折り紙の話。 折り紙の各辺を4等分するようにして折って、 あとは対角線に平行な斜めの線を折ると、次のような格子パターンができます。 さて、この格子の中には「平坦に折りたためるような、折り線のパターン(展開図)」がいくつ隠されているだろうか? ということを考えて、早2年半。 (2012年5月のブログ) その数は約2億6千万通り (2014年12月時点の計算)であることがわかりました。 (2014年11月のブログ) ↓こんな感じのものが2億6千個! いずれも平らに折りたたむことができる。 そうすると、当然気になるのが、 「この約2億6千万通りの展開図を全部折りたたむと、どのような形が出てくるだろうか」 という問題。 これを修士2年の山本陽平君が、解決してくれました。 私が10年くらい前に開発した、展開図から折った形を計算するソフトである「ORIPA」を改造して、 誤差無しで、ユニークな形を列挙