正直言うと、Lispは10年くらい前に一度一通りなめただけで、「なんでこんな使いづらい言語を有り難がる人がいるんだろう」と思って放置していました。 こんな僕は当然、ハッカーを名乗る資格も語る資格もないのですが、最近Lispをもう一度勉強しようといろいろな本を読んでいます。 そのきっかけはこの本 ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち 作者: ポール グレアム出版社/メーカー: オーム社発売日: 2005/01メディア: 単行本 Lispハッカーとして著名なポール・グレアムの本で、彼はLispを使って実際にWebサイトを作り、Yahooに買収され、Yahoo Storeになるなど、実際にLispで商業的成功を収めたという、珍しい人です。 ハッカーと画家、ブログの抜粋らしく、前半は退屈な部分も多いのですが、後半になるとぐんぐん面白くなります。 いかにして彼が世間と戦ってきたか。ライバルが