死者22万人、支出186兆円に=アフガン・イラク戦争―米研究者グループ 時事通信 7月2日(土)17時27分配信 【ワシントン時事】米ブラウン大学(ロードアイランド州)の研究者グループは1日、アフガニスタン、イラク両戦争の死者は計22万4000人、米政府の支出は2兆3000億ドル(約186兆円)に上るとの報告書を発表した。両戦争の実態は不透明な部分が多く、全体像が示されるのはまれ。 「戦争のコスト」と題する報告書によると、少なく見積もった場合の戦死者は米軍6000人、イラク軍9900人、アフガン治安部隊8800人などで、軍関係者は計3万2000人。一方、巻き添えになったイラク、アフガン、パキスタンの一般市民は計17万2000人、反政府勢力などの死者が計2万人という。 【関連記事】 〔写真特集〕アフガニスタン〜泥沼の戦場〜 【特集】フランスの軍用機〜欧州の「疾風」ラファール〜 【