2007年08月30日15:15 カテゴリ書評/画評/品評Art 書評 - ローマ人の物語IV,V ユリウス・カエザル これを読んで、やたら紹介したくなったので ローマ人の物語IV,V ユリウス・カエサル 塩野七生 Life is beautiful: リーダーに必要とされる感情知性(Emotional Intelligence)今日のエントリーは、Daniel Goleman という人の書いた”What Makes a Leader?” という論文の要約。本書「ユリウス・カエサル」は、塩野七生の最高傑作である「ローマ人の物語」全15巻の中のそのまた最高傑作。単行本でも上下二巻、文庫だと六巻(8-13)という大著だが、それだけの価値はある。 何しろ、書かれているのは、一世紀に一度(once in a century)どころか千年に一度(once in a millenium)かどうかという