「ゴルゴ13」などで知られる、さいとう・たかをさんなどのマンガの原画、合わせておよそ15万点が秋田県横手市の増田まんが美術館に新たに収蔵されることになり、これを記念して26日、さいとうさんと横手市の市長のオンラインでの対談が行われました。 新たに収蔵されることになったのは「ゴルゴ13」などで知られるさいとう・たかをさんの原画およそ11万点と、「20世紀少年」などの作品で知られる浦沢直樹さんの原画およそ4万点です。 26日は、さいとうさんと横手市の高橋大市長との対談がオンラインで行われ、高橋市長が「日本の宝とも言える原画を預けることを決めていただきありがとうございます」と伝えると、さいとうさんは「こんなにたくさんの原画を保管してもらって本当にありがたい。多くの人に見てもらえれば、こんなにうれしいことはない」と話していました。 横手市の増田まんが美術館には、文化庁の委託を受けて全国の原画の保存
新型コロナウイルスの影響により、休館している美術館のオンライン観覧に注目が集まっている。その代表例がGoogle Arts & Cultureのストリートビューだが、今回はそれ以外の、世界の美術館やギャラリーが独自に提供しているオンラインビューイングやバーチャルツアーの試みを紹介する。 ルーヴル美術館 フランスのルーヴル美術館では、5のバーチャルツアーが提供されている。コースは「FROM AFAR. TRAVELLING MATERIALS AND OBJECTS」や「FOUNDING MYTHS: FROM HERCULES TO DARTH VADER」「POWER PLAYS」など。広大なルーヴルの一部を探索し、レンブラントの名画などお気に入りを見つけてみてはいかがだろうか。 ルーブル美術館のオンラインビューイングよりルーブル美術館のバーチャルツアーよりルーブル美術館のバーチャルツア
パブリック・ドメインの作品画像などの公開を世界でいち早く進めているメトロポリタン美術館が、同館所蔵の日本の古典絵集660冊を無料開放した。 公開されたのは、18〜19世紀につくられた絵集で、葛飾北斎や喜多川歌麿、歌川広重、河鍋暁斎といった日本でも人気の高い絵師たちの作品集がラインナップされている。もっとも多いのは北斎で、107作品を掲載。次いで歌麿が26点、菱川師宣が22点などとなっている。 葛飾北斎『傳神開手 北斎漫画初編』より こうしたデータは、すべてオンラインで閲覧できるのはもちろん、ページごとに画像として保存することもできる。 現物では見れないような、高解像のズームができるのも特徴だ。この機会に、貴重な資料をぜひ堪能してほしい。 河鍋暁斎『暁斎百鬼画談』より酒井抱一『光琳百圖』より
箱根のポーラ美術館が、場所を選ばず美術に親しめるコンテンツを集めたページ「#おうちでポーラ美術館」を公式サイト上に開設した。このページでは、約30のコンテンツを「みる」「よむ」「つくる」「ポーラ美術館を知る」の4つのメニューに分けて紹介。新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中も、自宅から幅広いコンテンツを通じて美術を楽しむことができる。 「みる」では、展覧会や作品の魅力を学芸員が紹介するガイドムービーを公開。これによって、本来の作品展示だけでは伝えきれない絵画や化粧道具の見どころをカバーするという。 「よむ」も、画家や作品に解説を加えることで、より深く美術を楽しめることを目指したメニューだ。マンガや人物相関図などで、画家の人となりやアートの歴史、科学調査によって明らかになった作品の制作過程などを紹介する。 また気軽に手を動かし、つくりながら美術に親しむことを目的とした「つくる」には、塗
西村康稔経済再生担当相は記者会見で、新型コロナウイルスの重点的な対策が必要な「特定警戒都道府県」でも公園、博物館、図書館や美術館は感染防止策を徹底した上で活動を再開できるようにすると述べた。
From 8 January 2020, Paris Musées is offering as Open Content (i.e. making available without charge and without restrictions) 150,000 digital reproductions in High Definition of works in the City’s museums. The launch of Open Content will mark a new stage in Paris Musées’ digitisation policy. It will contribute to enhancing and improving the way our collections are made available and will strength
ポール・セザンヌ Trois baigneuses 1879-82 CC0 Paris Musées / Musée des Beaux-Arts de la Ville de Paris, Petit Palais パリ市立近代美術館やパリ市立プティ・パレ美術館など、パリ市内14の美術館のコレクションを管理する公共団体「Paris Musées(パリ・ミュゼ)」が、これらの美術館が所蔵する約15万点の作品画像を「オープン・コンテンツ」として無料かつ制限なく利用可能にしている。 アメリカのメトロポリタン美術館やシカゴ美術館では、「パブリック・ドメイン」として所蔵作品画像の自由ダウンロードはすでに可能。日本でも、愛知県美術館が所蔵するコレクション1200点以上を営利・非営利にかかわらず開放している。そんななかフランスでは、相当数の作品画像を開放するのはパリ・ミュゼが初めてだ。 「パリ・ミュゼ
東京都現代美術館が「手話による美術館の案内」をYouTubeで公開。国内の美術館では初東京・清澄白河の東京都現代美術館が、YouTubeで「手話による美術館の案内」の動画を公開した。 東京都現代美術館のYouTubeチャンネルより 新型コロナウイルスによる臨時休館にともない、3月14日に開幕予定だった「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」など3展が延期となっている東京都現代美術館。 同館のYouTubeでは4月10日、「手話による美術館の案内」の動画が公開された。この動画は「手話マップ」が監修を行った。手話マップは、ろう者や難聴者など耳の不自由な人たちに、美術に関する情報を提供するプラットフォームだ。 動画では館の概要とともに、エントランス、インフォメーション、企画展示室、コレクション展示室、アトリウム、ミュージアムショップ、美術図書室などを紹介。日本語のテロップも表示されるため、
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