JP3357699B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/136—Liquid crystal cells structurally associated with a semi-conducting layer or substrate, e.g. cells forming part of an integrated circuit
- G02F1/1362—Active matrix addressed cells
- G02F1/136204—Arrangements to prevent high voltage or static electricity failures
-
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- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133509—Filters, e.g. light shielding masks
- G02F1/133512—Light shielding layers, e.g. black matrix
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(液晶表示装置)は軽
量、薄形化が可能で、低消費電力であることから、たと
えば携帯用TV、ラップトップパソコンのディスプレイ
等に応用されており、さらに大型化、高精細化の研究開
発が各所で行われている。
量、薄形化が可能で、低消費電力であることから、たと
えば携帯用TV、ラップトップパソコンのディスプレイ
等に応用されており、さらに大型化、高精細化の研究開
発が各所で行われている。
【0003】液晶駆動用マトリクス基板としては、たと
えば図28または図29に示すように、互いに交差する
複数本ずつのアドレス配線2とデータ配線3と、アモル
ファスSi(以下、a−Siと略す)あるいはポリSi
(以下、p−Siと略す)により構成した薄膜トランジ
スタ4(またはMIM素子)とを基板上に配列した、ア
クティブマトリクス基板が知られている。液晶表示装置
は、この液晶駆動用アクティブマトリクス基板と対向基
板との間に液晶を封入することによって構成される。
えば図28または図29に示すように、互いに交差する
複数本ずつのアドレス配線2とデータ配線3と、アモル
ファスSi(以下、a−Siと略す)あるいはポリSi
(以下、p−Siと略す)により構成した薄膜トランジ
スタ4(またはMIM素子)とを基板上に配列した、ア
クティブマトリクス基板が知られている。液晶表示装置
は、この液晶駆動用アクティブマトリクス基板と対向基
板との間に液晶を封入することによって構成される。
【0004】ところで、このような液晶駆動用アクティ
ブマトリクス基板では、製造段階において各画素の点灯
評価およびアドレス配線、データ配線等の線欠陥の検出
検査を行うのが一般的である。
ブマトリクス基板では、製造段階において各画素の点灯
評価およびアドレス配線、データ配線等の線欠陥の検出
検査を行うのが一般的である。
【0005】一方、このような液晶駆動用アクティブマ
トリクス基板を静電気による劣化から保護するために、
たとえば特開昭61−59475号公報に開示されてい
るように、アドレス配線およびデータ配線を、表示領域
以外の領域で配線材料を用いて形成された短絡線により
短絡した構造が知られている。
トリクス基板を静電気による劣化から保護するために、
たとえば特開昭61−59475号公報に開示されてい
るように、アドレス配線およびデータ配線を、表示領域
以外の領域で配線材料を用いて形成された短絡線により
短絡した構造が知られている。
【0006】ところが、このようにアドレス配線および
データ配線を短絡した場合、上述したアドレス配線、デ
ータ配線等の線欠陥の検出は可能であるが、短絡線を切
り放さなければ各画素の点灯評価は行えない。しかも、
通常、このような短絡線は、液晶表示装置完成時には切
り放しているため、その後は、静電気の影響を受けやす
い構造となってしまっている。
データ配線を短絡した場合、上述したアドレス配線、デ
ータ配線等の線欠陥の検出は可能であるが、短絡線を切
り放さなければ各画素の点灯評価は行えない。しかも、
通常、このような短絡線は、液晶表示装置完成時には切
り放しているため、その後は、静電気の影響を受けやす
い構造となってしまっている。
【0007】そこで、たとえば特開昭63−22028
9号公報に開示されているように、アドレス配線およ
び、データ配線間、あるいは配線と短絡線間を2端子動
作薄膜トランジスタ等を介して別個に相互に電気的に接
続させることが考えられる。
9号公報に開示されているように、アドレス配線およ
び、データ配線間、あるいは配線と短絡線間を2端子動
作薄膜トランジスタ等を介して別個に相互に電気的に接
続させることが考えられる。
【0008】しかしながら、このようにアドレス配線な
どを相互に電気的に接続させるための短絡線は、表示領
域以外の領域つまり液晶駆動用アクティブマトリクス基
板の外周に沿って形成されるものであるから、基板を所
定の大きさに切り出した後は破損による断線不良を生じ
易いという問題がある。この場合、基板の外縁と短絡線
との間を数100μm以上の幅をとることで対処できる
が、基板の大型化につながるという問題がある。
どを相互に電気的に接続させるための短絡線は、表示領
域以外の領域つまり液晶駆動用アクティブマトリクス基
板の外周に沿って形成されるものであるから、基板を所
定の大きさに切り出した後は破損による断線不良を生じ
易いという問題がある。この場合、基板の外縁と短絡線
との間を数100μm以上の幅をとることで対処できる
が、基板の大型化につながるという問題がある。
【0009】また、アドレス配線などと短絡線間に介挿
された2端子動作薄膜トランジスタは、かなり高電圧の
静電気が印加されることから、静電気破損による断線不
良を生じ易いという問題がある。
された2端子動作薄膜トランジスタは、かなり高電圧の
静電気が印加されることから、静電気破損による断線不
良を生じ易いという問題がある。
【0010】さらに、2端子動作薄膜トランジスタのゲ
ート電極は絶縁膜を介して短絡線上に形成する場合があ
るが、高電圧の静電気の印加によりゲート電極の先端に
おいて局所的な静電気破損が生じ易いため、ゲート電極
に通じるアドレス配線やデータ配線と短絡線とが短絡し
て各画素の点灯評価ができなくなるという問題がある。
しかも、このような短絡が発生すると、短絡線を切り放
さずに液晶表示装置を点灯した場合に、表示欠陥となっ
てしまうという問題がある。
ート電極は絶縁膜を介して短絡線上に形成する場合があ
るが、高電圧の静電気の印加によりゲート電極の先端に
おいて局所的な静電気破損が生じ易いため、ゲート電極
に通じるアドレス配線やデータ配線と短絡線とが短絡し
て各画素の点灯評価ができなくなるという問題がある。
しかも、このような短絡が発生すると、短絡線を切り放
さずに液晶表示装置を点灯した場合に、表示欠陥となっ
てしまうという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の液晶
表示装置では、静電気に対する保護および製造時の点欠
陥の検出のため、アドレス配線、データ配線間を2端子
動作薄膜トランジスタ等を介して別個に相互に電気的に
接続させることが考えられるが、基板を所定の大きさに
切り出した後は破損による短絡線の断線不良を生じ易い
という問題や静電気破損による2端子動作薄膜トランジ
スタの断線不良を生じ易いという問題、ゲート電極の先
端の局所的な静電気破損によるアドレス配線やデータ配
線と短絡線との短絡を生じ易いという問題がある。
表示装置では、静電気に対する保護および製造時の点欠
陥の検出のため、アドレス配線、データ配線間を2端子
動作薄膜トランジスタ等を介して別個に相互に電気的に
接続させることが考えられるが、基板を所定の大きさに
切り出した後は破損による短絡線の断線不良を生じ易い
という問題や静電気破損による2端子動作薄膜トランジ
スタの断線不良を生じ易いという問題、ゲート電極の先
端の局所的な静電気破損によるアドレス配線やデータ配
線と短絡線との短絡を生じ易いという問題がある。
【0012】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、短絡線や薄膜トランジスタの断線不良や
短絡不良を防止して信頼性を向上させた液晶表示装置を
提供することを目的としている。
されたもので、短絡線や薄膜トランジスタの断線不良や
短絡不良を防止して信頼性を向上させた液晶表示装置を
提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、第1の発明は、絶縁性基板と、この絶縁性基板上
の表示領域に形成された複数のアドレス配線と、これら
アドレス配線と交差するように形成された複数のデータ
配線と、これらアドレス配線とデータ配線との各交差点
に形成され、ゲート電極が前記アドレス配線に電気的に
接続され、ドレイン電極が前記データ配線に電気的に接
続された薄膜トランジスタと、前記各交差点の近傍に形
成され前記薄膜トランジスタのソース電極に電気的に接
続された画素電極と、前記絶縁性基板上の表示領域外の
少なくとも外周の一部に沿って形成され、前記アドレス
配線とデータ配線間を薄膜トランジスタからなる抵抗を
介して相互に短絡させる短絡線とを有する液晶表示装置
において、前記アドレス配線、データ配線と短絡線間に
介挿された薄膜トランジスタの対向するソース電極とド
レイン電極が、櫛形状であり、かつ前記櫛形状のソース
電極とドレイン電極の電極間間隔および電極指間間隔の
少なくともいずれかが前記櫛形状のソース電極とドレイ
ン電極の中央部近傍より外側近傍で狭くなっていること
を特徴とする。
ため、第1の発明は、絶縁性基板と、この絶縁性基板上
の表示領域に形成された複数のアドレス配線と、これら
アドレス配線と交差するように形成された複数のデータ
配線と、これらアドレス配線とデータ配線との各交差点
に形成され、ゲート電極が前記アドレス配線に電気的に
接続され、ドレイン電極が前記データ配線に電気的に接
続された薄膜トランジスタと、前記各交差点の近傍に形
成され前記薄膜トランジスタのソース電極に電気的に接
続された画素電極と、前記絶縁性基板上の表示領域外の
少なくとも外周の一部に沿って形成され、前記アドレス
配線とデータ配線間を薄膜トランジスタからなる抵抗を
介して相互に短絡させる短絡線とを有する液晶表示装置
において、前記アドレス配線、データ配線と短絡線間に
介挿された薄膜トランジスタの対向するソース電極とド
レイン電極が、櫛形状であり、かつ前記櫛形状のソース
電極とドレイン電極の電極間間隔および電極指間間隔の
少なくともいずれかが前記櫛形状のソース電極とドレイ
ン電極の中央部近傍より外側近傍で狭くなっていること
を特徴とする。
【0014】第2の発明は、絶縁性基板と、この絶縁性
基板上の表示領域に形成された複数のアドレス配線と、
これらアドレス配線と交差するように形成された複数の
データ配線と、これらアドレス配線とデータ配線との各
交差点に形成され、ゲート電極が前記アドレス配線に電
気的に接続され、ドレイン電極が前記データ配線に電気
的に接続された薄膜トランジスタと、前記各交差点の近
傍に形成され前記薄膜トランジスタのソース電極に電気
的に接続された画素電極と、前記絶縁性基板上の表示領
域外の少なくとも外周の一部に沿って、かつ最外周の電
極として形成され、前記アドレス配線とデータ配線間を
薄膜トランジスタからなる抵抗を介して相互に短絡させ
る短絡線とを有する液晶表示装置において、前記抵抗は
前記短絡線が形成された層より下層に形成され、かつ該
抵抗を構成する薄膜トランジスタのゲート電極の先端
が、該短絡線の線幅内から前記表示領域とは反対側には
み出されていることを特徴とする。
基板上の表示領域に形成された複数のアドレス配線と、
これらアドレス配線と交差するように形成された複数の
データ配線と、これらアドレス配線とデータ配線との各
交差点に形成され、ゲート電極が前記アドレス配線に電
気的に接続され、ドレイン電極が前記データ配線に電気
的に接続された薄膜トランジスタと、前記各交差点の近
傍に形成され前記薄膜トランジスタのソース電極に電気
的に接続された画素電極と、前記絶縁性基板上の表示領
域外の少なくとも外周の一部に沿って、かつ最外周の電
極として形成され、前記アドレス配線とデータ配線間を
薄膜トランジスタからなる抵抗を介して相互に短絡させ
る短絡線とを有する液晶表示装置において、前記抵抗は
前記短絡線が形成された層より下層に形成され、かつ該
抵抗を構成する薄膜トランジスタのゲート電極の先端
が、該短絡線の線幅内から前記表示領域とは反対側には
み出されていることを特徴とする。
【0015】
【0016】
【作用】本発明の液晶表示装置では、絶縁性基板上の表
示領域外の外周に沿って形成された短絡線が、薄膜トラ
ンジスタからなる抵抗の形成された領域の内側で電気的
に接続されているので、絶縁性基板の小型化を図ること
ができ、また破損による断線不良が生じ難い。
示領域外の外周に沿って形成された短絡線が、薄膜トラ
ンジスタからなる抵抗の形成された領域の内側で電気的
に接続されているので、絶縁性基板の小型化を図ること
ができ、また破損による断線不良が生じ難い。
【0017】また、アドレス配線、データ配線と短絡線
間に介挿された薄膜トランジスタの対向するソース電極
とドレイン電極が櫛形状なので、静電気破損による断線
不良が生じ難い。
間に介挿された薄膜トランジスタの対向するソース電極
とドレイン電極が櫛形状なので、静電気破損による断線
不良が生じ難い。
【0018】さらに、抵抗は前記絶縁性基板の上で、か
つ短絡線の下に形成され、抵抗を構成する薄膜トランジ
スタのゲート電極の先端が、短絡線よりはみ出されてい
るので、高電圧の静電気の印加によりゲート電極の先端
において局所的な静電気破損が生じても、ゲート電極に
通じるアドレス配線やデータ配線と短絡線とが短絡する
ことはない。
つ短絡線の下に形成され、抵抗を構成する薄膜トランジ
スタのゲート電極の先端が、短絡線よりはみ出されてい
るので、高電圧の静電気の印加によりゲート電極の先端
において局所的な静電気破損が生じても、ゲート電極に
通じるアドレス配線やデータ配線と短絡線とが短絡する
ことはない。
【0019】したがって、本発明の液晶表示装置では、
短絡線や薄膜トランジスタの断線不良や短絡不良を防止
して信頼性を向上させることができる。
短絡線や薄膜トランジスタの断線不良や短絡不良を防止
して信頼性を向上させることができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0021】 本発明の第1の参考例に係る液晶表示装
置の等価回路図を図1に示す。
置の等価回路図を図1に示す。
【0022】図において、1は絶縁性基板を示してい
る。
る。
【0023】この絶縁性基板1上の表示領域には、複数
のアドレス配線2,2…とこれらアドレス配線2,2…
と交差するようにデータ配線3,3…が形成されてい
る。これらアドレス配線2とデータ配線3との各交差点
には、薄膜トランジスタ(以下TFTと記す。)4が形
成されており、そのゲート電極4aがアドレス配線2に
電気的に接続され、そのドレイン電極4bがデータ配線
3に電気的に接続され、そのソース電極4cが交差点の
近傍に形成された画素電極5に電気的に接続されてい
る。
のアドレス配線2,2…とこれらアドレス配線2,2…
と交差するようにデータ配線3,3…が形成されてい
る。これらアドレス配線2とデータ配線3との各交差点
には、薄膜トランジスタ(以下TFTと記す。)4が形
成されており、そのゲート電極4aがアドレス配線2に
電気的に接続され、そのドレイン電極4bがデータ配線
3に電気的に接続され、そのソース電極4cが交差点の
近傍に形成された画素電極5に電気的に接続されてい
る。
【0024】そして、画素電極5と対向基板6との間に
液晶(誘電体)を挟持してコンデンサ7を構成してい
る。
液晶(誘電体)を挟持してコンデンサ7を構成してい
る。
【0025】各アドレス配線2およびデータ配線3は、
表示領域外に延在しており、その延在部に形成された駆
動用パルス入力パッド8,9に電気的に接続されてい
る。
表示領域外に延在しており、その延在部に形成された駆
動用パルス入力パッド8,9に電気的に接続されてい
る。
【0026】各アドレス配線2およびデータ配線3は、
駆動用パルス入力パッド8,9よりさらに延在し、それ
らの端末に形成された抵抗10に電気的に接続されてい
る。ここで、抵抗10の構成を具体的に説明する。
駆動用パルス入力パッド8,9よりさらに延在し、それ
らの端末に形成された抵抗10に電気的に接続されてい
る。ここで、抵抗10の構成を具体的に説明する。
【0027】抵抗10は、2つのTFT11,12から
構成される。
構成される。
【0028】TFT11のドレイン電極11a、ゲート
電極11bおよびTFT12のソース電極12cは、駆
動用パルス入力パッド8(または9)に電気的に接続さ
れている。
電極11bおよびTFT12のソース電極12cは、駆
動用パルス入力パッド8(または9)に電気的に接続さ
れている。
【0029】TFT12のドレイン電極12a、ゲート
電極12bおよびTFT11のソース電極11cは、す
べての抵抗10を相互に短絡するための短絡線13に電
気的に接続されている。
電極12bおよびTFT11のソース電極11cは、す
べての抵抗10を相互に短絡するための短絡線13に電
気的に接続されている。
【0030】ここで、抵抗10およびこの近傍の短絡線
13の拡大図を図2に、図2のa−a′における断面拡
大図を図3に示す。
13の拡大図を図2に、図2のa−a′における断面拡
大図を図3に示す。
【0031】図2に示すように抵抗10は、短絡線13
の中央部の領域に形成されている。したがって、短絡線
13は、抵抗10より内側においても電気的に接続され
ており、また短絡線13は、絶縁性基板1上の外周に沿
って梯子状に形成されていることになる。
の中央部の領域に形成されている。したがって、短絡線
13は、抵抗10より内側においても電気的に接続され
ており、また短絡線13は、絶縁性基板1上の外周に沿
って梯子状に形成されていることになる。
【0032】そして、図3にも示すように絶縁性基板1
上には、ゲート電極11b,12bが形成され、これら
を覆うようにゲート絶縁膜16が形成されている。
上には、ゲート電極11b,12bが形成され、これら
を覆うようにゲート絶縁膜16が形成されている。
【0033】ゲート絶縁膜16上には、a−Si膜1
7、チャネル保護膜18およびn+ a−Si膜19を介
してドレイン電極11a,12aおよびソース電極11
c,12cが形成されている。
7、チャネル保護膜18およびn+ a−Si膜19を介
してドレイン電極11a,12aおよびソース電極11
c,12cが形成されている。
【0034】そして、これらを覆うように、保護絶縁膜
20が形成されている。
20が形成されている。
【0035】なお、ドレイン電極11a,12aとゲー
ト電極11b,12bとの間は、スルーホール21によ
り電気的に接続されている。
ト電極11b,12bとの間は、スルーホール21によ
り電気的に接続されている。
【0036】このような構成の液晶表示装置では、製造
工程等においてアドレス配線2またはデータ配線3が静
電気により短絡線13の電位に対し正負に帯電すると、
抵抗10を介してその電荷を打ち消す方向にアドレス配
線2またはデータ配線3と短絡線13との間に電流が流
れ、アドレス配線2(またはデータ配線3)と短絡線1
3さらにデータ配線3(またはアドレス配線2)との間
に発生する電圧を抑制することができる。また、アドレ
ス配線2、データ配線3と短絡線13との間に抵抗10
が介在することから、短絡線13を切り落とさなくても
表示領域内のTFT特性を制定することができる。
工程等においてアドレス配線2またはデータ配線3が静
電気により短絡線13の電位に対し正負に帯電すると、
抵抗10を介してその電荷を打ち消す方向にアドレス配
線2またはデータ配線3と短絡線13との間に電流が流
れ、アドレス配線2(またはデータ配線3)と短絡線1
3さらにデータ配線3(またはアドレス配線2)との間
に発生する電圧を抑制することができる。また、アドレ
ス配線2、データ配線3と短絡線13との間に抵抗10
が介在することから、短絡線13を切り落とさなくても
表示領域内のTFT特性を制定することができる。
【0037】しかも、本発明に係る液晶表示装置では、
図4(a)に示すように抵抗10が短絡線13の中央部
の領域に形成されていることから、図4(b)に示すよ
うに抵抗10が短絡線13より内側に形成されている場
合と比べ、絶縁性基板1の小型化を図ることができる。
また、図5(a)に示すように短絡線13が抵抗10よ
り内側においても電気的に接続されていることから、図
5(b)に示すように短絡線13が抵抗10より内側に
おいて電気的に接続されていない場合に比べ、破損によ
る断線不良が生じ難い。これは、絶縁性基板1の破損
は、基板の外縁から生じ易いからである。
図4(a)に示すように抵抗10が短絡線13の中央部
の領域に形成されていることから、図4(b)に示すよ
うに抵抗10が短絡線13より内側に形成されている場
合と比べ、絶縁性基板1の小型化を図ることができる。
また、図5(a)に示すように短絡線13が抵抗10よ
り内側においても電気的に接続されていることから、図
5(b)に示すように短絡線13が抵抗10より内側に
おいて電気的に接続されていない場合に比べ、破損によ
る断線不良が生じ難い。これは、絶縁性基板1の破損
は、基板の外縁から生じ易いからである。
【0038】次に、この液晶表示装置の製造方法につい
て説明する(図3参照)。
て説明する(図3参照)。
【0039】(1)絶縁性基板1たとえばガラス基板上
に、スパッタリング法で第1の配線材料たとえばMoT
aを250nm成膜し、パターニング、ケミカルドライ
エッチング(Chemical Dry Etching、以下、CDEと略
す。)によりエッチングし、アドレス配線1、ゲート電
極11b,12bおよびアドレス配線駆動用パルス入力
パッド8,9を形成する。
に、スパッタリング法で第1の配線材料たとえばMoT
aを250nm成膜し、パターニング、ケミカルドライ
エッチング(Chemical Dry Etching、以下、CDEと略
す。)によりエッチングし、アドレス配線1、ゲート電
極11b,12bおよびアドレス配線駆動用パルス入力
パッド8,9を形成する。
【0040】(2)ゲート絶縁膜16として、プラズマ
CVD法で膜厚350nm程度のSiOX 膜を形成す
る。
CVD法で膜厚350nm程度のSiOX 膜を形成す
る。
【0041】(3)a−Si膜17、チャネル保護膜1
8として、SiNX をプラズマCVD法によりそれぞれ
50nm,100nm成膜する。
8として、SiNX をプラズマCVD法によりそれぞれ
50nm,100nm成膜する。
【0042】(4)チャネル保護膜18のSiNX をパ
ターニングするため、弗酸系のエッチング溶液でエッチ
ングする。
ターニングするため、弗酸系のエッチング溶液でエッチ
ングする。
【0043】(5)ソース電極11c,12cとドレイ
ン電極11a,12aとのコンタクトをとるためのn+
a−Si膜19をプラズマCVD法により50nm性膜
する。 (6)a−Si膜17のパターニングするた
め、CDEによりn+ a−Si膜19,a−Si膜17
をエッチングする。
ン電極11a,12aとのコンタクトをとるためのn+
a−Si膜19をプラズマCVD法により50nm性膜
する。 (6)a−Si膜17のパターニングするた
め、CDEによりn+ a−Si膜19,a−Si膜17
をエッチングする。
【0044】(7)スパッタリング法で画素電極5とし
てITOを100nm成膜した後、パターニングし、王
水系のエッチング溶液で、エッチングして形成する。
てITOを100nm成膜した後、パターニングし、王
水系のエッチング溶液で、エッチングして形成する。
【0045】(8)ゲート絶縁膜16のゲート絶縁膜ス
ルーホール21を、パターニングをし、弗化アンモニウ
ム溶液でエッチングして形成する。
ルーホール21を、パターニングをし、弗化アンモニウ
ム溶液でエッチングして形成する。
【0046】(9)スパッタリング法で第2の配線材
料、Cr,Alをそれぞれ50nm,500nm積層し
て成膜し、パターニングとして硝酸燐酸酢酸混合溶液お
よび硝酸セリウムアンモニウム溶液で、Cr,Alをそ
れぞれエッチングし、データ配線3、ソース電極11
c,12c,ドレイン電極11a,12aおよびデータ
配線駆動用パルス入力パッド8,9を形成する。
料、Cr,Alをそれぞれ50nm,500nm積層し
て成膜し、パターニングとして硝酸燐酸酢酸混合溶液お
よび硝酸セリウムアンモニウム溶液で、Cr,Alをそ
れぞれエッチングし、データ配線3、ソース電極11
c,12c,ドレイン電極11a,12aおよびデータ
配線駆動用パルス入力パッド8,9を形成する。
【0047】(10)ソース電極11c,12cとドレイ
ン電極11a,12aの間に露出したn+ a−Si膜1
9を、ソース電極11c,12c,およびドレイン電極
11a,12aをマスクにして、CDEでエッチングし
て除去する。
ン電極11a,12aの間に露出したn+ a−Si膜1
9を、ソース電極11c,12c,およびドレイン電極
11a,12aをマスクにして、CDEでエッチングし
て除去する。
【0048】(11)保護絶縁膜19として、プラズマC
VD法によりSiNX を200nm成膜し、保護絶縁膜
スルーホール21をパターニングし、リアクティブイオ
ンエッチング(Reactive ION Etching、以下、RIE法
と略す。)によってエッチングする。
VD法によりSiNX を200nm成膜し、保護絶縁膜
スルーホール21をパターニングし、リアクティブイオ
ンエッチング(Reactive ION Etching、以下、RIE法
と略す。)によってエッチングする。
【0049】以上の製造方法によって、所要の液晶駆動
用アクティブマトリクス基板を製造し得る。
用アクティブマトリクス基板を製造し得る。
【0050】なお、以上の工程により製造されるTFT
11,12は、アドレス配線2とデータ配線3との各交
差点に形成されるTFT4とほぼ同一の構成であること
から、TFT11,12の形成とTFT4の形成とを同
時に行うことができ、これにより製造工程の簡略化を図
ることができる。
11,12は、アドレス配線2とデータ配線3との各交
差点に形成されるTFT4とほぼ同一の構成であること
から、TFT11,12の形成とTFT4の形成とを同
時に行うことができ、これにより製造工程の簡略化を図
ることができる。
【0051】また、本発明によるアクティブマトリクス
基板は、第1の配線材料にスパッタリング法によって成
膜したMoTa以外の配線材料、たとえばスパッタリン
グ法あるいは蒸着法によって成膜したMo,Ta,Ta
N,Cr,Ni,Al,Al−Si−Cu,W,IT
O,Cu、それらを主成分とする合金またはそれらの積
層膜を使用して作成することもできる。
基板は、第1の配線材料にスパッタリング法によって成
膜したMoTa以外の配線材料、たとえばスパッタリン
グ法あるいは蒸着法によって成膜したMo,Ta,Ta
N,Cr,Ni,Al,Al−Si−Cu,W,IT
O,Cu、それらを主成分とする合金またはそれらの積
層膜を使用して作成することもできる。
【0052】また、ゲート絶縁膜16としてプラズマC
VD法によるSiOX 以外にも、上記第1の配線材料の
陽極酸化膜、スパッタリング法で形成されたSiOX ,
SiNX ,TaOX ,プラズマCVD法で形成されたS
iNX またはそれらの積層膜を使用してもよい。
VD法によるSiOX 以外にも、上記第1の配線材料の
陽極酸化膜、スパッタリング法で形成されたSiOX ,
SiNX ,TaOX ,プラズマCVD法で形成されたS
iNX またはそれらの積層膜を使用してもよい。
【0053】さらに、第2の配線材料にスパッタリング
法によって成膜したCr,Alの積層膜以外にも、スパ
ッタリング法あるいは蒸着法によって成膜したMo,A
l,Cr,Cu,Ti,Ta,TaN,Al−Si−C
u,W,ITO、それらを主成分とする合金またはそれ
らの積層膜を使用してもよい。
法によって成膜したCr,Alの積層膜以外にも、スパ
ッタリング法あるいは蒸着法によって成膜したMo,A
l,Cr,Cu,Ti,Ta,TaN,Al−Si−C
u,W,ITO、それらを主成分とする合金またはそれ
らの積層膜を使用してもよい。
【0054】さらにまた、チャネル保護膜18はプラズ
マCVD法で形成されたSiNX 以外でも、スパッタリ
ング法で形成されたSiOX ,SiNX ,プラズマCV
D法で形成されたSiOX ,SiNX またはそれらの積
層膜を使用してもよい。
マCVD法で形成されたSiNX 以外でも、スパッタリ
ング法で形成されたSiOX ,SiNX ,プラズマCV
D法で形成されたSiOX ,SiNX またはそれらの積
層膜を使用してもよい。
【0055】また、保護絶縁膜19は、プラズマCVD
法で形成されたSiNX 以外でも、スパッタリング法で
形成されたSiOX ,SiNX ,プラズマCVD法で形
成されたSiOX ,SiNX またはそれらの積層膜を使
用してもよい。
法で形成されたSiNX 以外でも、スパッタリング法で
形成されたSiOX ,SiNX ,プラズマCVD法で形
成されたSiOX ,SiNX またはそれらの積層膜を使
用してもよい。
【0056】さらに、抵抗10を構成するTFTの構造
は、TFTのチャネル部に独立した形でチャネル保護膜
のない構造でも構わない。また、たとえばトップゲート
型のもの、あるいはコプラナ型のものでもよく、さらに
a−Siの代わりにp−Siを使用してもよい。
は、TFTのチャネル部に独立した形でチャネル保護膜
のない構造でも構わない。また、たとえばトップゲート
型のもの、あるいはコプラナ型のものでもよく、さらに
a−Siの代わりにp−Siを使用してもよい。
【0057】次に、本発明の第2の参考例を図6に基づ
き説明する。
き説明する。
【0058】同図に示す液晶表示装置は、第1の参考例
では短絡線13が絶縁性基板1上の外周に沿って梯子状
に形成されていたのに対し、短絡線13が内側にブスバ
ー(共通電極)を有する櫛形状になっている点が相違す
る。その他の構造は第1の参考例と同様で、同様の製造
方法により製造できる。
では短絡線13が絶縁性基板1上の外周に沿って梯子状
に形成されていたのに対し、短絡線13が内側にブスバ
ー(共通電極)を有する櫛形状になっている点が相違す
る。その他の構造は第1の参考例と同様で、同様の製造
方法により製造できる。
【0059】次に、本発明の第3の参考例を図7に基づ
き説明する。
き説明する。
【0060】同図に示す液晶表示装置は、短絡線13の
幅により広いチャネル幅を必要とするTFT11,12
を使用して抵抗10を形成する場合に、抵抗10を構成
するTFT11,12のソース電極11c,12cおよ
びドレイン電極11b,12bを櫛形状としたものであ
る。その他の構造は第1の参考例と同様で、同様の製造
方法により製造できる。また、この参考例は、第2の参
考例にも適用できる。次に、本発明の第4の参考例を説
明する。
幅により広いチャネル幅を必要とするTFT11,12
を使用して抵抗10を形成する場合に、抵抗10を構成
するTFT11,12のソース電極11c,12cおよ
びドレイン電極11b,12bを櫛形状としたものであ
る。その他の構造は第1の参考例と同様で、同様の製造
方法により製造できる。また、この参考例は、第2の参
考例にも適用できる。次に、本発明の第4の参考例を説
明する。
【0061】この参考例の液晶表示装置の等価回路は図
1に示したものと同様であるが、抵抗10の構造が異な
る。ここで、抵抗10の拡大図を図8に、図8のa−
a′における断面拡大図をそれぞれ図9に示す。
1に示したものと同様であるが、抵抗10の構造が異な
る。ここで、抵抗10の拡大図を図8に、図8のa−
a′における断面拡大図をそれぞれ図9に示す。
【0062】これらの図に示す液晶表示装置は、抵抗1
0が駆動用パルス入力パッド8,9と短絡線13との間
に形成されており、抵抗10を構成するTFT11,1
2のソース電極11c,12c,ドレイン電極11a,
12aは、櫛形状に形成され、かつ抵抗10を構成する
TFT11,12のチャネル部は、蛇行している。
0が駆動用パルス入力パッド8,9と短絡線13との間
に形成されており、抵抗10を構成するTFT11,1
2のソース電極11c,12c,ドレイン電極11a,
12aは、櫛形状に形成され、かつ抵抗10を構成する
TFT11,12のチャネル部は、蛇行している。
【0063】この液晶表示装置では、図10(a)に示
すように抵抗10を構成するTFT11,12のソース
電極11c,12c、ドレイン電極11a,12aを櫛
形状に形成されていることから、図10(b)に示すよ
うにソース電極11c,12c、ドレイン電極11a,
12aが形成されている場合と比べ、静電気破損(たと
えば図中斜線部)による断線不良が生じ難い。
すように抵抗10を構成するTFT11,12のソース
電極11c,12c、ドレイン電極11a,12aを櫛
形状に形成されていることから、図10(b)に示すよ
うにソース電極11c,12c、ドレイン電極11a,
12aが形成されている場合と比べ、静電気破損(たと
えば図中斜線部)による断線不良が生じ難い。
【0064】次に、本発明の第1の実施例を図11に基
づき説明する。
づき説明する。
【0065】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のソース電極11c,12c、
ドレイン電極11a,12aを櫛形状に形成した点で第
4の参考例と同様であるが、櫛形状のソース電極11
c,12c、ドレイン電極11a,12aの電極指が外
側程長くかつ対向するこれら電極間の間隔が外側程狭く
なっている点が異なる。
成するTFT11,12のソース電極11c,12c、
ドレイン電極11a,12aを櫛形状に形成した点で第
4の参考例と同様であるが、櫛形状のソース電極11
c,12c、ドレイン電極11a,12aの電極指が外
側程長くかつ対向するこれら電極間の間隔が外側程狭く
なっている点が異なる。
【0066】この実施例の液晶表示装置では、このよう
な構造としたことで、大きな静電気が抵抗10に加わっ
たときには、チャネル長の短い部分つまり外側の電極指
より破損し易くなっている。したがって、アドレス配線
2、データ配線3や短絡線13との接続部分であるソー
ス電極11c,12c、ドレイン電極11a,12aの
中央部では静電気破損が生じ難くなり、断線不良がより
生じ難い。
な構造としたことで、大きな静電気が抵抗10に加わっ
たときには、チャネル長の短い部分つまり外側の電極指
より破損し易くなっている。したがって、アドレス配線
2、データ配線3や短絡線13との接続部分であるソー
ス電極11c,12c、ドレイン電極11a,12aの
中央部では静電気破損が生じ難くなり、断線不良がより
生じ難い。
【0067】次に、本発明の第2の実施例を図12に基
づき説明する。
づき説明する。
【0068】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のソース電極11c,12c、
ドレイン電極11a,12aを櫛形状に形成した点で第
4の参考例と同様であるが、櫛形状のソース電極11
c,12c、ドレイン電極11a,12aの交叉する電
極指間の間隔が外側程狭くなっている点が異なる。
成するTFT11,12のソース電極11c,12c、
ドレイン電極11a,12aを櫛形状に形成した点で第
4の参考例と同様であるが、櫛形状のソース電極11
c,12c、ドレイン電極11a,12aの交叉する電
極指間の間隔が外側程狭くなっている点が異なる。
【0069】この実施例の液晶表示装置においても、第
1の実施例と同様に、ソース電極11c,12c、ドレ
イン電極11a,12aの中央部では静電気破損が生じ
難くなり、断線不良がより生じ難い。
1の実施例と同様に、ソース電極11c,12c、ドレ
イン電極11a,12aの中央部では静電気破損が生じ
難くなり、断線不良がより生じ難い。
【0070】次に、本発明の第5の参考例を図13に基
づき説明する。
づき説明する。
【0071】同図に示す液晶表示装置は、第4の参考例
および第1、第2の実施例では抵抗10を構成するTF
T11,12のa−Si膜17及びチャネル保護膜18
のパターンがチャネル部と同様に蛇行して形成されてい
たが、a−Si部17のパターンがTFT11,12の
抵抗部の全体を覆うように長方形に近い形状にされてい
る。
および第1、第2の実施例では抵抗10を構成するTF
T11,12のa−Si膜17及びチャネル保護膜18
のパターンがチャネル部と同様に蛇行して形成されてい
たが、a−Si部17のパターンがTFT11,12の
抵抗部の全体を覆うように長方形に近い形状にされてい
る。
【0072】この参考例の液晶表示装置では、このよう
な構造にすることによって、a−Si部17のパターン
を細かく形成する必要がなくなるため、同じ領域内にW
/L(幅と長さの比)の大きなTFTによる抵抗10を
形成することができる。
な構造にすることによって、a−Si部17のパターン
を細かく形成する必要がなくなるため、同じ領域内にW
/L(幅と長さの比)の大きなTFTによる抵抗10を
形成することができる。
【0073】なお、このような構造の液晶表示装置に上
述した第1または第2の実施例の構造を適用してもよ
い。
述した第1または第2の実施例の構造を適用してもよ
い。
【0074】次に、本発明の第6の参考例を説明する。
【0075】図14はこの参考例のTFTによる抵抗1
0の平面図、図15は駆動用パルス入力パッド8,9と
短絡線13間の等価回路図である。
0の平面図、図15は駆動用パルス入力パッド8,9と
短絡線13間の等価回路図である。
【0076】これらの図に示す液晶表示装置は、抵抗1
0を構成するTFT11,12のソース電極11c,1
2c,ドレイン電極11a,12aを櫛形状に形成した
点で第4の参考例と同様であるが、ソース電極11c,
12c、ドレイン電極11a,12aの各電極指を下層
に形成されたブスバーとそれぞれ別個のスルーホール2
1により電気的に接続している点が異なる。つまり、図
15の等価回路図に示すように、TFT11,12がそ
れぞれ2つのTFTから構成されていることになる。
0を構成するTFT11,12のソース電極11c,1
2c,ドレイン電極11a,12aを櫛形状に形成した
点で第4の参考例と同様であるが、ソース電極11c,
12c、ドレイン電極11a,12aの各電極指を下層
に形成されたブスバーとそれぞれ別個のスルーホール2
1により電気的に接続している点が異なる。つまり、図
15の等価回路図に示すように、TFT11,12がそ
れぞれ2つのTFTから構成されていることになる。
【0077】この参考例の液晶表示装置では、このよう
な構造としたことで、1つのTFT素子が静電気によっ
て破壊されても、抵抗として機能するようになってい
る。
な構造としたことで、1つのTFT素子が静電気によっ
て破壊されても、抵抗として機能するようになってい
る。
【0078】次に、本発明の第3の実施例を図16に基
づき説明する。
づき説明する。
【0079】同図に示す液晶表示装置は、ソース電極1
1c,12c、ドレイン電極11a,12aの各電極指
を下層に形成されたブスバーとそれぞれ別個のスルーホ
ール21により電気的に接続している点で第6の参考例
と同様であるが、ソース電極11c,12c、ドレイン
電極11a,12aの交叉する電極指間の間隔が外側程
狭くなっている点が異なる。
1c,12c、ドレイン電極11a,12aの各電極指
を下層に形成されたブスバーとそれぞれ別個のスルーホ
ール21により電気的に接続している点で第6の参考例
と同様であるが、ソース電極11c,12c、ドレイン
電極11a,12aの交叉する電極指間の間隔が外側程
狭くなっている点が異なる。
【0080】次に、本発明の第7の参考例を図17に基
づき説明する。
づき説明する。
【0081】同図に示す液晶表示装置は、ソース電極1
1c,12c、ドレイン電極11a,12aの各電極指
を下層に形成されたブスバーとそれぞれ別個のスルーホ
ール21により電気的に接続している点で第6の参考例
と同様であるが、ゲート電極11b,12bが櫛形状で
なく方形状になっていて一枚の方形状のゲート電極11
b,12bでそれぞれソース電極11c,12c、ドレ
イン電極11a,12aの各電極指を覆っている点が異
なる。
1c,12c、ドレイン電極11a,12aの各電極指
を下層に形成されたブスバーとそれぞれ別個のスルーホ
ール21により電気的に接続している点で第6の参考例
と同様であるが、ゲート電極11b,12bが櫛形状で
なく方形状になっていて一枚の方形状のゲート電極11
b,12bでそれぞれソース電極11c,12c、ドレ
イン電極11a,12aの各電極指を覆っている点が異
なる。
【0082】なお、このような構造の液晶表示装置に上
述した第1の実施例または第5の参考例の構造を適用し
てもよい。
述した第1の実施例または第5の参考例の構造を適用し
てもよい。
【0083】次に、本発明の第8の参考例を図18に基
づき説明する。
づき説明する。
【0084】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のチャネル部がそれぞれアドレ
ス配線2、データ配線3と直交する方向に形成されてお
り、ソース電極11c,12c、ドレイン電極11a,
12a間が直線状に対向している。
成するTFT11,12のチャネル部がそれぞれアドレ
ス配線2、データ配線3と直交する方向に形成されてお
り、ソース電極11c,12c、ドレイン電極11a,
12a間が直線状に対向している。
【0085】この参考例の液晶表示装置では、このよう
な構造としたことで、図19に示すようにTFT11,
12のチャネル部をそれぞれアドレス配線2、データ配
線3と平行する方向に形成した場合と比較して、静電気
によって電極が破損しても抵抗が完全に断線状態になり
難く、抵抗としての機能を維持できる構造となってい
る。
な構造としたことで、図19に示すようにTFT11,
12のチャネル部をそれぞれアドレス配線2、データ配
線3と平行する方向に形成した場合と比較して、静電気
によって電極が破損しても抵抗が完全に断線状態になり
難く、抵抗としての機能を維持できる構造となってい
る。
【0086】次に、本発明の第9の参考例を図20に基
づき説明する。
づき説明する。
【0087】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のチャネル部をそれぞれアドレ
ス配線2、データ配線3と直交する方向に形成した点で
第8の参考例の液晶表示装置と同様であるが、対向する
ソース電極11c,12c、ドレイン電極11a,12
a間の間隔が外側程狭くなっている点が異なる。
成するTFT11,12のチャネル部をそれぞれアドレ
ス配線2、データ配線3と直交する方向に形成した点で
第8の参考例の液晶表示装置と同様であるが、対向する
ソース電極11c,12c、ドレイン電極11a,12
a間の間隔が外側程狭くなっている点が異なる。
【0088】この参考例の液晶表示装置では、ソース電
極11c,12c、ドレイン電極11a,12aの中央
部では静電気破損が生じ難くなり、断線不良がより生じ
にくい。
極11c,12c、ドレイン電極11a,12aの中央
部では静電気破損が生じ難くなり、断線不良がより生じ
にくい。
【0089】次に、本発明の第4の実施例を図21に基
づき説明する。
づき説明する。
【0090】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を短
絡線13の中央部の領域に形成した点で図2に示した第
1の参考例と同様の構造であるが、抵抗10を構成する
TFT11,12のゲート電極のうち駆動用パルス入力
パッド8,9に接続されているゲート電極12bの先端
12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出している構
造となっている点が相違する。
絡線13の中央部の領域に形成した点で図2に示した第
1の参考例と同様の構造であるが、抵抗10を構成する
TFT11,12のゲート電極のうち駆動用パルス入力
パッド8,9に接続されているゲート電極12bの先端
12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出している構
造となっている点が相違する。
【0091】この実施例の液晶表示装置では、このよう
にゲート電極12bの先端12b´が、短絡線13より
外側にはみ出されているので、高電圧の静電気の印加に
よりゲート電極12bの先端12b´において局所的な
静電気破損が生じても、ゲート電極12bに通じるアド
レス配線2やデータ配線3と短絡線13とが短絡するこ
とはない。
にゲート電極12bの先端12b´が、短絡線13より
外側にはみ出されているので、高電圧の静電気の印加に
よりゲート電極12bの先端12b´において局所的な
静電気破損が生じても、ゲート電極12bに通じるアド
レス配線2やデータ配線3と短絡線13とが短絡するこ
とはない。
【0092】次に、本発明の第5の実施例を図22に基
づき説明する。
づき説明する。
【0093】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´付近の短絡線13のパターンを内側に凹
状の形状とすることで、ゲート電極12bの先端12b
´を短絡線13よりも外側にはみ出るようにしたのであ
る。この実施例の液晶表示装置も第4の実施例と同様の
効果を奏する。
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´付近の短絡線13のパターンを内側に凹
状の形状とすることで、ゲート電極12bの先端12b
´を短絡線13よりも外側にはみ出るようにしたのであ
る。この実施例の液晶表示装置も第4の実施例と同様の
効果を奏する。
【0094】次に、本発明の第6の実施例を図23に基
づき説明する。
づき説明する。
【0095】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出して
いる構造となっている点で第4の実施例と同様の構造で
あるが、先端12b´の付近でゲート電極12bがくび
れ12b″を有する構造になっている点が相違する。
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出して
いる構造となっている点で第4の実施例と同様の構造で
あるが、先端12b´の付近でゲート電極12bがくび
れ12b″を有する構造になっている点が相違する。
【0096】この実施例の液晶表示装置は、くびれ12
b″を有する構造になっていることで、局所的な静電気
破損がより先端12´で生じやすくなり、ゲート電極1
2bに通じるアドレス配線2やデータ配線3と短絡線1
3とが短絡することがさらに少なくなる。
b″を有する構造になっていることで、局所的な静電気
破損がより先端12´で生じやすくなり、ゲート電極1
2bに通じるアドレス配線2やデータ配線3と短絡線1
3とが短絡することがさらに少なくなる。
【0097】次に、本発明の第7の実施例を図24に基
づき説明する。
づき説明する。
【0098】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出して
いる構造となっている点で第4の実施例と同様の構造で
あるが、先端12b´が先細の構造になっている点が相
違する。
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出して
いる構造となっている点で第4の実施例と同様の構造で
あるが、先端12b´が先細の構造になっている点が相
違する。
【0099】この実施例の液晶表示装置は、先端12b
´が先細の構造になっていることで、局所的な静電気破
損がより先端12´で生じやすくなり、ゲート電極12
bに通じるアドレス配線2やデータ配線3と短絡線13
とが短絡することがさらに少なくなる。
´が先細の構造になっていることで、局所的な静電気破
損がより先端12´で生じやすくなり、ゲート電極12
bに通じるアドレス配線2やデータ配線3と短絡線13
とが短絡することがさらに少なくなる。
【0100】次に、本発明の第8の実施例を図25に基
づき説明する。
づき説明する。
【0101】同図に示す液晶表示装置は、抵抗10を構
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出して
いる構造となっている点で第4の実施例と同様の構造で
あるが、ゲート電極12bの先端12b´が、短絡線1
3の外側にa−Siで形成されたリング25に接続され
ている点が相違する。 このa−Siで形成されたリン
グ25は、配線に静電気の影響が出るのを防止する。ま
た、a−Siで形成されたリング25と抵抗10のゲー
ト電極間で静電気による絶縁膜破壊によって短絡して
も、a−Siで形成されたリング25は十分に抵抗が高
いため、電気的検査においても、また抵抗10を残した
ままでの液晶表示装置の点灯においても影響はない。次
に、本発明の第10の参考例を説明する。
成するTFT11,12のゲート電極のうち駆動用パル
ス入力パッド8,9に接続されているゲート電極12b
の先端12b´が、短絡線13よりも外側にはみ出して
いる構造となっている点で第4の実施例と同様の構造で
あるが、ゲート電極12bの先端12b´が、短絡線1
3の外側にa−Siで形成されたリング25に接続され
ている点が相違する。 このa−Siで形成されたリン
グ25は、配線に静電気の影響が出るのを防止する。ま
た、a−Siで形成されたリング25と抵抗10のゲー
ト電極間で静電気による絶縁膜破壊によって短絡して
も、a−Siで形成されたリング25は十分に抵抗が高
いため、電気的検査においても、また抵抗10を残した
ままでの液晶表示装置の点灯においても影響はない。次
に、本発明の第10の参考例を説明する。
【0102】この参考例の液晶表示装置は、以上の実施
例、参考例あるいは従来の液晶表示装置においてTFT
により構成される各抵抗の抵抗値を当該抵抗の両端の電
位差が20Vのときに10kΩから100MΩの間に設
定したものである。10kΩ以下になると、表示領域内
のTFTの特性の測定が困難になり、また100MΩ以
上になると、製造工程中に静電気の影響を受け易くな
り、画質が劣化する傾向が強くなるからである。
例、参考例あるいは従来の液晶表示装置においてTFT
により構成される各抵抗の抵抗値を当該抵抗の両端の電
位差が20Vのときに10kΩから100MΩの間に設
定したものである。10kΩ以下になると、表示領域内
のTFTの特性の測定が困難になり、また100MΩ以
上になると、製造工程中に静電気の影響を受け易くな
り、画質が劣化する傾向が強くなるからである。
【0103】なお、以上述べてきた実施例および参考例
は、補助容量のない構造の液晶駆動用アクティブマトリ
クス基板についての本発明の適用例であったが、たとえ
ば図26に示すように補助容量Csを有する構造の液晶
駆動用アクティブマトリクス基板についても適用するこ
とができる。
は、補助容量のない構造の液晶駆動用アクティブマトリ
クス基板についての本発明の適用例であったが、たとえ
ば図26に示すように補助容量Csを有する構造の液晶
駆動用アクティブマトリクス基板についても適用するこ
とができる。
【0104】また、この場合、図27に示すように、補
助容量線22をTFTからなる抵抗23を介し短絡線1
3に接続する構造でもよい。かかる発明は、従来の液晶
表示装置においても適用することができる。そして、製
品完成後もこの抵抗23および短絡線13を残すことに
より補助容量Csの耐静電気特性を向上させることがで
きる。したがって、補助容量Csの絶縁膜を薄くして単
位面積当りの容量を大きくすることができる。
助容量線22をTFTからなる抵抗23を介し短絡線1
3に接続する構造でもよい。かかる発明は、従来の液晶
表示装置においても適用することができる。そして、製
品完成後もこの抵抗23および短絡線13を残すことに
より補助容量Csの耐静電気特性を向上させることがで
きる。したがって、補助容量Csの絶縁膜を薄くして単
位面積当りの容量を大きくすることができる。
【0105】またさらに、抵抗10を接続する位置であ
るが、配線の両端部付近でも、どちらかの片側でもよ
い。
るが、配線の両端部付近でも、どちらかの片側でもよ
い。
【0106】さらに、本実施例または参考例において
は、抵抗10はボンディングパッドとショートリング間
に介挿している構造の例を示したが、液晶表示装置完成
後も抵抗10を切り離さずに残しておく場合において
は、ボンディングパッドとショートリング間に接続する
必要はなく、表示領域外の領域ならば、任意の場所に形
成することができる。たとえば、ボンディングパッドと
表示領域の間の領域にショートリングと抵抗10がある
ため、安定した抵抗値を維持することができる。
は、抵抗10はボンディングパッドとショートリング間
に介挿している構造の例を示したが、液晶表示装置完成
後も抵抗10を切り離さずに残しておく場合において
は、ボンディングパッドとショートリング間に接続する
必要はなく、表示領域外の領域ならば、任意の場所に形
成することができる。たとえば、ボンディングパッドと
表示領域の間の領域にショートリングと抵抗10がある
ため、安定した抵抗値を維持することができる。
【0107】またさらに、図28および図29に示すよ
うに、表示領域31外の液晶32中になるような領域3
2に抵抗10を形成してもよく、この場合には、対向基
板33上にブラックマトリクスで抵抗10を遮光するこ
とができるため、光の影響を受けることもなく、液晶中
という一定の環境下に抵抗があるため、安定した抵抗値
を維持することができる。なお、34はシール部材であ
る。
うに、表示領域31外の液晶32中になるような領域3
2に抵抗10を形成してもよく、この場合には、対向基
板33上にブラックマトリクスで抵抗10を遮光するこ
とができるため、光の影響を受けることもなく、液晶中
という一定の環境下に抵抗があるため、安定した抵抗値
を維持することができる。なお、34はシール部材であ
る。
【0108】またさらに、本発明は、絶縁性基板上に駆
動回路を形成する透過型液晶表示装置ばかりでなく、反
射型液晶表示装置にも適用することができ、基板は絶縁
透明基板である必要はない。
動回路を形成する透過型液晶表示装置ばかりでなく、反
射型液晶表示装置にも適用することができ、基板は絶縁
透明基板である必要はない。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、破
損や静電気破損による短絡線や薄膜トランジスタの断線
不良や短絡を防止でき、信頼性を向上させることができ
る。また、絶縁性基板の小型化を図ることもできる。
損や静電気破損による短絡線や薄膜トランジスタの断線
不良や短絡を防止でき、信頼性を向上させることができ
る。また、絶縁性基板の小型化を図ることもできる。
【図1】本発明の第1の実施例の等価回路図
【図2】本発明の第1の実施例のTFT抵抗部の平面図
【図3】本発明の第1の実施例のTFT抵抗部の縦断正
面図
面図
【図4】本発明の第1の実施例の効果を説明するための
図
図
【図5】本発明の第1の実施例の効果を説明するための
図
図
【図6】本発明の第2の実施例のTFT抵抗部の平面図
【図7】本発明の第3の実施例のTFT抵抗部の平面図
【図8】本発明の第4の実施例のTFT抵抗部の平面図
【図9】本発明の第4の実施例のTFT抵抗部の縦断正
面図
面図
【図10】本発明の第4の実施例の効果を説明するため
の図
の図
【図11】本発明の第5の実施例のTFT抵抗部の平面
図
図
【図12】本発明の第6の実施例のTFT抵抗部の平面
図
図
【図13】本発明の第7の実施例のTFT抵抗部の平面
図
図
【図14】本発明の第8の実施例のTFT抵抗部の平面
図
図
【図15】本発明の第8の実施例のTFT抵抗部の等価
回路図
回路図
【図16】本発明の第9の実施例のTFT抵抗部の平面
図
図
【図17】本発明の第10の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図18】本発明の第11の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図19】第11の実施例の効果を説明するための図
【図20】本発明の第12の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図21】本発明の第13の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図22】本発明の第14の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図23】本発明の第15の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図24】本発明の第16の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図25】本発明の第17の実施例のTFT抵抗部の平
面図
面図
【図26】本発明の変形例の等価回路図
【図27】本発明の変形例の等価回路図
【図28】本発明の変形例の正面図
【図29】本発明の変形例の平面図
【図30】従来の液晶表示装置の等価回路図
【図31】従来の液晶表示装置の等価回路図
1………絶縁性基板 2………アドレス配線 3………データ配線 4………薄膜トランジスタ 5………画素電極 10………抵抗 11………薄膜トランジスタ 12………薄膜トランジスタ 13………短絡線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 盟子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (72)発明者 北原 洋明 東京都港区六本木3丁目2番12号 日本 アイ・ビー・エム株式会社内 (72)発明者 木村 伸一 東京都港区六本木3丁目2番12号 日本 アイ・ビー・エム株式会社内 (72)発明者 市岡 善一 兵庫県姫路市余部区上余部50番地 ディ スプレイ・テクノロジー株式会社内 (72)発明者 鈴木 公平 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株式会社東芝 研究開発センター内 (56)参考文献 特開 昭63−10558(JP,A) 特開 平3−134628(JP,A) 特開 平3−296725(JP,A) 特開 昭63−220289(JP,A) 特開 平5−142568(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1368
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性基板と、この絶縁性基板上の表示
領域に形成された複数のアドレス配線と、これらアドレ
ス配線と交差するように形成された複数のデータ配線
と、これらアドレス配線とデータ配線との各交差点に形
成され、ゲート電極が前記アドレス配線に電気的に接続
され、ドレイン電極が前記データ配線に電気的に接続さ
れた薄膜トランジスタと、前記各交差点の近傍に形成さ
れ前記薄膜トランジスタのソース電極に電気的に接続さ
れた画素電極と、前記絶縁性基板上の表示領域外の少な
くとも外周の一部に沿って形成され、前記アドレス配線
とデータ配線間を薄膜トランジスタからなる抵抗を介し
て相互に短絡させる短絡線とを有する液晶表示装置にお
いて、 前記アドレス配線、データ配線と短絡線間に介挿された
薄膜トランジスタの対向するソース電極とドレイン電極
が、櫛形状であり、かつ前記櫛形状のソース電極とドレ
イン電極の電極間間隔および電極指間間隔の少なくとも
いずれかが前記櫛形状のソース電極とドレイン電極の中
央部近傍より外側近傍で狭くなっていることを特徴とす
る液晶表示装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示装置において、前記薄膜トランジスタのチャネルが、前記アドレス配
線、データ配線と直交する方向に直線状にまたは蛇行し
て形成されていることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項3】 絶縁性基板と、この絶縁性基板上の表
示領域に形成された複数のアドレス配線と、これらアド
レス配線と交差するように形成された複数のデータ配線
と、これらアドレス配線とデータ配線との各交差点に形
成され、ゲート電極が前記アドレス配線に電気的に接続
され、ドレイン電極が前記データ配線に電気的に接続さ
れた薄膜トランジスタと、前記各交差点の近傍に形成さ
れ前記薄膜トランジスタのソース電極に電気的に接続さ
れた画素電極と、前記絶縁性基板上の表示領域外の少な
くとも外周の一部に沿って、かつ最外周の電極として形
成され、前記アドレス配線とデータ配線間を薄膜トラン
ジスタからなる抵抗を介して相互に短絡させる短絡線と
を有する液晶表示装置において、 前記抵抗は前記短絡線が形成された層より下層に形成さ
れ、かつ該抵抗を構成する薄膜トランジスタのゲート電
極の先端が、該短絡線の線幅内から前記表示領域とは反
対側にはみ出されていることを特徴とする液晶表示装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載の液晶表示装置において、前記はみ出されたゲート電極の先端が先細形状であるこ
とを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1293293A JP3357699B2 (ja) | 1992-02-21 | 1993-01-28 | 液晶表示装置 |
EP93300878A EP0556989B1 (en) | 1992-02-21 | 1993-02-05 | Liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3491992 | 1992-02-21 | ||
JP4-34919 | 1992-02-21 | ||
JP1293293A JP3357699B2 (ja) | 1992-02-21 | 1993-01-28 | 液晶表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06148688A JPH06148688A (ja) | 1994-05-27 |
JP3357699B2 true JP3357699B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=26348630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1293293A Expired - Fee Related JP3357699B2 (ja) | 1992-02-21 | 1993-01-28 | 液晶表示装置 |
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EP0845697B1 (en) * | 1995-08-07 | 2004-03-17 | Hitachi, Ltd. | Active matrix type liquid crystal display device resistant to static electricity |
CN101369579B (zh) * | 1995-10-03 | 2011-05-04 | 精工爱普生株式会社 | 有源矩阵基板的制造方法和薄膜元件的制造方法 |
US5736732A (en) * | 1996-12-23 | 1998-04-07 | General Electric Company | Induced charge prevention in semiconductor imaging devices |
JP2001318644A (ja) * | 2000-05-08 | 2001-11-16 | Toshiba Electronic Engineering Corp | 平面表示パネル |
JP4149168B2 (ja) | 2001-11-09 | 2008-09-10 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 発光装置 |
CN101009322B (zh) * | 2001-11-09 | 2012-06-27 | 株式会社半导体能源研究所 | 发光器件 |
KR100870013B1 (ko) * | 2002-08-27 | 2008-11-21 | 삼성전자주식회사 | 박막 트랜지스터 어레이 기판 및 그 제조 방법 |
TWI239403B (en) * | 2003-08-26 | 2005-09-11 | Chunghwa Picture Tubes Ltd | A combining detection circuit for a display panel |
JP4940615B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-05-30 | カシオ計算機株式会社 | 液晶表示装置 |
JP4946042B2 (ja) * | 2005-12-26 | 2012-06-06 | エプソンイメージングデバイス株式会社 | 液晶表示装置 |
JP4816110B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2011-11-16 | ソニー株式会社 | 液晶表示装置 |
KR101772377B1 (ko) * | 2008-09-12 | 2017-08-29 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 표시 장치 |
WO2010029866A1 (en) * | 2008-09-12 | 2010-03-18 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Display device |
KR101803264B1 (ko) * | 2008-09-19 | 2017-12-28 | 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 | 반도체 장치 |
JP5347412B2 (ja) * | 2008-10-01 | 2013-11-20 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学装置及び電子機器 |
JP5479188B2 (ja) * | 2010-03-31 | 2014-04-23 | 富士フイルム株式会社 | 電子装置 |
TWI611566B (zh) * | 2013-02-25 | 2018-01-11 | 半導體能源研究所股份有限公司 | 顯示裝置和電子裝置 |
JP6360718B2 (ja) | 2014-05-16 | 2018-07-18 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
CN109856875B (zh) * | 2019-02-28 | 2022-06-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 阵列基板、显示面板、显示装置 |
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---|---|---|---|---|
FR2554286B1 (fr) * | 1983-11-02 | 1985-12-27 | Comp Generale Electricite | Dispositif de protection contre des courts-circuits dans une matrice de composants electroniques |
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- 1993-01-28 JP JP1293293A patent/JP3357699B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-02-05 EP EP93300878A patent/EP0556989B1/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|
EP0556989B1 (en) | 1998-07-22 |
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