JP2646939B2 - パレット使用の荷捌き装置 - Google Patents
パレット使用の荷捌き装置Info
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- JP2646939B2 JP2646939B2 JP15906392A JP15906392A JP2646939B2 JP 2646939 B2 JP2646939 B2 JP 2646939B2 JP 15906392 A JP15906392 A JP 15906392A JP 15906392 A JP15906392 A JP 15906392A JP 2646939 B2 JP2646939 B2 JP 2646939B2
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- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動倉庫の荷
捌き場に設けられるパレット使用の荷捌き装置に関する
ものである。
捌き場に設けられるパレット使用の荷捌き装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、たとえば
図4、図5に示される構成が提供されている。すなわち
下段床40の上に、複数の収納部41を区画形成した棚42
を、通路43を置いて一対並設し、この通路43内に出し入
れ装置44を設けている。この出し入れ装置44は、走行機
体45と、この走行機体45からのポスト46に案内されるキ
ャリッジ47と、このキャリッジ47に設けた出し入れ具48
などで構成される。そして出し入れ装置44は、目的とす
る収納部41と、棚42の端部外方に設けた荷捌き場50との
間でパレット(荷)49の受け渡しを行う。このパレット
49は、平行した三本の桁材49aと、桁材49aの上面間や
下面間に配設した受け板材49bからなり、桁材49a間に
フォーク挿入空間49cを形成している。
図4、図5に示される構成が提供されている。すなわち
下段床40の上に、複数の収納部41を区画形成した棚42
を、通路43を置いて一対並設し、この通路43内に出し入
れ装置44を設けている。この出し入れ装置44は、走行機
体45と、この走行機体45からのポスト46に案内されるキ
ャリッジ47と、このキャリッジ47に設けた出し入れ具48
などで構成される。そして出し入れ装置44は、目的とす
る収納部41と、棚42の端部外方に設けた荷捌き場50との
間でパレット(荷)49の受け渡しを行う。このパレット
49は、平行した三本の桁材49aと、桁材49aの上面間や
下面間に配設した受け板材49bからなり、桁材49a間に
フォーク挿入空間49cを形成している。
【0003】前記荷捌き場50は、棚42の長さ方向に沿っ
て敷設した床レール51に支持案内される自走台車52を有
する。この自走台車52は、棚42から離れた側の面が開放
された本体53を有し、本体53の四隅から立設した支杆54
の上面によりパレット49の支持面55を形成している。前
記自走台車52は、駆動装置56により棚42側に位置した第
1ホームポジション57と、棚42から離間した第2ホーム
ポジション58との間で往復走行を行う。
て敷設した床レール51に支持案内される自走台車52を有
する。この自走台車52は、棚42から離れた側の面が開放
された本体53を有し、本体53の四隅から立設した支杆54
の上面によりパレット49の支持面55を形成している。前
記自走台車52は、駆動装置56により棚42側に位置した第
1ホームポジション57と、棚42から離間した第2ホーム
ポジション58との間で往復走行を行う。
【0004】前記第2ホームポジション58の外方は上段
床59に形成され、この上段床59は前記支持面55よりも下
方にレベル設定されている。前記上段床59の最奥部から
前記棚42側に向けて架台60が一体状に突出形成され、こ
こで架台60の幅は、前記自走台車52における支杆54の内
側面間距離よりも少し短く設定してある。
床59に形成され、この上段床59は前記支持面55よりも下
方にレベル設定されている。前記上段床59の最奥部から
前記棚42側に向けて架台60が一体状に突出形成され、こ
こで架台60の幅は、前記自走台車52における支杆54の内
側面間距離よりも少し短く設定してある。
【0005】前記上段床59で走行自在な手動運搬機63
は、後輪64を有する本体65と、この本体65から前方に連
設した左右一対のフォーク体66と、これらフォーク体66
の先端下面に昇降自在に設けた前輪67と、前記本体65か
ら上方へ連設したハンドル部68と、前記前輪67の昇降を
操作すべくハンドル部68に設けたレバー69などにより構
成される。
は、後輪64を有する本体65と、この本体65から前方に連
設した左右一対のフォーク体66と、これらフォーク体66
の先端下面に昇降自在に設けた前輪67と、前記本体65か
ら上方へ連設したハンドル部68と、前記前輪67の昇降を
操作すべくハンドル部68に設けたレバー69などにより構
成される。
【0006】この従来構成によると、支杆54によりパレ
ット49を支持した自走台車52は外方へと走行し、第2ホ
ームポジション58にて停止される。このとき、第2ホー
ムポジション58に達する少し前から、架台60の両側に支
杆54が嵌入して行く。自走台車52とともに停止したパレ
ット49を手動運搬機63により前方向Bから取り出すと
き、まず前輪67を上昇して前部の厚みを薄くしたフォー
ク体66をフォーク挿入空間49cに通しながら、手動運搬
機63を手押しにより前進させる。
ット49を支持した自走台車52は外方へと走行し、第2ホ
ームポジション58にて停止される。このとき、第2ホー
ムポジション58に達する少し前から、架台60の両側に支
杆54が嵌入して行く。自走台車52とともに停止したパレ
ット49を手動運搬機63により前方向Bから取り出すと
き、まず前輪67を上昇して前部の厚みを薄くしたフォー
ク体66をフォーク挿入空間49cに通しながら、手動運搬
機63を手押しにより前進させる。
【0007】このとき前輪65は、下位の受け板材49b上
を転動し、そしてフォーク挿入空間49cを通ったのち架
台60上へ出る。この状態でレバー69を操作して前輪65を
下降させ、フォーク体66の前部を上昇させて支杆54上の
パレット49を持ち上げる。その後、手動運搬機63を手引
きにより後進させることで、パレット49を他の場所へ運
搬し得る。なお空の自走台車52に対するパレット49の供
給は前述とは逆操作で行える。
を転動し、そしてフォーク挿入空間49cを通ったのち架
台60上へ出る。この状態でレバー69を操作して前輪65を
下降させ、フォーク体66の前部を上昇させて支杆54上の
パレット49を持ち上げる。その後、手動運搬機63を手引
きにより後進させることで、パレット49を他の場所へ運
搬し得る。なお空の自走台車52に対するパレット49の供
給は前述とは逆操作で行える。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成にお
いて、たとえば図5の仮想線に示すように第2ホームポ
ジション58の側方にも上段床59Aを形成しておき、そし
て上段床59Aを利用して第2ホームポジション58に停止
した自走台車52に対して横方向Aからフォーク体66を作
用させようとしたとき、自走台車52の支杆54を移動させ
るために架台60と上段床59Aとの間に形成された隙間70
に前輪67が落ち込むことになり、したがって横方向Aか
らの荷捌き作業は行えなかった。
いて、たとえば図5の仮想線に示すように第2ホームポ
ジション58の側方にも上段床59Aを形成しておき、そし
て上段床59Aを利用して第2ホームポジション58に停止
した自走台車52に対して横方向Aからフォーク体66を作
用させようとしたとき、自走台車52の支杆54を移動させ
るために架台60と上段床59Aとの間に形成された隙間70
に前輪67が落ち込むことになり、したがって横方向Aか
らの荷捌き作業は行えなかった。
【0009】本発明の目的とするところは、自走台車に
対する荷捌き作業は、横方向と前方向のいずれからでも
常に安全に確実に行えるパレット使用の荷捌き装置を提
供する点にある。
対する荷捌き作業は、横方向と前方向のいずれからでも
常に安全に確実に行えるパレット使用の荷捌き装置を提
供する点にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明のパレット使用の荷捌き装置は、離れた二箇所のホ
ームポジション間で往復走行自在な自走台車を設け、こ
の自走台車は、本体の四隅から立設した支杆の上面によ
りパレット支持面を形成するとともに、走行方向で対向
する支杆間に、パレット支持面に対して所定高さ下方に
位置する渡りプレートを設け、一方のホームポジション
には、この一方のホームポジションに達した自走台車の
両側部外方と、他方のホームポジションとは反対側の端
部外方とに、前記渡りプレートにレベル合わせした作業
床を設け、この作業床の端部外方の部分から他方のホー
ムポジションに向けて、一方のホームポジションに自走
台車が達したとき、走行方向とは直交状の方向で対向し
た支杆の内側面間に位置する架台を設けている。
発明のパレット使用の荷捌き装置は、離れた二箇所のホ
ームポジション間で往復走行自在な自走台車を設け、こ
の自走台車は、本体の四隅から立設した支杆の上面によ
りパレット支持面を形成するとともに、走行方向で対向
する支杆間に、パレット支持面に対して所定高さ下方に
位置する渡りプレートを設け、一方のホームポジション
には、この一方のホームポジションに達した自走台車の
両側部外方と、他方のホームポジションとは反対側の端
部外方とに、前記渡りプレートにレベル合わせした作業
床を設け、この作業床の端部外方の部分から他方のホー
ムポジションに向けて、一方のホームポジションに自走
台車が達したとき、走行方向とは直交状の方向で対向し
た支杆の内側面間に位置する架台を設けている。
【0011】
【作用】かかる本発明の構成によると、支杆でパレット
を支持した自走台車は、走行により一方のホームポジシ
ョンにて停止される。このとき、一方のホームポジショ
ンに達する少し前から、両側部外方の作業床と架台との
間に形成された間隙に支杆や渡りプレートが嵌入して行
き、そして一方のホームポジションに達することで、両
側部外方の作業床と架台とは渡りプレートを介して連な
り状となる。この場合、支杆により支持されているパレ
ットは、架台や渡りプレートに対して所定高さを置いて
上方に位置される。
を支持した自走台車は、走行により一方のホームポジシ
ョンにて停止される。このとき、一方のホームポジショ
ンに達する少し前から、両側部外方の作業床と架台との
間に形成された間隙に支杆や渡りプレートが嵌入して行
き、そして一方のホームポジションに達することで、両
側部外方の作業床と架台とは渡りプレートを介して連な
り状となる。この場合、支杆により支持されているパレ
ットは、架台や渡りプレートに対して所定高さを置いて
上方に位置される。
【0012】ここでパレットを運搬機により横出しによ
り取り出すとき、パレットに対して、たとえば手動運搬
機のフォーク体を横方向から前進させる。するとフォー
ク体に設けた前輪などは、パレットのフォーク挿入空間
内から他側の渡りプレートへと転動することになり、以
てフォーク体はパレット内を通されることになる。
り取り出すとき、パレットに対して、たとえば手動運搬
機のフォーク体を横方向から前進させる。するとフォー
ク体に設けた前輪などは、パレットのフォーク挿入空間
内から他側の渡りプレートへと転動することになり、以
てフォーク体はパレット内を通されることになる。
【0013】この状態でフォーク体を上昇させて支杆上
のパレットを持ち上げた後、手動運搬機を後進させる。
このとき前輪は、他側の渡りプレートから架台上へ転動
し、そして架台上から一側の渡りプレートを介して作業
床へと転動することになり、以てパレットを他の場所へ
運搬し得る。
のパレットを持ち上げた後、手動運搬機を後進させる。
このとき前輪は、他側の渡りプレートから架台上へ転動
し、そして架台上から一側の渡りプレートを介して作業
床へと転動することになり、以てパレットを他の場所へ
運搬し得る。
【0014】なお空の自走台車に対するパレットの供給
は前述とは逆操作で行える。また作業段床の前方向(端
部外方側)からパレットの取り出しや供給を行う場合
は、架台を利用してフォーク体をパレットのフォーク挿
入空間に通すことで行われる。
は前述とは逆操作で行える。また作業段床の前方向(端
部外方側)からパレットの取り出しや供給を行う場合
は、架台を利用してフォーク体をパレットのフォーク挿
入空間に通すことで行われる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。下段床1の上に、上下方向ならびに横方
向に複数の収納部2を区画形成した棚3を、通路4を置
いて一対並設し、そして通路4内に出し入れ装置5を設
けている。この出し入れ装置5は、棚3の前面に沿って
走行自在な走行機体6と、この走行機体6から立設した
ポスト7に案内されるキャリッジ8と、このキャリッジ
8に出退自在に設けた出し入れ具9などで構成される。
いて説明する。下段床1の上に、上下方向ならびに横方
向に複数の収納部2を区画形成した棚3を、通路4を置
いて一対並設し、そして通路4内に出し入れ装置5を設
けている。この出し入れ装置5は、棚3の前面に沿って
走行自在な走行機体6と、この走行機体6から立設した
ポスト7に案内されるキャリッジ8と、このキャリッジ
8に出退自在に設けた出し入れ具9などで構成される。
【0016】前記出し入れ装置5は、棚3の目的とする
収納部2と、最下段の収納部2の一部を利用して設けた
(または棚3の端部外方に設けた)荷捌き場11との間で
パレット(荷)10の受け渡しを行う。ここでパレット10
は、平行した三本の桁材10aと、これら桁材10aの上面
間ならびに下面間に配設した受け板材10bとからなり、
隣接した桁材10a間にフォーク挿入空間10cを形成して
いる。
収納部2と、最下段の収納部2の一部を利用して設けた
(または棚3の端部外方に設けた)荷捌き場11との間で
パレット(荷)10の受け渡しを行う。ここでパレット10
は、平行した三本の桁材10aと、これら桁材10aの上面
間ならびに下面間に配設した受け板材10bとからなり、
隣接した桁材10a間にフォーク挿入空間10cを形成して
いる。
【0017】前記荷捌き場10は、棚3内から棚3の裏面
外方に亘って形成されるもので、出し入れ装置5の走行
方向に対して直交状に敷設した床レール12に支持案内さ
れる自走台車13を有する。
外方に亘って形成されるもので、出し入れ装置5の走行
方向に対して直交状に敷設した床レール12に支持案内さ
れる自走台車13を有する。
【0018】この自走台車13は、前記床レール12上に載
置自在な車輪14を有する左右一対の下部枠15と、この下
部枠15の棚3側の端部間に設けた連結枠16とにより、棚
3から離れた側の面が開放された平枠状の本体を形成し
ている。そして本体の四隅から立設した支杆17の上面に
よりパレット10の支持面18を形成するとともに、支杆17
の上部で所定の側面から上方へとパレット10のガイド体
19を連設している。さらに走行方向で対向する支杆17間
には、その支持面18に対して所定高さHだけ下方に位置
させて渡りプレート20が設けられる。
置自在な車輪14を有する左右一対の下部枠15と、この下
部枠15の棚3側の端部間に設けた連結枠16とにより、棚
3から離れた側の面が開放された平枠状の本体を形成し
ている。そして本体の四隅から立設した支杆17の上面に
よりパレット10の支持面18を形成するとともに、支杆17
の上部で所定の側面から上方へとパレット10のガイド体
19を連設している。さらに走行方向で対向する支杆17間
には、その支持面18に対して所定高さHだけ下方に位置
させて渡りプレート20が設けられる。
【0019】前記自走台車13は、下段床1側に配設した
駆動装置21により、棚3内に位置した第1ホームポジシ
ョン22と、棚3から離間した第2ホームポジション23と
の間で往復走行を行う。なお駆動装置21は、図1に示す
チェーン駆動形式のほか、モータ(駆動装置)搭載形式
などが採用される。
駆動装置21により、棚3内に位置した第1ホームポジシ
ョン22と、棚3から離間した第2ホームポジション23と
の間で往復走行を行う。なお駆動装置21は、図1に示す
チェーン駆動形式のほか、モータ(駆動装置)搭載形式
などが採用される。
【0020】前記第2ホームポジション23には、この第
2ホームポジション23に達した自走台車13の両側部外方
と、第1ホームポジション22とは反対側の端部外方と
に、上段床(作業床)25に形成され、この上段床25は前
記渡りプレート20にレベル合わせされている。すなわち
上段床25は前記棚3の裏面に接近して配設され、そして
棚3から離れる側へと凹部26を形成するとともに、この
凹部26に前記第2ホームポジション23などを設定してい
る。ここで凹部26の幅は、前記自走台車13における支杆
17の外側面間距離よりも少し長く設定してある。
2ホームポジション23に達した自走台車13の両側部外方
と、第1ホームポジション22とは反対側の端部外方と
に、上段床(作業床)25に形成され、この上段床25は前
記渡りプレート20にレベル合わせされている。すなわち
上段床25は前記棚3の裏面に接近して配設され、そして
棚3から離れる側へと凹部26を形成するとともに、この
凹部26に前記第2ホームポジション23などを設定してい
る。ここで凹部26の幅は、前記自走台車13における支杆
17の外側面間距離よりも少し長く設定してある。
【0021】前記上段床25で前記凹部26の最奥部から前
記棚3側に向けて架台27が一体状に突出形成されてい
る。ここで架台27の幅は、前記自走台車13における支杆
17の内側面間距離よりも少し短く設定してあり、したが
って架台27と上段床25との間に前記支杆17と渡りプレー
ト20とが嵌入自在となる。また架台27の突出長さは、自
走台車13が第2ホームポジション23に停止したとき、渡
りプレート20に揃うように設定してある。
記棚3側に向けて架台27が一体状に突出形成されてい
る。ここで架台27の幅は、前記自走台車13における支杆
17の内側面間距離よりも少し短く設定してあり、したが
って架台27と上段床25との間に前記支杆17と渡りプレー
ト20とが嵌入自在となる。また架台27の突出長さは、自
走台車13が第2ホームポジション23に停止したとき、渡
りプレート20に揃うように設定してある。
【0022】前記上段床25で走行自在な手動運搬機30
は、後輪31を有する本体32と、この本体32から前方に連
設した左右一対のフォーク体33と、これらフォーク体33
の先端下面に昇降自在に設けた前輪34と、前記本体32か
ら上方へ連設したハンドル部35と、前記前輪34の昇降を
操作すべくハンドル部35に設けたレバー36などにより構
成される。
は、後輪31を有する本体32と、この本体32から前方に連
設した左右一対のフォーク体33と、これらフォーク体33
の先端下面に昇降自在に設けた前輪34と、前記本体32か
ら上方へ連設したハンドル部35と、前記前輪34の昇降を
操作すべくハンドル部35に設けたレバー36などにより構
成される。
【0023】次に上記実施例の作用を説明する。自走台
車13が第1ホームポジション22に停止した状態では、走
行機体6の走行動と、キャリッジ8の昇降動と、出し入
れ具9の出退動との組合せ動作により、目的とする収納
部2と自走台車13との間でパレット(荷)10の受け渡し
を行える。ここで出し入れ具9はパレット10の下面に作
用する。
車13が第1ホームポジション22に停止した状態では、走
行機体6の走行動と、キャリッジ8の昇降動と、出し入
れ具9の出退動との組合せ動作により、目的とする収納
部2と自走台車13との間でパレット(荷)10の受け渡し
を行える。ここで出し入れ具9はパレット10の下面に作
用する。
【0024】空または支杆17によりパレット10を支持し
た自走台車13は、駆動装置21の作動によって、床レール
12に支持案内されて外方へと走行し、第2ホームポジシ
ョン23にて停止される。このとき、第2ホームポジショ
ン23に達する少し前から、両側方の上段床25と架台27と
の間に形成された間隙に支杆17や渡りプレート20が嵌入
して行き、そして第2ホームポジション23に達すること
で、両側の上段床25と架台27とは渡りプレート20を介し
て連なり状となる。
た自走台車13は、駆動装置21の作動によって、床レール
12に支持案内されて外方へと走行し、第2ホームポジシ
ョン23にて停止される。このとき、第2ホームポジショ
ン23に達する少し前から、両側方の上段床25と架台27と
の間に形成された間隙に支杆17や渡りプレート20が嵌入
して行き、そして第2ホームポジション23に達すること
で、両側の上段床25と架台27とは渡りプレート20を介し
て連なり状となる。
【0025】この場合、支杆17によりパレット10を支持
していたとき、このパレット10は、架台27や渡りプレー
ト20に対して設定高さHを置いて上方に位置される。こ
こでパレット10を手動運搬機30により横出しにより取り
出すとき、まず前輪34を上昇してフォーク体33の前部の
厚みを薄くした状態で、パレット10に対して横方向Aか
ら手動運搬機30を手押しにより前進させる。
していたとき、このパレット10は、架台27や渡りプレー
ト20に対して設定高さHを置いて上方に位置される。こ
こでパレット10を手動運搬機30により横出しにより取り
出すとき、まず前輪34を上昇してフォーク体33の前部の
厚みを薄くした状態で、パレット10に対して横方向Aか
ら手動運搬機30を手押しにより前進させる。
【0026】このとき前輪34は、フォーク挿入空間10c
内から他側の渡りプレート20へと転動することになり、
したがってフォーク体33はパレット10の内を通されるこ
とになる。この状態でレバー36を操作して前輪34を下降
させ、フォーク体33の前部を上昇させて支杆17上のパレ
ット10を持ち上げる。その後、手動運搬機30を手引きに
より後進させる。
内から他側の渡りプレート20へと転動することになり、
したがってフォーク体33はパレット10の内を通されるこ
とになる。この状態でレバー36を操作して前輪34を下降
させ、フォーク体33の前部を上昇させて支杆17上のパレ
ット10を持ち上げる。その後、手動運搬機30を手引きに
より後進させる。
【0027】これにより前輪34は、他側の渡りプレート
20上から架台27上へと転動し、そして架台27上から一側
の渡りプレート20上を介して上段床25へと転動すること
になり、以て前輪34を落ち込ませることなくパレット10
の取り出しを行える。その後にパレット10は他の場所へ
運搬し得る。
20上から架台27上へと転動し、そして架台27上から一側
の渡りプレート20上を介して上段床25へと転動すること
になり、以て前輪34を落ち込ませることなくパレット10
の取り出しを行える。その後にパレット10は他の場所へ
運搬し得る。
【0028】なお空の自走台車13に対するパレット10の
供給は前述とは逆操作で行える。また上段床25の前方向
B(外方側)からパレット10の取り出しや供給を行う場
合は、架台27を利用してフォーク体33をフォーク挿入空
間10cに通すことで行われる。
供給は前述とは逆操作で行える。また上段床25の前方向
B(外方側)からパレット10の取り出しや供給を行う場
合は、架台27を利用してフォーク体33をフォーク挿入空
間10cに通すことで行われる。
【0029】上記実施例では、自走台車13に対する荷捌
き作業を手動運搬機30で行っているが、これは、たとえ
ば乗車式のフォークリフトで荷捌き作業を行うことも可
能である。また上記実施例では、自動倉庫に利用した荷
捌き装置を示したが、これはコンベヤに対するパレット
10の供給や取り出しなど、自動倉庫以外に利用し得る。
き作業を手動運搬機30で行っているが、これは、たとえ
ば乗車式のフォークリフトで荷捌き作業を行うことも可
能である。また上記実施例では、自動倉庫に利用した荷
捌き装置を示したが、これはコンベヤに対するパレット
10の供給や取り出しなど、自動倉庫以外に利用し得る。
【0030】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、両側方の作
業床と架台との間に形成された間隙に渡りプレートを嵌
入して、両側方の作業床と架台とを渡りプレートを介し
て連なり状にでき、したがって自走台車に対する横方向
からの荷捌き作業は、常に安全に確実に行うことができ
るとともに、自走台車に対する前方向からの荷捌き作業
も、架台を使用して常に安全に確実に行うことができ
る。
業床と架台との間に形成された間隙に渡りプレートを嵌
入して、両側方の作業床と架台とを渡りプレートを介し
て連なり状にでき、したがって自走台車に対する横方向
からの荷捌き作業は、常に安全に確実に行うことができ
るとともに、自走台車に対する前方向からの荷捌き作業
も、架台を使用して常に安全に確実に行うことができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示し、パレット使用の荷捌
き装置部の斜視図である。
き装置部の斜視図である。
【図2】同荷捌き装置部の平面図である。
【図3】同荷捌き装置を採用した自動倉庫の概略平面図
である。
である。
【図4】従来例を示し、パレット使用の荷捌き装置部の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】同荷捌き装置を採用した自動倉庫の概略平面図
である。
である。
1 下段床 3 棚 5 出し入れ装置 9 出し入れ具 10 パレット 10a 桁材 10b 受け板材 10c フォーク挿入空間 11 荷捌き場 13 自走台車 17 支杆 18 支持面 20 渡りプレート 21 駆動装置 22 第1ホームポジション 23 第2ホームポジション 25 上段床(作業床) 26 凹部 27 架台 30 手動運搬機 33 フォーク体 A 横方向 B 前方向 H 所定高さ
Claims (1)
- 【請求項1】 離れた二箇所のホームポジション間で往
復走行自在な自走台車を設け、この自走台車は、本体の
四隅から立設した支杆の上面によりパレット支持面を形
成するとともに、走行方向で対向する支杆間に、パレッ
ト支持面に対して所定高さ下方に位置する渡りプレート
を設け、一方のホームポジションには、この一方のホー
ムポジションに達した自走台車の両側部外方と、他方の
ホームポジションとは反対側の端部外方とに、前記渡り
プレートにレベル合わせした作業床を設け、この作業床
の端部外方の部分から他方のホームポジションに向け
て、一方のホームポジションに自走台車が達したとき、
走行方向とは直交状の方向で対向した支杆の内側面間に
位置する架台を設けたことを特徴とするパレット使用の
荷捌き装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15906392A JP2646939B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | パレット使用の荷捌き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15906392A JP2646939B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | パレット使用の荷捌き装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061403A JPH061403A (ja) | 1994-01-11 |
JP2646939B2 true JP2646939B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=15685410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15906392A Expired - Fee Related JP2646939B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | パレット使用の荷捌き装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2646939B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005280875A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Okamura Corp | 長尺物用自動倉庫 |
JP5029651B2 (ja) * | 2009-05-08 | 2012-09-19 | トヨタ車体株式会社 | 部品供給システム |
CN106628775B (zh) * | 2016-09-13 | 2019-01-22 | 浙江源端网络科技有限公司 | 一种移动式物品存取装置 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP15906392A patent/JP2646939B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH061403A (ja) | 1994-01-11 |
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