JP2605220B2 - 枝管ライニング工法 - Google Patents
枝管ライニング工法Info
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- pipe lining
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/26—Lining or sheathing of internal surfaces
- B29C63/28—Lining or sheathing of internal surfaces applied by "rubber" bag or diaphragm
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/26—Lining or sheathing of internal surfaces
- B29C63/34—Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings
- B29C63/346—Fixing the end of the lining
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
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- B29C63/34—Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings
- B29C63/36—Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings being turned inside out
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/16—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
- F16L55/162—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe
- F16L55/165—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section
- F16L55/1651—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section the flexible liner being everted
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽化した枝管の内周
面にライニングを施す枝管ライニング工法に関する。
面にライニングを施す枝管ライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老朽
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管ライ
ニング工法が知られている。
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管ライ
ニング工法が知られている。
【0003】即ち、上記管ライニング工法は、その外周
面が気密性の高いフィルムで被覆された可撓性の管状不
織布に硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライニング材を
流体圧によって管路内に反転させながら挿入するととも
に、管路内周面に該管ライニング材を押圧し、この状態
を保ったまま管ライニング材を加温等してこれに含浸さ
れた硬化性樹脂を硬化させることによって、管路の内周
面にライニングを施す工法である。
面が気密性の高いフィルムで被覆された可撓性の管状不
織布に硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライニング材を
流体圧によって管路内に反転させながら挿入するととも
に、管路内周面に該管ライニング材を押圧し、この状態
を保ったまま管ライニング材を加温等してこれに含浸さ
れた硬化性樹脂を硬化させることによって、管路の内周
面にライニングを施す工法である。
【0004】ところで、本管から分岐する枝管に対して
も上記工法を適用することができるが、その例を図8に
示す。
も上記工法を適用することができるが、その例を図8に
示す。
【0005】即ち、図8は従来の枝管ライニング工法を
示す断面図であり、図中、116は本管101内に導入
された圧力バッグであって、この圧力バッグ116と枝
管ライニング材104とは切り離されていなければなら
ないため、枝管ライニング材104に圧力を及ぼすため
の密閉チューブ140を圧力バッグ116に接続してお
く必要がある。
示す断面図であり、図中、116は本管101内に導入
された圧力バッグであって、この圧力バッグ116と枝
管ライニング材104とは切り離されていなければなら
ないため、枝管ライニング材104に圧力を及ぼすため
の密閉チューブ140を圧力バッグ116に接続してお
く必要がある。
【0006】而して、圧力バッグ116内に圧縮エアー
等を供給し、密閉チューブ140と枝管ライニング材1
04を枝管102内に反転挿入し、図示の状態を保った
まま枝管ライニング材104を加温等してこれに含浸さ
れた硬化性樹脂を硬化させた後、密閉チューブ140を
枝管102(枝管ライニング材104)から引き抜け
ば、枝管102は、硬化した枝管ライニング材104に
よってライニングされて補修される。
等を供給し、密閉チューブ140と枝管ライニング材1
04を枝管102内に反転挿入し、図示の状態を保った
まま枝管ライニング材104を加温等してこれに含浸さ
れた硬化性樹脂を硬化させた後、密閉チューブ140を
枝管102(枝管ライニング材104)から引き抜け
ば、枝管102は、硬化した枝管ライニング材104に
よってライニングされて補修される。
【0007】しかしながら、上記方法では、枝管102
の長さの変化に応じて適当な長さの密閉チューブ140
をその都度用意しなければならず、密閉チューブ140
の取り換え作業が必要であった。
の長さの変化に応じて適当な長さの密閉チューブ140
をその都度用意しなければならず、密閉チューブ140
の取り換え作業が必要であった。
【0008】そこで、図9乃至図11に示す枝管ライニ
ング工法が先に提案された。
ング工法が先に提案された。
【0009】即ち、図9乃至図11は従来の枝管ライニ
ング工法をその工程順に示す断面図でおり、本工法にお
いては、図9に示すように圧力バッグ216と枝管ライ
ニング材204との気密的な接続は流体圧力密閉ノズル
207を介してなされ、該流体圧力密閉ノズル207と
枝管ライニング材204の鍔204Aとの気密的な接続
は図12(a)〜(d)に示すシール構造によってなさ
れる。
ング工法をその工程順に示す断面図でおり、本工法にお
いては、図9に示すように圧力バッグ216と枝管ライ
ニング材204との気密的な接続は流体圧力密閉ノズル
207を介してなされ、該流体圧力密閉ノズル207と
枝管ライニング材204の鍔204Aとの気密的な接続
は図12(a)〜(d)に示すシール構造によってなさ
れる。
【0010】ここで、流体圧力密閉ノズル207と枝管
ライニング材204とのシール構造を図12(a)〜
(d)に従って説明する。
ライニング材204とのシール構造を図12(a)〜
(d)に従って説明する。
【0011】即ち、図12(a)に示すシール構造は、
流体圧力密閉ノズル207にテーパ部207aを形成
し、このテーパ部207aによって流体圧力密閉ノズル
207と枝管ライニング材204の間に気密を保つもの
である。
流体圧力密閉ノズル207にテーパ部207aを形成
し、このテーパ部207aによって流体圧力密閉ノズル
207と枝管ライニング材204の間に気密を保つもの
である。
【0012】又、図12(b)は流体圧力密閉ノズル2
07側に設けられたOリング230によって、図12
(c)は流体圧力密閉ノズル207側に設けられた弁2
31によってそれぞれ流体圧力密閉ノズル207と枝管
ライニング材204の間に気密を保つシール構造を示し
ている。
07側に設けられたOリング230によって、図12
(c)は流体圧力密閉ノズル207側に設けられた弁2
31によってそれぞれ流体圧力密閉ノズル207と枝管
ライニング材204の間に気密を保つシール構造を示し
ている。
【0013】更に、図12(d)は枝管ライニング材2
04の鍔204Aに取り付けられた磁性板232を流体
圧力密閉ノズル207に設けられたマグネット233に
よって吸着することによって、流体圧力密閉ノズル20
7と枝管ライニング材204の間に気密を保つシール構
造を示している。
04の鍔204Aに取り付けられた磁性板232を流体
圧力密閉ノズル207に設けられたマグネット233に
よって吸着することによって、流体圧力密閉ノズル20
7と枝管ライニング材204の間に気密を保つシール構
造を示している。
【0014】而して、図9に示すように、圧力バッグ2
16内に収納された枝管ライニング材204の鍔204
Aを流体圧力密閉ノズル207上にセットし、作業ロボ
ット203を駆動して枝管ライニング材204の鍔20
4A部を本管201の内壁に押圧してこれを密着させた
後、コンプレッサー219を駆動してエアーホース21
8を介して圧縮エアーを圧力バッグ216内に供給すれ
ば、枝管ライニング材204は圧縮エアーの圧力を受け
て反転しながら枝管202内を本管201から地上(上
方)に向かって順次挿入されていく。
16内に収納された枝管ライニング材204の鍔204
Aを流体圧力密閉ノズル207上にセットし、作業ロボ
ット203を駆動して枝管ライニング材204の鍔20
4A部を本管201の内壁に押圧してこれを密着させた
後、コンプレッサー219を駆動してエアーホース21
8を介して圧縮エアーを圧力バッグ216内に供給すれ
ば、枝管ライニング材204は圧縮エアーの圧力を受け
て反転しながら枝管202内を本管201から地上(上
方)に向かって順次挿入されていく。
【0015】そして、枝管ライニング材204の枝管2
02内への反転挿入がその全長に亘って終了すると、図
10に示すように、該枝管ライニング材204の上端部
に圧力カップ250を取り付け、該圧力カップ250に
接続された温水ホース221とエアーホース222から
それぞれ温水と圧縮エアーを枝管ライニング材204内
に供給する。
02内への反転挿入がその全長に亘って終了すると、図
10に示すように、該枝管ライニング材204の上端部
に圧力カップ250を取り付け、該圧力カップ250に
接続された温水ホース221とエアーホース222から
それぞれ温水と圧縮エアーを枝管ライニング材204内
に供給する。
【0016】すると、枝管ライニング材204は圧縮エ
アーの圧力によって膨張して図示のように枝管202の
内壁に押圧されるとともに、温水によって加熱され、こ
れに含浸された熱硬化性樹脂が熱によって硬化する。
アーの圧力によって膨張して図示のように枝管202の
内壁に押圧されるとともに、温水によって加熱され、こ
れに含浸された熱硬化性樹脂が熱によって硬化する。
【0017】斯くて、枝管ライニング材204は枝管2
02の内壁に押圧された状態で硬化し、枝管202は、
硬化した枝管ライニング材204によってその内周面が
ライニングされて補修される。
02の内壁に押圧された状態で硬化し、枝管202は、
硬化した枝管ライニング材204によってその内周面が
ライニングされて補修される。
【0018】上述のように、枝管ライニング材204が
硬化した後、図11に示すように、作業ロボット303
を駆動して流体圧力密閉ノズル207を下動せしめる
と、該流体圧力密閉ノズル207は枝管ライニング材2
04の鍔204A部分から容易に離脱する。
硬化した後、図11に示すように、作業ロボット303
を駆動して流体圧力密閉ノズル207を下動せしめる
と、該流体圧力密閉ノズル207は枝管ライニング材2
04の鍔204A部分から容易に離脱する。
【0019】そして、上記状態から牽引ロープ208を
図11の矢印方向に引いて作業ロボット203を本管1
01内で同方向に移動させれば、流体圧力密閉ノズル2
07及び圧力バッグ216も本管101内を同方向に移
動して本管101から取り除かれる。すると、硬化した
枝管ライニング材204だけが枝管202内に残り、こ
こに枝管202に対する一連のライニング作業が終了す
る。
図11の矢印方向に引いて作業ロボット203を本管1
01内で同方向に移動させれば、流体圧力密閉ノズル2
07及び圧力バッグ216も本管101内を同方向に移
動して本管101から取り除かれる。すると、硬化した
枝管ライニング材204だけが枝管202内に残り、こ
こに枝管202に対する一連のライニング作業が終了す
る。
【0020】従って、本工法によれば、図8に示した密
閉チューブ140が不要となり、該密閉チューブ140
の取り換え作業も不要となる。
閉チューブ140が不要となり、該密閉チューブ140
の取り換え作業も不要となる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の枝管ライニング工法における図12(a)〜(d)
に示した枝管ライニング材204と流体圧力密閉ノズル
207とのシール構造では、常に高いシール性を確保す
ることが困難である場合があった。
来の枝管ライニング工法における図12(a)〜(d)
に示した枝管ライニング材204と流体圧力密閉ノズル
207とのシール構造では、常に高いシール性を確保す
ることが困難である場合があった。
【0022】従って、本発明の目的とする処は、枝管ラ
イニング材と流体圧力密閉ノズルとの気密的な接続を簡
単な構成で確実に行うことができ、枝管ライニング材の
枝管への反転挿入を常に確実に行うことができる枝管ラ
イニング工法を提供することにある。
イニング材と流体圧力密閉ノズルとの気密的な接続を簡
単な構成で確実に行うことができ、枝管ライニング材の
枝管への反転挿入を常に確実に行うことができる枝管ラ
イニング工法を提供することにある。
【0023】又、一般に枝管の桝の径はφ400m/m
前後であって、その値は本管マンホールの径φ900m
/mよりも小さいため、該枝管の桝内での作業は不可能
であり、管ライニング材を地上から手の届く場所まで延
ばす必要があった。このため、図10に示すように、枝
管ライニング材204を地上まで反転させ、その上端部
に圧力カップ250を取り付け、この圧力カップ250
に温水ホース221やエアーホース222を取り付けて
いたため、作業が面倒であるばかりか、枝管202から
上方へ延びる長さ分だけ枝管ライニング材204の長さ
が余分に長くなり、不経済であるという問題があった。
前後であって、その値は本管マンホールの径φ900m
/mよりも小さいため、該枝管の桝内での作業は不可能
であり、管ライニング材を地上から手の届く場所まで延
ばす必要があった。このため、図10に示すように、枝
管ライニング材204を地上まで反転させ、その上端部
に圧力カップ250を取り付け、この圧力カップ250
に温水ホース221やエアーホース222を取り付けて
いたため、作業が面倒であるばかりか、枝管202から
上方へ延びる長さ分だけ枝管ライニング材204の長さ
が余分に長くなり、不経済であるという問題があった。
【0024】従って、本発明の他の目的とする処は、作
業の簡略化、枝管ライニング材の節約によるコストダウ
ン等図ることができる枝管ライニング工法を提供するこ
とにある。
業の簡略化、枝管ライニング材の節約によるコストダウ
ン等図ることができる枝管ライニング工法を提供するこ
とにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、硬化性樹脂を含浸し、一端
に鍔を有して成る枝管ライニング材の鍔部を折り返して
該鍔部を流体圧力密閉ノズル上に載置するとともに、両
者の間にリング状のパッキンを介設し、枝管ライニング
材の鍔と流体圧力密閉ノズルを連結する糸を引っ張って
鍔と流体圧力密閉ノズルとを気密に接合し、この状態を
保って枝管ライニング材と流体圧力密閉ノズルを本管内
の枝管開口部に導入してセットした後、枝管ライニング
材を流体圧によって枝管内に本管側から地上に向けて反
転挿入し、枝管ライニング材を流体圧によって枝管内壁
に押圧したまま該枝管ライニング材に含浸された硬化性
樹脂を硬化させ、その後、前記糸を切断して流体圧力密
閉ノズルを枝管ライニング材から切り離すことを特徴と
する。
め、請求項1記載の発明は、硬化性樹脂を含浸し、一端
に鍔を有して成る枝管ライニング材の鍔部を折り返して
該鍔部を流体圧力密閉ノズル上に載置するとともに、両
者の間にリング状のパッキンを介設し、枝管ライニング
材の鍔と流体圧力密閉ノズルを連結する糸を引っ張って
鍔と流体圧力密閉ノズルとを気密に接合し、この状態を
保って枝管ライニング材と流体圧力密閉ノズルを本管内
の枝管開口部に導入してセットした後、枝管ライニング
材を流体圧によって枝管内に本管側から地上に向けて反
転挿入し、枝管ライニング材を流体圧によって枝管内壁
に押圧したまま該枝管ライニング材に含浸された硬化性
樹脂を硬化させ、その後、前記糸を切断して流体圧力密
閉ノズルを枝管ライニング材から切り離すことを特徴と
する。
【0026】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記流体圧力密閉ノズルに複数のネジ手段
を設け、該ネジ手段によって前記糸を引っ張ることを特
徴とする。
明において、前記流体圧力密閉ノズルに複数のネジ手段
を設け、該ネジ手段によって前記糸を引っ張ることを特
徴とする。
【0027】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記ネジ手段を、前記流体圧力密閉ノズル
の下面に突設されたスリーブと該スリーブに移動自在に
螺合するボルトを含んで構成したことを特徴とする。
明において、前記ネジ手段を、前記流体圧力密閉ノズル
の下面に突設されたスリーブと該スリーブに移動自在に
螺合するボルトを含んで構成したことを特徴とする。
【0028】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記糸を電気ヒーター又はカッターによっ
て切断することを特徴とする。
明において、前記糸を電気ヒーター又はカッターによっ
て切断することを特徴とする。
【0029】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、枝管内に反転挿入された前記枝管ライニン
グ材の上端部に金属製の温水パイプとエアーパイプを突
き刺し、これらの温水パイプとエアーホースを介して温
水と圧縮エアーをそれぞれ枝管ライニング材内に供給
し、圧縮エアーの圧力で枝管ライニング材を枝管内壁に
押圧したまま、該枝管ライニング材を温水によって加熱
してこれに含浸された熱硬化性樹脂を硬化させることを
特徴とする。
明において、枝管内に反転挿入された前記枝管ライニン
グ材の上端部に金属製の温水パイプとエアーパイプを突
き刺し、これらの温水パイプとエアーホースを介して温
水と圧縮エアーをそれぞれ枝管ライニング材内に供給
し、圧縮エアーの圧力で枝管ライニング材を枝管内壁に
押圧したまま、該枝管ライニング材を温水によって加熱
してこれに含浸された熱硬化性樹脂を硬化させることを
特徴とする。
【0030】
【作用】請求項1〜4記載の発明によれば、枝管ライニ
ング材は、その鍔部が間にパッキンを介在させて流体圧
力密閉ノズルに糸によって気密に接合されるため、簡単
な構成で両者の間に高いシール性が確保され、これらの
枝管ライニング材と流体圧力密閉ノズルの間からの圧力
流体の漏れが確実に防がれ、枝管ライニング材はその枝
管内への反転挿入が流体圧力によって確実に行われる。
ング材は、その鍔部が間にパッキンを介在させて流体圧
力密閉ノズルに糸によって気密に接合されるため、簡単
な構成で両者の間に高いシール性が確保され、これらの
枝管ライニング材と流体圧力密閉ノズルの間からの圧力
流体の漏れが確実に防がれ、枝管ライニング材はその枝
管内への反転挿入が流体圧力によって確実に行われる。
【0031】そして、枝管内に反転挿入された枝管ライ
ニング材の硬化が終了した後、糸を電気ヒーター等によ
って切断すれば、流体圧力密閉ノズルを枝管ライニング
材から容易に切り離してこれを取り除くことができる。
ニング材の硬化が終了した後、糸を電気ヒーター等によ
って切断すれば、流体圧力密閉ノズルを枝管ライニング
材から容易に切り離してこれを取り除くことができる。
【0032】又、請求項5記載の発明によれば、枝管内
に反転挿入された枝管ライニング材の硬化作業に際し
て、枝管ライニング材の上端部には金属製の温水パイプ
とエアーパイプが直接突き刺され、これらの温水パイプ
とエアーホースを介して温水と圧縮エアーが枝管ライニ
ング材内に供給されるため、従来のように枝管ライニン
グ材を地上まで反転させてその上端部に圧力カップを取
り付ける必要がなくなり、作業を簡略化することができ
るとともに、枝管ライニング材を節約してコストダウン
を図ることができる。
に反転挿入された枝管ライニング材の硬化作業に際し
て、枝管ライニング材の上端部には金属製の温水パイプ
とエアーパイプが直接突き刺され、これらの温水パイプ
とエアーホースを介して温水と圧縮エアーが枝管ライニ
ング材内に供給されるため、従来のように枝管ライニン
グ材を地上まで反転させてその上端部に圧力カップを取
り付ける必要がなくなり、作業を簡略化することができ
るとともに、枝管ライニング材を節約してコストダウン
を図ることができる。
【0033】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0034】図1乃至図3は本発明工法をその工程順に
示す断面図、図4は図1のA部拡大詳細図、図5はセッ
ト前の枝管ライニング材と流体圧力密閉ノズルの状態を
示す断面図、図6は枝管ライニング材の平面図、図7は
流体圧力密閉ノズルの平面図である。
示す断面図、図4は図1のA部拡大詳細図、図5はセッ
ト前の枝管ライニング材と流体圧力密閉ノズルの状態を
示す断面図、図6は枝管ライニング材の平面図、図7は
流体圧力密閉ノズルの平面図である。
【0035】図1において、1は地中に埋設された下水
管等の本管、2は本管1から分岐する小径の枝管であっ
て、本管1内には作業ロボット3、枝管ライニング材4
等が引き込まれており、枝管2内にはモニター用のTV
カメラ5が上方から吊り下げられて収納されている。
管等の本管、2は本管1から分岐する小径の枝管であっ
て、本管1内には作業ロボット3、枝管ライニング材4
等が引き込まれており、枝管2内にはモニター用のTV
カメラ5が上方から吊り下げられて収納されている。
【0036】上記作業ロボット3は油圧で駆動されるも
のであって、そのヘッド6は図1の矢印方向に進退する
とともに回転し、該ヘッド6には流体圧力密閉ノズル7
が支持されている。又、作業ロボット3には牽引ロープ
8が結ばれており、その上部にはモニター用のTVカメ
ラ9が取り付けられ、側部には照明用のライト10が取
り付けられている。
のであって、そのヘッド6は図1の矢印方向に進退する
とともに回転し、該ヘッド6には流体圧力密閉ノズル7
が支持されている。又、作業ロボット3には牽引ロープ
8が結ばれており、その上部にはモニター用のTVカメ
ラ9が取り付けられ、側部には照明用のライト10が取
り付けられている。
【0037】ここで、セット前の枝管ライニング材4と
流体圧力密閉ノズル7の状態を図5に示すが、流体圧力
密閉ノズル7の筒状部7aから水平に延びるフランジ部
7bの下面には6つのスリーブ11が同一円周上に等角
度ピッチで突設されており、各スリーブ11にはフラン
ジ部7bを貫通するネジ孔11aが形成されている(図
7参照)。そして、各スリーブ11のネジ孔11aには
ボルト12が下方から螺合しており、各ボルト12の上
端面には撚り戻し用の金具13が回転自在に取り付けら
れている。
流体圧力密閉ノズル7の状態を図5に示すが、流体圧力
密閉ノズル7の筒状部7aから水平に延びるフランジ部
7bの下面には6つのスリーブ11が同一円周上に等角
度ピッチで突設されており、各スリーブ11にはフラン
ジ部7bを貫通するネジ孔11aが形成されている(図
7参照)。そして、各スリーブ11のネジ孔11aには
ボルト12が下方から螺合しており、各ボルト12の上
端面には撚り戻し用の金具13が回転自在に取り付けら
れている。
【0038】又、図4に示すように、各スリーブ11に
は上下2本の電気ヒーター14が横設されており、両電
気ヒーター14は電気コード15を介して不図示の電源
に接続されている。尚、2本の電気ヒーター14のう
ち、1本は予備用である。
は上下2本の電気ヒーター14が横設されており、両電
気ヒーター14は電気コード15を介して不図示の電源
に接続されている。尚、2本の電気ヒーター14のう
ち、1本は予備用である。
【0039】そして、流体圧力密閉ノズル7の上面の前
記ネジ孔11aの内側と外側には、大小異径のリング状
パッキン16,17がネジ孔11aを挟むようにして接
着されている。
記ネジ孔11aの内側と外側には、大小異径のリング状
パッキン16,17がネジ孔11aを挟むようにして接
着されている。
【0040】一方、前記枝管ライニング材4は、図5に
示すように、管状不織布に未硬化の液状熱硬化性樹脂を
含浸せしめて構成され、その一端は図示のように折り返
されて鍔4Aを構成しており、この鍔4Aを除く他の部
分(未硬化の熱硬化性樹脂を含浸する部分)は図示のよ
うに流体圧力密閉ノズル7の筒状部7a内を通って下方
へ延出している。
示すように、管状不織布に未硬化の液状熱硬化性樹脂を
含浸せしめて構成され、その一端は図示のように折り返
されて鍔4Aを構成しており、この鍔4Aを除く他の部
分(未硬化の熱硬化性樹脂を含浸する部分)は図示のよ
うに流体圧力密閉ノズル7の筒状部7a内を通って下方
へ延出している。
【0041】尚、枝管ライニング材4の鍔4Aに含浸さ
れた熱硬化性樹脂は予め硬化されており、従って、該鍔
4Aは所定の形状(本管1の内壁形状に沿った円弧曲面
状)を保っている。又、枝管ライニング材4を構成する
不織布の材質としてはポリエステル、ナイロン、アクリ
ル、ビニロン等が用いられ、これに含浸される熱硬化性
樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
が用いられる。
れた熱硬化性樹脂は予め硬化されており、従って、該鍔
4Aは所定の形状(本管1の内壁形状に沿った円弧曲面
状)を保っている。又、枝管ライニング材4を構成する
不織布の材質としてはポリエステル、ナイロン、アクリ
ル、ビニロン等が用いられ、これに含浸される熱硬化性
樹脂としては不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等
が用いられる。
【0042】ところで、図5に示すように、枝管ライニ
ング材4の鍔4Aの流体圧力密閉ノズル7側に形成され
た前記ネジ孔11aに対応する位置には、ネジ孔11a
と同数の計6つのテーパ付孔4aが穿設されており(図
6参照)、これらのテーパ付孔4aにはストッパ18が
上方から嵌め込まれて保持されている。そして、各スト
ッパ18の鍔4Aから下方へ突出する部位にはナイロン
糸19が吊り下げられており、各ナイロン糸19の下端
にはフック20が取り付けられている。
ング材4の鍔4Aの流体圧力密閉ノズル7側に形成され
た前記ネジ孔11aに対応する位置には、ネジ孔11a
と同数の計6つのテーパ付孔4aが穿設されており(図
6参照)、これらのテーパ付孔4aにはストッパ18が
上方から嵌め込まれて保持されている。そして、各スト
ッパ18の鍔4Aから下方へ突出する部位にはナイロン
糸19が吊り下げられており、各ナイロン糸19の下端
にはフック20が取り付けられている。
【0043】而して、枝管ライニング材4を流体圧力密
閉ノズル7にセットする前においては、図5に示すよう
にボルト12が回されてこれがネジ孔11aに沿って上
動せしめられ、該ボルト12の上端はネジ孔11aの上
部に臨んでいる。
閉ノズル7にセットする前においては、図5に示すよう
にボルト12が回されてこれがネジ孔11aに沿って上
動せしめられ、該ボルト12の上端はネジ孔11aの上
部に臨んでいる。
【0044】次に、枝管ライニング材4の鍔4a部分か
ら垂れ下がった前記ナイロン糸19を、その下端に取り
付けられたフック20をボルト12の上端面に取り付け
られた前記金具13に掛けることによって、ボルト12
に連結する。
ら垂れ下がった前記ナイロン糸19を、その下端に取り
付けられたフック20をボルト12の上端面に取り付け
られた前記金具13に掛けることによって、ボルト12
に連結する。
【0045】そして、上記状態から各ボルト12を回し
てこれをネジ孔11aに沿って下動させれば、ボルト1
2によってナイロン糸19が引かれ、ナイロン糸19に
よって枝管ライニング材4の鍔4Aが下方へ引っ張られ
るため、図4に示すように、枝管ライニング材4の鍔4
Aは前記パッキン16,17を潰してこれらに押圧され
る。従って、枝管ライニング材4の鍔4Aは間にパッキ
ン16,17を介在させて流体圧力密閉ノズル7に気密
に接合されることとなる。尚、前述のようにボルト12
を回しても、該ボルト12には自由回転する拠り戻し用
の金具13が取り付けられているため、ナイロン糸19
が捩れることがない。
てこれをネジ孔11aに沿って下動させれば、ボルト1
2によってナイロン糸19が引かれ、ナイロン糸19に
よって枝管ライニング材4の鍔4Aが下方へ引っ張られ
るため、図4に示すように、枝管ライニング材4の鍔4
Aは前記パッキン16,17を潰してこれらに押圧され
る。従って、枝管ライニング材4の鍔4Aは間にパッキ
ン16,17を介在させて流体圧力密閉ノズル7に気密
に接合されることとなる。尚、前述のようにボルト12
を回しても、該ボルト12には自由回転する拠り戻し用
の金具13が取り付けられているため、ナイロン糸19
が捩れることがない。
【0046】以上の枝管ライニング材4の流体圧力密閉
ノズル7へのセットは前述のように地上において行われ
るが、このセットが完了すると、図1に示すように、流
体圧力密閉ノズル7にセットされた枝管ライニング材4
が前記作業ロボット3と共に本管1内に引き込まれる。
尚、流体圧力密閉ノズル7の筒状部7aの下部外周には
圧力バッグ21の一端が取り付けられており、枝管ライ
ニング材4の鍔4Aを除く他の未反転部分は流体圧力密
閉ノズル7の筒状部7aを通って圧力バッグ21内に収
納されている。
ノズル7へのセットは前述のように地上において行われ
るが、このセットが完了すると、図1に示すように、流
体圧力密閉ノズル7にセットされた枝管ライニング材4
が前記作業ロボット3と共に本管1内に引き込まれる。
尚、流体圧力密閉ノズル7の筒状部7aの下部外周には
圧力バッグ21の一端が取り付けられており、枝管ライ
ニング材4の鍔4Aを除く他の未反転部分は流体圧力密
閉ノズル7の筒状部7aを通って圧力バッグ21内に収
納されている。
【0047】上記圧力バッグ21の他端はカップ22に
よって閉塞されており、その内部にはエアーホース23
を介してコンプレッサー24が接続されている。尚、図
1において、25はカップ22にその一端が結ばれた牽
引ロープである。
よって閉塞されており、その内部にはエアーホース23
を介してコンプレッサー24が接続されている。尚、図
1において、25はカップ22にその一端が結ばれた牽
引ロープである。
【0048】次に、本発明に係る枝管ライニング工法を
図1乃至図3に従って説明する。
図1乃至図3に従って説明する。
【0049】前述のように、本管1内に作業ロボット
3、枝管ライニング材4等が引き込まれると、前記牽引
ロープ8,25を引っ張ることによって作業ロボット3
とこれに支持された枝管ライニング材4や圧力バッグ2
1等は本管1内を一体的に移動するが、TVカメラ5,
9によって枝管2及び本管1内をモニタリングしなが
ら、図1に示すように枝管ライニング材4の鍔4A部分
を枝管2の開口部に位置決めし、ロボット3のヘッド6
を上動させて枝管ライニング材4の鍔4Aを本管1の内
壁に押圧してこれを密着させる。
3、枝管ライニング材4等が引き込まれると、前記牽引
ロープ8,25を引っ張ることによって作業ロボット3
とこれに支持された枝管ライニング材4や圧力バッグ2
1等は本管1内を一体的に移動するが、TVカメラ5,
9によって枝管2及び本管1内をモニタリングしなが
ら、図1に示すように枝管ライニング材4の鍔4A部分
を枝管2の開口部に位置決めし、ロボット3のヘッド6
を上動させて枝管ライニング材4の鍔4Aを本管1の内
壁に押圧してこれを密着させる。
【0050】次に、コンプレッサー24を駆動してエア
ーホース23を経て圧縮エアーを前記圧力バッグ21内
に供給すると、枝管ライニング材4は圧縮エアーの圧力
を受けて反転しながら枝管2内を本管1から地上側(上
方)へ向かって順次挿入されていく。このとき、前述の
ように枝管ライニング材4と流体圧力密閉ノズル7の間
には高いシール性が確保されているため、両者間からの
圧縮エアーの漏れが確実に防がれ、枝管ライニング材4
の枝管2内への反転挿入が圧縮エアーによって確実にな
される。
ーホース23を経て圧縮エアーを前記圧力バッグ21内
に供給すると、枝管ライニング材4は圧縮エアーの圧力
を受けて反転しながら枝管2内を本管1から地上側(上
方)へ向かって順次挿入されていく。このとき、前述の
ように枝管ライニング材4と流体圧力密閉ノズル7の間
には高いシール性が確保されているため、両者間からの
圧縮エアーの漏れが確実に防がれ、枝管ライニング材4
の枝管2内への反転挿入が圧縮エアーによって確実にな
される。
【0051】而して、枝管ライニング材4の枝管2内へ
の反転挿入がその全長に亘って終了すると、図2に示す
ように、枝管ライニング材4の上部に金属製の温水パイ
プ26とエアーパイプ27を突き刺す。尚、枝管2の桝
部分2aにおいて枝管ライニング材4に挿通するエルボ
状のライニング材ガイド28には、前記温水パイプ26
とエアーパイプ27の径と同等の円孔が予め穿設されて
おり、これらの円孔を通して温水パイプ26とエアーパ
イプ27を前述のように枝管ライニング材4の上端部に
直接突き刺す。
の反転挿入がその全長に亘って終了すると、図2に示す
ように、枝管ライニング材4の上部に金属製の温水パイ
プ26とエアーパイプ27を突き刺す。尚、枝管2の桝
部分2aにおいて枝管ライニング材4に挿通するエルボ
状のライニング材ガイド28には、前記温水パイプ26
とエアーパイプ27の径と同等の円孔が予め穿設されて
おり、これらの円孔を通して温水パイプ26とエアーパ
イプ27を前述のように枝管ライニング材4の上端部に
直接突き刺す。
【0052】ところで、上記温水パイプ26は、図示の
ように地上に設置された温水槽29の下部に接続されて
おり、該温水パイプ26の途中には流量調整用のバルブ
30と温水ポンプ31が接続されている。そして、温水
槽29の下部から導出する温水パイプ32は温水槽29
の上方に開口しており、該温水パイプ32の途中には温
水ポンプ33とボイラー34が接続されている。
ように地上に設置された温水槽29の下部に接続されて
おり、該温水パイプ26の途中には流量調整用のバルブ
30と温水ポンプ31が接続されている。そして、温水
槽29の下部から導出する温水パイプ32は温水槽29
の上方に開口しており、該温水パイプ32の途中には温
水ポンプ33とボイラー34が接続されている。
【0053】又、前記エアーパイプ27にはコンプレッ
サー35が接続されており、同エアーパイプ27の途中
にはエアーパージ用のバルブ36、圧力及び流量調整用
のバルブ37及び圧力計38が接続されている。
サー35が接続されており、同エアーパイプ27の途中
にはエアーパージ用のバルブ36、圧力及び流量調整用
のバルブ37及び圧力計38が接続されている。
【0054】而して、図2に示す状態において、前記コ
ンプレッサー35を駆動して圧縮エアーをエアーパイプ
27から枝管ライニング材4内に供給するとともに、前
記温水ポンプ31とボイラー34を駆動して温水槽29
内の温水を温水パイプ26から枝管ライニング材4内に
供給すると、枝管ライニング材4は圧縮エアーの圧力に
よって膨張して図示のように枝管2の内壁に押圧される
とともに、温水によって加熱され、これに含浸された熱
硬化性樹脂が熱によって硬化する。
ンプレッサー35を駆動して圧縮エアーをエアーパイプ
27から枝管ライニング材4内に供給するとともに、前
記温水ポンプ31とボイラー34を駆動して温水槽29
内の温水を温水パイプ26から枝管ライニング材4内に
供給すると、枝管ライニング材4は圧縮エアーの圧力に
よって膨張して図示のように枝管2の内壁に押圧される
とともに、温水によって加熱され、これに含浸された熱
硬化性樹脂が熱によって硬化する。
【0055】斯くて、枝管ライニング材4は枝管2の内
壁に押圧された状態で硬化し、枝管2は、硬化した枝管
ライニング材4によってその内周面がライニングされて
補修される。
壁に押圧された状態で硬化し、枝管2は、硬化した枝管
ライニング材4によってその内周面がライニングされて
補修される。
【0056】尚、温水槽29では、温水が枝管ライニン
グ材4内に供給される以前にボイラー34によって温水
が得られている。即ち、温水槽29内の水は、温水ポン
プ33によってボイラー34に送られて該ボイラー34
で所定温度に加熱されて温水とされ、再び温水槽29に
戻される。
グ材4内に供給される以前にボイラー34によって温水
が得られている。即ち、温水槽29内の水は、温水ポン
プ33によってボイラー34に送られて該ボイラー34
で所定温度に加熱されて温水とされ、再び温水槽29に
戻される。
【0057】以上のように、本実施例では、枝管2内に
反転挿入された枝管ライニング材4の硬化作業に際し
て、枝管ライニング材4の上端部に金属製の温水パイプ
26とエアーパイプ27が直接突き刺され、これらの温
水パイプ26とエアーホース27を介して温水と圧縮エ
アーが枝管ライニング材4内にそれぞれ供給されるた
め、従来のように枝管ライニング材4を地上まで反転さ
せてその上端部に圧力カップを取り付ける必要がなくな
り、作業を簡略化することができるとともに、枝管ライ
ニング材4の長さを余分に要しないため、該枝管ライニ
ング材4を節約してコストダウンを図ることができる。
反転挿入された枝管ライニング材4の硬化作業に際し
て、枝管ライニング材4の上端部に金属製の温水パイプ
26とエアーパイプ27が直接突き刺され、これらの温
水パイプ26とエアーホース27を介して温水と圧縮エ
アーが枝管ライニング材4内にそれぞれ供給されるた
め、従来のように枝管ライニング材4を地上まで反転さ
せてその上端部に圧力カップを取り付ける必要がなくな
り、作業を簡略化することができるとともに、枝管ライ
ニング材4の長さを余分に要しないため、該枝管ライニ
ング材4を節約してコストダウンを図ることができる。
【0058】而して、前述のように枝管ライニング材4
が硬化して枝管2が該枝管ライニング材4によってライ
ニングされた後、枝管ライニング材4内に供給された温
水と圧縮エアーを抜き、不図示の電源から電気コード1
5を介して前記各電気ヒーター14に通電すると、該電
気ヒーター14が発熱してナイロン糸19を切断するた
め、枝管ライニング材4の鍔4Aと流体圧力密閉ノズル
7との気密な接合が容易に解除される。
が硬化して枝管2が該枝管ライニング材4によってライ
ニングされた後、枝管ライニング材4内に供給された温
水と圧縮エアーを抜き、不図示の電源から電気コード1
5を介して前記各電気ヒーター14に通電すると、該電
気ヒーター14が発熱してナイロン糸19を切断するた
め、枝管ライニング材4の鍔4Aと流体圧力密閉ノズル
7との気密な接合が容易に解除される。
【0059】その後、図3に示すように、作業ロボット
3を駆動してそのヘッド6を下動せしめれば、該ヘッド
6に支持された流体圧力密閉ノズル7も一体に下動して
枝管ライニング材4の鍔4A部分から容易に離脱する。
そして、この状態から牽引ロープ8を図3に矢印方向に
引いて作業ロボット3を本管1内で同方向に移動させれ
ば、流体圧力密閉ノズル7及び圧力バッグ21も本管1
内を同方向に移動して本管1から取り除かれる。する
と、硬化した枝管ライニング材4だけが枝管2内に残
り、ここに、枝管2に対する一連のライニング作業が終
了する。
3を駆動してそのヘッド6を下動せしめれば、該ヘッド
6に支持された流体圧力密閉ノズル7も一体に下動して
枝管ライニング材4の鍔4A部分から容易に離脱する。
そして、この状態から牽引ロープ8を図3に矢印方向に
引いて作業ロボット3を本管1内で同方向に移動させれ
ば、流体圧力密閉ノズル7及び圧力バッグ21も本管1
内を同方向に移動して本管1から取り除かれる。する
と、硬化した枝管ライニング材4だけが枝管2内に残
り、ここに、枝管2に対する一連のライニング作業が終
了する。
【0060】尚、以上の実施例では、ナイロン糸19を
切断する手段として電気ヒーター14を用いたが、遠隔
操作されるカッター等を用いても良い。
切断する手段として電気ヒーター14を用いたが、遠隔
操作されるカッター等を用いても良い。
【0061】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
〜4記載の発明によれば、枝管ライニング材は、その鍔
部が間にパッキンを介在させて流体圧力密閉ノズルに糸
によって気密に接合されるため、簡単な構成で両者の間
に高いシール性が確保され、これらの枝管ライニング材
と流体圧力密閉ノズルの間からの圧力流体の漏れが確実
に防がれ、枝管ライニング材はその枝管内への反転挿入
が流体圧力によって確実に行われる。
〜4記載の発明によれば、枝管ライニング材は、その鍔
部が間にパッキンを介在させて流体圧力密閉ノズルに糸
によって気密に接合されるため、簡単な構成で両者の間
に高いシール性が確保され、これらの枝管ライニング材
と流体圧力密閉ノズルの間からの圧力流体の漏れが確実
に防がれ、枝管ライニング材はその枝管内への反転挿入
が流体圧力によって確実に行われる。
【0062】そして、枝管内に反転挿入された枝管ライ
ニング材の硬化が終了した後、糸を電気ヒーター等によ
って切断すれば、流体圧力密閉ノズルを枝管ライニング
材から容易に切り離してこれを取り除くことができる。
ニング材の硬化が終了した後、糸を電気ヒーター等によ
って切断すれば、流体圧力密閉ノズルを枝管ライニング
材から容易に切り離してこれを取り除くことができる。
【0063】又、請求項5記載の発明によれば、枝管内
に反転挿入された枝管ライニング材の硬化作業に際し
て、枝管ライニング材の上端部には金属製の温水パイプ
とエアーパイプが直接突き刺され、これらの温水パイプ
とエアーホースを介して温水と圧縮エアーが枝管ライニ
ング材内に供給されるため、従来のように枝管ライニン
グ材を地上まで反転させてその上端部に圧力カップを取
り付ける必要がなくなり、作業を簡略化することができ
るとともに、枝管ライニング材を節約してコストダウン
を図ることができる。
に反転挿入された枝管ライニング材の硬化作業に際し
て、枝管ライニング材の上端部には金属製の温水パイプ
とエアーパイプが直接突き刺され、これらの温水パイプ
とエアーホースを介して温水と圧縮エアーが枝管ライニ
ング材内に供給されるため、従来のように枝管ライニン
グ材を地上まで反転させてその上端部に圧力カップを取
り付ける必要がなくなり、作業を簡略化することができ
るとともに、枝管ライニング材を節約してコストダウン
を図ることができる。
【図1】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図2】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図3】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図4】図1のA部拡大詳細図である。
【図5】セット前の枝管ライニング材と流体圧力密閉ノ
ズルの状態を示す断面図である。
ズルの状態を示す断面図である。
【図6】枝管ライニング材の平面図である。
【図7】流体圧力密閉ノズルの平面図である。
【図8】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図10】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図11】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図12】流体圧力密閉ノズルと枝管ライニング材との
シール構造の従来例を示す断面図である。
シール構造の従来例を示す断面図である。
1 本管 2 枝管 4 枝管ライニング材 4A 枝管ライニング材の鍔 7 流体圧力密閉ノズル 11 スリーブ 12 ボルト 14 電気ヒーター 16,17 パッキン 19 ナイロン糸
Claims (5)
- 【請求項1】 硬化性樹脂を含浸し、一端に鍔を有して
成る枝管ライニング材の鍔部を折り返して該鍔部を流体
圧力密閉ノズル上に載置するとともに、両者の間にリン
グ状のパッキンを介設し、枝管ライニング材の鍔と流体
圧力密閉ノズルを連結する糸を引っ張って鍔と流体圧力
密閉ノズルとを気密に接合し、この状態を保って枝管ラ
イニング材と流体圧力密閉ノズルを本管内の枝管開口部
に導入してセットした後、枝管ライニング材を流体圧に
よって枝管内に本管側から地上に向けて反転挿入し、枝
管ライニング材を流体圧によって枝管内壁に押圧したま
ま該枝管ライニング材に含浸された硬化性樹脂を硬化さ
せ、その後、前記糸を切断して流体圧力密閉ノズルを枝
管ライニング材から切り離すことを特徴とする枝管ライ
ニング工法。 - 【請求項2】 前記流体圧力密閉ノズルに複数のネジ手
段を設け、該ネジ手段によって前記糸を引っ張ることを
特徴とする請求項1記載の枝管ライニング工法。 - 【請求項3】 前記ネジ手段は、前記流体圧力密閉ノズ
ルの下面に突設されたスリーブと該スリーブに移動自在
に螺合するボルトを含んで構成されることを特徴とする
請求項2記載の枝管ライニング工法。 - 【請求項4】 前記糸は、電気ヒーター又はカッターに
よって切断されることを特徴とする請求項1記載の枝管
ライニング工法。 - 【請求項5】 枝管内に反転挿入された前記枝管ライニ
ング材の上端部に金属製の温水パイプとエアーパイプを
突き刺し、これらの温水パイプとエアーホースを介して
温水と圧縮エアーをそれぞれ枝管ライニング材内に供給
し、圧縮エアーの圧力で枝管ライニング材を枝管内壁に
押圧したまま、該枝管ライニング材を温水によって加熱
してこれに含浸された熱硬化性樹脂を硬化させることを
特徴とする請求項1記載の枝管ライニング工法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6153383A JP2605220B2 (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 枝管ライニング工法 |
EP95300785A EP0691507B1 (en) | 1994-07-05 | 1995-02-08 | A method for lining a branch pipe of an underground pipe |
DK95300785T DK0691507T3 (da) | 1994-07-05 | 1995-02-08 | Fremgangsmåde til foring af et forgreningsrør i et underjordisk rør. |
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