JP5029651B2 - 部品供給システム - Google Patents
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Description
しかし、生産ラインの周囲には充分なスペースがないことが多いため、各工程の近傍に配置しておく部品の数には限りがある。そのため、適宜、各部品を各工程近傍まで搬送し、供給するということが行われている。このとき、例えば、特許文献1、2に開示されているような供給台車を用いて部品を供給している。
それゆえ、ラインサイドに供給台車を停車させるにあたって、生産ラインに対して直交するように供給台車を配置することは通常は難しく、ラインサイドから通路まで供給台車がはみ出してしまい、通路を塞いでしまう。また、供給台車を置けるようにラインサイドの幅を大きくすることは、省スペース化の観点から好ましくない。
上記2種類の部品をそれぞれ複数個搭載して搬送する供給台車と、該供給台車を配置するための台車スペースを互いの間に形成しつつ上記2つの工程の近傍にそれぞれ固定配置されると共に上記供給台車から部品を受け取る固定棚とを有し、
上記供給台車は、上記2種類の部品のうちの一方の種類の第1部品をスライド可能に保持する第1レールと、他方の種類の第2部品をスライド可能に保持する第2レールとを、平面視において互いに平行に配設してなると共に、上記部品を上記固定棚へ放出するための放出口を上記第1レール及び上記第2レールの長手方向における互いに反対側の端部に設けてなり、また、該放出口には、開閉可能なストッパーが配設されており、
上記2つの固定棚は、それぞれ、上記供給台車の上記放出口から上記部品を受け取るための受取口を、上記台車スペース側に配設しており、また、上記各工程に上記部品を供給するための供給口を、上記受取口に対して直交する位置であって互いに同じ方向に設けてあり、かつ、上記部品をスライド可能に保持する受取レールを有し、
上記台車スペースに上記供給台車が配置されたとき、上記供給台車の2つの上記放出口が、それぞれ2つの上記固定棚の上記受取口に対向配置されると共に、上記第1レールが上記放出口において一方の上記固定棚の上記受取レールと連続し、上記第2レールが上記放出口において他方の上記固定棚の上記受取レールと連続するよう構成されていることを特徴とする部品供給システムにある(請求項1)。
また、1台の供給台車によって2種類の部品を異なる2つの工程に一度に供給することができることは、部品供給の工数自体を半減させることにもなり、生産効率を向上させることができる。
特に、上記第1レールと上記第2レールとが、互いに反対側の端部に上記放出口を有しているため、異なる2つの位置に配された2つの工程にそれぞれ部品を容易に供給することができる。
また、部品は、第1レール、第2レール、及び受取レールをスライドさせることによって、供給台車から固定棚へ供給することができるため、その供給作業を容易かつ円滑に行うことができる。
この場合には、部品を、その自重によって供給台車から固定棚へ移動させることができるため、部品供給をより円滑に行うことができる。
この場合には、部品に損傷を与えることなく、円滑に部品供給を行うことができる。
この場合には、上記供給台車の搬送を円滑に行うことができると共に、上記台車スペースへの供給台車のセットをも円滑に行うことができる。
この場合には、上記供給台車における部品の搭載スペースを対称性のある構造とすることができるため、供給台車の小型化を効率的に行うことができる。
たとえば、上記部品は、自動車用のフロントマフラーとすることができ、第1部品41を車両の右側に配置される右用のフロントマフラー、第2部品を車両の左側に配置される左用のフロントマフラーとすることができる。
本例の部品供給システムは、2種類の部品4をそれぞれ2つの工程51、52(図8)に供給するためのシステムである。
そして、図1に示すごとく、上記部品供給システムは、2種類の部品4をそれぞれ複数個搭載して搬送する供給台車1と、供給台車1から部品4を受け取る固定棚2とを有する。固定棚2は、図7に示すごとく、供給台車1を配置するための台車スペース3を互いの間に形成しつつ上記2つの工程51、52の近傍にそれぞれ固定配置されている。
本例の部品4は、自動車用のフロントマフラーであり、第1部品41が車両の右側に配置される右用のフロントマフラー、第2部品42が車両の左側に配置される左用のフロントマフラーである。すなわち、第1部品41と第2部品42とは、互いに対称性のある形状を有する。
部品保持部材14は、板状の樹脂成形体からなり、図4に示すごとく、U字状の切欠部141を有する。この切欠部141にパイプ部44を挿嵌させて、フランジ部43を部品保持部材14に係合させる。
また、図1、図3に示すごとく、第1レール111及び第2レール112における放出口12と反対側の端部には、それぞれ、部品4を供給台車1に投入するための投入口17が形成されている。
これにより、供給台車1を台車スペース3に配置するに当たっては、ガイドプレート18をローラー31に沿わせながら供給台車1を移動させる(図6の矢印B)ことができ、その移動を円滑に行うことができる。
また、図7、図8に示すごとく、固定棚2は、生産ライン5に隣接すると共に平行に配設されたラインサイド6の一画に配設されている。ラインサイド6は、図1に示すごとく、工場内における供給台車1等が走行する通路よりも数cm高いステップ61によって構成されている。そして、ステップ61は生産ライン5に沿って細長く形成されているが、その一部を途切れさせている。この途切れた部分に、台車スペース3が形成されている。
そして、一方の工程51における工員54は、前者の固定棚2から第1部品41を取り出し、被組付体53に第1部品41を組み付け、他方の工程52における工員54は、後者の固定棚2から第2部品42を取り出し、被組付体53に第2部品42を組み付ける。
すなわち、図7に示すごとく、供給台車1は、第1部品41と第2部品42とを、それぞれ8個ずつ搭載して、工場内の通路を台車スペース3の近傍まで搬送されてくる。このとき、供給台車1は、長手方向を進行方向として搬送される(図7の矢印A)。そして、半自在車輪152は固定状態にある。
次いで、ストッパー13を解除して、部品4を、それぞれ固定棚2へ補給する。
供給台車1は、搭載していた部品4をすべて固定棚2へ供給し終えたとき、台車スペース3から立ち去り、新たな部品4を取りに行く。その一方で、部品4を満載した他の供給台車1が代わって台車スペース3へ入り、固定棚2への部品供給を行う。
上記部品供給システムにおいては、供給台車1が第1レール111と第2レール112とを有する。それゆえ、1台の供給台車1によって2種類の部品4(41、42)を異なる2つの工程51、52に一度に供給することができるため、生産ライン5周辺の通路を行き来し、ラインサイド6に停車する供給台車1の数が半減する。これにより、ラインサイド6の省スペース化を図ることができる。
特に、第1レール111と第2レール112とが、互いに反対側の端部に放出口12を有しているため、異なる2つの位置に配された2つの工程51、52にそれぞれ部品4を容易に供給することができる。
また、部品4は、第1レール111、第2レール112、及び受取レール21をスライドさせることによって、供給台車1から固定棚2へ供給することができるため、その供給作業を容易かつ円滑に行うことができる。
111 第1レール
112 第2レール
12 放出口
13 ストッパー
2 固定棚
21 受取レール
22 受取口
23 供給口
3 台車スペース
4 部品
41 第1部品
42 第2部品
5 生産ライン
51、52 工程
6 ラインサイド
Claims (5)
- 2種類の部品をそれぞれ2つの工程に供給するための部品供給システムであって、
上記2種類の部品をそれぞれ複数個搭載して搬送する供給台車と、該供給台車を配置するための台車スペースを互いの間に形成しつつ上記2つの工程の近傍にそれぞれ固定配置されると共に上記供給台車から部品を受け取る固定棚とを有し、
上記供給台車は、上記2種類の部品のうちの一方の種類の第1部品をスライド可能に保持する第1レールと、他方の種類の第2部品をスライド可能に保持する第2レールとを、平面視において互いに平行に配設してなると共に、上記部品を上記固定棚へ放出するための放出口を上記第1レール及び上記第2レールの長手方向における互いに反対側の端部に設けてなり、また、該放出口には、開閉可能なストッパーが配設されており、
上記2つの固定棚は、それぞれ、上記供給台車の上記放出口から上記部品を受け取るための受取口を、上記台車スペース側に配設しており、また、上記各工程に上記部品を供給するための供給口を、上記受取口に対して直交する位置であって互いに同じ方向に設けてあり、かつ、上記部品をスライド可能に保持する受取レールを有し、
上記台車スペースに上記供給台車が配置されたとき、上記供給台車の2つの上記放出口が、それぞれ2つの上記固定棚の上記受取口に対向配置されると共に、上記第1レールが上記放出口において一方の上記固定棚の上記受取レールと連続し、上記第2レールが上記放出口において他方の上記固定棚の上記受取レールと連続するよう構成されていることを特徴とする部品供給システム。 - 請求項1において、上記供給台車の上記第1レール及び上記第2レールは、それぞれ上記放出口に向かって下るように傾斜し、また、上記固定棚の上記受取レールは、上記受取口に向かって上るように傾斜していることを特徴とする部品供給システム。
- 請求項1又は2において、上記第1レール、上記第2レール、及び上記受取レールと、上記部品との間には、両者に係合する部品保持部材が介在されることを特徴とする部品供給システム。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記供給台車は、平面視長方形状を有し、その一方の短辺の両端における下面には車軸が水平面内において自在に変化する一対の自在車輪が設けられ、他方の短辺の両端における下面には車軸が水平面内において自在に変化する自在状態と上記供給台車の短手方向に平行に固定される固定状態とを切り替えることができる半自在車輪が設けられていることを特徴とする部品供給システム。
- 請求項1〜4のいずれか一項において、上記2種類の部品は、互いに対称性のある形状を有することを特徴とする部品供給システム。
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