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高野 忍 氏 ソフトウェア・エー・ジー システムエンジニアリング マネージャー 大手製造業や通信会社に勤務し、多くのプロジェクトにマネージャーとして参画。2006年8月、ウェブメソッド(現ソフトウェア・エー・ジー)に 入社。ユーザー時代の経験を生かし、顧客視点からEAIやSOA、BPMの提案、実装を支援。現在、システムエンジニアリング部門を統括している 中村 秀樹 氏 日本オラクル Fusion Middleware事業統括本部 ビジネス推進本部 パートナービジネス開発部 シニアマネージャー BPMベンダーとEAIベンダーで勤務した後、2006年に日本オラクルに入社。SOAの概念を広く普及するアーキテクト部門を経て、現在はOracle FusionMiddleware のSOA/BPM領域に関する製品戦略を担当している 三好 啓太 氏 SAPジャパン ビジネスユーザ&プラットフォーム事
複数のシステムを疎結合によって連係させる「SOA」(Service Oriented Architecture)が、最近になって再び注目されています。先月には主要ベンダのエンジニアによって「SOAマニフェスト」という原則の宣言なども行われました(参考:「SOAマニフェスト」が発表、SOAの意味が再定義された - Publickey) SOAが最初に注目を浴びたのは2004年頃。当時はまだ実際にSOAを企業のシステム構築に採用できるほどの環境は揃っていませんでしたが、現在ではSAP、オラクル、IBMなど主要ベンダのほとんどがソフトウェア製品にSOAを実装しており、現実的なシステム構築に使えるようになってきました。またBPMN(Business Process Modeling Notation)やBPEL(Business Process Execution Language)といった、SO
トップダウンで、かつ全体最適で進めるべき。既存資産を生かすべき。ビジネスプロセスと関連させるべき。ESBを使うべき――SOAには様々な「べき論」が付きまとう。 もちろん理想型を知るのは大切だ。しかし、べき論を追求しすぎるとSOAのハードルが一気に上がってしまう。「ビジネス視点」で「サービス化」を目指すという最低線を押さえるのが、一歩目を踏み出す出発点となる。 ボトムアップ型SOAも可能 「日本企業が得意なのはやはりボトムアップ型のアプローチ」。Web技術や開発に詳しいノークリサーチの岩上由高シニアアナリストが提案するのは、「ボトムアップ型SOA」だ(図1)。 最初のステップとして、現場の担当者にシステムに絡んだ業務上の課題を挙げてもらう。その際に現在や今後の課題、「こうだとイヤだ」といった小さなことまで「網羅的に課題を収集するのが重要」(岩上氏)。 ステップ2では、システムが提供する解決策
米インテルが6年がかりで全社の基幹系システムの見直しを進めている。SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づき、変化に追従可能なシステムの実現を狙う。売上高4兆円、システム部員約5500人を抱える同社だが、実はデータやアプリケーションが各業務でバラバラという日本企業と同じ悩みを抱えていた。 世界最大の半導体メーカー、米インテル。2007年12月期の売上高は383億米ドル(約4兆円)。売上高は前年比108%と微増だったが、営業利益は同145%の82億ドル(約8600億円)に上る。粗利益率55%強を保つIT業界屈指の高収益企業だ。 社内システム向けの投資規模もケタ違いだ。世界117拠点にデータセンターを持ち、全世界で約5500人のシステム部員を抱える同社の年間IT予算は約 10億ドル(約1050億円)。日本企業の平均年間IT投資額(経済産業省調べで7億2500万円)のほぼ150倍の規模だ。 イ
安瀬和博(あんせ かずひろ)パートナーがこの5月から率いるIBCSのバリュー・デリバリー・センターは、SAPの名前こそ付いていないが、SAP製品を中核として経営戦略の策定からシステムの導入・運用管理までを包括的に支援する部隊として2005年に発足した。現在、約500名の陣容を誇る 「SAPのアドオン開発は悪なのか? 本当はその企業の強みであり、誇りでもあるはずだ。SOAのアプローチで再利用できるようにしておけば、気兼ねなく使い続けられる」── IBMビジネスコンサルティングサービス(IBCS)のバリュー・デリバリー・センターを率いる安瀬和博パートナーは、パッケージのアドオン開発を絶対悪とみる風潮に疑問を投げかける。 日本アイ・ビー・エムとそのコンサルティング会社であるIBCS、およびSAPジャパンはちょうど1年前の2007年7月、「イノベーション・ラボ for エンタープライズSOA」を立
ところでSOAでソフトを再利用とか簡単にいってしまうと眉唾というか,すぐプロトコルとかコンポーネント・モデルとかメソトロジに関心がいきがちなのだが,実際のところ再利用できるコンポーネントをつくるには,使い捨てコンポーネントをつくるより費用と期間がかかるのであって,そのコストを正当化できる理由なり仕組みがあるかどうかも重要である.ただ部品化するためにコストが増えるだけでは生産性は却って低くなりかねない. 世にこれだけ,どう儲けるか見当もつかないWeb 2.0ベンチャーが跋扈して,せっせとAPIを公開しているのも,広告バブルもさることながら,うまくするとGoogleやYahoo!が買収してくれるかもねー,というプレミアムが織り込まれていたりする訳だ. ソースを公開すれば誰か勝手に書き直して使ってくれるだろうとか,銀の弾丸的部品化技術が腐ったコードも万能にしてくれるとか,そんな虫のいい話はどこに
ここ数年、SOA(Service-Oriented Architecure:サービス指向アーキテクチャ)は、常に、重要ITキーワードとして注目を浴び続けてきた。しかしながら、現在その注目度に見合うほど普及しているかと言えば、残念ながら必ずしもそうであるとは言い切れない。そうした現状を憂う一部のユーザー企業の間からは、「SOAはバズワードではないか」との声さえ聞かれるようになってきた。そこで本稿では、SOAの現状と将来動向をあらためて整理するとともに、その本質的なメリットを享受するために、CIOはSOAにどのように取り組めばいいのかを考えてみたい。 生熊清司 アイ・ティ・アール シニアアナリスト ● text by Seiji Ikuma 期待と現実との間に横たわる大きなギャップ ビジネスの継続と発展を支えるITシステムをいかに効率よく構築し運用していくかは、CIOならびにIT部門長にとって
ここ最近、Web 2.0およびエンタープライズ2.0分野の中核的な存在である「マッシュアップ」アプリケーションと、SOA分野の中核的な存在である「コンポジット」アプリケーションの類似点および相違点に関する議論をたびたび耳にする。両者の本質は同じであり、生き別れになった双子のようなものなのだろうか。ZDNetのブロガーDana Gardner氏が主催する「BriefingsDirect」ポッドキャストに先日参加したが、そのときもこうしたテーマが話題に上った。 SOAの専門家として知られるDave Lithincum氏は「InfoWorld」サイトに寄稿した記事に、SOAとマッシュアップを同調させた、「マッシュウェア」とでも呼ぶべきものが生まれていると書いた。同氏によれば、マッシュウェアは基本的にミドルウェア層で動作し、フィードを処理したり、さまざまなバックエンドシステムに対するインターフェー
「企業がSOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいたシステムを構築する場合、CIO(最高情報責任者)は『CPIO』と『CITO』の2人に分かれるだろう」。SAPジャパンの技術者向けカンファレンス「SAP TechEd 06' TOKYO」の基調講演で独SAP インダストリー ソリューション ジェネラルマネージャーのジム・スナーペ氏はこう語った。CPIOは「チーフ・プロセス・イノベーション・オフィサー」、CITOは「チーフ・インフォメーション・テクノロジー・オフィサー」の略だ。 スナーベ氏は、「SOAの時代には、ビジネスの変化に合わせながらアプリケーションを変更していくことが必要になる。一方で、アプリケーションを管理するためのITインフラが複雑になるため、ITインフラの管理がますます重要になっていく」と説明する。 こうした時代には、「企業全体の情報化戦略を見渡すCIOではすべてをこなすせず
2006/10/6 「ITシステムのアップグレードの頻度は下げたいが、CEOからはITによるイノベーションを求められる。多くのCIOはこのジレンマに悩んでいる。SAPの『mySAP ERP 2005』はエンタープライズSOAによってこのジレンマを解消する」。独SAP AGのインダストリー・ソリューション ジェネラル・マネージャー ジム・スナーベ(Jim Snabe)氏は10月5日、都内で開催中の「SAP TechEd '06」で講演し、同社が進めるエンタープライズSOAの効果を強調した。 SAPは現行のERPシステムであるmySAP ERP 2005を2010年までアップグレードしないことを宣言している。機能の追加は拡張パッケージのリリースで対応する。スナーベ氏はmySAP ERP 2005が、ビジネスにフォーカスしたエンタープライズSOAに対応し、既存システムとの連携も可能な柔軟性を持つ
米Microsoftは10月4日(現地時間)、本社キャンパスのある米ワシントン州レドモンドで現在行われている同社主催の「Microsoft SOA & Business Process Conference」において、同社のSOA戦略ならびに今後の製品ロードマップについて説明した。同社では、自身のSOA戦略を「"Real-World" SOA」と表現しており、そのアーキテクチャと重要性の面でSOAならびにWebサービスにおけるユニークなポジションを築いていると強調する。.NET Frameworkを軸に、2007年リリースのOffice Business Application登場をもって一気に攻勢をかける計画だ。 近年のビジネスアプリケーションやインフラにおいて、SOAへの対応は必須要件となりつつある。ユーザーは製品のアップグレードや新規導入の場面で段階的にシステムのSOAへの移行
米Microsoftは米国時間10月4日,サービス指向アーキテクチャ(SOA)に対する取り組み強化策として,新製品などの提供計画を発表した。同社は,米IBM製メインフレーム/サーバーと接続するためのアダプタ「BizTalk Adapter for Host Systems」や,サービス連携時に必要となるEnterprise Service Bus(ESB)用の新しい作成ガイドラインを提供する。 BizTalk Adapter for Host Systemsは,IBMのミッドレンジ・サーバーやメインフレームとWindows環境のあいだで,アプリケーション,データベース,メッセージング/セキュリティ・システムを連携させることができる。2006年中に出荷開始予定の電子商取引向けサーバー・ソフトウエア「BizTalk Server Enterprise Edition」「同Standard」に同
2006/10/4 独SAP AGは9月20日、最新のERPシステム「mySAP ERP 2005」を2010年までアップグレードしないと発表した。機能追加などは拡張パッケージの適用で対応する。mySAP ERP 2005をSOAのプラットフォームと位置付け、豊富なシステム連携機能を提供することで2010年までのビジネスの変化に十分に対応できるとしている。 SAPジャパンのバイスプレジデント ソリューション&マーケティング統括本部長 安田誠氏は10月3日の説明会で、ほかの業務アプリケーションベンダが展開するSOA戦略と、SAPが打ち出している「エンタープライズSOA」戦略の違いを「視点が違う」と説明した。他社が技術的な連携に力点を置くのに対してSAPは、ERPのベストプラクティスをベースに業務に力点を置くと指摘。その象徴がmySAP ERP 2005に盛り込んだ「エンタープライズサービス」
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