JP2528429B2 - 枝管ライニング工法 - Google Patents
枝管ライニング工法Info
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/26—Lining or sheathing of internal surfaces
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C63/26—Lining or sheathing of internal surfaces
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- B29C63/346—Fixing the end of the lining
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/16—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
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- F16L55/1651—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section the flexible liner being everted
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
- F16L58/02—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、老朽化した枝管の内周
面にライニングを施す枝管ライニング工法に関する。
面にライニングを施す枝管ライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水管等の管路が老朽
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管路補
修工法が知られている。
化した場合、該管路を地中から掘出することなく、その
内周面にライニングを施して当該管路を補修する管路補
修工法が知られている。
【0003】即ち、上記管路補修工法は、その外面が気
密性の高いフィルムで被覆された可撓性の管状不織布に
硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライニング材を流体圧
によって管路内に反転させながら挿入するとともに、管
路内周面に押圧し、この状態を保ったまま管ライニング
材を加温等してこれに含浸された硬化性樹脂を硬化させ
ることによって、管路の内周にライニングを施す工法で
ある。
密性の高いフィルムで被覆された可撓性の管状不織布に
硬化性樹脂を含浸せしめて成る管ライニング材を流体圧
によって管路内に反転させながら挿入するとともに、管
路内周面に押圧し、この状態を保ったまま管ライニング
材を加温等してこれに含浸された硬化性樹脂を硬化させ
ることによって、管路の内周にライニングを施す工法で
ある。
【0004】ところで、本管から分岐する枝管に対して
も上記工法を適用することができるが、その例を図10
に示す。
も上記工法を適用することができるが、その例を図10
に示す。
【0005】即ち、図10は従来の枝管ライニング工法
を示す断面図であり、112は本管101内に挿入され
た反転用圧力バッグであって、この反転用圧力バッグ1
12と枝管ライニング材104とは切り離されていなけ
ればならないため、枝管ライニング材104に圧力を及
ぼすための密閉チューブ140を反転用圧力バッグ11
2に接続しておく必要がある。
を示す断面図であり、112は本管101内に挿入され
た反転用圧力バッグであって、この反転用圧力バッグ1
12と枝管ライニング材104とは切り離されていなけ
ればならないため、枝管ライニング材104に圧力を及
ぼすための密閉チューブ140を反転用圧力バッグ11
2に接続しておく必要がある。
【0006】而して、反転用圧力バッグ112内に圧縮
エアー等を供給し、密閉チューブ140と枝管ライニン
グ材104を枝管102内に反転挿入し、図示の状態を
保ったまま枝管ライニング材104を加温等してこれに
含浸された硬化性樹脂を硬化させた後、密閉チューブ1
40を枝管102(枝管ライニング材104)から引き
抜けば、枝管102は、硬化した枝管ライニング材10
4によってライニングされて補強される。
エアー等を供給し、密閉チューブ140と枝管ライニン
グ材104を枝管102内に反転挿入し、図示の状態を
保ったまま枝管ライニング材104を加温等してこれに
含浸された硬化性樹脂を硬化させた後、密閉チューブ1
40を枝管102(枝管ライニング材104)から引き
抜けば、枝管102は、硬化した枝管ライニング材10
4によってライニングされて補強される。
【0007】しかしながら、上記方法では、枝管102
の長さの変化に応じて適当な長さの密閉チューブ140
をその都度用意しなければならず、密閉チューブ140
の取り替え作業が必要であった。
の長さの変化に応じて適当な長さの密閉チューブ140
をその都度用意しなければならず、密閉チューブ140
の取り替え作業が必要であった。
【0008】そこで、図11及び図12に示す枝管ライ
ニング工法が先に提案された。
ニング工法が先に提案された。
【0009】即ち、図11及び図12は従来の枝管ライ
ニング工法を示す断面図であり、本工法においては、反
転用圧力バッグ212と枝管ライニング材204との気
密的な接続は、引き剥しチューブ240によってなさ
れ、該引き剥しチューブ240の一端は枝管ライニング
材204に仮接着されている。尚、図において、241
はガイドチューブ、242は枝管ライニング材204の
鍔204aを本管201の内壁に押圧するためのエアー
マット、203は本管201内に導入されたロボットで
ある。
ニング工法を示す断面図であり、本工法においては、反
転用圧力バッグ212と枝管ライニング材204との気
密的な接続は、引き剥しチューブ240によってなさ
れ、該引き剥しチューブ240の一端は枝管ライニング
材204に仮接着されている。尚、図において、241
はガイドチューブ、242は枝管ライニング材204の
鍔204aを本管201の内壁に押圧するためのエアー
マット、203は本管201内に導入されたロボットで
ある。
【0010】而して、図11に示すように枝管ライニン
グ材204の鍔204aを本管201の内壁に押圧した
状態で、反転用圧力バッグ212内に圧縮エアーを供給
すれば、枝管ライニング材204は圧縮エアーの圧力を
受けて枝管202内を反転しながら図示矢印方向に挿入
される。そして、枝管ライニング材204の反転挿入が
終了すると、該枝管ライニング材204に含浸された硬
化性樹脂が硬化せしめられ、枝管202は、硬化した枝
管ライニング材204によってその内周面がライニング
されて補修される。
グ材204の鍔204aを本管201の内壁に押圧した
状態で、反転用圧力バッグ212内に圧縮エアーを供給
すれば、枝管ライニング材204は圧縮エアーの圧力を
受けて枝管202内を反転しながら図示矢印方向に挿入
される。そして、枝管ライニング材204の反転挿入が
終了すると、該枝管ライニング材204に含浸された硬
化性樹脂が硬化せしめられ、枝管202は、硬化した枝
管ライニング材204によってその内周面がライニング
されて補修される。
【0011】上述のように枝管202がライニングされ
ると、図12に示すように反転用圧力バッグ212が矢
印方向に移動せしめられる。すると、反転用圧力バッグ
212とロボット203とはガイドチューブ241によ
って連結されているため、ロボット203も同方向へ移
動し、枝管ライニング材204に仮接着されていた引き
剥しチューブ240は仮接着部分から引き剥されて枝管
ライニング材204から切り離される。
ると、図12に示すように反転用圧力バッグ212が矢
印方向に移動せしめられる。すると、反転用圧力バッグ
212とロボット203とはガイドチューブ241によ
って連結されているため、ロボット203も同方向へ移
動し、枝管ライニング材204に仮接着されていた引き
剥しチューブ240は仮接着部分から引き剥されて枝管
ライニング材204から切り離される。
【0012】従って、本工法によれば、反転用圧力バッ
グ212と枝管ライニング材204との気密的な接続は
引き剥しチューブ240によってなされるため、枝管2
02の長さが変化しても同じ引き剥しチューブ240を
使用することができ、図10に示す工法における密閉チ
ューブ140の取り替え作業が不要となる。
グ212と枝管ライニング材204との気密的な接続は
引き剥しチューブ240によってなされるため、枝管2
02の長さが変化しても同じ引き剥しチューブ240を
使用することができ、図10に示す工法における密閉チ
ューブ140の取り替え作業が不要となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記工
法によれば、引き剥しチューブを引き剥した場合、該引
き剥しチューブが完全に引き剥されないでその一部が枝
管ライニング材の内周面に残り、その残った部分がバリ
となって枝管の内面状態を悪化させたり、枝管内流動物
がそのバリに付着する等の問題が発生していた。
法によれば、引き剥しチューブを引き剥した場合、該引
き剥しチューブが完全に引き剥されないでその一部が枝
管ライニング材の内周面に残り、その残った部分がバリ
となって枝管の内面状態を悪化させたり、枝管内流動物
がそのバリに付着する等の問題が発生していた。
【0014】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ライニング後の枝管内周面の
表面状態を良好に保つことができる枝管ライニング工法
を提供することにある。
で、その目的とする処は、ライニング後の枝管内周面の
表面状態を良好に保つことができる枝管ライニング工法
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、硬化性樹脂を含浸し、一端に鍔を有して成る枝
管ライニング材の鍔部を折り返してこれを流体圧力密閉
ノズルにセットし、該枝管ライニング材を枝管内に本管
側から地上に向けて反転挿入した後、その上端部を地上
で引き上げて鍔部を本管内壁に固定したまま、前記流体
圧力密閉ノズルを枝管ライニング材から切り離し、本管
内に導入されたシール用圧力バッグを膨張させて該シー
ル用圧力バッグで枝管ライニング材の下端開口部を密閉
した後、枝管ライニング材の上端を密閉して該枝管ライ
ニング材を流体圧力によって枝管内壁に押圧し、この状
態を保ったまま枝管ライニング材に含浸された硬化性樹
脂を硬化させることを特徴とする。
発明は、硬化性樹脂を含浸し、一端に鍔を有して成る枝
管ライニング材の鍔部を折り返してこれを流体圧力密閉
ノズルにセットし、該枝管ライニング材を枝管内に本管
側から地上に向けて反転挿入した後、その上端部を地上
で引き上げて鍔部を本管内壁に固定したまま、前記流体
圧力密閉ノズルを枝管ライニング材から切り離し、本管
内に導入されたシール用圧力バッグを膨張させて該シー
ル用圧力バッグで枝管ライニング材の下端開口部を密閉
した後、枝管ライニング材の上端を密閉して該枝管ライ
ニング材を流体圧力によって枝管内壁に押圧し、この状
態を保ったまま枝管ライニング材に含浸された硬化性樹
脂を硬化させることを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明によれば、反転用圧力バッグと枝管ライ
ニング材の気密的な接続に従来の引き剥しチューブが用
いられず、枝管ライニング材硬化時の該枝管ライニング
材の下端開口部の密閉はシール用圧力バッグによってな
されるため、ライニングが終了した枝管の内周面には何
も残らず、その表面状態が良好に保たれる。
ニング材の気密的な接続に従来の引き剥しチューブが用
いられず、枝管ライニング材硬化時の該枝管ライニング
材の下端開口部の密閉はシール用圧力バッグによってな
されるため、ライニングが終了した枝管の内周面には何
も残らず、その表面状態が良好に保たれる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0018】図1乃至図3は本発明工法をその工程順に
示す断面図であり、図中、1は本管、2は本管1から分
岐する小径の枝管であって、本管1内には、図1に示す
ように、ロボット3、枝管ライニング材4等が引き込ま
れており、枝管2内にはモニター用TVカメラ5が上方
から吊り下げられて収納されている。
示す断面図であり、図中、1は本管、2は本管1から分
岐する小径の枝管であって、本管1内には、図1に示す
ように、ロボット3、枝管ライニング材4等が引き込ま
れており、枝管2内にはモニター用TVカメラ5が上方
から吊り下げられて収納されている。
【0019】ところで、前記ロボット3は油圧で駆動さ
れるものであって、そのヘッド6は図1の矢印a方向に
進退し、且つ、矢印b方向に回転し、該ヘッド6には流
体圧力密閉ノズル7が支持されている。又、ロボット3
には牽引ロープ8,9が結ばれており、その上部にはモ
ニター用のTVカメラ10及び照明用のライト11が取
り付けられている。
れるものであって、そのヘッド6は図1の矢印a方向に
進退し、且つ、矢印b方向に回転し、該ヘッド6には流
体圧力密閉ノズル7が支持されている。又、ロボット3
には牽引ロープ8,9が結ばれており、その上部にはモ
ニター用のTVカメラ10及び照明用のライト11が取
り付けられている。
【0020】一方、前記流体圧力密閉ノズル7には、前
記枝管ライニング材4がセットされている。この枝管ラ
イニング材4は、その外周面が気密性の高いプラスチッ
クフィルムで被覆された管状不織布に未硬化の熱硬化性
樹脂を含浸せしめて構成され、その一端は図示のように
折り返されて鍔4aを構成しており、この鍔4aが流体
圧力密閉ノズル7上にセットされている。
記枝管ライニング材4がセットされている。この枝管ラ
イニング材4は、その外周面が気密性の高いプラスチッ
クフィルムで被覆された管状不織布に未硬化の熱硬化性
樹脂を含浸せしめて構成され、その一端は図示のように
折り返されて鍔4aを構成しており、この鍔4aが流体
圧力密閉ノズル7上にセットされている。
【0021】尚、鍔4aに含浸された熱硬化性樹脂は予
め硬化されており、従って、該鍔4aは所定の形状(本
管1の内壁形状に沿う円弧曲面状)を保っている。又、
前記プラスチックフィルムとしてはポリエチレン、塩化
ビニル、ビニロン、ポリウレタン、ナイロン、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン−ナイロン共重合体等のフィルム
が用いられ、前記管状不織布の材質としてはポリエステ
ル、ナイロン、アクリツ、ビニロン等が用いられる。更
に、前記熱硬化性樹脂としては不飽和ポリエステル、エ
ポキシ樹脂等が用いられる。
め硬化されており、従って、該鍔4aは所定の形状(本
管1の内壁形状に沿う円弧曲面状)を保っている。又、
前記プラスチックフィルムとしてはポリエチレン、塩化
ビニル、ビニロン、ポリウレタン、ナイロン、ポリプロ
ピレン、ポリエチレン−ナイロン共重合体等のフィルム
が用いられ、前記管状不織布の材質としてはポリエステ
ル、ナイロン、アクリツ、ビニロン等が用いられる。更
に、前記熱硬化性樹脂としては不飽和ポリエステル、エ
ポキシ樹脂等が用いられる。
【0022】而して、上述のようにその鍔4a部が流体
圧力密閉ノズル7にセットされた枝管ライニング材4の
他の反転部分は、図1に示すように、流体圧力密閉ノズ
ル7を通って延出し、反転用圧力バッグ12内に収納さ
れている。
圧力密閉ノズル7にセットされた枝管ライニング材4の
他の反転部分は、図1に示すように、流体圧力密閉ノズ
ル7を通って延出し、反転用圧力バッグ12内に収納さ
れている。
【0023】上記反転用圧力バッグ12は、その一端が
流体圧力密閉ノズル7に取り付けられ、他端はカップ1
3にて閉塞されており、その内部にはエアーホース14
を介してコンプレッサー15が接続されている。又、こ
の反転用圧力バッグ12の外周には膨張・収縮自在な管
状のシール用圧力バッグ16が取り付けられており、該
シール用圧力バッグ16にはエアーホース17を介して
コンプレッサー18が接続されている。尚、図1におい
て、19は前記カップ13にその一端が結ばれた牽引ロ
ープである。
流体圧力密閉ノズル7に取り付けられ、他端はカップ1
3にて閉塞されており、その内部にはエアーホース14
を介してコンプレッサー15が接続されている。又、こ
の反転用圧力バッグ12の外周には膨張・収縮自在な管
状のシール用圧力バッグ16が取り付けられており、該
シール用圧力バッグ16にはエアーホース17を介して
コンプレッサー18が接続されている。尚、図1におい
て、19は前記カップ13にその一端が結ばれた牽引ロ
ープである。
【0024】而して、前記牽引ロープ8,9を引っ張る
ことによってロボット3とこれに支持された枝管ライニ
ング材4や反転用圧力バッグ12等は本管1内を一体的
に移動するが、TVカメラ5,10によって枝管2及び
本管1内をモニタリングしながら、図1に示すように枝
管ライニング材4の鍔4a部分を枝管2の開口部に位置
決めし、ロボット3のヘッド6を上動させて枝管ライニ
ング材4の鍔4aを本管1の内壁に押圧してこれを密着
させる。
ことによってロボット3とこれに支持された枝管ライニ
ング材4や反転用圧力バッグ12等は本管1内を一体的
に移動するが、TVカメラ5,10によって枝管2及び
本管1内をモニタリングしながら、図1に示すように枝
管ライニング材4の鍔4a部分を枝管2の開口部に位置
決めし、ロボット3のヘッド6を上動させて枝管ライニ
ング材4の鍔4aを本管1の内壁に押圧してこれを密着
させる。
【0025】次に、コンプレッサー15を駆動してエア
ーホース14を経て圧縮エアーを反転用圧力バッグ12
内に供給すると、枝管ライニング材4は圧縮エアーの圧
力を受けて反転しながら枝管2内を本管1から地上側
(上方)へ向かって順次挿入されていく。
ーホース14を経て圧縮エアーを反転用圧力バッグ12
内に供給すると、枝管ライニング材4は圧縮エアーの圧
力を受けて反転しながら枝管2内を本管1から地上側
(上方)へ向かって順次挿入されていく。
【0026】ここで、流体圧力密閉ノズル7の枝管ライ
ニング材4に対するシール構造の例を図4(a)〜
(d)に示す。
ニング材4に対するシール構造の例を図4(a)〜
(d)に示す。
【0027】図4(a)は本実施例に用いられるシール
構造であって、流体圧力密閉ノズル7にテーパ部7aを
形成し、このテーパ部7aによって流体圧力密閉ノズル
7と枝管ライニング材4の間に気密を保つものである。
構造であって、流体圧力密閉ノズル7にテーパ部7aを
形成し、このテーパ部7aによって流体圧力密閉ノズル
7と枝管ライニング材4の間に気密を保つものである。
【0028】又、図4(b)は流体圧力密閉ノズル7側
に設けられたOリング20によって、図4(c)は流体
圧力密閉ノズル7側に設けられた弁21によってそれぞ
れ流体圧力密閉ノズル7と枝管ライニング材4の間に気
密を保つシール構造を示している。
に設けられたOリング20によって、図4(c)は流体
圧力密閉ノズル7側に設けられた弁21によってそれぞ
れ流体圧力密閉ノズル7と枝管ライニング材4の間に気
密を保つシール構造を示している。
【0029】更に、図4(d)は枝管ライニング材4の
鍔4aに取り付けられた磁性板22を流体圧力密閉ノズ
ル7に設けられたマグネット23によって吸着すること
によって、流体圧力密閉ノズル7と枝管ライニング材4
の間に気密を保つシール構造を示している。
鍔4aに取り付けられた磁性板22を流体圧力密閉ノズ
ル7に設けられたマグネット23によって吸着すること
によって、流体圧力密閉ノズル7と枝管ライニング材4
の間に気密を保つシール構造を示している。
【0030】而して、枝管ライニング材4の枝管2内へ
の反転挿入がその全長に亘って終了すると、図2に示す
ように、その上端部をロープ24を用いて地上で引き上
げて鍔4a部を本管1の内壁に固定したまま、圧力流体
密閉ノズル7を枝管ライニング材4から切り離す。即
ち、図1に示す状態から、ロボット3のヘッド6を下動
させて流体圧力密閉ノズル7を枝管ライニング材4の鍔
4aから離間せしめた後、図1に示す牽引ロープ9を引
いて図2に示すようにロボット3、流体圧力密閉ノズル
7、反転用圧力バッグ12等を本管1内で右方へ移動さ
せ、シール用圧力バッグ16を枝管2の開口部に位置決
めする。
の反転挿入がその全長に亘って終了すると、図2に示す
ように、その上端部をロープ24を用いて地上で引き上
げて鍔4a部を本管1の内壁に固定したまま、圧力流体
密閉ノズル7を枝管ライニング材4から切り離す。即
ち、図1に示す状態から、ロボット3のヘッド6を下動
させて流体圧力密閉ノズル7を枝管ライニング材4の鍔
4aから離間せしめた後、図1に示す牽引ロープ9を引
いて図2に示すようにロボット3、流体圧力密閉ノズル
7、反転用圧力バッグ12等を本管1内で右方へ移動さ
せ、シール用圧力バッグ16を枝管2の開口部に位置決
めする。
【0031】上述のようにシール用圧力バッグ16が枝
管2の開口部に位置決めされると、コンプレッサー18
が駆動され、圧縮エアーがエアーホース17を経てシー
ル用圧力バッグ16内に供給される。すると、シール用
圧力バッグ16は圧縮エアーによって膨張し、図3に示
すように、枝管ライニング材4の下端開口部がシール用
圧力バッグ16によって密閉される。
管2の開口部に位置決めされると、コンプレッサー18
が駆動され、圧縮エアーがエアーホース17を経てシー
ル用圧力バッグ16内に供給される。すると、シール用
圧力バッグ16は圧縮エアーによって膨張し、図3に示
すように、枝管ライニング材4の下端開口部がシール用
圧力バッグ16によって密閉される。
【0032】次に、図3に示すように枝管ライニング材
4の上端にカップ25を取り付け、コンプレッサー26
を駆動して圧縮エアーをエアーホース27を介して枝管
ライニング材4内に供給する。すると、枝管ライニング
材4は圧縮エアーの圧力によって膨張して枝管2の内周
壁に押圧される。尚、カップ25には圧力計28及び安
全弁29が取り付けられている。
4の上端にカップ25を取り付け、コンプレッサー26
を駆動して圧縮エアーをエアーホース27を介して枝管
ライニング材4内に供給する。すると、枝管ライニング
材4は圧縮エアーの圧力によって膨張して枝管2の内周
壁に押圧される。尚、カップ25には圧力計28及び安
全弁29が取り付けられている。
【0033】次に上記状態を保ったまま、枝管ライニン
グ材4内に導入された給湯ホース30から温水を枝管ラ
イニング材4内に供給し、且つ、排水ホース31から温
水を枝管ライニング材4外へ排出する作業を繰り返せ
ば、枝管ライニング材4内に含浸された熱硬化性樹脂が
温水によって加温されて硬化し、枝管2は、硬化した枝
管ライニング材4によってその内周面がライニングされ
て補修される。
グ材4内に導入された給湯ホース30から温水を枝管ラ
イニング材4内に供給し、且つ、排水ホース31から温
水を枝管ライニング材4外へ排出する作業を繰り返せ
ば、枝管ライニング材4内に含浸された熱硬化性樹脂が
温水によって加温されて硬化し、枝管2は、硬化した枝
管ライニング材4によってその内周面がライニングされ
て補修される。
【0034】尚、枝管ライニング材4内の温水の比重量
をγ、高さをHとすれば、該温水のヘッド圧はγ・Hと
なるため、シール用圧力バッグ16の内圧Pはヘッド圧
γ・Hよりも高く(P>γ・H)保たれる必要がある。
をγ、高さをHとすれば、該温水のヘッド圧はγ・Hと
なるため、シール用圧力バッグ16の内圧Pはヘッド圧
γ・Hよりも高く(P>γ・H)保たれる必要がある。
【0035】而して、前述のように枝管ライニング材4
が硬化すると、該枝管ライニング材4内の温水を抜き取
るとともに、シール用圧力バッグ16内の圧縮エアーを
抜き、ロボット3と反転用圧力バッグ12及びシール用
圧力バッグ16を本管1内から取り除く。すると、硬化
した枝管ライニング材4だけが枝管2内に残り、枝管2
はこの枝管ライニング材4によってライニングされて補
修され、ここに枝管2に対する一連の補修作業が終了す
る。
が硬化すると、該枝管ライニング材4内の温水を抜き取
るとともに、シール用圧力バッグ16内の圧縮エアーを
抜き、ロボット3と反転用圧力バッグ12及びシール用
圧力バッグ16を本管1内から取り除く。すると、硬化
した枝管ライニング材4だけが枝管2内に残り、枝管2
はこの枝管ライニング材4によってライニングされて補
修され、ここに枝管2に対する一連の補修作業が終了す
る。
【0036】尚、図5に示すように、枝管ライニング材
4の上端をそのままの状態で密閉し、該枝管ライニング
材4に給湯ホース30や排水ホース31及び圧力計28
を直接差し込んでも良い。
4の上端をそのままの状態で密閉し、該枝管ライニング
材4に給湯ホース30や排水ホース31及び圧力計28
を直接差し込んでも良い。
【0037】以上のように、本実施例によれば、反転用
圧力バッグ12と枝管ライニング材4の気密的な接続に
従来の引き剥しチューブ240(図11参照)が用いら
れず、枝管ライニング材4の硬化時における該枝管ライ
ニング材4の下端開口部の密閉はシール用圧力バッグ1
6によってなされ、枝管ライニング材4が硬化した後に
おいてシール用圧力バッグ16は枝管ライニング材4か
ら容易に外されるため、ライニングの終了した枝管2
(枝管ライニング材4)の内周面には何も残らず、その
表面状態が良好に保たれる。
圧力バッグ12と枝管ライニング材4の気密的な接続に
従来の引き剥しチューブ240(図11参照)が用いら
れず、枝管ライニング材4の硬化時における該枝管ライ
ニング材4の下端開口部の密閉はシール用圧力バッグ1
6によってなされ、枝管ライニング材4が硬化した後に
おいてシール用圧力バッグ16は枝管ライニング材4か
ら容易に外されるため、ライニングの終了した枝管2
(枝管ライニング材4)の内周面には何も残らず、その
表面状態が良好に保たれる。
【0038】ところで、以上の実施例においては、シー
ル用圧力バッグ16を反転用圧力バッグ12の外周側に
設けたが、図6に示すように、シール用圧力バッグ16
を反転用圧力バッグ12の後方へ取り付けても良い。
尚、図6に示す例では、シール用圧力バッグ16の後方
にTVカメラ32が接続されている。
ル用圧力バッグ16を反転用圧力バッグ12の外周側に
設けたが、図6に示すように、シール用圧力バッグ16
を反転用圧力バッグ12の後方へ取り付けても良い。
尚、図6に示す例では、シール用圧力バッグ16の後方
にTVカメラ32が接続されている。
【0039】又、図7に示すように、複数の枝管2に、
反転の終了した枝管ライニング材4を挿入してその上端
を地上側で引き上げた状態で、長いチューブ状のシール
用圧力バッグ16を流体圧によって本管1内に反転挿入
すれば、複数の枝管ライニング材4の下端開口部を同時
に密閉することができる。
反転の終了した枝管ライニング材4を挿入してその上端
を地上側で引き上げた状態で、長いチューブ状のシール
用圧力バッグ16を流体圧によって本管1内に反転挿入
すれば、複数の枝管ライニング材4の下端開口部を同時
に密閉することができる。
【0040】更に、図8に示すように、反転前の枝管ラ
イニング材4の内側に充填剤注入チューブ33を複数の
管状の固定部材34で取り付けておけば、枝管ライニン
グ材4が反転されると、これの内側に取り付けられた充
填剤注入チューブ33は該枝管ライニング材4の外周側
に現われる。
イニング材4の内側に充填剤注入チューブ33を複数の
管状の固定部材34で取り付けておけば、枝管ライニン
グ材4が反転されると、これの内側に取り付けられた充
填剤注入チューブ33は該枝管ライニング材4の外周側
に現われる。
【0041】而して、図9に示すように、枝管ライニン
グ材4が枝管2内に反転挿入され、その下端開口部が本
管1内で膨張するシール用圧力バッグ16によって密閉
された状態で該枝管ライニング材4に含浸された熱硬化
性樹脂が硬化せしめられた後、枝管ライニング材4の下
端開口部をシール用圧力バッグ16で密閉したまま、ポ
ンプ35を駆動してタンク36内に収容されたセメント
ミルク、熱硬化性樹脂等の充填剤37を前記充填剤注入
チューブ33を介して枝管2と枝管ライニング材4の間
や本管1と枝管2の接合部に充填する。すると、枝管2
と枝管ライニング材4の間の隙間が充填剤37によって
埋められて枝管ライニング材4が本管1内にずれ落ちる
等の不具合の発生が防がれるとともに、充填剤37によ
る止水効果によって本管1と枝管2の接合部等からの水
の浸入が防がれる。
グ材4が枝管2内に反転挿入され、その下端開口部が本
管1内で膨張するシール用圧力バッグ16によって密閉
された状態で該枝管ライニング材4に含浸された熱硬化
性樹脂が硬化せしめられた後、枝管ライニング材4の下
端開口部をシール用圧力バッグ16で密閉したまま、ポ
ンプ35を駆動してタンク36内に収容されたセメント
ミルク、熱硬化性樹脂等の充填剤37を前記充填剤注入
チューブ33を介して枝管2と枝管ライニング材4の間
や本管1と枝管2の接合部に充填する。すると、枝管2
と枝管ライニング材4の間の隙間が充填剤37によって
埋められて枝管ライニング材4が本管1内にずれ落ちる
等の不具合の発生が防がれるとともに、充填剤37によ
る止水効果によって本管1と枝管2の接合部等からの水
の浸入が防がれる。
【0042】尚、前記充填剤注入チューブ33としては
プラスチック、ポリウレタン、ナイロン、塩化ビニル等
のチューブが用いられ、前記固定部材34としてプラス
チック製の管状織布、不織布又はフィルムが用いられ
る。
プラスチック、ポリウレタン、ナイロン、塩化ビニル等
のチューブが用いられ、前記固定部材34としてプラス
チック製の管状織布、不織布又はフィルムが用いられ
る。
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、硬化性樹脂を含浸し、一端に鍔を有して成る枝管
ライニング材の鍔部を折り返してこれを流体圧力密閉ノ
ズルにセットし、該枝管ライニング材を枝管内に本管側
から地上に向けて反転挿入した後、その上端部を地上で
引き上げて鍔部を本管内壁に固定したまま、前記流体圧
力密閉ノズルを枝管ライニング材から切り離し、本管内
に導入されたシール用圧力バッグを膨張させて該シール
用圧力バッグで枝管ライニング材の下端開口部を密閉し
た後、枝管ライニング材の上端を密閉して該枝管ライニ
ング材を流体圧力によって枝管内壁に押圧し、この状態
を保ったまま枝管ライニング材に含浸された硬化性樹脂
を硬化させるようにしたため、ライニング後の枝管内周
面の表面状態を良好に保つことができるという効果が得
られる。
れば、硬化性樹脂を含浸し、一端に鍔を有して成る枝管
ライニング材の鍔部を折り返してこれを流体圧力密閉ノ
ズルにセットし、該枝管ライニング材を枝管内に本管側
から地上に向けて反転挿入した後、その上端部を地上で
引き上げて鍔部を本管内壁に固定したまま、前記流体圧
力密閉ノズルを枝管ライニング材から切り離し、本管内
に導入されたシール用圧力バッグを膨張させて該シール
用圧力バッグで枝管ライニング材の下端開口部を密閉し
た後、枝管ライニング材の上端を密閉して該枝管ライニ
ング材を流体圧力によって枝管内壁に押圧し、この状態
を保ったまま枝管ライニング材に含浸された硬化性樹脂
を硬化させるようにしたため、ライニング後の枝管内周
面の表面状態を良好に保つことができるという効果が得
られる。
【図1】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図2】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図3】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図4】(a)〜(d)は流体圧力密閉ノズル枝管ライ
ニング材に対するシール構造の例を示す断面図である。
ニング材に対するシール構造の例を示す断面図である。
【図5】枝管ライニング材上端部の密閉構造の別実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】シール用圧力バッグを反転用圧力バッグの後方
に取り付けた例を示す断面図である。
に取り付けた例を示す断面図である。
【図7】枝管ライニング材の下端開口部の密閉方法の別
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の別実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の別実施例を示す断面図である。
【図10】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図11】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図12】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
1 本管 2 枝管 4 枝管ライニング材 4a 枝管ライニング材の鍔 7 流体圧力密閉ノズル 16 シール用圧力バッグ 33 充填剤注入チューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有 限会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県岩井市大字富田1431番地株式会社 ゲット内 (56)参考文献 特開 平4−355116(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】 硬化性樹脂を含浸し、一端に鍔を有して
成る枝管ライニング材の鍔部を折り返してこれを流体圧
力密閉ノズルにセットし、該枝管ライニング材を枝管内
に本管側から地上に向けて反転挿入した後、その上端部
を地上で引き上げて鍔部を本管内壁に固定したまま、前
記流体圧力密閉ノズルを枝管ライニング材から切り離
し、本管内に導入されたシール用圧力バッグを膨張させ
て該シール用圧力バッグで枝管ライニング材の下端開口
部を密閉した後、枝管ライニング材の上端を密閉して該
枝管ライニング材を流体圧力によって枝管内壁に押圧
し、この状態を保ったまま枝管ライニング材に含浸され
た硬化性樹脂を硬化させることを特徴とする枝管ライニ
ング工法。 - 【請求項2】 前記枝管ライニング材に予め充填剤注入
チューブを取り付けておき、枝管ライニング材に含浸さ
れた硬化性樹脂が硬化した後、前記シール用圧力バッグ
による枝管ライニング材の下端開口部の密閉状態を保っ
たまま、前記充填剤注入チューブを通して充填剤を所定
箇所に注入することを特徴とする請求項1記載の枝管ラ
イニング工法。 - 【請求項3】 前記シール用圧力バッグを流体圧力によ
って本管内に反転挿入し、該シール用圧力バッグによっ
て複数の枝管ライニング材の下端開口部を同時に密閉す
ることを特徴とする請求項1記載の枝管ライニング工
法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5216322A JP2528429B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 枝管ライニング工法 |
KR1019940005001A KR0178144B1 (ko) | 1993-08-31 | 1994-03-14 | 지관라이닝공법 |
US08/275,106 US5454401A (en) | 1993-08-31 | 1994-07-14 | Method of lining a branch pipe |
EP94305283A EP0640787B1 (en) | 1993-08-31 | 1994-07-19 | Method of lining a branch pipe |
DE69414496T DE69414496T2 (de) | 1993-08-31 | 1994-07-19 | Verfahren zur Beschichtung einer Abzweigeleitung |
MYPI94001876A MY111281A (en) | 1993-08-31 | 1994-07-19 | Method of lining a branch pipe |
DK94305283T DK0640787T3 (da) | 1993-08-31 | 1994-07-19 | Fremgangsmåde til foring af et grenrør |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5216322A JP2528429B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 枝管ライニング工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0760839A JPH0760839A (ja) | 1995-03-07 |
JP2528429B2 true JP2528429B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=16686717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5216322A Expired - Fee Related JP2528429B2 (ja) | 1993-08-31 | 1993-08-31 | 枝管ライニング工法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5454401A (ja) |
EP (1) | EP0640787B1 (ja) |
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KR (1) | KR0178144B1 (ja) |
DE (1) | DE69414496T2 (ja) |
DK (1) | DK0640787T3 (ja) |
MY (1) | MY111281A (ja) |
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