「女人禁制」「不言様(おいわずさま)」「禊(みそぎ)」――。数々の禁忌に包まれた玄界灘の「沖ノ島」は、1600年以上前から神の島だった。古代祭祀の遺跡がほぼ手付かずの状態で見つかり、貴重な品々も大量に出土している。それら8万点は国宝に指定され、「海の正倉院」の別名も持つ。神職以外の上陸は原則禁止、女性の立ち入りも禁止。いったいどんな島なのか。世界文化遺産への登録が確実になった島に昨年9月、特別に上陸が許された。その後の取材も交え、ほとんど知られることのない「いにしえの島」を報告する。(Yahoo!ニュース 特集編集部) 沖ノ島は福岡県の北、玄界灘に浮かぶ周囲約4キロの孤島である。玄界灘の中央付近にあり、九州本土からの距離は約60キロ。宗像(むなかた)市に属し、島全体が「ご神体」とされてきた。この島は、この7月にも国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に正式登録されることが確実になっ
エルサレムの聖墳墓教会内で、イエス・キリストの遺体が安置されたという石墓を囲んで建てられた聖堂「エディクラ」の修復作業が行われている。(PHOTOGRAPH BY ODED BALILTY, AP FOR NATIONAL GEOGRAPHIC) イスラエルのエルサレムで、キリストの墓と伝えられる石墓の覆いが数世紀ぶりに取り外された。この墓はエルサレム旧市街の聖墳墓教会内にあり、遅くとも西暦1555年から、おそらくそれよりも何世紀も前からずっと、大理石の板で覆われていた。(参考記事:漆喰の下に12世紀のモザイク画を発見、聖誕教会) 修復プロジェクトの協力者で、米ナショナル ジオグラフィック協会付き考古学者のフレデリック・ヒーバート氏は、「石墓を覆う大理石の板を取り除くと、下に充填材が詰めてあって、その量の多さに驚きました」と言う。「科学的分析にはかなりの時間がかかるでしょうが、ついに、キリ
米アップル社の創設者、故スティーブ・ジョブズ氏が日本の「禅(ZEN)」に影響を受け、禅の精神がアップル製品の源泉となった話は有名だ。 欧米や日本における禅ブームが一段落した今、新たな仏教のジャンルに世界の人々の注目が集まりつつある。それは「原始仏教」だ。 原始仏教は今から2500年前、古代インドにおける釈迦の「出家」に始まる。この原始仏教の成り立ち、考えを学ぶことが、ビジネスをする上でも効果的だと唱える研究者がいる。 「世界で最も長く続いた組織が仏教であり、そこから学び取れることはとても多い」――。 原始仏教研究の第一人者である花園大学・佐々木閑教授がそのひとり。佐々木教授は、NHKのEテレで放送している人気番組「100分de名著」で「ブッダ最期のことば」などの解説者としても知られる。同番組のテキストは“ベストセラー”になっており、原始仏教についての関心の高さがうかがえる。 原始仏教と日本
教皇庁の秘密文書保管所(Vatican Secret Archives)は17世紀にバチカン図書館から独立したもので、古いものでは1000年以上前までにさかのぼる大量の文書が保管されています。設立当初は教皇庁内部のごく限られた人々のみがこれらの秘密文書にアクセスできたのですが、1881年にレオ13世により一般の研究者にも公開され、今日では年間1000人ほどのバチカン外部の研究者が訪れます。 その秘密文書のうち105点の文書の複写が初めて本として出版され、その中には13世紀にチンギス・カンの孫グユクが教皇に服従を求めた書簡や、16世紀のスコットランド女王メアリーの嘆願書、サン・ピエトロ大聖堂(上の写真)を設計したミケランジェロが教皇庁に支払いを督促する手紙なども含まれるそうです。 詳細は以下から。Vatican reveals Secret Archives - Telegraph Vati
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