ユーザー数の増加に伴って、その規模を容易に拡大できるスケーラブルなWebサイト構築について解説した総合ガイド。何百万人ものユーザーに対応するWebアプリケーション用のインフラを構築するための立証された手順を、実践的な例と最先端テクニックを使ってソフトウェア/ハードウェアの両面から解説します。限られた予算で今日のWebアプリケーションに耐えうる性能を実現したいすべての開発者にとって有用な1冊です。 翻訳者によるサポートページ。 訳者まえがき まえがき 1章 はじめに 1.1 ウェブアプリケーションとは? 1.2 ウェブアプリケーションの構築法 1.3 アーキテクチャとは? 1.4 どう始めるか 2章 ウェブアプリケーションのアーキテクチャ 2.1 階層化されたソフトウェアアーキテクチャ 2.2 階層化技術 2.3 ソフトウェアインタフェースの設計 2.4 A地点からB地点へ 2.5 ソフトウ
おもしろければ、それでいい、という姿勢で読んでいる。これを教養書や歴史書として読む奴の気が知れん(→いわゆる団塊社長)。お題にもあるとおり、これは「物語」として読むのが正解。 例えば、「たら」「れば」の乱発、見てきたような断定口調、その一方で「…と思う」で終わる文章、妄想爛漫、カエサル萌え… 好き放題に書いてる ── それでも威を借るために歴史書からも引用頻々… 史家をチクりチクりと批判しながら。 つまり、往年の名著「男たちへ」で培ったシニカルな目線は、ローマという増幅装置を使って現代へ放射しているんだな ── それが団塊世代には心地よいらしい。ダンナや息子が激しく気の毒に思えるが、日本最高齢の腐女子として、がんばってくださいと、つい応援したくなる。 したがって、楽しめる読み方は、ツッコミを入れながら、塩婆がバッサリ斬った史実や書籍を拾いながらが良い。 「塩婆が言ってることはホントーか?」
満を持して、という形容がぴったりくる。スコット・フィッツジェラルド(1896〜1940)の『グレート・ギャツビー』が村上春樹さん(57)による新訳で中央公論新社から出た。人生で巡りあった最も重要な本をどうしても1冊だけ選べと言われたら、「迷うことなく『グレート・ギャツビー』を選ぶ」という村上さんにメールでインタビューした。 〈もし『グレート・ギャツビー』という作品に巡り会わなかったら、僕はたぶん今とは違う小説を書いていたのではあるまいか〉(あとがき) ——『ギャツビー』の主人公ニックの視点は、初期の村上作品に影響を与えているように思います。 「今までとくに自覚はしなかったけれど、あらためて考えてみたら、『ギャツビー抜き』のニックが(とくに望みもしないまま)自前の冒険に乗り出すというのが、僕のある時期の小説の構図みたいになっていたのかもしれませんね」 「ニック・キャラウェイは『いろんなものご
私が二十代でぶいぶいしていたころからもう四半世紀も経つから日本の企業社会も変わったかとも思うけど、観察するにそう変わってもいないようだ。特に、偉い人は生え抜きってやつ。新卒からブリードしてわけで、つまり、そういう境遇だと、会社を辞めるということは、ほぼ、想定されていたという限定だけど人生の終わりを意味する。まあ、リアル人生が終わるわけではないので深刻に考えないように。 このあたりもご参考に⇒新卒就職をし損なうと一生祟るようです、やっぱり。 : bewaad institute@kasumigaseki(2006-09-05) もっとも当時も再チャレンジはできないわけでもないし、奇妙なことに大会社は奇妙な子会社をしこたまもっていてそこから裏口・再投入口があり、それなりにしかるべき人材を調達したりする。傷物、箱書きなし、だけど、これは李朝茶碗ですよ、みたいな。こうした変な入り口は人脈とかでめっ
「日本一のセールスマン」と聞いて、あなたはどんな人を想像しますか?体育会系の押しの強い人とか、この道一筋xx年という人とかを真っ先に考えるのではないでしょうか? 実際は、かなり違うようです。 ■ ■ ■ ■ 日経ビジネス2006/10/23号の特集「日本一売る!逆風を商機に変えた人たち」で、各業界の日本一のセールスが写真つきで合計18人登場しています。プロフィールは下記の通りです。 ●ベンツ販売(ヤナセ、34歳男性) ●機内販売(日本航空、40歳女性) ●薄型テレビ販売(ビックカメラ、20歳女性) ●タクシー運転手(中堅タクシー、43歳男性) ●旅行販売(JTB、35歳女性) ●マンション販売(大京、37歳男性) ●投資信託販売(日本郵政公社、42歳男性) ●東京ドームビール売り(21歳女性) ●試食販売(日本ハム関東エスピー、45歳女性) ●シューズ販売(ライトオン、24歳女性) ●社葬
搾取される若者たち―バイク便ライダーは見た! (集英社新書) 阿部 真大 (→amazon) 本屋で手に取ったら面白そうだったので買ってみました。2006年10月22日発行となっていて、出たばっかりのようです。 amazonの要約 大学を休学した「僕」は、一年間にわたりバイク便ライダーの仕事に従事する。そこで出会ったのは、不安定雇用の立場に甘んじながら、危険労働の現場に積極的に飛び込む、同僚ライダーたちの姿だった。広く他業種を見渡しても、ニート問題や引きこもりでやり玉にあがることの多い若者たちは、むしろ、自ら進んでワーカホリック状態に陥っている。それは一体なぜなのか?東京大学大学院に在籍中の著者が、自らの体験をもとに、同世代の団塊ジュニアが直面する労働・雇用問題を分析した、衝撃の論考。 英国のポリー・トインビー『ハードワーク~低賃金で働くということ』(→amazon)、米国のB.エーレンラ
Randal L. Schwartz, brian d foy, Tom Phoenix 著、伊藤 直也、田中 慎司、吉川 英興 監訳、株式会社ロングテール/長尾 高弘 訳 本書は『初めてのPerl』では説明しきれなかった内容を扱っています。Perlプログラマがステップアップするために必要なPerlのオブジェクト指向メカニズムの基礎となるパッケージ、リファレンス、ハッシュ、配列、サブルーチン、モジュールについて解説し、Perlを使って大規模なプログラムを書く方法を示します。興味深いサンプルコードと章末の練習問題というおなじみのスタイルで、良質な知識を効率よく身に付けられるよう構成されています。Perlプログラマの必読書です。 序文 はじめに 1章 イントロダクション 1.1 必要な基礎知識は 1.2 脚注とはどう付き合ったらよいのか 1.3 練習問題はどうしたらよいのか 1.4 Perl講
下流喰い―消費者金融の実態 2006-10-05-5 [書評・感想][Money] ■須田慎一郎 / 下流喰い―消費者金融の実態 「下流喰い」読了。おそろしい世界です。 幸運なことに、今まで消費者金融のお世話になることなしに暮らして きました。しかしこのご時世、これから先はどうなるか分かりません。 とはいえ、絶対に、これからも借りずに生きていきたい、と思いました。 以上、感想文。 以下、読書メモ: 消費者金融の利用者数は2004年の一年間で2000万人突破。 平均借入額は101万円。 2002年度消費者金融。新規顧客の71.8%が男性。年齢は30未満が44.1%、 30〜40が23%。年収は、500万未満が81.2%(400万未満が65.3%、300万未満 が41.9%、200万未満が16.6%)。これらから、主たる顧客層は 「低収入の若年男性」へシフトしているこ
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン スキーのジャンプ競技の選手が空中に飛び出した瞬間、体に揃えた両手の指先で、飛行姿勢を微妙にコントロールしているところを目撃した著者は、発見したそうです。これは「運転している!」と。 著者は、リレハンメル・オリンピックのメダリストの西方選手にこの一件を早速ぶつけてみました。答えは、「手を動かしているときは、失敗したときなんです」。あの手は、ミスしたから動かしているのであって、ジャンプは空中に飛び出す踏み切りの「蹴り」で決まり。修正は利かないのだという。 メカの詳細もさりながら、「会話」に惹かれる 出鼻をくじかれたものの、著者の取材はここからが始まりです。知るとは、仮説を立てては捨て、理解するたび「分からない」が見えてくることの繰り返しだとも言え
君が何かをしようと思ったときよりも先に、脳がうごめいて何かを決定している、という話がある。ベンジャミン・リベットというひとがやった実験では、そのことが証明されてしまった。およそ300ミリ秒から500ミリ秒、君が決めたと思ったよりも先に脳は何かを決めているのだそうだ。 この実験、スポーツとか、楽器とか、演技とか、その中でもタイミングが重要でかつアドリブ性の高いものを日常的にやっているひとなら、何がおかしいの?と思うだろう。なぜなら彼らは日常的に意識と行動の遅延を体験しているからだ。というよりむしろ「行動する肉体」があまりに早く、それを「意識する私」があまりに遅いことを、知っている。 じゃあやっぱり脳にせよ肉体にせよ、精神とは別の何かが支配していて、君はその奴隷なんじゃないか、自由意志なんてないのじゃないか、という安易な結論に飛びついてどうだ怖いだろう、というのがてつがくのいつものテクニックで
「本当の戦争」は戦争に関する437の質問に回答するもので、たとえば Q:戦争に行った時、負傷したり死んだりする可能性は? A:歩兵なら20%、歩兵以外なら2%。(←僕の要約) このようにシンプルに答えられています。 こういった知識は何か物を作る時には参考になるし、また消費する(映画を見る、漫画を読む)時にも、より深い味わい方を可能にすると思います。 ここでは(この本を図書館に返却する前に)特に記憶に残しておくべき個所をピックアップしたいと思います。 ※この本では基本的にアメリカ軍の話をしています ・世界が平和だった期間は3400年のうち268年。 ・2003年初頭の時点で行われている戦争は30箇所 ・女性も男性同様戦える ・アメリカ軍は自軍の損害の10~20倍の損害を相手に与える強さがある ・新兵訓練ではわざと失敗させ、侮辱し、新兵の自尊心を叩き潰して権威に反抗できないようにする。 ・基礎
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えーと、本日が『サルまん』の正式発売日であります。なんだかここしばらく、秋葉原での「IKKI」スク水表紙完売にはじまり、『サルまん』の当ブログからの予約注文が昨日の時点で530冊を超えるなど、派手な話が続きましたのでうっかりしてましたが、 リアル書店ではこれから ですのでよろしくお願いしたいと思います。 「裏日本工業新聞」のタニグチリウイチさんの8月29日付け日記によると、彼は『サルまん』が売り切れるといけないと思い、昨日の朝一番に池袋ジュンク堂に駆け込んだら意外にすいていてサイン会の整理券番号が8番だったと、なんだ全然買えるではないか、みたいなことを書かれていました。 http://www.asahi-net.or.jp/~WF9R-TNGC/nikko.html しかし、今日が正式発売日ですので、現時点で売り切れたらそのほうが異常です。 俺を含めてけっこう勘違いした人がいると思いますが
(写真上から)これがクマムシのぬいぐるみ。岩波書店が実施している読者アンケートに答えた方のなかから抽選で5名にこのぬいぐるみをプレゼントとのこと(2006年10月31日まで)。<br><a href"http://www.excite.co.jp/book/product/ASIN_4000074628/">『クマムシ?! 小さな怪物』</a>。クマムシファン垂涎モノの1冊</br> クマムシは体長わずか1ミリ以下というちっちゃな生物。「クマムシ」と名前に「クマ」と「ムシ」がついているが、クマでもなければムシでもない「緩歩(かんぽ)動物」と呼ばれるめちゃ乾燥に強い生物なのだ。体から水分が失われ、乾燥すると「樽(たる)」というカチンコチンに干からびた状態になるが、水を与えられると元に戻って動き出すのである。 不思議な生態がフジテレビの「トリビアの泉」やベストセラー『へんないきもの』(バジリコ
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