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JP2017188782A - オーディオ信号処理回路、それを用いた電子機器 - Google Patents

オーディオ信号処理回路、それを用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】オーディオ信号処理回路を安定動作させる。【解決手段】デジタル信号処理部210は、デジタル領域202に形成され、デジタルオーディオ信号DINを処理する。アナログ回路220はアナログ領域204に形成され、アナログオーディオ信号AOUTを処理する。分周器212は、デジタル領域202に形成され、システムクロックCLKINを分周し、デジタル信号処理部210に供給される第1クロック信号CLKDおよびアナログ領域204に供給される第2クロック信号CLKAを生成する。リタイミング回路222は、アナログ領域204に形成されており、第2クロック信号CLKAをシステムクロックCLKINでリタイミングし、アナログ回路220に受け渡す。【選択図】図4

Description

本発明は、オーディオ信号処理回路に関する。
図1は、オーディオ信号処理回路100rのブロック図である。オーディオ信号処理回路100rは、デジタル信号を扱うデジタル回路110と、アナログ信号を扱うアナログ回路120とが集積化されたアナデジ混載回路である。デジタル回路110は、データ入力、すなわちデジタルオーディオデータを受け、所定の信号処理を施す信号処理部112を備える。信号処理部112の出力データは、アナログ回路120に供給される。アナログ回路120は、信号処理部112からのデータDOUTをアナログ信号AOUTに変換し、外部に出力する。
またデジタル回路110には、クロック入力(システムクロック)を受け、それを分周して、二系統のクロック信号CLKD,CLKAを生成する分周器114を備える。信号処理部112は、クロック信号CLKDと同期して、オーディオ信号を処理する。またアナログ回路120は、クロック信号CLKAと同期して、信号処理部112からのオーディオデータDOUTを処理する。
このようなオーディオ信号処理回路100rでは、クロック信号のジッタが大きな問題となる。図2(a)は、分周器114の構成を簡略化したものであり、図2(b)は、クロック信号CLKAのジッタを示す図である。デジタル回路110は、それを構成する数千〜数万ゲートの素子が、クロック信号CLKDと同期して動作するため、電源電圧VDDにはクロック信号CLKDと同期したノイズNが重畳される。分周器114は、ノイズNが重畳した電源電圧VDDを受けて動作するため、分周器114を構成する素子の動作速度(信号のスルーレート)が時々刻々と変化する。その結果、分周器114が生成するクロック信号CLKAは、電源電圧VDDの変動に応じたジッタを有することとなる。
クロック信号CLKAのジッタが大きすぎると、アナログ回路120(主としてD/Aコンバータ)の出力が、信号処理部112からのデータDOUTをサンプリングレートごとの等間隔でD/A変換して得られる期待値からずれてくるため、音質が劣化する。
図3は、オーディオ信号処理回路100の別の構成例を示す回路図である。この構成例100sでは、分周器124が、アナログ回路120を含むアナログ領域122側に設けられている。デジタル回路110の電源プレーン116とアナログ回路120の電源プレーン126がアイソレートされたシステムにおいては、デジタル側の電源プレーン116に発生したノイズは、アナログ側の電源プレーン126に伝搬しにくくなっており、したがって分周器124が発生するクロック信号CLKAのジッタは、図1に比べて低減される。
特開2012−23616号公報 特開2015−198370号公報
図3のアーキテクチャでは、アナログ回路120からデジタル回路110へのクロック信号CLKDの受け渡しのタイミングがシビアであり、遅延調整などが非常に複雑となる。特にオーディオ信号処理回路では、オーディオデータのサンプリングレートはさまざまであり、クロック信号CLKA,CLKDの周波数は、サンプリングレートに応じて変化させる必要があり、したがって分周器124は可変分周器で構成される。
ある特定のサンプリングレートに対して、遅延調整を最適化したとしても、別のサンプリングレートでは、タイミングのずれが生じてしまう。このことが、図3のアーキテクチャの採用を一層困難とする。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、その態様の例示的な目的のひとつは、安定動作可能なオーディオ信号処理回路の提供にある。
本発明のある態様は、オーディオ信号処理回路に関する。オーディオ信号処理回路は、デジタル領域に形成され、デジタルオーディオ信号を処理するデジタル信号処理部と、アナログ領域に形成され、アナログオーディオ信号を処理するアナログ回路と、デジタル領域に形成され、システムクロックを分周してデジタル信号処理部に供給される第1クロック信号およびアナログ領域に供給される第2クロック信号を生成する分周器と、アナログ領域に形成され、第2クロック信号をシステムクロックでリタイミングし、アナログ回路に受け渡すリタイミング回路と、を備える。
分周器はデジタル領域に形成されるため、第1クロック信号は、デジタル信号処理部に適切なタイミングで受け渡すことが容易である。第2クロック信号はジッタを有することとなるが、アナログ領域において、ジッタフリーの元のシステムクロックを用いてリタイミングすることで、ジッタの影響が取り除かれる。このリタイミング回路は、アナログ領域に形成されるため、リタイミング回路により生ずるジッタも抑制される。かくしてオーディオ信号処理回路は、安定動作が可能となる。
分周器は、可変分周器であり、その分周比は、デジタルオーディオ信号のサンプリングレートに応じて設定されてもよい。分周器の分周比が変化した場合であっても、安定動作を維持できる。
デジタル領域とアナログ領域のそれぞれの電源プレーンは、アイソレートされていてもよい。
デジタル信号処理部は、外部からのデジタルオーディオ信号を処理し、アナログ回路に出力してもよい。アナログ回路は、デジタル信号処理部からのデジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換し、当該アナログオーディオ信号を処理してもよい。
ある態様のオーディオ信号処理回路は、外部からのデジタルオーディオ信号を受信するオーディオインタフェース回路をさらに備えてもよい。
アナログ回路は、アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号に変換して、デジタル信号処理部に出力してもよい。デジタル信号処理部は、アナログ回路からのデジタルオーディオ信号を処理してもよい。
オーディオ信号処理回路は、ひとつの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。回路を1つのチップ上に集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、電子機器またはオーディオシステムである。電子機器またはオーディオシステムは、上述のいずれかのオーディオ信号処理回路と、オーディオ信号処理回路から出力されるアナログオーディオ信号を増幅するアンプと、アンプによって駆動される電気音響変換素子と、を備えてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係るオーディオ信号処理回路によれば、安定動作が可能となる。
オーディオ信号処理回路のブロック図である。 図2(a)は、分周器の構成を簡略化したものであり、図2(b)は、クロック信号CLKAのジッタを示す図である。 オーディオ信号処理回路の別の構成例を示す回路図である。 実施の形態に係るオーディオ信号処理回路のブロック図である。 図4のオーディオ信号処理回路の動作波形図である。 図6(a)、(b)は、オーディオ信号処理回路における電源プレーンを説明する図である。 実施の形態に係るオーディオ信号処理回路を備える電子機器あるいはオーディオシステムのブロック図である。 第1変形例に係るオーディオ信号処理回路のブロック図である。 第2変形例に係るオーディオ信号処理回路のブロック図である。 図9のオーディオ信号処理回路の動作波形図である。 第3変形例に係るオーディオ信号処理回路のアナログ領域のブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図4は、実施の形態に係るオーディオ信号処理回路200のブロック図である。オーディオ信号処理回路200は、デジタル領域202とアナログ領域204を有する。デジタル領域202には主としてアナログ回路が形成され、アナログ領域204には主としてアナログ回路が形成される。オーディオ信号処理回路200は、ひとつの半導体基板に一体集積化される。
デジタル信号処理部210は、デジタル領域202に形成され、デジタルオーディオ信号DINを処理する。アナログ回路220はアナログ領域204に形成され、アナログオーディオ信号AOUTを処理する。分周器212は、デジタル領域202に形成され、システムクロックCLKINを分周し、デジタル信号処理部210に供給される第1クロック信号CLKDおよびアナログ領域204に供給される第2クロック信号CLKAを生成する。
リタイミング回路222は、アナログ領域204に形成されており、第2クロック信号CLKAをシステムクロックCLKINでリタイミングし、第3クロック信号CLKBを生成し、この第3クロック信号CLKBを、アナログ回路220に受け渡す。本実施の形態においてリタイミング回路222は、フリップフロップである。
好ましくは分周器212は、可変分周器であり、その分周比は、デジタルオーディオ信号DINのサンプリングレートに応じて設定される。
デジタル領域202とアナログ領域204それぞれの電源プレーン230,232は、アイソレートされていることが好ましい。
たとえばデジタル信号処理部210は、外部からのデジタルオーディオ信号DINを処理し、処理後のデジタルオーディオ信号DOUTをアナログ回路に出力する。アナログ回路220は、その入力段にデジタルオーディオ信号DOUTをアナログオーディオ信号に変換するA/Dコンバータを備え、当該アナログオーディオ信号を処理した後の信号AOUTを出力する。
以上がオーディオ信号処理回路200の構成である。続いてその動作を説明する。図5は、図4のオーディオ信号処理回路200の動作波形図である。ここでは分周器212の分周比は1/4としている。
分周器212が生成する第2クロック信号CLKAには、ジッタが重畳している。リタイミング回路222は、ジッタが重畳した第2クロック信号CLKAを、システムクロック信号CLKINを利用して(ここではネガティブエッジのタイミングで)リタイミングし、第3クロック信号CLKBを生成する。システムクロック信号CLKINはジッタフリーであるから、そのエッジにもとづいて生成される第3クロック信号CLKBのエッジも、ジッタフリーとなる。
アナログ回路220は、ジッタフリーの第3クロック信号CLKBと同期して、デジタル信号処理部210からのデジタルオーディオ信号DOUTをアナログ信号に変換するため、回路の安定動作が可能となる。第3クロック信号CLKBは、アナログ回路220の初段におけるD/Aコンバータの動作クロックとして使用されるため、D/Aコンバータが低ジッタで動作することにより、音質の劣化を図1に比べて抑制できる。
図6(a)、(b)は、オーディオ信号処理回路200における電源プレーンを説明する図である。図6(a)では、デジタル領域202とアナログ領域204の電源プレーン230、232は完全にアイソレートされている。具体的には、VDD端子には、第1電源電圧VDD1が供給され、AVDD端子には、第2電源電圧VDD2が供給され、VDD端子、AVDD端子それぞれにバイパスコンデンサC1,C2が外付けされている。
図6(b)では、デジタル領域202とアナログ領域204の電源プレーン230と232は電気的に接続されるが、それらもアイソレートされていると言える。具体的には、VDD端子には、第1電源電圧VDD1が供給され、そこから、デジタル領域202の電源プレーン230とアナログ領域204の電源プレーン232に分岐している。2つの電源プレーン230と232の間には、パッド(端子)AVDDが設けられ、このパッドに接続される外付けのバイパスコンデンサC2によって、2つの電源プレーン230と232のアイソレーションが確保される。
図7は、実施の形態に係るオーディオ信号処理回路200を備える電子機器300あるいはオーディオシステムのブロック図である。電子機器(オーディオシステム)300は、音源302、マイクロコントローラ304、アンプ306、電気音響変換素子308およびオーディオ信号処理IC400を備える。電子機器300は、スマートホン、タブレット端末、ポータブルオーディオ機器、CDプレイヤやDVDプレイヤ、デジタルカメラなどであってもよい。
マイクロコントローラ304は、電子機器300全体を統合的に制御する。音源302は、マイクロコントローラ304からの再生開始の指示に応じて、デジタルオーディオ信号DINの再生を開始する。
オーディオ信号処理IC400は、デジタルオーディオ信号DINにさまざまな信号処理を施し、アナログオーディオ信号に変換し、後段のアンプ306L,306Rに出力する。ここではステレオ2チャンネルの構成を示すが、チャンネル数は特に限定されない。アンプ306L,306Rは、オーディオ信号処理IC400からのオーディオ信号を増幅し、電気音響変換素子308L,308Rを駆動する。電気音響変換素子308は、スピーカやヘッドホンである。
オーディオ信号処理IC400による信号処理は特に限定されず、ボリューム制御、イコライザ制御、バスブースト制御などが例示される。オーディオ信号処理IC400の信号処理は、マイクロコントローラ304によって制御可能となっている。
オーディオ信号処理IC400は、上述のオーディオ信号処理回路200に相当する。オーディオインタフェース回路402は、外部からのデジタルオーディオ信号DINを受信する。インタフェース回路408はマイクロコントローラ304と接続されており、信号処理を指定するパラメータを受信する。システムコントローラ406は、インタフェース回路408が受信したデータにもとづいて、その他の回路ブロックを統合的に制御する。
DSP404は、デジタルオーディオ信号DINに対して、マイクロコントローラ304が指定した信号処理を施す。DSP404は、図4のデジタル信号処理部210に対応する。オーディオ用D/Aコンバータ420は、図4のアナログ回路220に対応し、DSP404からのオーディオ信号DOUTをアナログ信号AOUTL,AOUTRに変換し、出力する。PLL回路410は、水晶振動子が発生する基準クロックを逓倍し、システムクロックCLKINを生成する。分周器412は図4の分周器212に対応し、システムクロックCLKINを分周し、第1クロック信号CLKDおよび第2クロック信号CLKAを生成する。フリップフロップ422は、図4のリタイミング回路222に相当し、第2クロック信号CLKAを、システムクロックCLKINによってリタイミングする。
この電子機器(オーディオシステム)300によれば、高音質なオーディオ再生が可能となる。
(第1変形例)
図8は、第1変形例に係るオーディオ信号処理回路200aのブロック図である。この変形例では、デジタル回路とアナログ回路の信号処理の順序が、図4と逆になっている。アナログ回路220は、アナログオーディオ信号AINをデジタルオーディオ信号DINに変換するA/Dコンバータを含み、デジタル信号処理部210に出力する。デジタル信号処理部210は、アナログ回路220からのデジタルオーディオ信号DINを処理し、デジタルオーディオ信号DOUTを生成する。この変形例においても、分周器212をデジタル領域202に、リタイミング回路222をアナログ領域204に配置することにより、アナログ回路220の動作クロックを低ジッタとすることができ、音質の劣化を防止できる。
(第2変形例)
実施の形態では、リタイミング回路222をフリップフロップとしたが、それに限定されない。図9は、第2変形例に係るオーディオ信号処理回路200aのブロック図である。タイミングマージンに余裕がある場合には、リタイミング回路222をラッチで構成してもよい。この例では、ローアクティブのDラッチを用いている。
図10は、図9のオーディオ信号処理回路200aの動作波形図である。リタイミング回路222であるラッチは、ローアクティブであり、システムクロックCLKINがローレベルである期間、CLKAを通過させ、ハイレベルである期間、直前の値を保持する。この変形例によっても、実施の形態と同様の効果が得られる。
(第3変形例)
図11は、第3変形例に係るオーディオ信号処理回路のアナログ領域204bのブロック図である。リタイミング回路222bは、ワンショット回路などのパルス発生器224と、Dラッチ226を含む。パルス発生器224は、システムクロックCLKINのネガティブエッジに応答して、狭パルス信号228を生成し、Dラッチ226のCLK端子に供給する。Dラッチ226は、狭パルス信号228がハイレベルの区間、すなわち、システムクロックCLKINのネガティブエッジから短い期間、第2クロック信号CLKAを通過させ、狭パルス信号228がローレベルの区間、直前のレベルをラッチする。
この変形例によれば、タイミングマージンが小さい場合において、実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第4変形例)
オーディオ信号処理回路について説明したが、本発明はそれ以外のアナログ・デジタル信号を扱うさまざまな信号処理回路に用いることができる。
(第5変形例)
実施の形態では、アナログ領域においてクロック信号を利用する回路ブロックを、A/DコンバータあるいはD/Aコンバータとしたが、シリアルパラレル変換器や、パラレルシリアル変換器、差動トランスミッタ、差動レシーバなど、クロック同期で動作するさまざまな回路ブロックに適用可能である。
実施の形態にもとづき、本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
100…オーディオ信号処理回路、110…デジタル回路、112…信号処理部、114…分周器、120…アナログ回路、122…アナログ領域、124…分周器、200…オーディオ信号処理回路、202…デジタル領域、204…アナログ領域、210…デジタル信号処理部、212…分周器、220…アナログ回路、222…リタイミング回路、300…電子機器、302…音源、304…マイクロコントローラ、306…アンプ、308…電気音響変換素子、400…オーディオ信号処理IC、402…オーディオインタフェース回路、404…DSP、406…システムコントローラ、408…インタフェース回路、410…PLL回路、412…分周器、420…オーディオ用D/Aコンバータ、422…フリップフロップ。

Claims (8)

  1. デジタル領域に形成され、デジタルオーディオ信号を処理するデジタル信号処理部と、
    アナログ領域に形成され、アナログオーディオ信号を処理するアナログ回路と、
    前記デジタル領域に形成され、システムクロックを分周し、前記デジタル信号処理部に供給される第1クロック信号および前記アナログ領域に供給される第2クロック信号を生成する分周器と、
    前記アナログ領域に形成され、前記第2クロック信号を前記システムクロックでリタイミングし、前記アナログ回路に受け渡すリタイミング回路と、
    を備えることを特徴とするオーディオ信号処理回路。
  2. 前記分周器は、可変分周器であり、その分周比は、前記デジタルオーディオ信号のサンプリングレートに応じて設定されることを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号処理回路。
  3. 前記デジタル領域と前記アナログ領域のそれぞれの電源プレーンは、アイソレートされていることを特徴とする請求項1または2に記載のオーディオ信号処理回路。
  4. 前記デジタル信号処理部は、外部からのデジタルオーディオ信号を処理し、前記アナログ回路に出力し、
    前記アナログ回路は、前記デジタル信号処理部からの前記デジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換し、当該アナログオーディオ信号を処理することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路。
  5. 外部からのデジタルオーディオ信号を受信するオーディオインタフェース回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路。
  6. 前記アナログ回路は、アナログオーディオ信号をデジタルオーディオ信号に変換して、前記デジタル信号処理部に出力するものであり、
    前記デジタル信号処理部は、前記アナログ回路からの前記デジタルオーディオ信号を処理することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路。
  7. ひとつの半導体基板に一体集積化されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のオーディオ信号処理回路と、
    前記オーディオ信号処理回路から出力されるアナログオーディオ信号を増幅するアンプと、
    前記アンプによって駆動される電気音響変換素子と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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