JP2002003768A - インクジェット記録用インクセット、その記録方法及び記録装置並びに記録物 - Google Patents
インクジェット記録用インクセット、その記録方法及び記録装置並びに記録物Info
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Abstract
ェット記録専用紙の何れを用いても、同一のシステムで
発色性及び耐擦性の何れにも優れた文字及び/又は画像
を形成し得るインクジェット記録用インクセットを提供
することを目的とする。 【解決手段】 本発明のインクジェット記録用インクセ
ットは、複数色の淡色系インクと、複数色の濃色系イン
クとを有するインクジェット記録用インクセットにおい
て、複数色の前記淡色系インク及び複数色の前記濃色系
インクは、それぞれ少なくとも顔料及び溶剤を含有して
おり、複数色の前記淡色系インクは、それぞれポリマー
微粒子を含有しており、複数色の前記濃色系インクは、
それぞれ前記ポリマー微粒子を含有していないか又は該
ポリマー微粒子を前記淡色系インクよりも少量含有して
いることを特徴とする。
Description
録用インクセットに関し、更に詳しくは、被記録メディ
アとして、普通紙又はインクジェット記録専用紙の何れ
を用いても、発色性及び耐擦性の何れにも優れた文字及
び/又は画像を形成し得るインクジェット記録用インク
セット、インクジェット記録方法及び記録装置並びに記
録物に関する。
クジェット記録技術の革新的な進歩により、写真に匹敵
するフルカラー画像の出力が可能となり、カラーインク
ジェット記録装置はコンシューマブル市場において独占
的な記録装置となっている。カラーインクジェット記録
装置には、通常、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシ
アンの少なくとも4色のインクを有するインクセットが
搭載されており、該インクセットにおけるインクとして
は、染料インクが主流となっている。顔料インクは、染
料インクに比べて印刷物の画像堅牢性、即ち、耐光性、
耐ガス性及び耐水性に優れるもので、その特性を活かし
たものが望まれている。最近では、ブラックインクのみ
顔料(カーボンブラック)を使用し、カラーインクには
染料を使用したインクセットが市販されているが、全て
顔料インクからなるカラー顔料インクセットとしては、
発色性及び耐擦性に優れた文字及び/又は画像を形成し
得るものは未だ市販されていない。
る被記録メディアとしては、PPC用紙に代表される普
通紙(本願では、インクジェット記録特性について特に
考慮していない紙をいう)と、上質紙等の基材上にイン
ク受容層を設けてなるインクジェット記録専用紙(以
下、単に「専用紙」という)とがある。
アには、発色性及び耐擦性の何れにも優れた文字及び/
又は画像が形成されることが要求される。普通紙は、専
用紙に比べて前記耐擦性に優れているが前記発色性に劣
るため、該普通紙には、ポリマー微粒子等の耐擦性向上
剤の添加量は少なくて良いが、顔料の添加量が多いイン
クが必要であった。一方、専用紙は、普通紙に比べて前
記発色性に優れているが前記耐擦性に劣るため、該専用
紙には、顔料の添加量は少なくても良いが、前記耐擦性
向上剤の添加量が多いインクが必要であった。例えば、
特開平4−18462号公報には、普通紙に適したイン
クとして、耐擦性向上剤(ポリマー微粒子)を分散質と
するマイクロエマルジョンを含有させたインクが開示さ
れているが、該インクでは、専用紙に対して実用上十分
な耐擦性を有する文字及び/又は画像を形成することは
出来なかった。
性及び耐擦性の何れにも優れた文字及び/又は画像を形
成し得るインクジェット記録システムとして、普通紙に
適したインクのみから構成されたインクセットと、専用
紙に適したインクのみから構成されたインクセットとを
それぞれ別個に有し、用いる被記録メディアに応じてこ
れらのインクセットを交換するシステムが考えられる
が、該システムでは、インクセットの交換が煩雑で実用
に堪えない。
の選択の幅を広げるもので、普通紙又は専用紙の何れを
用いても、同一のシステム(用いる被記録メディアに適
したインクセットに交換する作業が不要なシステム)で
発色性及び耐擦性の何れにも優れた文字及び/又は画像
を形成し得るインクジェット記録用インクセット及びそ
れを用いたインクジェット記録方法及び記録装置、並び
に記録物を提供することにある。
成すべく種々検討した結果なされたもので、複数色の淡
色系インクと、複数色の濃色系インクとを有するインク
ジェット記録用インクセットにおいて、複数色の前記淡
色系インク及び複数色の前記濃色系インクは、それぞれ
少なくとも顔料及び溶剤を含有しており、複数色の前記
淡色系インクは、それぞれポリマー微粒子を含有してお
り、複数色の前記濃色系インクは、それぞれ前記ポリマ
ー微粒子を含有していないか又は該ポリマー微粒子を前
記淡色系インクよりも少量含有しているインクジェット
記録用インクセット及びそれを用いたインクジェット記
録方法及び記録装置、並びに記録物を提供するものであ
る。
録用インクセットについて詳述する。
トは、前述の通り、複数色の淡色系インクと、複数色の
濃色系インクとを有する。
クをいい、インクセット中に、色相が同じで色の濃さが
それぞれ異なる2色のインクがある場合は、薄い色の方
のインクをいう。該淡色系インクは、特に専用紙に対し
て、発色性に優れた文字及び/又は画像を形成し、鮮や
かな印字を可能とするインクである。
のインクをいい、インクセット中に、色相が同じで色の
濃さがそれぞれ異なる2色のインクがある場合は、濃い
色の方のインクをいう。該濃色系インクは、専用紙に対
してのみならず、普通紙に対しても発色性に優れた文字
及び/又は画像を形成し、濃い印字を可能とするインク
である。
れる、インクジェット記録特性について特に考慮してい
ない紙をいう。また、「専用紙」とは、上質紙等の基材
上にインク受容層を設けてなるインクジェット記録用の
被記録メディアをいい、該インク受容層中にポリビニル
アルコール等の水溶性樹脂を含有するいわゆる「膨潤
型」及び該インク受容層中に非晶質シリカ等の多孔質材
料を含有するいわゆる「吸収型」の何れのタイプも含
む。
トにおける、複数色の前記淡色系インクと複数色の前記
濃色系インクとの好ましい組み合わせは下記の通りであ
る。
用インクセットとする場合には、複数色の前記淡色系イ
ンクが、ライトシアンインク、ライトマゼンタインク及
びイエローインクであり、複数色の前記濃色系インク
が、ブラックインク、シアンインク及びマゼンタインク
である。
普通紙に対しては、3色の前記濃色系インク及び前記イ
エローインクを主に使用する。また、専用紙に対して
は、3色の前記淡色系インクを主に使用し、ブラック色
は3色の該淡色系インクによるコンポジットブラックを
使用する。尚、「主に使用する」についての具体的態様
については後述する。
ト記録用インクセットとする場合には、複数色の前記淡
色系インクが、ライトシアンインク、ライトマゼンタイ
ンク及びイエローインクであり、複数色の前記濃色系イ
ンクが、ブラックインク、シアンインク、マゼンタイン
ク及びダークイエローインクである。
普通紙に対しては、4色の前記濃色系インクを主に使用
する。また、専用紙に対しては、3色の前記淡色系イン
クを主に使用し、ブラック色は3色の該淡色系インクに
よるコンポジットブラックを使用する。
ジェット記録用インクセットとする場合には、複数色の
前記淡色系インクが、ライトブラックインク、ライトシ
アンインク、ライトマゼンタインク及びイエローインク
であり、複数色の前記濃色系インクが、ブラックイン
ク、シアンインク及びマゼンタインクである。
普通紙に対しては、3色の前記濃色系インク及び前記イ
エローインクを主に使用する。また、専用紙に対して
は、4色の前記淡色系インクを主に使用する。
ト記録用インクセットとする場合には、複数色の前記淡
色系インクが、ライトブラックインク、ライトシアンイ
ンク、ライトマゼンタインク及びイエローインク(また
はライトイエローインク)であり、複数色の前記濃色系
インクが、ブラックインク、シアンインク、マゼンタイ
ンク及びダークイエローインク(またはイエローイン
ク)である。
普通紙に対しては、4色の前記濃色系インクを主に使用
する。また、専用紙に対しては、4色の前記淡色系イン
クを主に使用する。
トのうち、特に発色性に優れた文字及び/又は画像を形
成することができる点で、前記8色のインクを有するイ
ンクジェット記録用インクセットが好ましいが、印刷コ
ストや搭載されるインクジェット記録装置等に応じて適
宜選択される。
び複数色の前記濃色系インクは、それぞれ少なくとも顔
料及び溶剤を含有しており、更に複数色の前記淡色系イ
ンクは、それぞれポリマー微粒子を含有しており、複数
色の前記濃色系インクは、それぞれ前記ポリマー微粒子
を含有していないか又は該ポリマー微粒子を前記淡色系
インクよりも少量含有している。ここで、「複数色の前
記濃色系インクが、それぞれ前記ポリマー微粒子を前記
淡色系インクよりも少量含有している」とは、複数の該
濃色系インクのうち、最も該ポリマー微粒子の含有量が
多いインクにおける該ポリマー微粒子の含有量よりも、
複数の該淡色系インクのうち、最も該ポリマー微粒子の
含有量が少ないインクにおける該ポリマー微粒子の含有
量の方が多いことを意味する。
は、前述の如く、前記ポリマー微粒子の含有量が異なっ
ている。具体的には、前記淡色系インクは、前記ポリマ
ー微粒子を、好ましくは0.5〜10重量%、更に好ま
しくは2.5〜8重量%含有しており、前記濃色系イン
クは、前記ポリマー微粒子を、好ましくは0〜5重量
%、更に好ましくは0.5〜3重量%含有している。前
記淡色系インク中の前記ポリマー微粒子の含有量が5重
量%超では、固形成分の増加により、特に電歪素子を用
いたノズルヘッドにおいて目詰まりし易くなる。また、
前記濃色系インク中の前記ポリマー微粒子の含有量が
0.5重量%未満では耐擦性向上に効果が無く、10重
量%超含有させても耐擦性の向上は殆ど見られない。
クとの間には以下の関係が成り立っている場合にも、普
通紙又は専用紙に同一のシステムで文字及び/又は画像
を形成し得るインクジェット記録用インクセットを提供
することができる。すなわち、本発明のインクジェット
記録用インクセットにおいて、複数色の淡色系インク
と、前記淡色系インクの各色と同一色相からなる複数色
の濃色系インクとを有するインクジェット記録用インク
セットであって、複数色の前記淡色系インク及び複数色
の前記濃色系インクは、顔料、ポリマー微粒子及び溶剤
を含有しており、複数色の前記濃色系インクは顔料及び
溶剤、又は顔料、ポリマー微粒子及び溶剤を含有し、顔
料及びポリマー微粒子を固形物とすると、前記淡色系イ
ンクの各色インクでの該固形物重量パーセントをX%と
し、前記淡色系インクの各色と同一色相の前記濃色系イ
ンクの該固形物重量パーセントをY%とすると、0.8
・X ≦ Y ≦ 1.2・X (1)の関係を有す
る。好ましくは、XとYとの関係は、0.85・X≦Y
≦1.15・Xであり、さらに好ましくはXとYとの関
係は0.9・X≦Y≦1.1・Xである。 式(1)の
関係の範囲外では、同色の淡色と濃色との間でのインク
の粘度がより合わせにくく、インクの記録品質及び吐出
安定性に悪影響を及ぼし、実用レベルには達しない。
ンクセットの組合わせには、複数色の淡色系インクが、
ライトブラック、ライトシアンインク、ライトマゼンタ
インク及びライトイエローインクであり、複数色の濃色
系インクが、ブラックインク、シアンインク、マゼンタ
インク及びイエローインクがある。
しては、水不溶性若しくは水難溶性で、被記録メディ
ア、特に専用紙に対する顔料インクの定着性を向上させ
て、該専用紙に耐擦性に優れた文字及び/又は画像を形
成し得るものが好ましい。
クリル系、スチレン系、ウレタン系、アクリルアミド
系、エポキシ系からなる群から選ばれる1種又は2種以
上のポリマーが挙げられ、特にアクリル系、メタクリル
系、スチレン系又はこれらの混合系が好ましい。具体的
には、スチレン、テトラヒドロフルフリルアクリレー
ト、ブチルメタクリレート、(α−2,3又は4)−ア
ルキルスチレン、(α−2,3又は4)−アルコキシス
チレン、3,4−ジメチルスチレン、α−フェニルスチ
レン、ジビニルベンゼン、ビニルナフタレン、ジメチル
アミノ(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレー
ト、アクリロイルモルフォリン、N,N−ジメチルアク
リルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N,N
−ジエチルアクリルアミド、メチル(メタ)アクリレー
ト、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)ア
クリレート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート等の
アルキル(メタ)アクリレート、メトキシジエチレング
リコール(メタ)アクリレート、エトキシ基、プロポキ
シ基、ブトキシ基を有するジエチレングリコール、ポリ
エチレングリコールの(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリ
レート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソ
ボニル(メタ)アクリレート、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート、その他含フッ素、含塩素、含珪素
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、マレ
イン酸アミド等が挙げられる。また、(メタ)アクリル
酸等の1官能の他に架橋構造を導入する場合は(モノ、
ジ、トリ、テトラ、ポリ)エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8
−オクタンジオール及び1,10−デカンジオール等の
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、グリセリン(ジ、トリ)(メ
タ)アクリレート、ビスフェノールA又はビスフェノー
ルFのエチレンオキシド付加物のジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジ
ペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等が
挙げられる。
分散安定性の観点から、その平均粒子径が50〜250
nm、特に60〜120nmであることが好ましい。
構造及び複相構造(コアシェル型)の何れも使用できる
が、インク中における分散安定性の観点から、特にコア
シェル型のものが好ましい。
膜性及びインクとしての安定性の観点から、そのガラス
転移温度(Tg)が−10〜25℃であることが好まし
く、−5〜15℃であることが更に好ましい。
定される。
ク中に、エマルジョンとして配合される。「エマルジョ
ン」とは、分散媒が水であり、分散質が前記ポリマー微
粒子である該ポリマー微粒子の水系分散液をいう。
点から、その最低造膜温度(MFT)が20℃以下であ
ることが好ましく、−5〜10℃であることが更に好ま
しい。エマルジョンのMFTを前記範囲内とする方法と
しては、前記ポリマー微粒子のTgを前記範囲内とする
方法の他、市販のMFT降下剤を使用する方法も採用で
きる。
測定される。
料(後述する)の分散安定性の向上の観点から、アニオ
ン性であることが好ましい。尚、同様の観点から、表面
がカチオン性の顔料(例えば、表面処理によりカチオン
基で分散させたもの)を用いる場合は、前記エマルジョ
ンはカチオン性であることが好ましい。
して製造される。 〔エマルジョンの一製造方法〕滴下装置、温度計、水冷
式還流コンデンサー及び攪拌機を備えた反応容器に、イ
オン交換水100部を入れ、窒素雰囲気下、温度70℃
で攪拌しながら、重合開始剤0.2部を添加する。これ
に、別途調製したモノマー溶液を滴下し重合反応させ
て、1次物質を調製する。その後、温度70℃で、該1
次物質に、重合開始剤の10%水溶液2部を添加して攪
拌し、更に別途調製した反応液を添加し攪拌して重合反
応させ、重合反応物を得る。該重合反応物を、中和剤で
中和してpHが8〜8.5になるように調整した後、
0.3μmのフィルターでろ過し粗大粒子を除去して、
前記ポリマー微粒子を分散質とする前記エマルジョンを
得る。
重合に用いられるものと同様のものが用いられ、例え
ば、過硫酸カリ、過硫酸アンモニウム、過流酸水素、ア
ゾビスイソブチロニトリル、過酸化ベンゾイル、過酸化
ジブチル、過酢酸、クメンヒドロパーオキシド、t−ブ
チルヒドロキシパーオキシド、パラメンタンヒドロキシ
パーオキシド等が挙げられる。特に、前述の如く、重合
反応を水中で行う場合には、水溶性の重合開始剤が好ま
しい。
しては、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫
酸カリウムの他、一般にアニオン界面活性剤、非イオン
界面活性剤又は両性界面活性剤として用いられているも
の等が挙げられる。
剤としては、例えば、t−ドデシルメルカプタン、n−
ドデシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタン、キ
サントゲン類であるジメチルキサントゲンジスルフィ
ド、ジイソブチルキサントゲンジスルフィド、ジペンテ
ン、インデン、1,4−シクロヘキサジエン、ジヒドロ
フラン、キサンテン等が挙げられる。
インクにおけるものと同様のものが用いられ、例えば、
アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレート
アゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノ
ン顔料、キナクリドン顔料、チオインジゴ顔料、イソイ
ンドリノン顔料、キノフラロン顔料、ジオキサジン顔
料、アントラキノン顔料、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、
アニリンブラック等の有機顔料、チタン白、亜鉛華、鉛
白、カーボンブラック系、ベンガラ、朱、カドミウム
赤、黄鉛、群青、コバルト青、コバルト紫、ジンクロメ
ート等の無機顔料が挙げられる。また、カラーインデッ
クスに記載されていない顔料であっても水相に分散可能
なら、何れも使用できる。これらのうち、特にアゾレー
キ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔
料、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔
料、キナクリドン顔料、チオインジゴ顔料、イソインド
リノン顔料、キノフラロン顔料、ジオキサジン顔料、ア
ントラキノン顔料及びカーボンブラック系を用いること
が好ましい。尚、「顔料」とは、水や溶剤、油等に不溶
の粒子状の固体をいう。
の分散安定性の向上の観点から、自己分散型顔料又は分
散剤分散顔料であることが好ましい。
途配合せずとも、水系インク中で均一に分散し得る顔料
をいい、その表面にカルボキシル基、カルボニル基、ヒ
ドロキシル基又はスルホン基からなる群から選ばれる1
種又は2種以上の官能基(分散性付与基)を有するもの
である。該自己分散型顔料が配合されたインクは、自己
分散型ではない顔料及び分散剤の配合された通常のイン
クと比べて、分散安定性が高く、また、インクの粘度が
適度なものとなるので、顔料をより多く含有させること
が可能となり、特に普通紙に対して発色性に優れた文字
及び/又は画像を形成することができる。更に、該自己
分散型顔料が配合されたインクは、印字品質の向上に有
効な浸透剤(後述する)を配合しても流動性の低下を生
じることがないので、該浸透剤を併用することにより印
字品質も高められる。
にして調製される。 〔自己分散型顔料の一調製方法(顔料の表面酸化処
理)〕溶剤に顔料を添加し、これをハイスピードミキサ
ー等で高速剪断分散するか、又はビーズミルやジェット
ミル等で衝撃分散してスラリー状の顔料分散液を得る。
該顔料分散液をゆっくり攪拌しながら、硫黄を含む処理
剤(スルファミン酸、発煙硫酸、硫酸、クロロ硫酸、フ
ルオロ硫酸、アミド硫酸等)を添加し、該顔料分散液を
60〜200℃に加熱処理して、前記顔料表面に前記分
散性付与基を導入する。該顔料分散液から溶剤を除去し
た後、水洗、限外濾過、逆浸透、遠心分離、濾過等を繰
り返して前記硫黄を含む処理剤を取り除いて、自己分散
型顔料を得る。前記「分散剤分散顔料」とは、分散剤
(スチレン−アクリル酸系等の高分子量分散剤又は界面
活性剤系分散剤)によって、水系インク中で均一に分散
され得る顔料をいう。該分散剤としては、例えば、ジョ
ンクリル系(ジョンソンポリマー)、ハイラノール系
(第一工業薬品)等が挙げられ、特にスチレン−アクリ
ル酸系高分子量分散剤が好ましい。
向上や、ノズルの目詰まり防止の観点から、その平均粒
径が50〜150nmであることが好ましく、60〜1
20nmであることが更に好ましい。
は、好ましくは0.01〜10重量%、更に好ましくは
0.1〜5重量%含有され、また、前記濃色系インクに
おいては、好ましくは1〜20重量%、更に好ましくは
3〜8重量%含有される。尚、普通紙に対して相対的に
濃い印字を可能とする観点から、該濃色系インクには、
必要に応じて、前記ポリマー微粒子が少ない分、前記顔
料を多く配合することもできる。
量が0.01重量%未満では、普通紙は勿論、専用紙に
対しても印字・画像濃度が不十分であり、10重量%超
では淡色系インクでなくなってしまう。また、前記濃色
系インクにおける前記顔料の含有量が1重量%未満では
濃色系インクでなくなってしまい、含有量を20重量%
超にしても、印字・画像濃度の大幅な向上が図れず、イ
ンクの液安定性の低下等の不都合が生じる。
前記淡色系インクそれぞれに含有される前記顔料及び前
記ポリマー微粒子の合計量が、それぞれ5〜15重量%
であることが好ましく、6〜12重量%であることが更
に好ましい。インク中の前記顔料と前記ポリマー微粒子
との合計を前記範囲内とすることにより、特に電歪素子
を用いたノズルヘッドにおけるインクの吐出安定性が向
上する。
しく、イオン交換水が更に好ましい。
剤を併用することもできる。このような溶剤としては、
水と相溶性を有し、被記録メディアへのインクの浸透性
及びノズルの目詰まり防止性を向上させると共に、浸透
剤(後述する)等のインク中の成分の溶解性を向上させ
るものが好ましく、例えば、エタノール、メタノール、
ブタノール、プロパノール、イソプロパノールなどの炭
素数1〜4のアルキルアルコール類、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エ
チレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−i
so−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−
iso−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−
n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−t−ブ
チルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチル
エーテル、1−メチル−1−メトキシブタノール、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリ
コールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノ
−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n
−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−is
o−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメ
チルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエー
テル、ジプロピレングリコールモノ−n−プロピルエー
テル、ジプロピレングリコールモノ−iso−プロピル
エーテルなどのグリコールエーテル類、ホルムアミド、
アセトアミド、ジメチルスルホキシド、ソルビット、ソ
ルビタン、アセチン、ジアセチン、トリアセチン、スル
ホラン等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用い
ることができる。
用インクセットは、複数色の前記淡色系インクと、複数
色の前記濃色系インクとを有し、これらのインクに含有
させるポリマー微粒子の含有量を調整すると共に、用い
る被記録メディアの種類に応じてこれらのインクを使い
分けることにより、普通紙又は専用紙の何れを用いて
も、発色性及び耐擦性に優れた文字及び/又は画像を形
成し得るようにしたものであるが、必要に応じて、印字
品質を向上させるためにアセチレングリコール系界面活
性剤を配合することもでき、また、記録文字・画像の耐
擦性を更に向上させるために浸透剤や界面活性剤を配合
することもでき、また、ノズルの目詰まり防止のために
水溶性グリコール類や糖類、防黴剤・防腐剤を配合する
こともできる。
色系インクに配合できる前記アセチレングリコール系界
面活性剤としては、例えば、2,4,7,9−テトラメ
チル−5−デシン−4,7−ジオール、3,6−ジメチ
ル−4−オクチン−3,6−ジオール、3,5−ジメチ
ル−1−ヘキシン−3オール、又はこれらの物質それぞ
れにおける複数の水酸基それぞれにエチレンオキシ基若
しくはプロピレンオキシ基を平均1〜30個付加してな
る物質等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用い
ることができる。
含有量は、前記淡色系インク及び前記濃色系インクの何
れにおいても、好ましくは0.5〜3重量%であり、更
に好ましくは0.5〜1.5重量%である。
色系インクに配合できる前記浸透剤としては、ジエチレ
ングリコールモノ−n−ブチルエーテル(DEGmB
E)、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル
(DEGmtBE)、トリエチレングリコールモノ−n
−ブチルエーテル(TEGmBE)、プロピレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル(PGmBE)、ジプロ
ピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル(DPGm
BE)及び下記一般式(I)で表される化合物からなる
群から選ばれる1種又は2以上が好ましく、特に、DE
GmBE、TEGmBE、DPGmBE及び下記一般式
(I)で表される化合物が好ましい。尚、下記一般式
(I)において、mとnは系中の存在を示し、PO及び
EOは、ブロック付加でもよく、ランダム付加でもよ
い。 [化3] RO−(PO)m−(EO)n−H (I)(式
中、Rは、炭素数4〜10のアルキル基を示し、PO
は、プロピレンオキシ基を示し、EOは、エチレンオキ
シ基を示す。 m≧1、n≧0、m+n≦20。)
においては、好ましくは1〜20重量%、更に好ましく
は3〜10重量%であり、また、前記濃色系インクにお
いては、好ましくは1〜20重量%、更に好ましくは2
〜10重量%である。含有量が1重量%未満では、イン
クの浸透性が低下して該インクの滲みを有効に防止でき
ず、20重量%超では、インクの速乾性の低下や滲みの
発生等の不都合が生じるおそれがある。
前記濃色系インクに配合できる前記界面活性剤として
は、例えば、両性界面活性剤として、ラウリルジメチル
アミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメ
チル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベ
タイン、ポリオクチルポリアミノエチルグリシンその他
イミダゾリン誘導体等、非イオン界面活性剤として、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンドデシルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエー
テル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテルなどのエーテル系、ポリオキシエチレン
オレイン酸、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、
ポリオキシエチレンジステアリン酸エステル、ソルビタ
ンラウレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタ
ンモノオレエート、ソルビタンセスキオレート、ポリオ
キシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンステ
アレート等のエステル系、その他フッ素アルキルエステ
ル、パーフルオロアルキルカルボン酸塩等の含フッ素系
界面活性剤等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を
用いることができる。
前記濃色系インクに配合できる前記水溶性グリコール類
としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、トリエチレングリコール、テトラエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、トリプロピレングリコール、分子量2000以下
のポリエチレングリコール、1,3−プロピレングリコ
ール、イソプロピレングリコール、イソブチレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオ
ール、グリセリン、メソエリスリトール、ペンタエリス
リトール等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用
いることができる。
淡色系インクにおいては、好ましくは5〜20重量%、
更に好ましくは8〜15重量%であり、また、前記濃色
系インクにおいては、好ましくは5〜30重量%、更に
好ましくは10〜20重量%である。
前記濃色系インクに配合できる前記糖類としては、例え
ば、グルコース、マンノース、フルクトース、リボー
ス、キシロース、アラビノース、ラクトース、ガラクト
ース、アルドン酸、グルシトース、マルトース、セロビ
オース、スクロース、トレハロース、マルトトリオー
ス、アルギン酸及びその塩、シクロデキストリン類、セ
ルロース類等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を
用いることができる。
おいては、好ましくは0〜10重量%、更に好ましくは
2〜6重量%であり、また、前記濃色系インクにおいて
は、好ましくは0〜15重量%、更に好ましくは2〜1
0重量%である。
前記濃色系インクに配合できる前記防黴剤・防腐剤とし
ては、例えば、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェ
ノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサ
イドナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸
ナトリウム、1,2−ジベンジソチアゾリン−3−オン
(AVECIA社のプロキセルCRL、プロキセルBD
N、プロキセルGXL、プロキセルXL−2、プロキセ
ルTN)等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を用
いることができる。
系インク及び前記濃色系インクの何れにおいても、好ま
しくは0.01〜0.5重量%であり、更に好ましくは
0.03〜0.1重量%である。
色系インクには、更に必要に応じて、表面張力調整剤、
pH調整剤、粘度調整剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、
消泡剤、キレート剤、酸素吸収剤等の各種添加剤を含有
させることができ、これらの1種又は2種以上が用いら
れる。
色系インクは、吐出安定性を向上させる観点から、その
表面張力をそれぞれ28〜40mN/mとすることが好
ましく、30〜34mN/mとすることが更に好まし
い。表面張力を前記範囲内とするために、前記表面張力
調整剤を含有させることもできる。
い、測定される。
色系インクは、前記顔料の表面がアニオン性である場
合、印字濃度の向上及び液安定性の観点から、そのpH
をそれぞれ7〜11とすることが好ましく、8〜10と
することが更に好ましい。pHを前記範囲内とするため
に、前記pH調整剤として、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウム等の無機アルカリ類、アンモ
ニア、トリエタノールアミン、エチルジエタノールアミ
ン、ジエチルエタノールアミン等の炭素数6〜10の3
級アミン類等を含有させることもできる。
色系インクは、吐出安定性を向上させる観点から、その
20℃における粘度をそれぞれ2〜10mPa・s、特
に3〜6mPa・sとすることが好ましい。粘度を前記
範囲内とするために、例えば、前記粘度調整剤として、
ロジン類、アルギン酸類、ポリビニルアルコール、ヒド
ロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
ポリアクリル酸塩、ポリビニルピロリドン、アラビアゴ
ムスターチ等を含有させることもできる。また、後述す
るように、前記淡色系インク及び前記濃色系インクの各
色での固形分濃度を調整することにより、吐出安定性及
び色再現の向上を図ることができる。
色系インクを調製する方法は、従来公知の装置、例え
ば、ボールミル、サンドミル、アトライター、バスケッ
トミル、ロールミル等を使用して調製することができ
る。その際、各色のインクそれぞれの粘度、固形分濃度
(前記顔料及び前記ポリマー微粒子の合計量の重量濃
度)、並びに前記浸透剤等の他の成分(顔料、溶剤及び
ポリマー微粒子以外の成分)の含有量が、各色インク間
でそれぞれ、ほぼ同一となるように調整することが、イ
ンク特性の色毎の差を少なくして、印字品質及び吐出安
定性を高めると共に、ヘッドの駆動電圧や駆動周波数等
の制御をし易くする観点からより好ましい。本発明のイ
ンクジェット記録用インクセットにおいては、前記顔料
の含有量が相対的に少なく、粘度が相対的に低くなりが
ちな前記淡色系インクには、前記ポリマー微粒子が一定
量含有されており、前記顔料の含有量が相対的に多く、
粘度が相対的に高くなりがちな前記濃色系インクには、
前記ポリマー微粒子が含有されないか又は該淡色系イン
クよりも少量含有されているので、該淡色系インクと該
濃色系インクとで、前記粘度及び前記固形分濃度の差が
それぞれあまりなく、前記調整が容易に行える。
は、粗大粒子を除去することが好ましい。例えば、前述
の各成分を配合して得られたインクを、メンブレンフィ
ルターやメッシュフィルター等のフィルターによって、
好ましくは1μm以上、更に好ましくは0.5μm以上
の粒子を除去する。このような処理を行うことによっ
て、ノズルに目詰まりしないインクが得られる。
トは、この種のインクセットと同様に、インクジェット
記録装置(インクジェットプリンター)に搭載され、普
通紙及び専用紙に対して、同一のシステムで文字及び/
又は画像を形成することができる。その際、普通紙に
は、複数色の前記濃色系インクを主に使用し、専用紙に
は、複数色の前記淡色系インクを主に使用する。具体的
には、普通紙には、複数色の前記濃色系インクを、該普
通紙に対するインクの全吐出量の好ましくは60%以
上、更に好ましくは70%以上で使用し、専用紙には、
複数色の前記淡色系インクを、該専用紙に対するインク
の全吐出量の好ましくは60%以上、更に好ましくは7
0%以上で使用する。本発明のインクジェット記録用イ
ンクセットは、このように使用されることにより、普通
紙又は専用紙の何れに対しても、発色性に優れた文字及
び/又は画像を形成することが可能となる。また、主と
して専用紙に用いられる複数色の前記淡色系インクに
は、それぞれ前記ポリマー微粒子が所定量(前記濃色系
インクよりも多量)含有されているので、専用紙に対し
て耐擦性に優れた文字及び/又は画像を形成することが
できる。
らにドライバーが搭載されてあり、そのドライバーの設
定を切り替えることにより、普通紙及び専用紙に対して
同一の記録装置で文字及び/又は画像を形成することも
できる。具体的には、ユーザの希望に応じて、ドライバ
ーの設定を切り替えて普通紙及び専用紙の選択が可能と
なる。
明するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1、2及び3は、本発明のインクジェット記
録用インクセットの実施例である。また、比較例1〜3
は、前記ポリマー微粒子(エマルジョン)の含有量が本
発明の範囲外である比較例であり、比較例4は、淡色系
及び濃色系インクの各色インクの固形分が本発明の範囲
外である比較例である。また、実施例4及び5は、本発
明のインクジェット記録方法の実施例である。また、比
較例5〜9は、インクジェット記録方法の比較例であ
る。
制限されるものではないことはいうまでもない。尚、以
下の例中、「部」及び「%」は、特に明示しない限りそ
れぞれ重量部及び重量%を示す。
製方法〕に従って得られた自己分散型顔料、及び下記
〔エマルジョンの調製〕で得られたエマルジョンA〜D
を用いて、それぞれ下記組成の8色の顔料インクを調製
し、淡色系インクとしてライトブラック(Lk)、ライ
トシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)及びライト
イエロー(Ly)の4色の顔料インクを備え、濃色系イ
ンクとしてブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ
(M)及びイエロー(Y)の4色の顔料インクを備えた
インクセット1を得た。
ンの一製造方法〕に従い、ポリマー微粒子を分散質とす
るエマルジョンA〜Dを得た。調製時に用いたモノマー
溶液及び反応液の組成をそれぞれ下記表1に示す。
1における4色の前記濃色系インクがエマルジョン(ポ
リマー微粒子)を含有していない以外は、該インクセッ
ト1と同一組成の8色の顔料インクを備えたインクセッ
ト2を得た。
料インクを備えたインクセット3を、実施例1と同様に
調製した。 <ライトブラックインクの組成> カーボンブラック(三菱化学製#990) 1.5% エマルジョンB(ポリマー微粒子の濃度として) 7.0% 前記一般式(I)で表される化合物 5.0% (R;メチルイソブチルカルビノール基、m=5、n=1.5、PO,EOの順 に付加) ジプロピレングリコール 5.0% サーフィノールTG 1.2% トリエタノールアミン 0.1% イオン交換水 バランス 計 100%
1における全てのインクがエマルジョン(ポリマー微粒
子)を含有していない以外は、該インクセット1と同一
組成の8色の顔料インクを備えたインクセット4を得
た。
1における各インクのエマルジョン(ポリマー微粒子)
の含有量(濃度)をそれぞれ下記に示す通りとした以外
は、該インクセット1と同一組成の8色の顔料インクを
備えたインクセット5を得た。
1における各インクのエマルジョン(ポリマー微粒子)
の含有量(濃度)をそれぞれ下記に示す通りとした以外
は、該インクセット1と同一組成の8色の顔料インクを
備えたインクセット6を得た。
3おける各インクのエマルジョン(ポリマー微粒子)の
含有量(濃度)をそれぞれ下記に示す通りとした以外
は、該インクセット1と同一組成の8色の顔料インクを
備えたインクセット7を得た。 <ライトブラックインクの組成> カーボンブラック(三菱化学製#990) 1.5% エマルジョンB(ポリマー微粒子の濃度として) 7.0% 前記一般式(I)で表される化合物 5.0% (R;メチルイソブチルカルビノール基、m=5、n=1.5、PO,EOの順 に付加) ジプロピレングリコール 5.0% サーフィノールTG 1.2% トリエタノールアミン 0.1% イオン交換水 バランス 計 100%
ンクの温度20℃における粘度を、保湿効果を有するグ
リセリン、ジオールあるいはグリコール等の添加量を増
減しながら、それぞれ4〜5mPa・sに調整した。そ
の後、インクセット1を、インクジェットプリンター
(商品名「PM750C」、セイコーエプソン製)に搭
載し、普通紙には、該普通紙に対するインクの全吐出量
の70%を4色の前記濃色系インクが占める(残りは、
4色の前記淡色系インク)ように、また、専用紙には、
該専用紙に対するインクの全吐出量の70%を4色の前
記淡色系インクが占める(残りは、4色の前記濃色系イ
ンク)ように、インクセット1を使用して、それぞれ各
色のベタ印字を行って印刷物を作製した。
代えて、実施例2のインクセット2を用いた以外は実施
例4と同様にして、印刷物を作製した。
代えて、比較例1のインクセット4を用いた以外は実施
例4と同様にして、印刷物を作製した。
代えて、比較例2のインクセット5を用いた以外は実施
例4と同様にして、印刷物を作製した。
代えて、比較例3のインクセット6を用いた以外は実施
例4と同様にして、印刷物を作製した。
は、該普通紙に対するインクの全吐出量の50%を4色
の前記淡色系インクが占める(残りは、4色の前記濃色
系インク)ように、また、専用紙には、該専用紙に対す
るインクの全吐出量の50%を4色の前記濃色系インク
が占める(残りは、4色の前記淡色系インク)ように、
インクセット1を使用した以外は実施例4と同様にし
て、印刷物を作製した。
は、該普通紙に対するインクの全吐出量の70%を4色
の前記淡色系インクが占める(残りは、4色の前記濃色
系インク)ように、また、専用紙には、該専用紙に対す
るインクの全吐出量の70%を4色の前記濃色系インク
が占める(残りは、4色の前記淡色系インク)ように、
インクセット2を使用した以外は実施例5と同様にし
て、印刷物を作製した。
及び3)並びに比較例1〜4(インクセット4〜7)の
インク粘度合わせ及びインク吐出特性を下記のようにし
て評価した。それらの結果を下記表2に示す。
中における各色インク間の粘度のばらつきを、粘度比を
とって評価した。評価は下記評価基準により行った。 (評価基準) A:良好(粘度比が±5%以内)。 B:実用レベル(粘度比が±10%以内)。 C:実用レベルにない(粘度比が±15%以内)。 D:実用レベルにほど遠い(粘度比が±15%を超え
る)。
を印刷して、各色ごとの印刷ズレがあるかどうかを目視
にて観察しながら、必要に応じてプリンターの吐出電圧
や吐出周波数等の吐出制御信号等をコントロールし、こ
のときのインク吐出特性を評価した。評価は下記評価基
準により行った。 (評価基準) A:良好(吐出制御を同一の系で可能である)。 B:実用レベル(多少の制御を要する)。 C:実用レベルにない(大幅な制御を要する)。 D:実用レベルにほど遠い(別系統の回路が必要であ
る)。
印刷物について、発色性及び耐擦性を下記の方法で評価
した。それらの結果を下記表3に示す。
eroxP」、ゼロックス製)及び専用紙(エプソンプ
リンター用専用光沢紙)それぞれに、前述の如くベタ印
字して得られた印刷物を、温度25℃、相対湿度50%
RHの環境下で、24時間放置した。その後、光学濃度
計(型番「SPM−50」、グレタグ製)を用い、黒色
(Lk及びK)のベタ印字部については、その光学濃度
(OD)を測定し、また、カラー(Lc、Lm、Ly、
C、M及びY)のベタ印字部については、その彩度(C
*)を測定して、それぞれ下記評価基準により評価し
た。 (評価基準) A:普通紙;ODが1.3以上、且つC*が50以上。 専用紙;ODが1.5以上、且つC*が60以上。 発色性良好。 B:普通紙;ODが1.2以上1.3未満、且つC*が
40以上50未満。 専用紙;ODが1.3以上1.5未満、且つC*が50
以上60未満。 実用上問題なし。 C:普通紙;ODが1.2未満及び/又はC*が40未
満。 専用紙;ODが1.3未満及び/又はC*が50未満。 実用に堪えない。
eroxP」、日本ゼロックス製)及び専用紙(商品名
「スーパーファイン専用紙」、セイコーエプソン製)そ
れぞれにベタ印字して得られた印刷物におけるベタ印字
面上に、それぞれ消しゴム(幅20mm)を傾斜度60
。で固定し、その上から1kgの荷重をかけて、ベタ印
字面上を10往復して擦り、その時の各該ベタ印字面の
状態を目視で観察し、下記評価基準により評価した。 (評価基準) A:印字面にキズ、ハガレがない。耐擦性良好。 B:印字面にキズが入る。実用上問題なし。 C:印字面ハガレが発生する。実用に堪えない。
例1、2及び3のインクセット(インクセット1、2及
び3)は、比較例1〜4のインクセット(インクセット
4〜7)に比して、インク粘度合わせ及びインク吐出特
性に優れることが分かる。特に比較例2、3及び4のイ
ンクセット(インクセット5、6及び7)は、インク粘
度合わせ及びインク吐出特性に劣り、インクの吐出制御
が行いにくいものであることが分かる。
に、実施例4及び5の印刷物は、比較例5〜9の印刷物
に比して、発色性及び耐擦性に優れることが分かる。
ットによれば、被記録メディアとして、普通紙又はイン
クジェット記録専用紙の何れを用いても、同一のシステ
ムで発色性及び耐擦性の何れにも優れた文字及び/又は
画像を形成することができる。また、本発明のインクジ
ェット記録用インクセットによれば、各色のインクそれ
ぞれの粘度及び固形分濃度を、各色のインク間でそれぞ
れほぼ同一となるように調整することができるので、各
インクのインク吐出における周波数依存性、吐出量依存
性等の吐出制御が行い易い。
Claims (29)
- 【請求項1】 複数色の淡色系インクと、複数色の濃色
系インクとを有するインクジェット記録用インクセット
において、 複数色の前記淡色系インク及び複数色の前記濃色系イン
クは、それぞれ少なくとも顔料及び溶剤を含有してお
り、 複数色の前記淡色系インクは、それぞれポリマー微粒子
を含有しており、 複数色の前記濃色系インクは、それぞれ前記ポリマー微
粒子を含有していないか又は該ポリマー微粒子を前記淡
色系インクよりも少量含有しているインクジェット記録
用インクセット。 - 【請求項2】 複数色の前記淡色系インクが、ライトシ
アンインク、ライトマゼンタインク及びイエローインク
であり、複数色の前記濃色系インクが、ブラックイン
ク、シアンインク及びマゼンタインクである請求項1記
載のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項3】 複数色の前記淡色系インクが、ライトシ
アンインク、ライトマゼンタインク及びイエローインク
であり、複数色の前記濃色系インクが、ブラックイン
ク、シアンインク、マゼンタインク及びダークイエロー
インクである請求項1記載のインクジェット記録用イン
クセット。 - 【請求項4】 複数色の前記淡色系インクが、ライトブ
ラックインク、ライトシアンインク、ライトマゼンタイ
ンク及びイエローインクであり、複数色の前記濃色系イ
ンクが、ブラックインク、シアンインク及びマゼンタイ
ンクである請求項1記載のインクジェット記録用インク
セット。 - 【請求項5】 複数色の前記淡色系インクが、ライトブ
ラックインク、ライトシアンインク、ライトマゼンタイ
ンク及びイエローインクであり、複数色の前記濃色系イ
ンクが、ブラックインク、シアンインク、マゼンタイン
ク及びダークイエローインクである請求項1記載のイン
クジェット記録用インクセット。 - 【請求項6】 前記淡色系インクが、前記ポリマー微粒
子を0.5〜10重量%含有しており、前記濃色系イン
クが、前記ポリマー微粒子を0〜5重量%含有している
請求項1〜5の何れかに記載のインクジェット記録用イ
ンクセット。 - 【請求項7】 前記ポリマー微粒子の平均粒子径が50
〜250nmである請求項1〜6の何れかに記載のイン
クジェット記録用インクセット。 - 【請求項8】 前記濃色系インク及び前記淡色系インク
の表面張力が、それぞれ28〜40mN/mである請求
項1〜7の何れかに記載のインクジェット記録用インク
セット。 - 【請求項9】 前記濃色系インク及び前記淡色系インク
が、更に、それぞれアセチレングリコール系界面活性剤
を含有しており、該アセチレングリコール系界面活性剤
の含有量が0.5〜3重量%である請求項1〜8の何れ
かに記載のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項10】 前記濃色系インク及び前記淡色系イン
クが、更に、それぞれジエチレングリコールモノ−n−
ブチルエーテル(DEGmBE)、ジエチレングリコー
ルモノ−t−ブチルエーテル(DEGmtBE)、トリ
エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル(TEG
mBE)、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエー
テル(PGmBE)、ジプロピレングリコールモノ−n
−ブチルエーテル(DPGmBE)及び下記一般式
(I)で表される化合物からなる群から選ばれる1種又
は2種以上の浸透剤を含有しており、該浸透剤の含有量
が1〜20重量%である請求項1〜9の何れかに記載の
インクジェット記録用インクセット。 [化1] RO−(PO)m−(EO)n−H (I)(式
中、Rは、炭素数4〜10のアルキル基を示し、PO
は、プロピレンオキシ基を示し、EOは、エチレンオキ
シ基を示す。 m≧1、n≧0、m+n≦20。) - 【請求項11】 前記顔料が、自己分散型顔料及び/又
は分散剤分散顔料である請求項1〜10の何れかに記載
のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項12】 前記自己分散型顔料が、その表面にカ
ルボキシル基、カルボニル基、ヒドロキシル基又はスル
ホン基から選ばれる1種又は2種以上の官能基を有する
請求項1〜11の何れかに記載のインクジェット記録用
インクセット。 - 【請求項13】 前記濃色系インク及び前記淡色系イン
クそれぞれに含有される前記顔料及び前記ポリマー微粒
子の合計量が、それぞれ5〜15重量%である請求項1
〜12の何れかに記載のインクジェット記録用インクセ
ット。 - 【請求項14】 複数色の前記濃色系インクが、主に普
通紙に用いられ、複数色の前記淡色系インクが、主にイ
ンクジェット記録専用紙に用いられる請求項1〜13の
何れかに記載のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項15】 複数色の淡色系インクと、前記淡色系
インクの各色と同一色相からなる複数色の濃色系インク
とを有するインクジェット記録用インクセットであっ
て、 複数色の前記淡色系インクは、顔料、ポリマー微粒子及
び溶剤を含有しており、複数色の前記濃色系インクは顔
料及び溶剤、又は顔料、ポリマー微粒子及び溶剤を含有
し、顔料及びポリマー微粒子を固形物とすると、 前記淡色系インクの各色インクでの該固形物重量パーセ
ントをX%とし、前記淡色系インクの各色と同一色相の
前記濃色系インクの該固形物重量パーセントをY%とす
ると、 0.8・X ≦ Y ≦ 1.2・X の関係を有するインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項16】 複数色の前記淡色系インクが、ライト
ブラック、ライトシアンインク、ライトマゼンタインク
及びライトイエローインクであり、複数色の前記濃色系
インクが、ブラックインク、シアンインク、マゼンタイ
ンク及びイエローインクである請求項15に記載のイン
クジェット記録用インクセット。 - 【請求項17】 前記淡色系インクが、前記ポリマー微
粒子を0.5〜10重量%含有しており、前記濃色系イ
ンクが、前記ポリマー微粒子を0〜5重量%含有してい
る請求項15又は16に記載のインクジェット記録用イ
ンクセット。 - 【請求項18】 前記ポリマー微粒子の平均粒子径が5
0〜250nmである請求項15〜17の何れかに記載
のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項19】 前記濃色系インク及び前記淡色系イン
クの表面張力が、それぞれ28〜40mN/mである請
求項15〜18の何れかに記載のインクジェット記録用
インクセット。 - 【請求項20】 前記濃色系インク及び前記淡色系イン
クが、更に、それぞれアセチレングリコール系界面活性
剤を含有しており、該アセチレングリコール系界面活性
剤の含有量が0.5〜3重量%である請求項15〜19
の何れかに記載のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項21】 前記濃色系インク及び前記淡色系イン
クが、更に、それぞれジエチレングリコールモノ−n−
ブチルエーテル(DEGmBE)、ジエチレングリコー
ルモノ−t−ブチルエーテル(DEGmtBE)、トリ
エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル(TEG
mBE)、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエー
テル(PGmBE)、ジプロピレングリコールモノ−n
−ブチルエーテル(DPGmBE)及び下記一般式
(I)で表される化合物からなる群から選ばれる1種又
は2種以上の浸透剤を含有しており、該浸透剤の含有量
が1〜20重量%である請求項15〜20の何れかに記
載のインクジェット記録用インクセット。 [化2] RO−(PO)m−(EO)n−H (I)(式
中、Rは、炭素数4〜10のアルキル基を示し、PO
は、プロピレンオキシ基を示し、EOは、エチレンオキ
シ基を示す。 m≧1、n≧0、m+n≦20。) - 【請求項22】 前記顔料が、自己分散型顔料及び/又
は分散剤分散顔料である請求項15〜21の何れかに記
載のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項23】 前記自己分散型顔料が、その表面にカ
ルボキシル基、カルボニル基、ヒドロキシル基又はスル
ホン基から選ばれる1種又は2種以上の官能基を有する
請求項15〜22の何れかに記載のインクジェット記録
用インクセット。 - 【請求項24】 前記濃色系インク及び前記淡色系イン
クそれぞれに含有される前記顔料及び前記ポリマー微粒
子の合計量が、それぞれ5〜15重量%である請求項1
5〜23の何れかに記載のインクジェット記録用インク
セット。 - 【請求項25】 複数色の前記濃色系インクが、主に普
通紙に用いられ、複数色の前記淡色系インクが、主にイ
ンクジェット記録専用紙に用いられる請求項1〜24の
何れかに記載のインクジェット記録用インクセット。 - 【請求項26】 普通紙又はインクジェット記録専用紙
に、請求項1〜25の何れかに記載のインクジェット記
録用インクセットを用いて文字及び/又は画像を形成す
るインクジェット記録方法であって、 前記普通紙には、複数色の前記濃色系インクを主に使用
し、 前記インクジェット記録専用紙には、複数色の前記淡色
系インクを主に使用するインクジェット記録方法。 - 【請求項27】 普通紙又はインクジェット記録専用紙
に、請求項1〜25の何れかに記載のインクジェット記
録用インクセットを用いて文字及び/又は画像を形成す
るインクジェット記録方法であって、 インクジェット記録用装置のドライバーの設定により、
前記普通紙には複数色の前記濃色系インクを主に使用
し、前記インクジェット記録専用紙には、複数色の前記
淡色系インクを主に使用するように切替可能であるイン
クジェット記録方法。 - 【請求項28】 普通紙又はインクジェット記録専用紙
に文字及び/又は画像を形成するインクジェット記録装
置であって、 請求項1〜25何れかに記載のインクジェット記録用イ
ンクセットを具備するインクジェット記録装置。 - 【請求項29】 請求項26又は27記載のインクジェ
ット記録方法によって記録が行われた記録物。 【0001】
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