●国立台湾大学によるバイオリンの名器の研究 米国科学アカデミー紀要 (pnas) に掲載された国立台湾大学の研究によると、イタリアで数世紀前に制作されたバイオリンの名器は、その音が人間の声を模倣しているとしている。研究チームを率いた神経科学と化学が専門の戴桓青教授は、音楽愛好家としても知られている。 【こちらも】Google、音声合成システム「Tacotron 2」発表 人間そっくりの音声を合成 ●16世紀に生まれた「現代のバイオリンの原型」 16世紀から18世紀にかけて、イタリアのクレモナで制作された「アマート」や「ストラディバリウス」は、現代の演奏家たちも「完璧な音」と評価をする名器として知られてきた。とくに、16世紀の楽器制作者アンドレア・アマーティは4弦のバイオリンの考案者であり、当時普及していた既存の楽器とは一線を画したバイオリンを製作した。その後、フランソワ・シャノーやフェリッ
年に1回開催されてる世界最大規模の楽器・音楽機材等の見本市「NAMM Show」で登場する、様々な新世代の製品を見ていると、楽器や音楽機材も日々進化していることがわかります。その進化は、音楽をやらない人にとってはなかなかピンとこないかもしれませんが、その進化によって起こる変化が理解できると、音楽の楽しみ方自体が変わるほどのレベルであることがわかります。 今回は、国内楽器メーカーのなかでも、特に意欲的な製品を次々と投入しているローランドの製品群をもとに、知ると大変驚くであろう最新楽器の現状をお伝えしたいと思います。 「アコギのように弾ける」新提案ギターアンプギター向けアイテムを中心に展開する「BOSS」ブランドの製品では、こちらの新提案ギターアンプ「KATANA-AIR」にぜひとも注目してほしいです。 ↑「KATANA-AIR」。予想実売価格は4万3000円前後。テーブルの上に置いておく感じ
究極のペダルボード・コントローラー iRig Stomp I/Oは、4つのフット・スイッチ、エクスプレッション・ペダルに、オーディオ / MIDI インターフェース機能を統合したペダルボード・コントローラーです。 Mac / PCだけでなくiOS端末にも直接接続できますので、ライブ / レコーディングを問わずさまざまな環境でご利用いただける、ペダルボード・コントローラーです。製品登録時の特典として、総額10万円相当を超えるソフトウェアも付属しています。 iRig Stomp I/Oは、視認性に優れたLEDを備える4つのフット・スイッチとエクスプレッション・ペダルで構成されています。 接続したMac/PCまたはiOS上で動作するソフトウェアの操作を、足元のiRig Stomp I/Oで行えます。本体のコントーラーに加え、2系統の外部フットスイッチ/フットペダル端子、さらにはMIDI IN/O
世界中のドラマー志望に朗報か。VRは買えない楽器を練習できるのだ2017.02.06 16:096,716 塚本 紺 選曲もナイスです。 一般人がなんとなく思い描いていたVRの世界を遥かに超えた応用法がどんどんと世に出ていますよね。 そんな中、あまりVRに興味が無かった人たちからも「これは良い!」と注目を集めているのが Emre TanirganさんのVRドラムセット動画。演奏しているのがポケモンのテーマソングというのも素晴らしいです。 ドラマーでありディベロッパーでもあるTanirganさんは、自宅でのドラム練習スペースが無いことがきっかけでこちらのソフトウェア『Paradiddle』を開発し始めたとThe Next Webが紹介しています。『Paradiddle』は、VRの世界でコントローラーを使ってドラムを演奏できるというもの。 ドラム、実はやってみたいんだよね...なんて思っている
「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」でイヤホンジャックが廃止されても、お気に入りのイヤホンを持っているから有線タイプをそのまま使いたい。そんな方も多いのではないでしょうか? とはいえ、付属のLightning変換アダプタを使うと、音質が物足りない…。せっかく高価なイヤホンを使っていても、iPhoneから再生される音そのものが良くなければもったいないですよね。 そこで、iPhoneに挿し込むだけで高音質化できるアイテムをご紹介します! USBメモリのようなコンパクトなDACアンプ iPhone 7を高音質化するアイテム。それは、ずばりDACアンプです! Lightning変換アダプタの感覚で使うことができるので、iPhone 7で有線イヤホンを使っていた人でも抵抗なく使うことが出来るのではないでしょうか。 iPhoneに対応したDACアンプは様々ありますが、外出先でも使うならな
半年ほど前にリリースされて大きな話題になったYAMAHAのDX7を再現するVSTインストゥルメントの音源、DEXED(ディクシード)。オープンソースのフリーウェアとして登場したこともあって、使ってみた、という人も少なくないと思います。私も気になりつつ、しっかり試していなかったのですが、改めてチェックしてみたところ、ユーザーインターフェイスが大幅に変わり、よりカッコよく、使いやすくなっていました。 ちょうどDX7登場から30年。先日の2014楽器フェアでもヤマハブースで展示されたり、ヤマハミュージックメディアからは「DX7 30thアニバーサリーブック」という本も出版されるなど(なぜか、私もインタビューを受けました!)、注目が集まっているDX7ですが、そのDX7のサウンドを使ってみたいという人にとっては非常に嬉しいソフトなので、どうやれば使えるようになるのかを紹介してみたいと思います。 Wi
テクニシャンな社長。 オタマトーンなどで知られる明和電機が新しいトイ楽器を販売しています。その名も「Mr.Knocky」、ドラム型のワイヤーアクショントイです。 ドラムを叩くようにバチ型コントローラーを動かすと、ワイヤーによってMr.Knockyの腕が連動し、ポコポコと小気味いい音が鳴るようになっています。電気も使わず、直感的に遊べるエコなトイ楽器。さっそく明和電機の社長による、大変コミカルな紹介動画を見てみましょう。 いかがだったでしょうか。後半3:47あたりからの、社長の上級テクニックには多くの方が驚かれたことでしょう。正直私も、ここまで高いポテンシャルを発揮してくるとは思いもしませんでした…。 おさらいすると、Mr.Knockyは冒頭に書いた通常の「ドラム式奏法」に加え、机の上などにおいた状態で演奏する「ピアノ式奏法」での演奏ができるトイ楽器。複数台のMr.Knockyを用意すること
IK Multimediaは、同社の最新サウンド・ワークステーション「SampleTank 3」のフリー・バージョンとなる無料ソフトウェア音源「SampleTank 3 Free」をリリースした。 「SampleTank 3 Free」は、特別な機能制限なしに最新のソフトウェア音源のサウンドを無料で楽しめるSampleTank 3のフリー・バージョンだ 同ソフトウェアでは、22種類の限られた数のインストゥルメントのみの利用となる制限は加えられるものの、64-bit ネイティブ・プラグイン、55種類な高品位なエフェクト群、MIDIパターン・シーケンサー機能、再設計されたユーザー・インタフェースやサンプル・エンジン、新機能の「ラウンド・ロビン」や「アーティキュレーション」など、さまざまな先進的機能を、製品版のSampleTank 3と同様に利用できる。 サウンドについては、週ごとにインストゥル
dangoは、シンセサイザーとエフェクトを自在に作成可能にするiPadアプリ「Modal Pro」を発売した。価格は1,000円。 「Modal Pro」は、モジュールを組み合わせて、ユニークな楽器や斬新なサウンドを生み出すことができるiPad向け楽器アプリ。美しく明快なユーザーインターフェイスと充実したチュートリアルは、シンセサイザーの仕組みを学ぶにも最適だ 同アプリでは、音作りに必要な高音質のアナログ・モデリング・オシレーター(三角波/矩形波/ノコギリ波)をはじめ、フィルター、モジュレーター、LFOなどの各種モジュールを、視覚的につなげるだけで自由に構成可能。また、モジュールごとの各種パラメーターは、タブレットでの操作に最適化されたユーザーインタフェースから、直感的かつ詳細に編集も行えるようになっている。 そのほか、Audiobus、AudioCopy、Inter-App Audioな
電卓のようなルックスの「VOCALOOP」は、ヤマハの音源チップ、NSX-1を搭載した音系ガジェット。ボタンを使って日本語の言葉とメロディーを打ち込むことで、リアルタイムにVOCALOID歌わさせることができます。単に歌わせるだけでなく、上部の4基のエンコーダーを使って、ピッチ・シフトやオクターブ・シフト、ノート・レングスといったパラメーターをリアルタイムに変化させることも可能。また、任意のポイントで歌声をループさせることもできます。 Webサイトによれば、“日本語ボーカル特有のグルーブ感で、リアルタイムにVOCALOIDを歌わせることができる”点が「VOCALOOP」の大きなウリのもよう。VOCALOIDをシンセサイザー/音源として改めて捉え直し、“日本語ボーカル独特の響きを用いたループ/ミニマル/クラブ・ミュージックを創るためにデザインした”とのことです。
Bremmers Audio Designは、同社PC/Mac用音楽制作ソフトウェアのiPad対応版となるオーディオ/MIDIマルチトラックレコーディングアプリ「MultitrackStudio」を発売した。価格は2,400円。 「MultitrackStudio」は、iPad1台で本格的なレコーディングを行えるオーディオ/MIDIマルチトラックレコーディングアプリ。同社のMultitrackStudio for Windows/OS Xとデータの互換性を持つ 同アプリでは、最大16オーディオ(ステレオ・モノ)/MIDIトラックでのレコーディングに対応。オーディオ、ピアノロール、ドラム、スコア、MIDIコントロール、拍子/テンポ、ソングなどの各種エディタを装備し、直感的かつ自由に音楽制作が行うことができる。また、オートメションにも対応した多彩なエフェクト群、エフェクトリターンセクション、マ
ニュマークジャパンコーポレーションは、コンピュータ・ベースの音楽制作環境に最適なコンパクトでパワフルなツール「AKAI MPC Element」を発売する。価格は1万5,800円。 「AKAI MPC Element」は、14mmにも満たない薄型軽量ボディに、伝統あるMPC直系のデザインとワークフローを詰め込んだ、最新の音楽ワークステーション 同製品は、USBケーブル1本でコンピュータと簡単に接続できる14mmにも満たない超薄型のボディに、マルチカラーLEDを搭載したMPC伝統の16パッドやノートリピート、Full Level、16 Level、Tap Tempoなどを搭載。また、MPCのフィーリングやデザイン、ワークフローを踏襲した付属の「MPC Essentialsソフトウエア」および1GBもの高品位サウンド・ライブラリが付属しており、いつどんな場所へでも最先端の64bit音楽制作スタ
コルグは、磁石で電子回路をつないで電子工作を行うことを通して、電子回路を楽しく学べるオープンソースのライブラリー"littleBits"とコラボレーションした、モジュラー・アナログ・シンセサイザー自作キット「littleBits Synth Kit」を発表した。価格は1万6,000円で、2013年12月6日より出荷開始予定。 「littleBits Synth Kit」は、専門的な知識不要で、だれでも簡単にオリジナルのモジュラー・アナログ・シンセサイザー作りにチャレンジできる自作キット。アウトプットジャックを装備し、ライブパフォーマンスやレコーディングにも活躍する 同製品は、電子回路や音楽の知識がなくても、自分だけのサウンド・マシンを作り出すことができる自作キット。ふたつのオシレーターモジュールをはじめ、パワー、ランダム、キーボード、シーケンサー、エンベロープ、フィルター、ディレイ、ミック
先日の記事「eVocaloidを搭載したヤマハの次世代音源デバイス、NSX-1の衝撃」の記事で紹介したヤマハのIC、NSX-1。その発表の同日、秋葉原にある会社、スイッチサイエンスから、小さな基板型の歌う音源ボード、eVY1 Shield(eVY1 シールド)という製品が発売になりました。これは、まさにNSX-1を中枢に据えた歌うハードウェアです。 同社のネット通販サイトから売り出されたのですが、私が気づいたときには、すでに売り切れ。半分、手作業での生産ということもあり、売り切れたり、在庫があったりと、しばらく入手困難な状況となりそうですが、先日、スイッチサイエンスにお願いして、1つだけサンプルをお借りしてみました。これが想像していた以上に面白い製品だったので、ビデオも使いながら紹介してみたいと思います。 NSX-1搭載の小さな音源ボード、「eVY1 Shield(ピンヘッダ無し) 」(9
「Modular Synthesizer」は、古のアナログ・シンセサイザーを彷彿とさせる、iOSに対応したモジュラー式シンセアプリ Rhythm studio、BeatBoxm、Digital Bass Lineなどの人気シンセアプリを開発・販売しているPulse Codeは、iOS対応モジュラー式シンセアプリ「Modular Synthesizer」を公開した。価格は無料。 同アプリは、オシレータやフィルターなどの様々なモジュール間をマッチケーブルで接続し、幅広いサウンド・メイキングが行えるモジュール方式を採用したバーチャル・アナログ・シンセサイザー。美しくレンダリングされたリアルなユーザーインタフェースと使い勝手の良いワークスペース、アルペジエータ付き10オクターブキーボードを搭載。また、バックグラウンド再生やAudiobus、外部デバイスや内部シーケンサーによるCoreMIDIコント
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