台湾当局系の外郭団体である資訊工業策進会傘下の産業情報研究所(MIC)は5月12日、「2021年EC消費者行動調査」(注)の結果を発表した。同調査によれば、消費者がよく利用するECサイトは、1位ショッピー(61%)、2位momo(59%)、3位PChome 24h購物(43%)、4位Yahoo購物中心(23%)、5位東森購物(12%)となった。 1位となったショッピーは、2015年にシンガポールで設立され、同年にシンガポール、台湾、マレーシア、タイ、インドネシア、ベトナム、フィリピンの7カ国・地域でサービス展開を開始し、現時点では計14カ国・地域へと拡大している。ショッピーは、台湾では特に女性からの支持が高く、同調査の男女別の回答では、女性の1位はショッピー(65%)(2位はmomoで60%)、男性の1位はmomo(58%)(2位はショッピーで57%)となった。 よく利用する海外のショッピ