毒針を持つイソギンチャクがクマノミを刺さない理由を解明したとして、学生を対象にした世界規模の科学コンテストで、4等を受賞した愛媛県大洲市の長浜高校の生徒2人が報告会を開き、全校生徒の前で喜びを語りました。 受賞したのは毒針を持つイソギンチャクがカクレクマノミを刺さない理由の研究で、水中のマグネシウムイオンの濃度が高くなると、イソギンチャクは毒針を出しにくく、カクレクマノミの体全体にも高い濃度のマグネシウムが覆っているとし、共生できる理由を解明しました。 27日は学校で受賞の報告会が開かれ、2人は全校生徒から祝福を受けました。 重松さんはコンテストでの発表や外国の生徒との交流などについて報告し、「発表を終えたあとは、充実感でいっぱいでした」と話しました。 山本さんは「多くの人の支えがなければ、この結果は得られませんでした。これからも研究を頑張ります」と述べました。 そして、上田敏博校長が「2