中古品販売大手のブックオフの店舗で不正が発覚。特別調査委員会の報告書により明らかにされた実態は、ありとあらゆる店舗不正の見本市のような様相を呈しています。 監査法人で30年強、うち17年をパートナーとして勤めた「てりたま」です。 このnoteを開いていただき、ありがとうございます。 2024年10月15日、ブックオフグループホールディングス株式会社(以下、ブックオフ)は特別調査委員会による調査報告書(以下、調査報告書)を公表しました。 そこには、調査対象となった26店舗と1事業部において、合計16類型の不正が発見されたと記載されています。 ブックオフグループホールディングス株式会社 特別調査委員会調査報告書より164ページもある調査報告書から、次の2点に絞ってご紹介します。 どんな不正が行われていたか なぜこのような不正が可能だったのか 🫣0. どんな不正が行われていたかブックオフが何を