「超高速開発」という言葉そのものが誤解を生む、という指摘があります。その定義がはっきりしないというご意見もあります。 これはおそらく、超高速開発によって「短期開発・高生産性・高品質」を実現できる、という営業トークの背景を把握できていないためです。それを正確に伝えない営業に非がある、とお叱りを受けそうですが、それは超高速開発 = 魔法の類と勘違いしていると言わざるをえません。 昨日、超高速開発コミュニティの幹事会で「超高速開発」のシンプルな表現が示されました。次の一文です。 超高速開発は「工程の省略/自動化/標準化」によって、短期開発・高生産性・高品質を実現する手法である。 ここに特段の怪しさはありません。省略可能な工程を廃し、自動化のためのインフラを整備することです。そのためには何らかの標準化が必要です。多くのツールベンダーの営業現場では、表現方法こそ違えど、本質的には同じことを説明してい