仏セベンヌ国立公園で開催されたレイブの参加者ら(2020年8月10日撮影)。(c)Pascal GUYOT / AFP 【8月11日 AFP】フランスの人里離れた高原でこのほど、違法レイブ(野外パーティー)が開催され、子どもを含む約1万人が参加した。ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)を軽視する行為に、地元住民らからは怒りの声が上がっている。同国では、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、5000人以上の集会が禁じられている。 地元当局によると警察は9日朝から、違法レイブの会場となった中部ロゼール(Lozere)県セベンヌ(Cevennes)国立公園の一部を封鎖した。会場には8日深夜以降、参加者が車で続々と集まっていたという。 ロゼール県職員は、当初は治安部隊が厳格な封鎖を実施していたが、参加者らは徐々に帰宅を許され、10日午後の時点で会場に残っていたのは約4500人だったと説