日本マイクロソフトは3月22日、ERP製品の最新版となる「Microsoft Dynamics AXクラウド」のサービス提供を始めた。稼働環境が同社のクラウドサービス「Windows Azure」ベースとなり、システムの構築や変更、システム間でのデータ連携の容易さとマルチデバイスからの使いやすさなどを企業ユーザーに訴求していくという。 記者会見した執行役 Dynamicsビジネス統括本部長の岩下充志氏は、Dynamics AXの事業動向について137カ国・地域の法制度や40言語、各国通貨への対応を特徴に、グローバル展開する中堅・大企業での採用が広がっていると説明した。最新版は、同社が掲げるビジネスの生産性向上やクラウドの高度利用を実現する“ビジネスソリューション”になると述べている。 Dynamics AXクラウドの特徴について同社は、システム運用管理機能「Dynamics Lifecyc