ミラーレス一眼の登場によりコンパクトなレンズ交換式カメラは色々と登場していますが、これほど小さいカメラは他にありません。レンズ交換式のデジタルカメラとして「PENTAX Q」は世界最小。往年のカメラファンならばペンタックスがかつて出していた「Auto 110」を思い浮かべ、ニヤリとされるのではないでしょうか。サイズの小さい110フイルムを使うことで小さなボディを実現し、それでいてちゃんとレンズ交換式の一眼レフカメラであったAuto 110。PENTAX Qはまさにその現代版と言えます。さて、どんな仕上がりなのでしょうか。 これだけ小さなボディで、センサーサイズはコンパクトデジタルカメラと同程度。その描写もある程度想像はつくものですが、「意外に」と言ったら失礼でしょうか、写してみるとこれがなかなかの優れもの。ローパスレスであることで、シャープな描写が得られるのでしょう。「所詮コンデジ」などと