Firefoxのみをターゲットとした、電子バンキングサイトのログイン情報を盗むマルウェアについて、BitDefenderが警告を発している。(参考:プレスリリース・本家記事) マルウェアは「Trojan.PWS.ChromeInject.A」という名前で、Firefoxのアドオンフォルダ上では「Greasemonkey」に成りすましている。Firefoxが起動すると有効になり、JavaScriptでBarclaysやBank of America、PayPalなど、100以上の金融系および電子送金サイトを識別し、登録されているサイトにアクセスするとIDやパスワードなどのログイン情報を盗み、データをロシアのサーバーに送るという仕組みだ。 マルウェアは、ドライブバイダウンロードや別のものと見せかけてダウンロードさせることによって感染するとのことで、Firefoxのアドオンとして登録されているも