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本記事が切っ掛けとなってお声がけを頂き、本記事の増補リファイン版となる記事をSoftwareDesign 2018年1月号のシェルスクリプト特集第2章として執筆しました。リファイン版には、この記事で触れていない文法面での分かりにくさについての解説が含まれています。その文法面での分かりにくさの解説の一部に相当する記事もありますので、ぜひそちらも併せてご覧下さい。 Shell Script Advent Calendarをご覧の皆様、図々しくも5日目に続く2度目のエントリーのPiroです。 前回は自作のBashスクリプト製Twitterクライアントをネタに実装を解説しましたが、今日は他の言語で多少のプログラミング経験はあるんだけど、どうにもシェルスクリプトは苦手だ……という人のための、シェルスクリプトによるプログラミングの勘所を解説してみようと思います。多分、プログラミング入門レベルの人や上級
デフォルト の設定が貧弱→fishならば 無設定で便利機能満載 シェルスクリプト が苦手→fishスクリプトならば シンプル でわかりやすい 無駄に 多機能 で覚えきれない→fishは必要な機能を 厳選 している マニュアルが わかりづらい →fishのマニュアルは 具体例満載 でわかりやすい 設定ファイル を書くのが面倒→fishならば Webブラウザ で設定できる! 補完設定 を書くのが面倒→fishならばmanページを解析して 自動で 補完設定をしてくれる シングルクォート 中にシングルクォートを書けない→fishならば \’ と書ける 関数や環境変数を保存 するのに設定ファイルの書換えが面倒→fishならばその場で 永続化 できる 和訳 マニュアルがない→fishの 最新版公式文書を全訳済 他にもこんな便利機能があります。 Webブラウザのような Auto suggestion ま
目次 当サイトについて bash シェルスクリプト入門 -シェルスクリプトのいろは- コマンド Tips シェルスクリプト Tips 変数を使用する 配列を使用する 入力と出力 if 文と test コマンド for 文の使用方法 while 文の使用方法 case 文の使用方法 関数の使用方法 引数を処理する 終了ステータス シグナルと trap コマンド フィルタを使用した文字列操作 1 フィルタを使用した文字列操作 2 日付を取得する 文字コードと改行コード シェルスクリプトのデバッグ AWK リファレンス (Deprecated) シェルスクリプト ライブラリ 『ether.sh』 お知らせ Bluesky を始めました @sunone.me 変更履歴 2023.10.07 ページ内リンクを修正した。 2021.02.01 このサイトに「もう 1 ページ追加しよう」と思ってから、も
B! 13 0 0 0 sentaku というシェルスクリプトのツールをアップデートしている時に、 文字列のハイライト部分を変換したいことがあったのでそのメモ。 シェルスクリプトでの文字列の装飾 sedで削除する sentaku シェルスクリプトでの文字列の装飾 printfのコマンドで文字列を出力する際、 printf "\e[7maaa\e[m" とすると、aaaをバックグランドと文字色を反転させて表示させる事が出来ます。 (文字列はクォートで囲う必要あり。) ここで最初の\eはエスケープで[とmで挟まれた7の数字がこの反転を指定しています。 N 表示 0 デフォルト 1 太字(Bold)、または強調表示 2 薄く表示、もしくはsecond colorの指定があればそれ 3 イタリック 4 アンダーライン 5 ゆっくり点滅 (<150/分) 6 素早く点滅 (%gt;150/分) 7
« golang で画像アップロードが簡単に出来る go-imageupload を使ってみた。 | Main | SQLite3でカジュアルにズンドコキヨシ » コマンドラインから JSON を扱うツールとしては jq が一般的ですが、例えば ls を実行した結果を JSON の Array にしたいであったり、コマンドライン引数から簡単に Object を作りたいといった場合には一旦考え込まないといけないくらい使い方が難しかったりします。そんな中でひょいと現れたのが jo です。 GitHub - jpmens/jo: JSON output from a shell JSON output from a shell https://github.com/jpmens/jo 作者である jpmens さんがなぜ jo を作るに至ったかをブログに書いています。 Jan-Piet Mens
とりあえず mycli と aws-shell のスクリーンキャストを見てください。 prompt_toolkit はこのようなリッチコンソールアプリを作るためのライブラリです。 Windows でも動きます。 Jupyter (ipython notebook) を切り離した、コンソール版の ipython も次のメジャーバージョンでは readline ベースから prompt_toolkit ベースに作りなおされています。 ipython 以外にも ptpython というシェルもあり、 ipython の各種 magic が不要な場合はこちらで十分でしょう。 https://github.com/jonathanslenders/python-prompt-toolkit#projects-using-prompt-toolkit には、他にも prompt_toolkit を採用
こういうシェルスクリプトがあるとする. -eしてるので,途中でエラーが出たときには止まってほしい. #!/bin/bash -e echo 1 ehco 2 echo 3 止まってくれ……!! % ./a.sh 1 ./a.sh: line 4: ehco: command not foundちゃんと止まった. ところで,bash ./a.shとか,cat a.sh | bashとかして実行してみると,3まで実行されてしまう!!!. % bash ./a.sh 1 ./a.sh: line 4: ehco: command not found 3 % cat ./a.sh | bash 1 bash: line 4: ehco: command not found 3 こういったことがあってはつらいので,bash -eじゃなくて,set -eしましょう. #!/bin/bash set -
(続編; --expect オプションの酷使について)私の fzf 活用事例 peco 便利ですよね。正直、使い始めてしまうと使わない日はありません。最近の CLI 界隈では選択的インターフェイスやインタラクティブフィルタなどと呼ばれるツールが盛んに開発されています。特に peco は ghq との連携で一躍人気が出た気がします。 ghqを使ったローカルリポジトリの統一的・効率的な管理について こんなやつですね。以下は ghq のリポジトリへのアクセスを簡単にするためにスクリプトです。 # Require Bash 4.0+ peco-src() { local selected selected="$(ghq list --full-path | peco --query="$READLINE_LINE")" if [ -n "$selected" ]; then READLINE_LI
原文は2015年8月22日時点のものを利用しており、それ以降に追記、更新されている可能性があります。 本翻訳は原作者の許可を得て公開されています。 Thanks for GreyCat! このページはBashプログラマーが陥りがちなよくあるエラーについてまとめました。以下の例は全てなんらかの欠陥があります。 クオートをいつも使い、どんな理由があっても単語分割を使わなければ、多くの落とし穴からあなた自身を守ることができます!単語分割はクオート表現をしない場合にはデフォルトでオンになっている、Bourneシェルから継承された壊れたレガシーな設計ミスです。落とし穴の大半はクオートされていない展開になんらか関連し、単語分割しその結果をグロブします。 1. for i in $(ls *.mp3) BASHプログラマーたちがループを書く際にもっとも犯しがちなよくあるミスは以下のような感じです。: f
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 世の中には2種類のEmacs使いがいる。 shellの上でEmacsを使う者と、Emacsの上でshellを使う者だ。 という格言があるかは知りませんが、 ともかくEmacsの上で、快適にshellを使うまでの設定を書いていきます。 さぁ、みんなでEmacsに依存しよう! 1. なんでEmacsの上でshellを使うのか 楽しいからです。 というのがまぁホントのところで。 最後の方で書きますが、やっぱりTerminalを出さないと不便な場面はありますし、 やらなきゃいけない設定も、それなりにあります。 でも、もう少し真面目にメリットを書
を書いておく。以下解説。 set -e エラーがあったらシェルスクリプトをそこで打ち止めにしてくれる(exit 0以外が返るものがあったら止まるようになる)。「あっあれここでうまくいってないからデータ準備できてないのにあれあれっもうやめて!」ってなるのを防げる。 set -u 未定義の変数を使おうとしたときに打ち止めにしてくれる。Perlでいうuse strict 'vars';的なもの。 って気軽な気持ちで書いてしまって、「ん、やたら時間かかると思ったらスペルミスうわなにをするやめ」ってなるのを防げる。 一部だけ例外にしたい はてなブックマークのコメントより -e は command1 || command2 みたいなことが出来なくなるの使うことないな。-uは付けといて良いが。 確かにおっしゃるとおりですね。コマンドの失敗を考慮して書いている部分については(もしくはやたらexit 0以外
ここ最近、沢山シェルスクリプトを書くようになりました。 元々あまりシェルスクリプトを書いたこと無かったので、色々と勉強しつつ書いてるのですが、 他のプログラミング言語とはちょっと違って独特なクセというか、発見の度におぉー!ってなることが沢山あって楽しいです。 そんなわけで、最近学んだり参考にした中で特に感動したシェルの上手い書き方をまとめてみます。 きっとまだ知らないこととかもっと上手くやる方法なんかが沢山見つかりそうなので、 もっといいやり方あるよ!って方はコメントください 何もしない : (コロン)コマンド シェルを書いていた時に非常に欲しかったコマンドがこれ!何もしない! : というコマンド(?)を利用すると、**何もせずに終了ステータス0(つまり正常終了)**を返します。 これが様々な事に使える万能コマンドで、これによって面倒なエラー処理を簡潔にできたり、 入力や出力のリダイレクト
シェルスクリプトの中で、スペース区切りもしくはタブ区切りのレコードを扱うことがよくあると思います。 たとえば、前回のエントリ「AWS CLIとjqを使って、AWSのELBボリュームがアタッチされているEC2インスタンス名を出力するワンライナーを書いた - 双六工場日誌」のスクリプトの出力は以下のようになります。 i-ec56a9f5 vol-07d00601 servername i-ec56a9f5 vol-8f550991 servername このようなレコードの特定の列を取り出して、処理する際にどうするのが効率的か、というのがこのエントリのお題です。 非常に古い話題なので、昔からシェルスクリプトを書いている人には自明な話ではありますが、最近、シェルの標準機能の話を聞く機会がなく、失われつつある技術になってきている気がしているので、改めて確認ということで。 例として挙げたレコードから
シェルプログラミングにおいて、ループカウンタなどをインクリメントするとき、どのようにしますか? いきなりですがサンプルから。 #!/bin/bash COUNT=0 while [ $COUNT -lt 1000 ]; do # 何かの処理 COUNT=`expr $COUNT + 1` # COUNT をインクリメント done expr コマンドを使う? シェルプログラミングの入門記事などを見ると、変数のインクリメントに上記のような COUNT=`expr $COUNT + 1` を用いているものが多くあります。 しかし、この書き方は とても遅い です。空のループを1000回繰り返すだけでも手元の mac (Core i7) で約2秒もかかってしまいました。
exec: exec [-cl] [-a name] file [redirection ...] Exec FILE, replacing this shell with the specified program. If FILE is not specified, the redirections take effect in this shell. If the first argument is `-l', then place a dash in the zeroth arg passed to FILE, as login does. If the `-c' option is supplied, FILE is executed with a null environment. The `-a' option means to make set argv[0] of the
2012/12/13 追記 zsh 4.3.11 以降の新しい機能を使って改良しました。 -> 「zsh の vcs_info に独自の処理を追加して stash 数とか push していない件数とか何でも表示する - Qiita」 最近Gitを使い始めた。で、ブランチとか使うようになって、今どのブランチにいるのかをzshのプロンプトに表示したくなってきた。「そういやそんなブログのエントリ、よく見かけるな」と思ってちょっと調べてみた。 gitコマンドを呼び出してなんかやってる例が多いけど、manを読んでたらzsh自体にそういうのが組み込まれてたので紹介。vcs_info ってのを使うと解決する。 zshrcの例 いきなりだけど zshrc の書き方の例。 autoload -Uz vcs_info zstyle ':vcs_info:*' formats '(%s)-[%b]' zstyl
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