JP2530553B2 - 枝管ライニング工法 - Google Patents
枝管ライニング工法Info
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- JP2530553B2 JP2530553B2 JP5063596A JP6359693A JP2530553B2 JP 2530553 B2 JP2530553 B2 JP 2530553B2 JP 5063596 A JP5063596 A JP 5063596A JP 6359693 A JP6359693 A JP 6359693A JP 2530553 B2 JP2530553 B2 JP 2530553B2
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- lining material
- pipe lining
- pressure bag
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/16—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
- F16L55/179—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders specially adapted for bends, branch units, branching pipes or the like
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/26—Lining or sheathing of internal surfaces
- B29C63/34—Lining or sheathing of internal surfaces using tubular layers or sheathings
- B29C63/346—Fixing the end of the lining
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16L55/16—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
- F16L55/162—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe
- F16L55/165—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本管から分岐する枝管
にライニングを施す枝管ライニング工法に関する。
にライニングを施す枝管ライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された下水道管等の管路が老
朽化した場合、該管路を掘出することなくその内周面に
ライニングを施してこれを補修する工法が既に提案さ
れ、実用に供されている(例えば、特開昭60−242
038号公報参照)。
朽化した場合、該管路を掘出することなくその内周面に
ライニングを施してこれを補修する工法が既に提案さ
れ、実用に供されている(例えば、特開昭60−242
038号公報参照)。
【0003】上記管路補修工法は、外周面を気密性の高
いフィルムで被覆された樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸
して成る管ライニング材を流体圧によって管路内に反転
させながら挿入し、反転された管ライニング材を管路の
内周面に押圧したまま、該管ライニング材に含浸された
硬化性樹脂を硬化させ、硬化した管ライニング材によっ
て管路の内周面をライニングして該管路を補修する工法
である。
いフィルムで被覆された樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸
して成る管ライニング材を流体圧によって管路内に反転
させながら挿入し、反転された管ライニング材を管路の
内周面に押圧したまま、該管ライニング材に含浸された
硬化性樹脂を硬化させ、硬化した管ライニング材によっ
て管路の内周面をライニングして該管路を補修する工法
である。
【0004】ところで、上記工法は本管から分岐する枝
管に対しても同様に適用できる。その例を図7に示す。
管に対しても同様に適用できる。その例を図7に示す。
【0005】即ち、図7は従来の枝管ライニング工法を
示す断面図であり、107は本管120内に挿入された
圧力バッグであって、この圧力バッグ107と枝管ライ
ニング材101とは切り離されていなければならないた
め、枝管ライニング材101に圧力を及ぼすための密閉
チューブ111を圧力バッグ107に接続しておく必要
がある。
示す断面図であり、107は本管120内に挿入された
圧力バッグであって、この圧力バッグ107と枝管ライ
ニング材101とは切り離されていなければならないた
め、枝管ライニング材101に圧力を及ぼすための密閉
チューブ111を圧力バッグ107に接続しておく必要
がある。
【0006】而して、圧力バッグ107内に圧縮エアー
等を供給し、密閉チューブ111と枝管ライニング材1
01を枝管121内に反転挿入し、図示の状態を保った
まま、枝管ライニング材101を加温等してこれに含浸
された硬化性樹脂を硬化させた後、密閉チューブ111
を枝管121(枝管ライニング材101)から引き抜け
ば、枝管121は硬化した枝管ライニング材101によ
ってライニングされて補修される。
等を供給し、密閉チューブ111と枝管ライニング材1
01を枝管121内に反転挿入し、図示の状態を保った
まま、枝管ライニング材101を加温等してこれに含浸
された硬化性樹脂を硬化させた後、密閉チューブ111
を枝管121(枝管ライニング材101)から引き抜け
ば、枝管121は硬化した枝管ライニング材101によ
ってライニングされて補修される。
【0007】しかしながら、上記従来の方法では、枝管
121の長さの変化に応じて適当な長さの密閉チューブ
111をその都度用意しなければならず、密閉チューブ
111の取り替え作業が必要であるという問題があっ
た。又、枝管121に急角度のベント部分が存在する場
合には、密閉チューブ111がベント部分に引っ掛って
これを引き抜くことができないという問題もあった。
121の長さの変化に応じて適当な長さの密閉チューブ
111をその都度用意しなければならず、密閉チューブ
111の取り替え作業が必要であるという問題があっ
た。又、枝管121に急角度のベント部分が存在する場
合には、密閉チューブ111がベント部分に引っ掛って
これを引き抜くことができないという問題もあった。
【0008】そこで、図8乃至図10に示される枝管ラ
イニング工法が先に提案された(特願平3−15609
6号において)。ここで、その工法を図に従って説明す
る。
イニング工法が先に提案された(特願平3−15609
6号において)。ここで、その工法を図に従って説明す
る。
【0009】図8に示すように、本管220内に導入さ
れた作業ロボット206のセットノズル211と圧力バ
ッグ207とをガイドチューブ208で接続し、ガイド
チューブ208の内側には、圧力バッグ207と枝管ラ
イニング201材との気密的な接続を可能ならしめる引
き剥しチューブ231を配している。尚、この引き剥し
チューブ231の一端は圧力バッグ207側に取り付け
られ、他端は枝管ライニング材201の内周面に引き剥
し可能に仮接着されている。
れた作業ロボット206のセットノズル211と圧力バ
ッグ207とをガイドチューブ208で接続し、ガイド
チューブ208の内側には、圧力バッグ207と枝管ラ
イニング201材との気密的な接続を可能ならしめる引
き剥しチューブ231を配している。尚、この引き剥し
チューブ231の一端は圧力バッグ207側に取り付け
られ、他端は枝管ライニング材201の内周面に引き剥
し可能に仮接着されている。
【0010】而して、枝管ライニング材201の鍔20
5部分を枝管221の開口部周縁に位置決めした後、不
図示のコンプレッサーを駆動して圧力バッグ207とエ
アーマット232に圧縮エアーを供給すると、図8に示
すように、エアーマット232は膨張して枝管ライニン
グ材201の鍔205を枝管221の開口部周縁に密着
せしめる。又、圧力バッグ207内の枝管ライニング材
201は、圧力バッグ207内に供給される圧縮エアー
の圧力を受けて反転しながら枝管221内を図示矢印方
向に挿入されていく。
5部分を枝管221の開口部周縁に位置決めした後、不
図示のコンプレッサーを駆動して圧力バッグ207とエ
アーマット232に圧縮エアーを供給すると、図8に示
すように、エアーマット232は膨張して枝管ライニン
グ材201の鍔205を枝管221の開口部周縁に密着
せしめる。又、圧力バッグ207内の枝管ライニング材
201は、圧力バッグ207内に供給される圧縮エアー
の圧力を受けて反転しながら枝管221内を図示矢印方
向に挿入されていく。
【0011】そして、上記枝管ライニング材201の枝
管221内への反転、挿入が終了すると、図9に示すよ
うに、枝管ライニング材201の端部にカップ233を
取り付け、これに接続されたエアーホース234から枝
管ライニング材201内に圧縮エアーを供給し、枝管ラ
イニング材201を枝管221の内周面に押圧した状態
で、ポンプ235を駆動してタンク236内の温水を温
水ホース237を経て枝管ライニング材201内に注入
すると、枝管ライニング材201に含浸された熱硬化性
樹脂が加温されて硬化し、枝管221は硬化した枝管ラ
イニング材201によってその内周面がライニングされ
て補修される。
管221内への反転、挿入が終了すると、図9に示すよ
うに、枝管ライニング材201の端部にカップ233を
取り付け、これに接続されたエアーホース234から枝
管ライニング材201内に圧縮エアーを供給し、枝管ラ
イニング材201を枝管221の内周面に押圧した状態
で、ポンプ235を駆動してタンク236内の温水を温
水ホース237を経て枝管ライニング材201内に注入
すると、枝管ライニング材201に含浸された熱硬化性
樹脂が加温されて硬化し、枝管221は硬化した枝管ラ
イニング材201によってその内周面がライニングされ
て補修される。
【0012】上述のように枝管221がライニングされ
ると、枝管ライニング材201内の温水が抜かれ、図1
0に示すように、圧力バッグ207が図示矢印方向に移
動せしめられる。すると、圧力バッグ207と作業ロボ
ット206とはガイドチューブ208によって連結され
ているため、作業ロボット206も一体的に移動し、枝
管ライニング材201に仮接着されていた引き剥しチュ
ーブ231は仮接着部分から引き剥されて圧力バッグ2
07等と共に本管220内を移動する。
ると、枝管ライニング材201内の温水が抜かれ、図1
0に示すように、圧力バッグ207が図示矢印方向に移
動せしめられる。すると、圧力バッグ207と作業ロボ
ット206とはガイドチューブ208によって連結され
ているため、作業ロボット206も一体的に移動し、枝
管ライニング材201に仮接着されていた引き剥しチュ
ーブ231は仮接着部分から引き剥されて圧力バッグ2
07等と共に本管220内を移動する。
【0013】以上説明したの枝管ライニング工法によれ
ば、圧力バッグ207と枝管ライニング材201との気
密的な接続が引き剥しチューブ231によってなされて
いるため、枝管221の長さが変化しても、同じ引き剥
しチューブ231を使用することができ、従来用いられ
ていた密閉チューブ111(図7参照)を廃することが
でき、急傾斜又は長大な枝管、或いは曲がりの大きな枝
管に対しても能率的にライニングを施すことができる。
ば、圧力バッグ207と枝管ライニング材201との気
密的な接続が引き剥しチューブ231によってなされて
いるため、枝管221の長さが変化しても、同じ引き剥
しチューブ231を使用することができ、従来用いられ
ていた密閉チューブ111(図7参照)を廃することが
でき、急傾斜又は長大な枝管、或いは曲がりの大きな枝
管に対しても能率的にライニングを施すことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記枝
管ライニング工法においては、図10に示すように、引
き剥しチューブ231を枝管ライニング材201から引
き剥すと、該引き剥しチューブ231の仮接着部分が剥
れないで枝管ライニング材201側に残ってしまい、そ
の残った部分が枝管221内での流体の流れを阻害する
等の問題が発生する。
管ライニング工法においては、図10に示すように、引
き剥しチューブ231を枝管ライニング材201から引
き剥すと、該引き剥しチューブ231の仮接着部分が剥
れないで枝管ライニング材201側に残ってしまい、そ
の残った部分が枝管221内での流体の流れを阻害する
等の問題が発生する。
【0015】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、従来の密閉チューブを廃して
圧力バッグと枝管ライニング材との気密的な接続を直接
的に、且つ、簡易な構造で行なうことができる枝管ライ
ニング工法を提供することにある。
で、その目的とする処は、従来の密閉チューブを廃して
圧力バッグと枝管ライニング材との気密的な接続を直接
的に、且つ、簡易な構造で行なうことができる枝管ライ
ニング工法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、本管内に移動自在に導入される作業ロボットに
取り付けられたセットノズルに圧力バッグの開口端を取
り付け、該圧力バッグには、硬化性樹脂を含浸して一端
に硬化した鍔を有して成る枝管ライニング材を内装し、
該枝管ライニング材の鍔部側の一端を前記圧力バッグ外
へ臨ませてこれを折り返し、鍔に形成された突起を前記
セットノズルに形成された凹溝に脱着可能に嵌合せし
め、鍔を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記
圧力バッグ内に圧力流体を供給して枝管ライニング材を
枝管内に反転挿入し、該枝管ライニング材を枝管内周面
に押圧したまま、該枝管ライニング材に含浸された硬化
性樹脂を硬化させた後、枝管ライニング材の鍔の突起と
セットノズルの凹溝との嵌合を解除して作業ロボットと
圧力バッグを枝管ライニング材から離脱させるようにし
たことを特徴とする。
発明は、本管内に移動自在に導入される作業ロボットに
取り付けられたセットノズルに圧力バッグの開口端を取
り付け、該圧力バッグには、硬化性樹脂を含浸して一端
に硬化した鍔を有して成る枝管ライニング材を内装し、
該枝管ライニング材の鍔部側の一端を前記圧力バッグ外
へ臨ませてこれを折り返し、鍔に形成された突起を前記
セットノズルに形成された凹溝に脱着可能に嵌合せし
め、鍔を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記
圧力バッグ内に圧力流体を供給して枝管ライニング材を
枝管内に反転挿入し、該枝管ライニング材を枝管内周面
に押圧したまま、該枝管ライニング材に含浸された硬化
性樹脂を硬化させた後、枝管ライニング材の鍔の突起と
セットノズルの凹溝との嵌合を解除して作業ロボットと
圧力バッグを枝管ライニング材から離脱させるようにし
たことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、圧力バッグと枝管ライニング
材との気密的な接続は、枝管ライニング材の鍔とセット
ノズルとの凹凸嵌合によって直接的になされるため、従
来工法における引き剥しチューブが不要となり、枝管の
ライニングをより簡易に行なうことができる。
材との気密的な接続は、枝管ライニング材の鍔とセット
ノズルとの凹凸嵌合によって直接的になされるため、従
来工法における引き剥しチューブが不要となり、枝管の
ライニングをより簡易に行なうことができる。
【0018】そして、枝管に対するライニングが終了す
ると、枝管ライニング材の鍔とセットノズルとの凹凸嵌
合を解除して両者を容易に離脱させることができるた
め、圧力バッグや作業ロボットを枝管ライニング材から
容易に取り外すことができ、従来のように引き剥しチュ
ーブが良好に剥れないためにその一部が枝管ライニング
材側に残るという不具合が発生しない。
ると、枝管ライニング材の鍔とセットノズルとの凹凸嵌
合を解除して両者を容易に離脱させることができるた
め、圧力バッグや作業ロボットを枝管ライニング材から
容易に取り外すことができ、従来のように引き剥しチュ
ーブが良好に剥れないためにその一部が枝管ライニング
材側に残るという不具合が発生しない。
【0019】尚、枝管ライニング材の鍔とセットノズル
との嵌合部にパッキン、Oリング等のシール部材を設け
たり、接着剤を充填すると、圧力バッグと枝管ライニン
グ材との気密的な接続がより確実に行なわれ、枝管ライ
ニング材の枝管内への反転挿入が安定して行なわれる。
との嵌合部にパッキン、Oリング等のシール部材を設け
たり、接着剤を充填すると、圧力バッグと枝管ライニン
グ材との気密的な接続がより確実に行なわれ、枝管ライ
ニング材の枝管内への反転挿入が安定して行なわれる。
【0020】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0021】図1は本発明工法に使用される枝管ライニ
ング材の一部を破断した斜視図、図2は図1のA−A線
拡大断面図である。
ング材の一部を破断した斜視図、図2は図1のA−A線
拡大断面図である。
【0022】図1に示す枝管ライニング材1は、その
内、外周面が気密性の高いプラスチックフィルム2,3
(図2参照)で被覆されたポリエステル、ポリプロピレ
ン、アクリル等の不織布から成る管状ライニング材4を
有しており、該管状ライニング材4には熱硬化性樹脂が
含浸されている。尚、プラスチックフィルム2,3の材
質としては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエチレ
ン/ナイロン共重合体、塩化ビニール等が選定される。
内、外周面が気密性の高いプラスチックフィルム2,3
(図2参照)で被覆されたポリエステル、ポリプロピレ
ン、アクリル等の不織布から成る管状ライニング材4を
有しており、該管状ライニング材4には熱硬化性樹脂が
含浸されている。尚、プラスチックフィルム2,3の材
質としては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリエチレ
ン/ナイロン共重合体、塩化ビニール等が選定される。
【0023】又、上記管状ライニング材1の一端は、図
1に示すように、外方へ折り返されて鍔5を構成してい
る。そして、この鍔5は後述の本管20(図3参照)の
曲率に等しい曲率で円弧面状に湾曲しており、その下面
内周部には突起5aが全周に亘ってリング状に突設され
ている。尚、この枝管ライニング材1の外径は後述の枝
管21(図3参照)の内径よりも大きく設定されてお
り、これに含浸された硬化性樹脂が硬化することによっ
て当該鍔5はその形状を保持している。
1に示すように、外方へ折り返されて鍔5を構成してい
る。そして、この鍔5は後述の本管20(図3参照)の
曲率に等しい曲率で円弧面状に湾曲しており、その下面
内周部には突起5aが全周に亘ってリング状に突設され
ている。尚、この枝管ライニング材1の外径は後述の枝
管21(図3参照)の内径よりも大きく設定されてお
り、これに含浸された硬化性樹脂が硬化することによっ
て当該鍔5はその形状を保持している。
【0024】ここで、上記枝管ライニング材1を用いた
本発明に係る枝管ライニング工法を図3乃至図6に基づ
いて説明する。尚、図2乃至図5は本発明に係る枝管ラ
イニング工法をその工程順に示す断面図、図6は図3の
B部拡大詳細図である。
本発明に係る枝管ライニング工法を図3乃至図6に基づ
いて説明する。尚、図2乃至図5は本発明に係る枝管ラ
イニング工法をその工程順に示す断面図、図6は図3の
B部拡大詳細図である。
【0025】図3において、20は本管、21は本管2
0から分岐する小径の枝管であって、本管20内には、
地上で予め組み付け一体化された作業ロボット6、圧力
バッグ7、枝管ライニング材1等が引き込まれている。
0から分岐する小径の枝管であって、本管20内には、
地上で予め組み付け一体化された作業ロボット6、圧力
バッグ7、枝管ライニング材1等が引き込まれている。
【0026】上記作業ロボット6は、油圧で駆動されて
そのヘッド8が図3の矢印a,b方向に進退し、且つ、
c方向に回転するものであって、その上部にはモニター
用のTVカメラ9が設置されている。
そのヘッド8が図3の矢印a,b方向に進退し、且つ、
c方向に回転するものであって、その上部にはモニター
用のTVカメラ9が設置されている。
【0027】ところで、前記作業ロボット6のヘッド8
にはセットノズル10が支持されている。このセットノ
ズル10は筒状部10aとフランジ部10bを有してお
り、フランジ部10bの上面には、図6に詳細に示すよ
うに、筒状部11aの外周に沿って凹溝10cが全周に
亘ってリング状に形成されている。
にはセットノズル10が支持されている。このセットノ
ズル10は筒状部10aとフランジ部10bを有してお
り、フランジ部10bの上面には、図6に詳細に示すよ
うに、筒状部11aの外周に沿って凹溝10cが全周に
亘ってリング状に形成されている。
【0028】一方、前記圧力バッグ7は、その一端がカ
ップ11によって閉塞されており、他端開口部は図示の
ように前記セットノズル10の筒状部10aの外周に取
り付けられている。そして、圧力バッグ7は、前記カッ
プ11に接続されたエアーホース12を介して地上に設
置された不図示のコンプレッサーに接続されている。
ップ11によって閉塞されており、他端開口部は図示の
ように前記セットノズル10の筒状部10aの外周に取
り付けられている。そして、圧力バッグ7は、前記カッ
プ11に接続されたエアーホース12を介して地上に設
置された不図示のコンプレッサーに接続されている。
【0029】ところで、前記枝管ライニング材1の鍔5
の下面内周部に突設された前記突起5aは、図6に詳細
に示すように、下方に向かって先細りのテーパ状に成形
され、これはセットノズル10に形成された前記凹溝1
0cに密に嵌合している。そして、セットノズル10の
筒状部10aの上端と外周にはリング状のパッキン1
3、Oリング14がそれぞれ設けられており、図示のよ
うに鍔5の突起5aがセットノズル10の凹溝10cに
嵌合している状態では、パッキン13及びOリング14
のシール効果によって突起5aと凹溝10cとの嵌合に
高い気密性が確保される。尚、セットノズル10の凹溝
10cに例えばシリコン系の接着剤を充填しておけば、
突起5aと凹溝10cとの嵌合に更に高い気密性が確保
される。
の下面内周部に突設された前記突起5aは、図6に詳細
に示すように、下方に向かって先細りのテーパ状に成形
され、これはセットノズル10に形成された前記凹溝1
0cに密に嵌合している。そして、セットノズル10の
筒状部10aの上端と外周にはリング状のパッキン1
3、Oリング14がそれぞれ設けられており、図示のよ
うに鍔5の突起5aがセットノズル10の凹溝10cに
嵌合している状態では、パッキン13及びOリング14
のシール効果によって突起5aと凹溝10cとの嵌合に
高い気密性が確保される。尚、セットノズル10の凹溝
10cに例えばシリコン系の接着剤を充填しておけば、
突起5aと凹溝10cとの嵌合に更に高い気密性が確保
される。
【0030】上述のように、枝管ライニング材1におい
ては、その鍔5が突起5aのセットノズル10の凹溝1
0cとの嵌合によってセットノズル10に脱着可能に取
り付けられ、枝管ライニング材1と圧力バッグ7との気
密的な接続は、突起5aと凹溝5cとの凹凸嵌合によっ
て直接的に、且つ、簡易な構成でなされる。そして、該
枝管ライニング材1の鍔5を除く他の未反転部分は、図
3に示すように、圧力バッグ7に内装される。
ては、その鍔5が突起5aのセットノズル10の凹溝1
0cとの嵌合によってセットノズル10に脱着可能に取
り付けられ、枝管ライニング材1と圧力バッグ7との気
密的な接続は、突起5aと凹溝5cとの凹凸嵌合によっ
て直接的に、且つ、簡易な構成でなされる。そして、該
枝管ライニング材1の鍔5を除く他の未反転部分は、図
3に示すように、圧力バッグ7に内装される。
【0031】以上説明した圧力バッグ7のセットノズル
10への取り付けや枝管ライニング材1の鍔5のセット
ノズル10への取り付け等の作業は予め地上で行なわ
れ、組付一体化された枝管ライニング材1、作業ロボッ
ト6及び圧力バッグ7は、図3に示すように、本管20
内に一体的に導入される。
10への取り付けや枝管ライニング材1の鍔5のセット
ノズル10への取り付け等の作業は予め地上で行なわ
れ、組付一体化された枝管ライニング材1、作業ロボッ
ト6及び圧力バッグ7は、図3に示すように、本管20
内に一体的に導入される。
【0032】而して、作業ロボット6に設置された前記
TVカメラ9によって地上で本管20内の様子をモニタ
リングしながら、枝管ライニング材1の鍔5を枝管開口
部21aに位置決めした後、作業ロボット6のヘッド8
を図3の矢印b方向(上方)に移動させて枝管ライニン
グ材1の鍔5を図示のように本管20の内周面の枝管開
口部21a周縁に押圧してこれを密着させる。
TVカメラ9によって地上で本管20内の様子をモニタ
リングしながら、枝管ライニング材1の鍔5を枝管開口
部21aに位置決めした後、作業ロボット6のヘッド8
を図3の矢印b方向(上方)に移動させて枝管ライニン
グ材1の鍔5を図示のように本管20の内周面の枝管開
口部21a周縁に押圧してこれを密着させる。
【0033】次に、地上に設置された不図示のコンプレ
ッサーを駆動して圧縮エアーを前記エアーホース15を
介して圧力バッグ7に供給すれば、図4に示すように、
枝管ライニング材1は圧縮エアーの圧力を受けて反転し
ながら枝管21内を図示矢印方向に向かって挿入されて
いく。尚、このとき、枝管ライニング材1と圧力バッグ
7との気密的な接続は鍔5の突起5aとセットノズル1
0の凹溝10cとの凹凸嵌合によってなされ、しかも、
この凹凸嵌合はパッキン13及びOリング14のシール
効果によって、更には凹溝10cに充填された接着剤の
シール効果によってその気密性が一段と高められるため
(図6参照)、枝管ライニング材1の枝管21内への反
転挿入が安定して行なわれる。又、枝管ライニング材1
の管状ライニング材4は、前述のように(図2参照)、
その内、外周面(反転前において)が気密性の高いプラ
スチックフィルム2,3で被覆されているため、枝管2
1の勾配が急であっても、該管状ライニング材4に含浸
された熱硬化性樹脂が流れ落ちることがない。
ッサーを駆動して圧縮エアーを前記エアーホース15を
介して圧力バッグ7に供給すれば、図4に示すように、
枝管ライニング材1は圧縮エアーの圧力を受けて反転し
ながら枝管21内を図示矢印方向に向かって挿入されて
いく。尚、このとき、枝管ライニング材1と圧力バッグ
7との気密的な接続は鍔5の突起5aとセットノズル1
0の凹溝10cとの凹凸嵌合によってなされ、しかも、
この凹凸嵌合はパッキン13及びOリング14のシール
効果によって、更には凹溝10cに充填された接着剤の
シール効果によってその気密性が一段と高められるため
(図6参照)、枝管ライニング材1の枝管21内への反
転挿入が安定して行なわれる。又、枝管ライニング材1
の管状ライニング材4は、前述のように(図2参照)、
その内、外周面(反転前において)が気密性の高いプラ
スチックフィルム2,3で被覆されているため、枝管2
1の勾配が急であっても、該管状ライニング材4に含浸
された熱硬化性樹脂が流れ落ちることがない。
【0034】上記枝管ライニング材1の枝管21内への
反転、挿入が終了すると、図4に示すように、枝管ライ
ニング材1の端部にカップ17を取り付け、これに接続
されたエアーホース18から枝管ライニング材1内に圧
縮エアーを供給し、枝管ライニング材1を枝管21の内
周面に押圧した状態で、ポンプ19を駆動してタンク2
2内の温水を温水ホース23を経て枝管ライニング材1
内に注入すると、枝管ライニング材1に含浸された熱硬
化性樹脂が加温されて硬化し、枝管21は硬化した枝管
ライニング材1によってその内周面がライニングされて
補修される。
反転、挿入が終了すると、図4に示すように、枝管ライ
ニング材1の端部にカップ17を取り付け、これに接続
されたエアーホース18から枝管ライニング材1内に圧
縮エアーを供給し、枝管ライニング材1を枝管21の内
周面に押圧した状態で、ポンプ19を駆動してタンク2
2内の温水を温水ホース23を経て枝管ライニング材1
内に注入すると、枝管ライニング材1に含浸された熱硬
化性樹脂が加温されて硬化し、枝管21は硬化した枝管
ライニング材1によってその内周面がライニングされて
補修される。
【0035】上述のように枝管21がライニングされる
と、枝管ライニング材1内の温水が抜かれ、図5に示す
ように、作業ロボット6のヘッド8を下げれば、枝管ラ
イニング材1とセットノズル10との取り付けは、鍔5
の突起5aとセットノズル10の凹溝10cとの嵌合に
よって脱着可能になされているため、セットノズル10
は枝管ライニング材1から容易に離脱する。従って、例
えば作業ロボット6を図5の矢印方向(右方)に移動さ
せれば、セットノズル10に取り付けられた圧力バッグ
7も作業ロボット6と共に同方向に移動し、ここに枝管
21のライニング作業が終了する。
と、枝管ライニング材1内の温水が抜かれ、図5に示す
ように、作業ロボット6のヘッド8を下げれば、枝管ラ
イニング材1とセットノズル10との取り付けは、鍔5
の突起5aとセットノズル10の凹溝10cとの嵌合に
よって脱着可能になされているため、セットノズル10
は枝管ライニング材1から容易に離脱する。従って、例
えば作業ロボット6を図5の矢印方向(右方)に移動さ
せれば、セットノズル10に取り付けられた圧力バッグ
7も作業ロボット6と共に同方向に移動し、ここに枝管
21のライニング作業が終了する。
【0036】上述のように、枝管21に対するライニン
グが終了すると、セットノズル10や作業ロボット6を
枝管ライニング材1から容易に取り外すことができるた
め、従来のように引き剥しチューブが良好に剥れないた
めにその一部が枝管ライニング材側に残るという不具合
が発生しない。
グが終了すると、セットノズル10や作業ロボット6を
枝管ライニング材1から容易に取り外すことができるた
め、従来のように引き剥しチューブが良好に剥れないた
めにその一部が枝管ライニング材側に残るという不具合
が発生しない。
【0037】以上のように、本実施例によれば、圧力バ
ッグ7と枝管ライニング材1との気密的な接続は、鍔5
の突起5aとセットノズル10の凹溝10cとの凹凸嵌
合によって直接的になされ、しかも、枝管21に対する
ライニングが終了した後は両者は容易に離脱するため、
従来工法における引き剥しチューブが不要となり、枝管
21のライニングをより簡易に行なうことができる。
ッグ7と枝管ライニング材1との気密的な接続は、鍔5
の突起5aとセットノズル10の凹溝10cとの凹凸嵌
合によって直接的になされ、しかも、枝管21に対する
ライニングが終了した後は両者は容易に離脱するため、
従来工法における引き剥しチューブが不要となり、枝管
21のライニングをより簡易に行なうことができる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明で明らかな如く、本発明によ
れば、本管内に移動自在に導入される作業ロボットに取
り付けられたセットノズルに圧力バッグの開口端を取り
付け、該圧力バッグには、硬化性樹脂を含浸して一端に
硬化した鍔を有して成る枝管ライニング材を内装し、該
枝管ライニング材の鍔部側の一端を前記圧力バッグ外へ
臨ませてこれを折り返し、鍔に形成された突起を前記セ
ットノズルに形成された凹溝に脱着可能に嵌合せしめ、
鍔を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記圧力
バッグ内に圧力流体を供給して枝管ライニング材を枝管
内に反転挿入し、該枝管ライニング材を枝管内周面に押
圧したまま、該枝管ライニング材に含浸された硬化性樹
脂を硬化させた後、枝管ライニング材の鍔の突起とセッ
トノズルの凹溝との嵌合を解除して作業ロボットと圧力
バッグを枝管ライニング材から離脱させるようにしたた
め、従来の密閉チューブを廃して圧力バッグと枝管ライ
ニング材との気密的な接続を直接的に、且つ、簡易な構
成で行うことができ、枝管のライニングをより簡易に行
うことができるという効果が得られる。
れば、本管内に移動自在に導入される作業ロボットに取
り付けられたセットノズルに圧力バッグの開口端を取り
付け、該圧力バッグには、硬化性樹脂を含浸して一端に
硬化した鍔を有して成る枝管ライニング材を内装し、該
枝管ライニング材の鍔部側の一端を前記圧力バッグ外へ
臨ませてこれを折り返し、鍔に形成された突起を前記セ
ットノズルに形成された凹溝に脱着可能に嵌合せしめ、
鍔を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で前記圧力
バッグ内に圧力流体を供給して枝管ライニング材を枝管
内に反転挿入し、該枝管ライニング材を枝管内周面に押
圧したまま、該枝管ライニング材に含浸された硬化性樹
脂を硬化させた後、枝管ライニング材の鍔の突起とセッ
トノズルの凹溝との嵌合を解除して作業ロボットと圧力
バッグを枝管ライニング材から離脱させるようにしたた
め、従来の密閉チューブを廃して圧力バッグと枝管ライ
ニング材との気密的な接続を直接的に、且つ、簡易な構
成で行うことができ、枝管のライニングをより簡易に行
うことができるという効果が得られる。
【図1】本発明工法に使用される枝管ライニング材の一
部を破断した斜視図である。
部を破断した斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図4】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図5】本発明工法をその工程順に示す断面図である。
【図6】図5のB部拡大詳細図である。
【図7】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図8】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図9】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
【図10】従来の枝管ライニング工法を示す断面図であ
る。
る。
1 枝管ライニング材 5 鍔 5a 突起 6 作業ロボット 7 圧力バッグ 10 セットノズル 10c 凹溝 13 パッキン(シール部材) 14 Oリング(シール部材) 20 本管 21 枝管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横島 康弘 茨城県結城郡石下町大字篠山175−3有 限会社 横島内 (72)発明者 遠藤 茂 茨城県岩井市大字富田1431番地株式会社 ゲット内 (56)参考文献 特開 平5−16240(JP,A) 特開 平4−185323(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 本管内に移動自在に導入される作業ロボ
ットに取り付けられたセットノズルに圧力バッグの開口
端を取り付け、該圧力バッグには、硬化性樹脂を含浸し
て一端に硬化した鍔を有して成る枝管ライニング材を内
装し、該枝管ライニング材の鍔部側の一端を前記圧力バ
ッグ外へ臨ませてこれを折り返し、鍔に形成された突起
を前記セットノズルに形成された凹溝に脱着可能に嵌合
せしめ、鍔を本管の枝管開口部周縁に密着させた状態で
前記圧力バッグ内に圧力流体を供給して枝管ライニング
材を枝管内に反転挿入し、該枝管ライニング材を枝管内
周面に押圧したまま、該枝管ライニング材に含浸された
硬化性樹脂を硬化させた後、枝管ライニング材の鍔の突
起とセットノズルの凹溝との嵌合を解除して作業ロボッ
トと圧力バッグを枝管ライニング材から離脱させるよう
にしたことを特徴とする枝管ライニング工法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5063596A JP2530553B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 枝管ライニング工法 |
KR1019930013224A KR0178140B1 (ko) | 1993-03-23 | 1993-07-14 | 지관 라이닝공법 |
KR1019930013226A KR940002221A (ko) | 1992-07-17 | 1993-07-14 | 사이클로프로판 카복스아미드 |
US08/212,779 US5598873A (en) | 1993-03-23 | 1994-03-15 | Branch pipe lining method and liner |
DK94302089T DK0620102T3 (da) | 1993-03-23 | 1994-03-23 | Fremgangsmåde til foring af et grenrør og foring dertil |
EP94302089A EP0620102B1 (en) | 1993-03-23 | 1994-03-23 | Branch pipe lining method and liner |
DE69429594T DE69429594T2 (de) | 1993-03-23 | 1994-03-23 | Auskleidungsverfahren und Auskleidung eines Abzweigrohres |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06270253A JPH06270253A (ja) | 1994-09-27 |
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Family
ID=13233816
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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KR (1) | KR0178140B1 (ja) |
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DK (1) | DK0620102T3 (ja) |
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JPH11105136A (ja) * | 1997-10-06 | 1999-04-20 | Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk | 枝管ライニング材及び管ライニング工法 |
JPH11123762A (ja) * | 1997-10-24 | 1999-05-11 | Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk | 枝管ライニング材及び管ライニング工法 |
JPH11207821A (ja) * | 1998-01-27 | 1999-08-03 | Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk | 管ライニング工法 |
JPH11227049A (ja) * | 1998-02-12 | 1999-08-24 | Shonan Gosei Jushi Seisakusho:Kk | 枝管ライニング材及び枝管ライニング工法 |
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