JP5266776B2 - ベルト寄り補正装置並びにベルト装置、画像形成装置 - Google Patents
ベルト寄り補正装置並びにベルト装置、画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5266776B2 JP5266776B2 JP2008022725A JP2008022725A JP5266776B2 JP 5266776 B2 JP5266776 B2 JP 5266776B2 JP 2008022725 A JP2008022725 A JP 2008022725A JP 2008022725 A JP2008022725 A JP 2008022725A JP 5266776 B2 JP5266776 B2 JP 5266776B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- roller
- adjustment roller
- intermediate transfer
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
しかしながら、ベルトを規制する方法においては、装置の持っているベルトの寄り量のばらつきによる、ベルト端部の乗り上げやガイドリブ剥れ、ベルト端部の破損等につながり、装置の寿命を決定する一因になっている。また、寄り量を極力抑えるために高い部品精度を要求する必要も有りコストアップにもなっている。それらを補正すべく先に述べた様々なベルト寄り補正方法がこれまでも提案されているのだが、センサーを用い、ローラ軸変位を駆動源を用いて行うような方法では、コストがかかるため低コスト化が進む普及層の装置に搭載することは難しい。
さらに、本発明は、前記傾斜付与部材が前記ベルトの予め寄る方向と反対側の調整ローラ端面に当接する位置に設けられ、該傾斜付与部材はベルトが寄る作用の反力で移動する調整ローラ端面に押されて当該調整ローラの傾き角を変更すると、効果的である。
図1はプリンタとして構成された画像形成装置の一例を示す概略構成図であり、ここに示した画像形成装置は、その本体筐体内に配置された複数の感光体、図示した例では第1ないし第4の4つの感光体1a,1b,1c,1dが設けられている。各感光体上には互いに異なる色のトナー像がそれぞれ形成され、図1に示した例では、これらの感光体1a,1b,1c,1d上に、ブラックトナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像及びイエロートナー像がそれぞれ形成される。なお、図1に示した各感光体1a,1b,1c,1dはドラム状に形成されているが、複数のローラに巻き掛けられて回転駆動される無端ベルト状の感光体を用いることもできる。
本方法では、ベルトの寄ることで発生する力を利用してベルト寄りを補正する方式である。よって、図7に示すように、中間転写ベルト3が調整ローラ5上において寄りを強制的に発生させるため、予め調整ローラ5の軸線Lを水平線Cに対し傾き(角度α)を持たして配置する。それにより中間転写ベルト3は回転することで調整ローラ5の位置において寄りによる軸方向への移動が発生する。例えば図7に示すように図中右側を持ち上げて配置した場合、中間転写ベルト3は左側に移動を開始する。この時、後で詳細に説明するが、中間転写ベルト3の移動に伴い軸方向に移動可能とした調整ローラ5も移動を開始する。この調整ローラ5は中間転写ベルト3の寄りによる移動の反力でベルトと反対の右側に移動する。なお、図8は中間転写ベルト3の寄りによる移動と調整ローラ5の移動との関係を示すグラフである。図8から明らかなように、中間転写ベルト3が寄りによってプラスの方向に移動すると、調整ローラ5はその反力によってマイナスの方向に移動する。
5 調整ローラ
55 軸支持部材
57 引っ張りバネ
60 傾斜付与部材
Claims (9)
- 複数のローラに巻き掛けられて走行駆動される無端ベルトを有し、該無端ベルトのベルトの寄りを補正するベルト寄り補正装置において、
前記ローラの1つを軸線方向に移動可能で、且つ傾倒可能に支持された調整ローラとし、
該調整ローラにベルトの走行したときベルトが予め一方向に寄る作用を付勢し、
前記調整ローラの一端に、軸線方向の移動に応じて当該調整ローラの傾き角を変更可能な傾斜付与部材を設け、
該傾斜付与部材が前記ベルトの寄りによる前記調整ローラの軸線方向の移動と釣り合う角度に前記調整ローラを傾ける構成であり、
前記調整ローラは、ローラ部とローラ軸が別体で、該ローラ軸が装置の側板に固定され、
前記ローラ部が前記ローラ軸に対し軸受を介して回転自在かつ軸線方向に摺動可能に装着して構成され、
前記ベルトの裏面と前記移動可能な前記調整ローラの前記ローラ部の表面との摩擦係数は、前記軸受と前記ローラ軸との間における摩擦係数より大きくしたことを特徴とするベルト寄り補正装置。 - 請求項1に記載のベルト寄り補正装置において、前記ベルトに予め付勢する一方向に寄る作用が前記調整ローラの所定方向へ傾けることであることを特徴とするベルト寄り補正装置。
- 請求項1または2に記載のベルト寄り補正装置において、前記傾斜付与部材が前記ベルトの予め寄る方向と反対側の調整ローラ端面に当接する位置に設けられ、該傾斜付与部材はベルトが寄る作用の反力で移動する調整ローラ端面に押されて当該調整ローラの傾き角を変更することを特徴とするベルト寄り補正装置。
- 請求項1ないし3の何れかに記載のベルト寄り補正装置において、前記ベルトの裏面と前記移動可能な調整ローラ表面との摩擦係数は、移動時の調整ローラ軸線方向の摺動部間における摩擦係数より大きくしたことを特徴とするベルト寄り補正装置。
- 請求項1ないし4の何れかに記載のベルト寄り補正装置を用いるベルト装置において、前記ベルトが、画像形成装置に用いる感光体ベルトであることを特徴とするベルト装置。
- 請求項1ないし4の何れかに記載のベルト寄り補正装置を用いるベルト装置において、前記ベルトが、画像形成装置に用いる中間転写ベルトであることを特徴とするベルト装置。
- 請求項1ないし4の何れかに記載のベルト寄り補正装置を用いるベルト装置において、前記ベルトが、画像形成装置に用いる転写材搬送ベルトであることを特徴とするベルト装置。
- 請求項1ないし4の何れかに記載のベルト寄り補正装置を用いるベルト装置において、前記ベルトが、画像形成装置に用いる定着ベルトであることを特徴とするベルト装置。
- 請求項5ないし8の何れか1つに記載のベルト装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008022725A JP5266776B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | ベルト寄り補正装置並びにベルト装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008022725A JP5266776B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | ベルト寄り補正装置並びにベルト装置、画像形成装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012227795A Division JP5660101B2 (ja) | 2012-10-15 | 2012-10-15 | ベルト装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009181107A JP2009181107A (ja) | 2009-08-13 |
JP5266776B2 true JP5266776B2 (ja) | 2013-08-21 |
Family
ID=41035093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008022725A Expired - Fee Related JP5266776B2 (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | ベルト寄り補正装置並びにベルト装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5266776B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8351831B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-01-08 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Displacement correcting device, intermediate transfer device, transfer device, and image forming apparatus |
JP2010231112A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 片寄補正装置、中間転写装置、転写装置および画像形成装置 |
JP4766140B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2011-09-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 片寄補正装置、中間転写装置、転写装置および画像形成装置 |
JP5671302B2 (ja) * | 2009-11-10 | 2015-02-18 | 富士フイルム株式会社 | インプリント用硬化性組成物、パターン形成方法およびパターン |
JP2020118956A (ja) * | 2019-01-25 | 2020-08-06 | 株式会社リコー | ベルト装置、ベルト寄り制御装置、及び、画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2868879B2 (ja) * | 1990-09-26 | 1999-03-10 | バンドー化学株式会社 | ベルト駆動装置 |
JPH05346746A (ja) * | 1992-06-16 | 1993-12-27 | Nec Niigata Ltd | 画像形成装置の定着装置 |
JPH11119543A (ja) * | 1997-10-14 | 1999-04-30 | Ricoh Co Ltd | ベルト駆動装置 |
JP4413759B2 (ja) * | 2004-12-02 | 2010-02-10 | 株式会社沖データ | ベルト駆動装置及びそれを有する画像形成装置 |
JP2007047702A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Toshiba Corp | ベルト駆動装置及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-02-01 JP JP2008022725A patent/JP5266776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009181107A (ja) | 2009-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6048791B2 (ja) | ベルト制御装置、ローラユニット、および画像形成装置 | |
JP5251309B2 (ja) | ベルト寄り補正装置、及び、それを備えた画像形成装置 | |
EP2749961B1 (en) | Belt tracking system, roller assembly, and image forming apparatus including same | |
KR101169847B1 (ko) | 벨트 부재 반송 디바이스 및 그것을 구비한 화상 형성 장치 | |
JP6344636B2 (ja) | ベルト制御装置、ローラユニット、及び画像形成装置 | |
JP2009186910A (ja) | ベルト寄り防止装置、及び、それを備えた画像形成装置 | |
EP2869127B1 (en) | Conveyor system and image forming apparatus including same | |
US9541881B2 (en) | Recording medium conveying device with a separation support roller and image forming apparatus incorporating the same | |
JP2013238818A (ja) | ベルト制御装置、ローラユニット、および画像形成装置。 | |
JP2013238823A (ja) | ベルト制御装置、ローラユニット、および画像形成装置。 | |
JP6319656B2 (ja) | ベルト装置及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP6691682B2 (ja) | ベルト制御装置、ベルト装置、及び、画像形成装置 | |
JP5266776B2 (ja) | ベルト寄り補正装置並びにベルト装置、画像形成装置 | |
CN107179663B (zh) | 带装置、转印装置、中间转印装置及其图像形成装置 | |
JP5397592B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018072558A (ja) | ベルト装置、転写装置及び画像形成装置 | |
US8515322B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP6048809B2 (ja) | ベルト制御装置、ローラユニット、および画像形成装置 | |
JP5660101B2 (ja) | ベルト装置及び画像形成装置 | |
JP6238750B2 (ja) | ベルト搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4857022B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6214725B2 (ja) | ベルト搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2016061889A (ja) | ベルト装置、転写装置および画像形成装置 | |
JP7360621B2 (ja) | ベルト装置、転写装置、及び、画像形成装置 | |
JP5979484B2 (ja) | ベルト制御装置、ローラユニット、および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130422 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |