩化白金酸、塩化白金酸と1価アル
コールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯
体、白金ビスアセトアセテート等の白金系触媒、パラジ
ウム系触媒、ロジウム系触媒などの白金族金属触媒が挙
げられる。なお、この付加反応触媒の配合量は触媒量と
することができ、通常、白金族金属として0.5〜10
00ppm、特に1〜500ppm程度とすればよい。
は、有機過酸化物硬化型シリコーンゴム組成物におい
て、(1)成分の架橋反応を促進するための触媒として
使用されるものであればよく、従来公知のものとすれば
よいが、例えばベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジ
クロロベンゾイルパーオキサイド、p−メチルベンゾイ
ルパーオキサイド、o−メチルベンゾイルパーオキサイ
ド、2,4−ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−ビス(2,5−t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、
ジ−t−ブチルパーオキサイド、t−ブチルパーベンゾ
エート、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシカルボキ
シ)ヘキサン等が挙げられるが、特にこれらに限定され
るものではない。
択すれば良いが、通常は(1)成分100部に対し、
0.1〜10部、好ましくは0.2〜2部の範囲とすれ
ば良い。
カ微粒子、炭酸カルシウムのような充填剤、補強剤とな
るシリコーン系のレジン、カーボンブラック、導電性亜
鉛華、金属粉等の導電剤、窒素含有化合物やアセチレン
化合物、リン化合物、ニトリル化合物、カルボキシレー
ト、錫化合物、水銀化合物、硫黄化合物等のヒドロシリ
ル化反応制御剤、酸化鉄、酸化セリウムのような耐熱
剤、ジメチルシリコーンオイル等の内部離型剤、接着性
付与剤、チクソ性付与剤等を配合することは任意とされ
るが、熱硬化性オルガノポリシロキサン組成物には、中
空フィラーは含有していない。
成物は、かかる中空フィラー無含有のオルガノポリシロ
キサン組成物に、中空フィラーを配合してなるものであ
る。
体部分を持つことでスポンジゴムのように熱伝導率を低
下させるもので、このような材料としては、ガラスバル
ーン、シリカバルーン、カーボンバルーン、フェノール
バルーン、アクリロニトリルバルーン、塩化ビニリデン
バルーン、アルミナバルーン、ジルコニアバルーン、シ
ラスバルーンなど、いかなるものでもかまわない。また
中空フィラーの強度を持たせるため等の理由で表面に無
機フィラー等を付着させたものでもよい。但し、シリコ
ーンゴム組成物内で十分な熱伝導性の低下を行うには、
中空フィラーの真比重が1.0以下、特に0.01〜
1.0、より好ましくは0.5以下、特に0.02〜
0.50であることが好ましく、0.01より小さいと
配合・取り扱いが難しいばかりか、中空フィラーの耐圧
強度が不十分で成型時に破壊してしまい、軽量化熱伝導
率の低下ができなくなってしまうおそれがある。また、
比重が1.0より高いと、中空フィラーの殻の厚さが大
きく、熱伝導の低下が十分とはならない場合がある。
0μm以下、好ましくは150μm以下で、200μm
より大きいと、成型時の射出圧力により中空フィラーが
破壊されてしまい熱伝導が高くなってしまったり、ロー
ル成形後の表面の粗さが大きくなってしまうなどの問題
が生じるおそれがある。なお、中空フィラーは、平均粒
子径が10μm以上、特に20μm以上であることが好
ましい。
ロキサン組成物100部に対し、0.1〜100部、よ
り好ましくは0.2〜50部、更に好ましくは0.5〜
30部であることが好ましく、また体積割合でシリコー
ンゴム組成物中10〜80%、より好ましくは10〜7
0%、更に好ましくは20〜70%となるように配合す
るとよい。中空フィラー量が少なすぎると熱伝導率の低
下が不十分であり、多すぎると成形、配合が難しいだけ
でなく、成形物もゴム弾性のない脆いものになる。
サン組成物に中空フィラーを配合したシリコーンゴム組
成物は、熱定着ロール用として用いられ、特にロール軸
の外周面にシリコーンゴム層を設けてなる熱定着ロー
ル、或いはロール軸の外周面にシリコーンゴム層を介し
てフッ素樹脂層を設けてなる熱定着ロールにおいて、こ
のシリコーンゴム層を形成するために有効である。この
場合、かかるシリコーンゴム層を形成するために、上記
シリコーンゴム組成物を硬化する必要があるが、その硬
化条件は特に制限されない。一般的には、100〜20
0℃で10分〜1時間加熱硬化させ、更に180〜22
0℃で2〜8時間ポストキュアすることが好ましい。
は、その硬化物(シリコーンゴム)の熱伝導度が5.0
×10-4ca1/cm・sec・℃以下(即ち、0.2
W/m・℃以下)、通常1.0×10-5〜5.0×10
-4ca1/cm・sec・℃、特に5.0×10-5〜
4.5×10-4ca1/cm・sec・℃(通常、0.
004〜0.2W/m・℃、特に0.02〜0.19W
/m・℃)であることが好ましく、かかる熱伝導度を達
成するように配合組成を調整することが好ましい。熱伝
導度が5.0×10-4ca1/cm・sec・℃より高
いと、本発明の目的を達成し得ない場合がある。
度1MPa以上、切断時伸び150%以上であるもの
が、成型時の脱型によるゴム破壊を回避できる点や、熱
定着ロールに適用した場合のロール耐久試験時のゴム破
壊を防止できる点から好ましい。
リコーンゴム層の厚さは特に制限されないが、0.1〜
80mm、特に0.2〜50mmとすることが好まし
い。
脂コーティング剤やフッ素系樹脂チューブなどにより形
成され、上記シリコーンゴム層を被覆する。ここでフッ
素系樹脂コーティング剤としては、例えばポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂(PTFE)のラテックスやダイエ
ルラテックス(ダイキン工業社製、フッ素系ラテック
ス)等が挙げられ、またフッ素系樹脂チューブとして
は、市販品を使用し得、例えばポリテトラフルオロエチ
レン樹脂(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パー
フルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PF
A)、フッ化エチレンポリプロピレン共重合体樹脂(F
EP)、ポリフッ化ビニリデン樹脂(PVDF)、ポリ
フッ化ビニル樹脂などが挙げられるが、これらのうちで
特にPFAが好ましい。
フッ素系樹脂チューブとシリコーンゴム層の接触面は、
コロナ放電処理、ナトリウム−ナフタレン法、スパッタ
エッチング法、液体アンモニア法などにより、シリコー
ンゴムとの接着を有利にすることが好ましい。更に接着
耐久性を向上させるためにプライマー処理を施してもよ
い。このフッ素系樹脂層の厚さも適宜選定されるが、
0.1〜100μm、特に1〜50μmとすることが好
ましい。
ム、ステンレス等の金属により形成することができる。
組成物によれば、熱定着ロールのシリコーンゴム層とし
て好適な高強度で低熱伝導性という特性を与えるもので
ある。
的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるも
のではない。なお、下記例で部は重量部を示す。
825モル%、メチルビニルシロキサン単位0.15モ
ル%、ジメチルビニルシロキサン単位0.025モル%
からなり、平均重合度が約5000である生ゴム状オル
ガノポリシロキサン100部に比表面積が200m2/
gであるヒュームドシリカ(日本アエロジル社製アエロ
ジル200)45部、両末端水酸基を有するジメチルポ
リシロキサン(重合度10)10部をニーダー中で均一
に混合し、150℃で2時間熱処理を行って、ベースコ
ンパウンドAを得た。このベースコンパウンドA100
部に、比重0.02、平均粒径90μmの熱可塑性樹脂
製中空フィラー(松本油脂製薬製、マイクロスフィアー
F80ED)3.5部(即ち、組成物中での体積割合
(vol%)が70vol%に相当する)を2本ロール
にて添加し、さらに硬化剤として2,5−ビス(t−ブ
チルパーオキシ)−2,5−ジメチルヘキサン0.5部
を加えた後、170℃×10分間プレスキュアし、更に
200℃×4時間アフターキュアを行い、2mmおよび
6mmのシートを得た。〈JISK6249〉に基づ
き、2mmシートより比重・硬さ・引張り強度・切断時
伸び、6mmシートより熱伝導率を測定した。結果を表
1に示した。
ウンドAを得た後、このべースコンパウンドA100部
に、比重0.04、平均粒径40μmの熱可塑性樹脂製
中空フィラー(エクスパンセル社、Expancel
DE)4部(50vol%に相当する)を2本ロールに
て添加し、さらに硬化剤として2,5−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)−2,5−ジメチルヘキサン0.5部を
加えた後、170℃×10分間プレスキュアし、更に2
00℃×4時間アフターキュアを行い、2mmおよび6
mmのシートを得た。実施例1と同様に測定した結果を
表1に示した。
ウンドAを得た後、このベースコンパウンドA100部
に実施例1の中空フィラーF80ED2.2部(52v
ol%に相当する)を2本ロールにて添加し、更に白金
化合物のポリビニルシロキサン溶液(10%品)0.5
部、1−エチニルシクロヘキサン−1−オール0.05
部、両末端トリメチルシロキシ基封鎖ポリメチルハイド
ロジェンシロキサン(SiH 0.007モル/g)2
部を配合した後、150℃×10分間プレスキュアし、
更に200℃×4時間アフターキュアを行い2mmおよ
び6mmのシートを得た。実施例1と同様に測定した結
果を表1に示した。
ウンドAを得た後、このベースコンパウンドA100部
に比重0.13、平均粒径100μmである表面が炭酸
カルシウムでコートされた熱可塑性樹脂製中空フィラー
(松本油脂製薬製、MFL−100CA)15部(53
vol%に相当する)を2本ロールにて添加し、さらに
硬化剤として2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)−
2,5−ジメチルヘキサン0.5部を加えた後、170
℃×10分間プレスキュアし、更に200℃×4時間ア
フターキュアを行い2mmおよび6mmのシートを得
た。実施例1と同様に測定した結果を表1に示した。
のアルミニウムシャフトの表面にシリコーンゴム用プラ
イマーNo.18B(信越化学工業社製)を塗付した。
内面をプライマー処理した50μmのフッ素PFAチュ
ーブとアルミニウムシャフトとの間に実施例1のシリコ
ーンゴム組成物を射出し、170℃で30分加熱硬化
し、更に200℃で2時間ポストキュアし、外径34m
m×長さ250mmのPFA樹脂被覆シリコーンゴムロ
ールを作成した。
出し、室温で2分間放置した時のロール表面温度は90
℃であった。これをPPC複写機の定着ロールとして組
み込み、通常運転の後、ヒーターロールのヒーターを止
めて50枚の通紙が可能であった。また、耐久試験とし
て5万枚の通紙試験を行ったが、ロール形状、印字精度
等に変化は見られなかった。
のアルミニウムシャフトの表面にシリコーンゴム用プラ
イマーNo.18B(信越化学工業社製)を塗付した。
更にこの上に実施例1のシリコーンゴム組成物を塗付
し、170℃で30分加熱硬化し、更に180℃で2時
間ポストキュアした。この硬化物表面にダイエルラテッ
クスとシリコーンゴム用プライマーGLP−103SR
(ダイキン社製)を均一に塗付し、80℃/10分加熱
し、更にダイエルラテックスGLS−213を均一にス
プレー塗付し、この硬化物表面にダイエルラテックスと
シリコーンゴム用プライマーGLP−103SR(ダイ
キン社製)を均一に塗付し、80℃/10分加熱し、更
にダイエルラテックスGLS−213を均一にスプレー
塗付し、300℃で1時間加熱焼成し、外径34mm×
長さ250mmのダイエルラテックスコーティングシリ
コーンゴムロールを作成した。
出し、室温で2分間放置した時のロール表面温度は72
℃であった。これをPPC複写機の定着ロールとして組
み込み、通常運転の後、ヒーターロールのヒーターを止
めて50枚の通紙が可能であった。また、耐久試験とし
て5万枚の通紙試験を行ったが、ロール形状、印字精度
等に変化は見られなかった。
のアルミニウムシャフトの表面にシリコーンゴム用プラ
イマーNo.101A/B(信越化学工業社製)を塗付
した。このアルミニウムシャフトを金型内に固定し、実
施例3のシリコーンゴム組成物を金型内に充填し、15
0℃で30分加熱硬化し、更に200℃で2時間ポスト
キュアし、外径34mm×長さ250mmのシリコーン
ゴムロールを得た。
出し、室温で2分間放置した時のロール表面温度は65
℃であった。これをPPC複写機の定着ロールとして組
み込み、通常運転の後、ヒーターロールのヒーターを止
めて50枚の通紙が可能であった。また、耐久試験とし
て5万枚の通紙試験を行ったが、ロール形状、印字精度
等に変化は見られなかった。
シロキサン(重合度700、ビニル価0.0094mo
l/100g)100部、比表面積が110m2/gで
ある疎水化処理されたヒュームドシリカ(日本アエロジ
ル社製R−972)5部をプラネタリーミキサーに入
れ、30分攪拌を続けた後、更に実施例1の中空フィラ
ーF80ED2.5部(55vol%に相当する)、架
橋剤として実施例3のメチルハイドロジェンポリシロキ
サンを1.8部、反応制御剤としてエチニルシクロヘキ
サノール0.05部を添加し、15分攪拌を続けて液状
シリコーンゴム組成物を得た。この液状シリコーンゴム
組成物に白金触媒(Pt濃度1%)0.1部を混合し、
実施例1と同様に、比重、硬さ、引張り強度、切断時伸
び、熱伝導率を測定した。結果を表1に記した。
シロキサン(重合度700、ビニル価0.0094mo
l/100g)50部、両末端がジメチルビニルシロキ
シ基で封鎖されたジメチルポリシロキサン(重合度10
00)50部、比較例1のヒュームドシリカR−972
を15部、実施例2の中空フィラーExpancel
DE 3.5部(45vol%に相当する)をプラネタ
リーミキサーに入れ、30分攪拌を続けた後、更に架橋
剤として実施例3のメチルハイドロジェンポリシロキサ
ンを1.2部、反応制御剤としてエチニルシクロヘキサ
ノール0.05部を添加し、15分攪拌を続けて液状シ
リコーンゴム組成物を得た。この液状シリコーンゴム組
成物に白金触媒(Pt濃度1%)0.1部を混合し、実
施例1と同様に、比重、硬さ、引張り強度、切断時伸
び、熱伝導率を測定した。結果を表1に記した。
ンパウンドAに中空フィラーを添加せず、硬化剤として
2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)−2,5−ジメ
チルヘキサン0.5部を加えた後、170℃×10分間
プレスキュアし、更に200℃×4時間アフターキュア
を行い、2mmおよび6mmのシートを得た。実施例1
と同様に測定した結果を表1に示した。
のアルミニウムシャフトの表面にシリコーンゴム用プラ
イマーNo.101A/B(信越化学工業社製)を塗付
した。内面をプライマー処理した50μmのフッ素PF
Aチューブとアルミニウムシャフトとの間に比較例1の
シリコーンゴム組成物を充填し、150℃で30分加熱
硬化し、更に200℃で2時間ポストキュアし、外径3
4mm×長さ250mmのPFA樹脂被覆シリコーンゴ
ムロールを作成した。
出し、室温で2分間放置した時のロール表面温度は75
℃であった。これをPPC複写機の定着ロールとして組
み込み、通常運転の後、ヒーターロールのヒーターを止
めて通紙を続けたところ、50枚の通紙が可能であっ
た。ところが、耐久試験として、通紙試験を続けたとこ
ろ、2万枚程度でゴム表面に微小なしわ、ヒビ等がみら
れ、3万枚を過ぎたところでゴムが破壊してしまった。
のアルミニウムシャフトの表面にシリコーンゴム用プラ
イマーNo.101A/B(信越化学工業社製)を塗付
した。内面をプライマー処理した50μmのフッ素PF
Aチューブとアルミニウムシャフトとの間に比較例2の
シリコーンゴム組成物を充填し、150℃で30分加熱
硬化し、更に200℃で2時間ポストキュアし、外径3
4mm×長さ250mmのPFA樹脂被覆シリコーンゴ
ムロールを作成した。
出し、室温で2分間放置した時のロール表面温度は68
℃であった。これをPPC複写機の定着ロールとして組
み込み、通常運転の後、ヒーターロールのヒーターを止
めて通紙を続けたところ、50枚の通紙が可能であっ
た。ところが、耐久試験として、通紙試験を続けたとこ
ろ、2万5000枚程度でゴム表面に微小なしわ、ヒビ
等がみられ、3万枚を過ぎたところでゴムが破壊してし
まった。
のアルミニウムシャフトの表面にシリコーンゴム用プラ
イマーNo.18B(信越化学工業社製)を塗付した。
このアルミニウムシャフトを金型内に固定し、比較例3
のシリコーンゴム組成物を金型内に充填し、170℃で
30分加熱硬化し、更に200℃で2時間ポストキュア
し、外径34mm×長さ250mmのシリコーンゴムロ
ールを得た。
出し、室温で2分間放置した時のロール表面温度は38
℃であった。これをPPC複写機の定着ロールとして組
み込み、通常運転の後、ヒーターロールのヒーターを止
めて通紙を続けたところ、36枚目より定着不十分で滲
みが発生し始めた。
Claims (8)
- 【請求項1】 平均重合度が2000以上のオルガノポ
リシロキサンを主成分とする熱硬化型オルガノポリシロ
キサン組成物100重量部に、平均粒子径が200μm
以下の中空フィラーを0.1〜100重量部配合したこ
とを特徴とする熱定着ロール用シリコーンゴム組成物。 - 【請求項2】 熱硬化型オルガノポリシロキサン組成物
が、 (1)平均重合度が2000以上で、かつ一分子中に少なくとも2個のケイ素原 子と結合するアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン 100重量 部 (2)一分子中に少なくとも2個のケイ素原子と結合する水素原子を含有するオ ルガノハイドロジェンポリシロキサン 0.1〜50重量部 (3)付加反応触媒 触媒量 を主成分とするものである請求項1記載の熱定着ロール
用シリコーンゴム組成物。 - 【請求項3】 熱硬化型オルガノポリシロキサン組成物
が、 (1)平均重合度が2000以上で、かつ一分子中に少なくとも2個のケイ素原 子と結合するアルケニル基を含有するオルガノポリシロキサン 100重量 部 (4)有機過酸化物 触媒量 を主成分とするものである請求項1記載の熱定着ロール
用シリコーンゴム組成物。 - 【請求項4】 硬化後のゴム物性が、引張り強度1MP
a以上、切断時伸び150%以上である請求項1乃至3
のいずれか1項記載の熱定着ロール用シリコーンゴム組
成物。 - 【請求項5】 硬化後のゴムの熱伝導度が、5.0×1
0-4cal/cm・sec・℃以下である請求項1乃至
4のいずれか1項記載の熱定着ロール用シリコーンゴム
組成物。 - 【請求項6】 中空フィラーの真比重が0.5以下であ
る請求項1乃至5のいずれか1項記載の熱定着ロール用
シリコーンゴム組成物。 - 【請求項7】 ロール軸の外周面にシリコーンゴム層を
設けてなる熱定着ロールにおいて、このシリコーンゴム
層が、請求項1乃至6のいずれか1項記載のシリコーン
ゴム組成物の硬化物層であることを特徴とする熱定着ロ
ール。 - 【請求項8】 ロール軸の外周面にシリコーンゴム層を
介してフッ素樹脂層を設けてなるフッ素樹脂被覆熱定着
ロールにおいて、このシリコーンゴム層が請求項1乃至
6のいずれか1項記載のシリコーンゴム組成物の硬化物
層であることを特徴とするフッ素樹脂被覆熱定着ロー
ル。
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---|---|---|---|
JP2000341657A JP2002148990A (ja) | 2000-11-09 | 2000-11-09 | 熱定着ロール用シリコーンゴム組成物及び熱定着ロール |
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JP (1) | JP2002148990A (ja) |
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2000
- 2000-11-09 JP JP2000341657A patent/JP2002148990A/ja active Pending
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