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JP5700676B2 - 鞍乗型車両の外装部品 - Google Patents

鞍乗型車両の外装部品 Download PDF

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JP5700676B2
JP5700676B2 JP2011211136A JP2011211136A JP5700676B2 JP 5700676 B2 JP5700676 B2 JP 5700676B2 JP 2011211136 A JP2011211136 A JP 2011211136A JP 2011211136 A JP2011211136 A JP 2011211136A JP 5700676 B2 JP5700676 B2 JP 5700676B2
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Description

本発明は、車体の外側を覆う鞍乗型車両の外装部品に関する。
自動二輪車等の鞍乗型車両では、走行中に車体の周囲を流れる走行風をカウル等で整流することで空気抵抗を低減し、直進性等を高めている。このようなカウル等の鞍乗型車両の外装部品として、車体を覆うフェアリングに多数の通気孔を設けて旋回時の空気抵抗を低減したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の図1によれば、自動二輪車のフェアリング2は、上すぼまり状断面のアッパカウル12と、下すぼまり状断面のロアカウル13との上下2分割構造に形成され、フロントフォーク3の上部及びハンドル4の前方から燃料タンク8の下方の車体両側までを覆っている。フェアリング2には、その全体に分布するように多数の通気孔20が表裏を貫通するように開けられている。
特許第3549162号公報
しかし、特許文献1では、通気孔20を設けることで、通気孔20を通じてフェアリング2の外部から内部へ走行風、雨水、土埃、砂等が入り込みやすくなる、すなわち、防風・防水性能、保護機能が低下してしまうこともある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、防風・防水性能及び保護機能を高めながら、車両旋回時の空気抵抗を低減させた鞍乗型車両の外装部品を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、鞍乗型車両(10)の外周を覆うとともに走行風を前方から後方へ誘導し且つ後方へいくに従い車幅方向外側に広がる外面(26g)を備える鞍乗型車両の外装部品において、前記外装部品(26,46,56)は、その外面(26g)から外方に上下方向又は左右方向に帯状に突出する突出部分であってその突出部分の後端が前記外装部品(26,46,56)の外面(26g)から所定距離離れている走行風剥離部(26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56c)を備え、前記外装部品(26,46,56)は、前記鞍乗型車両(10)の前輪(12)を支持するフロントフォーク(13)の前方両側方から前記フロントフォーク(13)の後方に配置されたパワーユニット(14)の両側方を覆うサイドカウル(54)を有し、前記サイドカウル(54)内にラジエータ(34)が配置され、このラジエータ(34)からの排風を前記サイドカウル(54)の外部に排出するために前記サイドカウル(54)の側部に形成された排風口(52a)より前方に前記走行風剥離部(26a)が配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、外装部品にその外面から外方に上下方向又は左右方向に帯状に突出する突出部分である走行風剥離部を設けることにより、空気の流れに剥離層を形成することができ、走行風による車体の拘束力を弱めることができる。従って、車両旋回時の空気抵抗を低減して、直進走行から車体を左右いずれかの方向に倒すとき、車体の左右を通過する走行風が車体を立てた状態に維持する上記拘束力を低減し、旋回時の初動を向上させることができる。
また、外装部品の走行風剥離部が無い部分では、走行風を前方から後方へ誘導することで空気の流れを整流することができ、車両の直進性等を確保することができる。
更に、従来のような通気孔を開けることがないため、外装部品の防水・防塵機能や保護機能を向上させることができる。また更に、走行風剥離部が外装部品の補強リブの役目を果たすため、外装部品の強度・剛性を高めることができる。
上記構成において、前記走行風剥離部(26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56c)は、車体の外方且つ後方に広がる外後方傾斜部分に形成されていることが望ましい。この構成によれば、走行風が車幅方向に広がる部分で走行風を剥離させることで走行風剥離部後方の空気抵抗をより小さくすることができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、上記構成において、前記外装部品(26)は、車幅方向の車体中心(67)から左右後方に延びる外面(26g)を備え、前記走行風剥離部(26a〜26c)は、前記車体中心(67)と前記外装部品(26)の側部最外端(26k)との間で車幅方向に前記側部最外端(26k)から1/2だけ内側の範囲に配置されていることが望ましい。この構成によれば、外装部品の側部最外端から車幅方向内側に1/2の範囲では、車体中心側に比べて走行風の流速が高くなり、このような走行風の流速が高くなる位置に走行風剥離部を配置することで、走行風剥離部後方の空気抵抗をより一層小さくすることができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、上記構成において、前記走行風剥離部(26s)は、前面が斜面(26t)に形成された三角形断面を有することが望ましい。この構成によれば、前面の斜面に沿って走行風を流すことにより空気抵抗を低減しつつ三角形断面の背面側で剥離効果を発揮させることができる。
また、上記構成において、前記サイドカウル(54)では、前記走行風剥離部(26a〜26c)が上部から下部に亘って形成されていることが望ましい。この構成によれば、車体側面の上下に長い走行風剥離部を形成することができ、カウルを走行風剥離部で補強しつつ剥離範囲を広くすることができる。
また、上記構成において、前記外装部品(26,46,56)は、前記フロントフォーク(13)の上方に位置するとともに後方上方に延びる防風板(56)を有し、該防風板(56)では、前記走行風剥離部(56a〜56c)が左右方向に延びていることが望ましい。この構成によれば、左右に長い走行風剥離部を形成することで、防風板を大型にした場合でも走行風剥離部で防風板を補強しつつ走行風の剥離層を形成することができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、上記構成において、前記外装部品(26)は、車体前後方向に延びる谷部(58)を備え、この谷部(58)に前記走行風剥離部(26a〜26c)が配置されていることが望ましい。この構成によれば、走行風剥離部を、走行風の流速がより高くなる谷部に配置することで、走行風の剥離効果を高めることができ、車両の旋回時の初動をより一層向上させることができる。
た、上記構成において、前記走行風剥離部(26a)は、前記鞍乗型車両(10)に備える前輪(12)よりも上方に配置されていることが望ましい。この構成によれば、前輪の回転で走行風の流れが乱れていない走行風の整流部分を剥離させることで、剥離による効果を一層高めることができる。
本発明は、外装部品に突出部分である走行風剥離部を設けることにより、空気の流れに剥離層を形成することができ、走行風による車体の拘束力を弱めることができる。従って、車両旋回時の空気抵抗を低減して、直進走行から車体を左右いずれかの方向に倒すとき、車体の左右を通過する走行風が車体を立てた状態に維持する拘束力を低減し、旋回時の初動を向上させることができる。
また、外装部品の走行風剥離部が無い部分では、走行風を前方から後方へ誘導することで空気の流れを整流することができ、車両の直進性等を確保することができる。更に、従来のような通気孔を開けることがないため、外装部品の防水・防塵機能や保護機能を向上させることができる。また更に、走行風剥離部が外装部品の補強リブの役目を果たすため、外装部品の強度・剛性を高めることができる。
また、走行風剥離部は、車体の外方且つ後方に広がる外後方傾斜部分に形成されているので、走行風が車幅方向に広がる部分で走行風を剥離させることで走行風剥離部後方の空気抵抗をより小さくすることができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、外装部品は、車幅方向の車体中心から左右後方に延びる外面を備え、走行風剥離部は、車体中心と前記外装部品の側部最外端との間で車幅方向に側部最外端から1/2だけ内側の範囲に配置されているので、外装部品の側部最外端から車幅方向内側に1/2の範囲では、車体中心側に比べて走行風の流速が高くなり、このような走行風の流速が高くなる位置に走行風剥離部を配置することで、走行風剥離部後方の空気抵抗をより一層小さくすることができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、走行風剥離部は、前面が斜面に形成された三角形断面を有するので、前面の斜面に沿って走行風を流すことにより空気抵抗を低減しつつ三角形断面の背面側で剥離効果を発揮させることができる。
また、外装部品は、鞍乗型車両の前輪を支持するフロントフォークの前方両側方からフロントフォークの後方に配置されたパワーユニットの両側方を覆うサイドカウル部であり、走行風剥離部は、サイドカウル部の上部から下部に亘って形成されているので、車体側面の上下に長い走行風剥離部を形成することができ、サイドカウル部を走行風剥離部で補強しつつ剥離範囲を広くすることができる。
また、外装部品は、フロントフォークの上方に位置するとともに後方上方に延びる防風板であり、該防風板では、走行風剥離部が左右方向に延びているので、左右に長い走行風剥離部を形成することで、防風板を大型にした場合でも走行風剥離部で防風板を補強しつつ走行風の剥離層を形成することができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、外装部品は、車体前後方向に延びる谷部を備え、この谷部に走行風剥離部が配置されているので、走行風剥離部を、走行風の流速がより高くなる谷部に配置することで、走行風の剥離効果を高めることができ、車両の旋回時の初動をより一層向上させることができる。
また、鞍乗型車両の左右に配置されたサイドカウル内にラジエータが配置され、このラジエータからの排風をサイドカウルの外部に排出するためにサイドカウルの側部に形成された排風口より前方に走行風剥離部が配置されているので、ラジエータの排風で乱れていない走行風が整流された部分を剥離させることで、剥離による効果をより一層高めることができる。
また、走行風剥離部は、鞍乗型車両に備える前輪よりも上方に配置されているので、前輪の回転で走行風の流れが乱れていない走行風の整流部分を剥離させることで、剥離による効果を一層高めることができる。
本発明の外装部品を備える鞍乗型車両を示す左側面図である。 鞍乗型車両を示す正面図である。 図1のIII−III線断面図である。 (a)は矩形突出部を示す斜視図であり、(b)は三角突出部を示す斜視図である。 (a)は矩形突出部の作用を示す作用図であり、(b)は三角突出部の作用を示す作用図である。 走行風剥離部の効果を説明するグラフである。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す矢印(FRONT)は車体前方を示している。
図1は、本発明の外装部品を備える鞍乗型車両を示す左側面図である。
自動二輪車10は、骨格となる車体フレームに、前輪12を操舵及び懸架するフロントフォーク13と、パワーユニット14と、後輪16を懸架するスイングアーム17及びリヤクッションユニット18と、燃料を貯める燃料タンク21と、運転者22が着座するドライバーシート23と、同乗者が着座するパセンジャーシート24とが取付けられ、車体前部上部及び車体左右側部覆う外装部品としてのカウル26とを備える鞍乗型車両である。
フロントフォーク13は、車体フレームの前端部に操舵自在に取付けられ、フロントフォーク13の上端部にバーハンドル31、下端部に車軸32を介して前輪12が回転自在に支持されている。なお、符号33は前輪12の上方を覆うためにフロントフォーク13に取付けられたフロントフェンダである。
パワーユニット14は、クランク軸が前後方向に延びるV型エンジンと、このV型エンジンに連結された変速機とからなり、前輪12の後方である車体フレームの前部下部に配置されている。なお、符号34はカウル26の内側であってパワーユニット14の上部の前方に配置されたラジエータである。
車体フレームは、パワーユニット14の後方に配置された左右一対のピボットプレート36,36(手前側のピボットプレート36のみ図示)を備え、これらのピボットプレート36,36にピボット軸37が取付けられ、このピボット軸37に上下揺動自在にスイングアーム17が取付けられ、このスイングアーム17の後端部に車軸38を介して後輪16が回転自在に支持されている。
スイングアーム17は、内部に中空部が形成され、この中空部に変速機の出力軸側と後輪16側とを連結するドライブシャフト41が収納され、このドライブシャフト41によって、変速機から後輪16へ動力が伝達される。
リヤクッションユニット18は、上端部が車体フレームに取付けられ、下端部がスイングアーム17の上部に取付けられ、リヤクッションユニット18によって後輪16に対する車体の振動が減衰される。なお、符号42は後輪16の上方を覆うリヤフェンダ、43は運転者22が足を載せるステップ、44は同乗者が足を載せるピリオンステップである。
燃料タンク21は、車体フレームの前部上部に取付けられ、この燃料タンク21の後方にドライバーシート23及びこのドライバーシート23の後方に別体に設けられたパセンジャーシート24が配置され、パセンジャーシート24の両側方に荷物を収納する外装部品としてのパニアケース46,46(手前側のパニアケース46のみ図示)が設けられている。なお、符号47は同乗者が掴むグラブレールである。
カウル26は、バーハンドル31の前方及び前方側方を覆うアッパカウル部51と、このアッパカウル部51の側部から連続して車体後方に延びてパワーユニット14の両側方を覆うミドルカウル部52,52(手前側のミドルカウル部52のみ図示)と、これらのミドルカウル部52,52の下部から連続してパワーユニット14の下方を覆うロアカウル部53,53(手前側のロアカウル部53のみ図示)とが一体に設けられた外装部品である。
アッパカウル部51は、側面視で後方斜め上方に延び、上端部に外装部品としてのウインドスクリーン56が取付けられている。
ウインドスクリーン56は、アッパカウル部51に連続して後方斜め上方に延び、バーハンドル31の上方を覆っている。
ミドルカウル部52は、中央部にラジエータ34を通過した後の暖められた走行風(排風)を外部に排出する排風口52aが開けられ、ミドルカウル部52の後端部に運転者の脚部、詳しくは膝から下方を前方から覆うレッグシールド57が設けられている。
アッパカウル部51とミドルカウル部52との境界部の外面には、前後方向にほぼ水平に延びる谷部58が形成されている。なお、符号61はミドルカウル部52の上部に取付けられたバックミラー、62はアッパカウル部51及びミドルカウル部52の前端部に取付けられたヘッドランプ、62aはヘッドランプ62の前端(自動二輪車1の車体の前端)である。
上記のミドルカウル部52及びロアカウル部53は、サイドカウル54を構成する部分であり、サイドカウル54は、フロントフォーク13の前方両側方からフロントフォーク13の後方に配置されたパワーユニット14の両側方を覆う部分である。
カウル26は連続して形成されているため、カウル26と連続的に設けられたヘッドランプ62の前端62aからカウル26の左右側方の後方と、ウインドスクリーン56の上方の後方と、ヘッドランプ62の下方とに走行風が流れる。ヘッドランプ62の前端62aの面は、走行風が略直角に当たる面となるので、走行風の流速が遅いが、前端62aよりもカウル26の左右側部の後部、ウインドスクリーン56の上部の後部の面は外方且つ後方に向けて傾斜しているため、走行風の流速が速い。
上記した外装部品として、カウル26、パニアケース46及びウインドスクリーン56の外面には、自動二輪車10が旋回する際に、その外面に沿って流れる走行風に剥離層を形成する走行風剥離部(以下に詳述)が形成されている。
符号26a,26b,26cは、カウル26に上下に延びるとともに帯状に突出するように設けられた前後方向に3本並んだ走行風剥離部である。
走行風剥離部26aは、フロントフェンダ33より上方であってアッパカウル部51のバックミラー61の取付部近傍から谷部58を通ってミドルカウル部52及びロアカウル部53の下端まで形成されている。
走行風剥離部26b,26cは、アッパカウル部51の上端から谷部58を通ってミドルカウル部52及び、ロアカウル部53における前輪12の車軸32より下方に配置された下端まで形成され、途中は排風口52aで中断している。走行風剥離部26bの排風口52aより上側が上部剥離部U1、下側が下部剥離部L1であり、走行風剥離部26cの排風口52aより上側が上部剥離部U2、下側が下部剥離部L2である。
符号46a,46bは、車体後部の左右に配置されるパニアケース(サイドケース)64の外面、詳しくは側面に上下に延びるように且つ帯状に突出するように設けられた前後2本の走行風剥離部である。
符号56a,56b,56cは、ウインドスクリーン56の外面(上面)に左右方向に延びるように且つ帯状に突出するように設けられた前後方向に3本並んだ走行風剥離部である。ウインドスクリーン56は上に凸状に湾曲しているため、走行風剥離部56a,56b,56cは、ウインドスクリーン56の左右縁部に近い位置では、ほぼ上下方向に延びている。
図2は鞍乗型車両を示す正面図である。
カウル26には、左右の外面にそれぞれ走行風剥離部26a,26b,26cが設けられ、ウインドスクリーン56には、上面に走行風剥離部56a,56b,56cが設けられている。
なお、符号26eはカウル26の前端部に形成された前部開口であり、フロントフォーク13がカウル26の内側から外側へ突出している。
カウル26の谷部58は、前後方向に延びるくびれた部分であり、走行風剥離部26a,26b,26cも、谷部58の外面に沿ってくびれている。
正面視で、運転者22の脚部は、カウル26の内側に配置される。これにより、運転者22の脚部に走行風が直接に当たらず、飛び石等が脚部に当たることを防ぐことができる。
図3は図1のIII−III線断面図であり、本発明の外装部品(カウル)における走行風剥離部の位置を示している。
カウル26の外面26gは、平面視で車幅方向外方に凸状に湾曲し、カウル26の前端部から後部にいくにつれて前後方向に延びる直線65に対する外面26gの接線66の角度θは、次第に小さくなり、車両の車幅方向中央を通って前後方向に延びる車体中心線67からカウル26の車幅方向の最も外側へ離れた外面を特にカウル最外部26kとすると、このカウル最外部26kでは、角度θはゼロになる。
車体の前端62aは、車体中心線67上に位置している。
車体中心線67から最外部26kまでの距離を値Lとしたときに、走行風剥離部26a,26b,26cが設けられる範囲は、カウル26の外面26gに沿って流れる走行風の流速が車体中心線67側より大きくなる部分であって、具体的には、最外部26kから車幅方向内方に距離(L/2)の範囲内の外面26gである。この距離(L/2)の範囲内の外面26gが、カウル26の外後方傾斜部分である。
この距離(L/2)の範囲内の外面26gに走行風剥離部26a,26b,26cを設けることで、カウル26の外面26gに沿って流れる走行風の流速が大きくなって、走行風剥離部26a,26b,26cによる走行風の剥離層形成がより促進される。
走行風剥離部26a,26b,26cの車両前後方向の位置については、走行風剥離部26aは、前輪12及びフロントフォーク13の側方であって、カウル26の角度θが大きい前部傾斜面26mに配置され、走行風剥離部26bは、最外部26kの近傍に配置され、走行風剥離部26cは、最外部26kの近傍であって走行風剥離部26bから一定距離後方に離れて配置され、走行風剥離部26bで剥離層が形成された後方で更に走行風剥離部26cで剥離層を形成することで、剥離層の効果をより一層高める。
図4は走行風剥離部の形状を示す斜視図であり、図4(a)は矩形突出部を示す斜視図、図4(b)は三角突出部を示す斜視図である。
図4(a)において、走行風剥離部26aは、前面26p、先端面26q及び後面26rを備える横断面形状が矩形の矩形突出部であり、カウル26の外面26gに一体成形されている。
走行風剥離部26aにおけるカウル26の外面26gからの高さH1は、5〜10mmである。走行風剥離部26aの前面26pによって、この前面26pの前方に剥離層が形成され、後面26rによって、この後面26rの後方に剥離層が形成される。
ここでは、走行風剥離部26aのみの形状を示したが、図1に示した走行風剥離部26b,26c、走行風剥離部46a,46b、走行風剥離部56a,56b,56cについても同形状である。
図4(b)では、(a)に示した走行風剥離部26aの別実施形態である走行風剥離部26sを示している。
走行風剥離部26sは、走行風が当たるように車両前方側に設けられるとともにカウル26の外面26gに対して傾斜させた斜面26tと、外面26gから垂直又は垂直に近い角度で立ち上げられて斜面26tの後縁に繋がる後面26uとを備える横断面形状が三角形の三角突出部であり、カウル26の外面26gに一体成形されている。
走行風剥離部26sにおけるカウル26の外面26gからの高さH2は、8〜10mmである。走行風剥離部26sの斜面26tに沿って走行風が流れて空気抵抗が軽減されるとともに、後面26uによって、この後面26uの後方に剥離層が形成される。
以上に述べた走行風剥離部26a,26sの作用を次に説明する。
図5は本発明の走行風剥離部の作用を示す作用図であり、図5(a)は矩形突出部の作用を示す作用図、図5(b)は三角突出部の作用を示す作用図である。図中の白抜き矢印は、走行風の流れる方向を示している。
図5(a)において、走行風が、走行風剥離部26aの前面26pに当たると、走行風は、外面26g及び前面26pで囲まれた空間71内に乱流が発生する。
また、走行風剥離部26aの先端面26qに沿って後方へ流れ、先端面26qの後端を通り過ぎた走行風は、外面26g及び後面26rで囲まれた空間72内で乱流が発生する。
この結果、空間71及び空間71の周囲と、空間72及び空間72の周囲とに剥離層75が形成され、剥離層75の外側方では走行風は層流となって流れる。なお、符号75aを付けた曲線は剥離層75の縁部である。
このように、矩形突出部とされた走行風剥離部26aは、その前方及び後方に剥離層75が形成されるため、自動二輪車10(図1参照)が旋回する際に、走行風による車体の拘束力が弱められ、車両旋回時の空気抵抗が低減され、車両の倒し込みを容易に行うことができ、旋回性能を高めることができる。更に、バーハンドル31(図1参照)を操舵するための操舵力を低減することができ、操縦性能も高めることができる。
図5(b)において、走行風が、走行風剥離部26sの斜面26tに沿って後方へ流れ、斜面26tの後端を通り過ぎると、外面26g及び後面26uで囲まれた空間73内で乱流が発生し、その空間73及び空間73の周囲に剥離層77が形成され、剥離層77の外側方では走行風は層流となって流れる。なお、符号77aを付けた曲線は剥離層77の縁部である。
図6は本発明の走行風剥離部の効果を説明するグラフであり、外装部品(図1に示したカウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56)の表面に走行風によって作用する壁面せん断応力及び空気抵抗と走行風剥離部の高さとの関係を示している。グラフの左側の縦軸は壁面せん断応力、右側の縦軸は空気抵抗の抵抗値、横軸は走行風剥離部の高さ(単位はmm)を表し、グラフ中の実線は壁面せん断応力、破線は抵抗値を表している。
第1実施例は図4(a)に示した矩形突出部とされた走行風剥離部26a、第2実施例は図4(b)に示した三角突出部とされた走行風剥離部26sを有する外装部品を示し、比較例は走行風剥離部を有していない外装部品を示している。
第1実施例(矩形突出部)では、比較例に対して、走行風剥離部の高さH1が2mm、5mm、10mmの順で壁面せん断応力が徐々に小さくなっている。
第2実施例(三角突出部)も第1実施例と同様に、比較例に対して、走行風剥離部の高さH2が5mm、10mmの順に壁面せん断応力が徐々に小さくなっているが、第1実施例と同じ高さで比較すると、やや高くなっている。
壁面せん断応力は、走行風剥離部の高さH1(及びH2)が15mm近くでは、高さによる変化が小さくなるため、走行風剥離部の高さの設定範囲は、0〜15mm(0を含まず)であり、好ましくは、0〜10mm(0を含まず)である。
走行風剥離部の高さが0より大きく、2mmまでは、抵抗値がほとんど変化しないため、走行風剥離部の効果は、より高くなる。
また、走行風剥離部の高さが2mmを超えると、抵抗値が上がり、燃費が下がり、カウル強度が増すため、これらの燃費及びカウル強度の兼ね合いから走行風剥離部の高さを適宜選択する。
以上のように、外装品の表面に設けられた走行風剥離部によって壁面せん断応力をより小さくすることで、空気の流れにおいて剥離層形成効果を高めることができ、走行風による車体の拘束力を弱めることができる。
図1〜図4で説明したように、鞍乗型車両としての自動二輪車10の外周を覆うとともに走行風を前方から後方へ誘導し且つ後方へいくに従い車幅方向外側に広がる外面26gを備える自動二輪車10の外装部品としてのカウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56において、これらのカウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56は、その外面(26g)から外方に上下方向又は左右方向に帯状に突出する突出部分であってその突出部分の後端がカウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56のそれぞれの外面(26g)から所定距離離れている走行風剥離部26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56cを備えるので、カウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56にその外面26gから外方に上下方向又は左右方向に帯状に突出する突出部分である走行風剥離部26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56cを設けることにより、空気の流れに剥離層を形成することができ、走行風による車体の拘束力を弱めることができる。
従って、車両旋回時の空気抵抗を低減して、直進走行から車体を左右いずれかの方向に倒すとき、車体の左右を通過する走行風が車体を立てた状態に維持する拘束力を低減し、旋回時の初動を向上させることができる。
また、カウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56の走行風剥離部26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56cが無い部分では、走行風を前方から後方へ誘導することで空気の流れを整流することができ、車両の直進性を十分に確保することができる。
更に、従来のような通気孔を開けることがないため、カウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56の防水・防塵機能や保護機能を向上させることができる。また更に、走行風剥離部26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56cがカウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56の補強リブの役目を果たすため、カウル26、パニアケース46、ウインドスクリーン56の強度・剛性を高めることができる。
走行風剥離部26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56cは、車体の外方且つ後方に広がる傾斜部分に形成されているので、走行風が車幅方向に広がる部分で走行風を剥離させることで走行風剥離部26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56c後方の空気抵抗をより小さくすることができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、以上の図3で説明したように、カウル26は、車幅方向の車体中心線67から左右後方に延びる外面26gを備え、走行風剥離部26a〜26cは、車体中心線67とカウル26の側部最外端としてのカウル最外部26kとの間で車幅方向にカウル最外部26kから1/2だけ内側の範囲に配置されているので、カウル26のカウル最外部26kから車幅方向内側に1/2の範囲では、車体中心線67側に比べて走行風の流速が高くなり、このような走行風の流速が高くなる位置に走行風剥離部26a〜26cを配置することで、走行風剥離部26a〜26k後方の空気抵抗をより一層小さくすることができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、図4(b)で説明したように、走行風剥離部26sは、前面が斜面26tに形成された三角形断面を有するので、前面の斜面26tに沿って走行風を流すことにより空気抵抗を低減しつつ三角形断面の後面26u側で剥離効果を発揮させることができる。
また、図1、図2で説明したように、外装部品は、自動二輪車10の前輪12を支持するフロントフォーク13の前方両側方からフロントフォーク13の後方に配置されたパワーユニット14の両側方を覆うサイドカウル54であり、走行風剥離部26a〜26cは、サイドカウル54の上部から下部に亘って形成されているので、車体側面の上下に長い走行風剥離部26a〜26cを形成することができ、サイドカウル54を走行風剥離部26a〜26cで補強しつつ剥離範囲を広くすることができる。
また、外装部品は、フロントフォーク13の上方に位置するとともに後方上方に延びる防風板としてのウインドスクリーン56であり、ウインドスクリーン56では、走行風剥離部56a〜56cが左右方向に延びているので、左右に長い走行風剥離部56a〜56cを形成することで、ウインドスクリーン56を大型にした場合でも走行風剥離部56a〜56cでウインドスクリーン56を補強しつつ走行風の剥離層を形成することができ、車両の旋回時の初動を向上させることができる。
また、カウル26は、車体前後方向に延びる谷部58を備え、この谷部58に走行風剥離部26a〜26cが配置されているので、走行風剥離部26a〜26cを、走行風の流速がより高くなる谷部58に配置することで、走行風の剥離効果を高めることができ、車両の旋回時の初動をより一層向上させることができる。
また、自動二輪車10の左右に配置されたサイドカウル54内にラジエータ34が配置され、このラジエータ34からの排風をサイドカウル54の外部に排出するためにサイドカウル54の側部に形成された排風口52aより前方に走行風剥離部26aが配置されているので、ラジエータ34の排風で乱れていない走行風が整流された部分を剥離させることで、剥離による効果をより一層高めることができる。
また、走行風剥離部26aは、自動二輪車10に備える前輪12よりも上方に配置されているので、前輪12の回転で走行風の流れが乱れていない走行風の整流部分を剥離させることで、剥離による効果を一層高めることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、図4(a),(b)では、走行風剥離部26a,26sのそれぞれの後面26r,26uを外面26gから垂直又は垂直に近い角度で立ち上げたが、これに限らず、後面26r,26uを外面26gに対して車体前方又は車体後方へ所定角度傾斜させても良い。この構成によれば、走行風剥離部26a,26sによる乱流発生の程度を調整することができ、走行風による車体の拘束力を変更することができる。
また、後面26r,26uを平面としたが、これに限らず、曲面としても良い。
更に、走行風剥離部26a,26sの断面形状をそれぞれ矩形、三角形としたが、これに限らず、山形、半円形、かまぼこ形としても良い。
また、本発明は、自動二輪車に適用する場合に限らず、自動二輪車以外も含む鞍乗型車両にも適用可能である。なお、鞍乗型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(鞍乗型車両)
12 前輪
13 フロントフォーク
14 パワーユニット
26 カウル(外装部品)
26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56c 走行風剥離部
26g 外面
26k カウル最外部(側部最外端)
26m 前部傾斜面(傾斜面)
26t 斜面
34 ラジエータ
46 パニアケース(外装部品)
52a 排風口
54 サイドカウル
56 ウインドスクリーン(外装部品、防風板)
58 谷部
67 車体中心線(車体中心)

Claims (8)

  1. 鞍乗型車両(10)の外周を覆うとともに走行風を前方から後方へ誘導し且つ後方へいくに従い車幅方向外側に広がる外面(26g)を備える鞍乗型車両の外装部品において、
    前記外装部品(26,46,56)は、その外面(26g)から外方に上下方向又は左右方向に帯状に突出する突出部分であってその突出部分の後端が前記外装部品(26,46,56)の外面(26g)から所定距離離れている走行風剥離部(26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56c)を備え
    前記外装部品(26,46,56)は、前記鞍乗型車両(10)の前輪(12)を支持するフロントフォーク(13)の前方両側方から前記フロントフォーク(13)の後方に配置されたパワーユニット(14)の両側方を覆うサイドカウル(54)を有し、
    前記サイドカウル(54)内にラジエータ(34)が配置され、このラジエータ(34)からの排風を前記サイドカウル(54)の外部に排出するために前記サイドカウル(54)の側部に形成された排風口(52a)より前方に前記走行風剥離部(26a)が配置されていることを特徴とする鞍乗型車両の外装部品。
  2. 前記走行風剥離部(26a〜26c,26s,46a〜46b,56a〜56c)は、車体の外方且つ後方に広がる外後方傾斜部分に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両の外装部品。
  3. 前記外装部品(26)は、車幅方向の車体中心(67)から左右後方に延びる外面(26g)を備え、前記走行風剥離部(26a〜26c)は、前記車体中心(67)と前記外装部品(26)の側部最外端(26k)との間で車幅方向に前記側部最外端(26k)から1/2だけ内側の範囲に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗型車両の外装部品。
  4. 前記走行風剥離部(26s)は、前面が斜面(26t)に形成された三角形断面を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の外装部品。
  5. 記サイドカウル(54)では、前記走行風剥離部(26a〜26c)が上部から下部に亘って形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の外装部品。
  6. 前記外装部品(26,46,56)は、前記フロントフォーク(13)の上方に位置するとともに後方上方に延びる防風板(56)を有し、該防風板(56)では、前記走行風剥離部(56a〜56c)が左右方向に延びていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の外装部品。
  7. 前記外装部品(26)は、車体前後方向に延びる谷部(58)を備え、この谷部(58)に前記走行風剥離部(26a〜26c)が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両の外装部品。
  8. 記走行風剥離部(26a)は、前記鞍乗型車両(10)が備える前輪(12)よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5、7のいずれか一項に記載の鞍乗型車両の外装部品。
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